大潟区のメンズの会とは 椿にメジロ、新堀川の桜。

2019年4月9日(火曜日)

午前の診療で、ある方から当上越市大潟区には、メンズの会というものがあることをお聞きした。
その方は会の幹事さんで、70才以上の男性だけによる月一の集まりだという。大潟水と森公園のビジターセンターに集合、体操、散策、昼食、茶話や歌などを楽しむ日課は、とても出席率が良いらしい。

何故男だけの会になったかお尋ねしたところ、以下のお話を聞いた。
そもそも地域の介護予防事業として生き生きサロンがあった。しかし集まるのは女性ばかり、男性はゼロが続いた。そこで男性を対象に似た主旨の集まりを試みたところ、すぐに希望者があり、8年目の今日20名の参加で続いている、ということだった。
参加者を独居男性と老々世帯の男性に限定。長続きを心がけ、人数や内容は現在のレベルで維持したいという。
女性のサポーターが協力されているが、男性にも厨房が得意な人もいて楽しいらしい。

世の中にはまだ隙間がある。年取って大勢の女性達の座に加わると、賑やか過ぎて時に気後れするのも事実。メンズの会はお仕着せではない、良い会ではないかと感心した。
歌うことの健康メリットを訊かれたので、以下のようにお答えした。
心臓と肺に良い、楽しくて気持ちが若返る、認知症の予防になるなど、メモに書いてお渡しした。「みんなきっと喜びますよ」と、その方。良い幹事さんに恵まれていると思った。

 

昼、診療所の椿にメジロの群が来ていた。

 

 

昼休みは美術館に向かったが、直前の犀潟は桜の新堀川を歩いた。

 

時折散歩の人とすれ違う程度で静かな良い場所。

 

美術館の裏手で、ドードーと耕耘機が唸っていた。
入学式が終わり、畑にジャガイモが植わり、田で耕耘機が唸る。
今年の春も様々に動き出した。

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