嬉しい新潟日報の記事。

2022年9月16日(金曜日)

過日新潟日報の取材を受けていた。開館15周年記念企画「齋藤三郎ゆかりの人々展」および倉石隆にちなんだ「ふるさと上越主体美術協会の人々展」についての取材だった。
上越支社の記者Wさんは地域や芸術について広い見識を有され、要点をしぼりながらの取材はお話していて楽しかった。本日その記事が朝刊に掲載された。

取材時間はかなり長かったのでどんな記事になるか心配だったが、想像以上のボリュームにもかかわらず読みやすく、ほっとして感激した。

「上越の芸術文化にふれ」のタイトル、樹下美術館15周年・記念企画展のサブタイトルが付いていた。タイトルに格調があり、二つの企画展それぞれの概要が樹下美術館の紹介とともにとても上手くまとめられていた。

申し分けありません、右下の汚れは朝食のイチジクです。
よろしければ全体を大きくしてご覧下さい。

構想2年。2007年、65才で突然のように開館。精一杯の個人美術館の15年は無謀、冒険の指摘も耳に入らないほどただ夢中に、そしてしばしば楽しく過ぎた。心身に良いものは美しくまた美味しく楽しいはず。それの豊かさを文化と呼んで頂けるなら幸せなことだ、と光栄も感じた。

このたびの記事を読み、私の願い以上のものが自然な文体で書かれ、記者さんの力量に深く感銘を覚え、掲載に感謝を禁じ得ない。
世界と世相は決して明るくない。この度の記事がともした一灯の有り難みは身にしみる。歳は重ねたがこの機会に精一杯歩みを進めたい。

本日、さっそく県内遠方から何組も来館者さんがあった。

二つの企画展の期限は今月20日までだったが、貴重な紹介記事を生かして以下のように延長致します。

「齋藤三郎ゆかりの人々展」「ふるさとゆかり主体美術協会の人々展」
につきまして会期を10月25日(火曜日)までに致します。

ホームページのお知らせは週明け20日に直る予定です。

残りの期間までどうか宜しくお願い申し上げます。

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