2020年4月9日

頸城野の道。

2020年4月9日(木曜日)

薄曇りの午後休診日、
車を駆って頸城区は茶臼山公園の東を通過する林道を走ったり歩いたりした。新型コロナウイルスに巻き込まれているうちに、野は芽吹き新緑の装いを始めていた。

美術館からほど近いこの道は、さして高くもないが山道の風情があり、舗装もされている。花を、よしんば鳥にも出遭いたいと思って出掛けた。

 

ポツンポツンとカタクリ
花期のうちに群生を探してみたい。

 

小さな谷あいのユキツバキ。
五枚の花びらに楽しい変化があり、茶席でも喜ばれる。
遠慮しないでばっと開くのも良い。

 

イカリソウ(トキワイカリソウ)。

 

途中の果樹園。

 

ムシカリは真っ白。

 

初めて見たきれいな色の小さなスミレ。
名が分からなかったが、初対面なので訊くわけにもいかない。

 

イワカガミがいっぱい。

 

見慣れたタチツボスミレ。

 

道はおよそこのような感じ。

 

写真の左の方から入り、高い所の林の中を向こうへ抜ける。

途中で来客の知らせがあり、引き返した。

客人はとても趣味の良い人で樹下美術館の常連さん。コロナの四方山に茶道具や棟方志功、あるいは作品の真贋のことなどを話して清々しく過ごした。
いつもより互いに離れて座るのは、それとはなしにコロナを意識しているせいであろう。

 

客人を見送って、新堀川の桜を見た。
(フラッシュを焚いています)

 

林道の帰りがけ期待したエナガの小さな群が枝から枝へ飛んだ。素早さに追いつけずうまく撮れなかった。

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