花鳥・庭・生き物

来年に備える草木。

2020年8月31日(月曜日)

夜中から朝にかけてかなりの雨が降りました。
ずっと雨を待っていた庭。昼のカフェから見る草木はとても安らいでいるように見えました。

そして草木は来年への備えを始めているようです。

 

 

びっしり蕾を付けた椿、西王母。

 

以下は本日のクリスマスローズです。9月いっぱい成長し来春の花芽の準備に入るということです。
当地のような暑い夏が苦手なクリスマスローズは、本日の雨に最も救われた花かもしれません。葉と茎に水分を含み、見違えるほどしゃんとしていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

小さな株がありました。周囲をほぐし、肥料をやろうと思いました。

クリスマスローズを見ると、来春が楽しみになってきました。

 

 

駐車場にいた大きなバッタ。
こんな危ない所にいる場合ではありません、追うと草むらへ飛んで行きました。

本当に良い雨でした。

お茶席の日曜日 青い蝶、海や雲、月と電車などです。

2020年8月30日(日曜日)

今年からの試み、第四日曜日午後のお茶席を催しています。
今月は都合により第五日曜となり、本日無事行いました。
5人のお客様による一席。恥ずかしながら拙お点前で薄茶を差し上げた次第です。

しゃんとしないお点前にもかかわらず、ご好意あふれるお客様のお蔭で無事終わることが出来ました。
本当に感謝を禁じ得ません、さらに修業をして向上したい、と思います。

本日の茶室。

 

新井野正直作の秋草文卵香盒。
平成4年に県下のご自宅を尋ねて求めました。
鶏卵に蒔絵を施してあります。

 

かって銀座黒田陶苑で求めた古谷和也作、伊賀面取り掛け花入れ。
ミョウガ、オミナエシ、イトススキを入れました。
器の刀のように鋭い形は涼しさを感じさせてくれました。

竹内泰祥堂さんの爽やかなお菓子は秋桜。次回t坪島土平の器とともに紹介させて下さい。

 

終わって着替えて出ると飛び石にアオスジタテハ。

 

農薬などで鳥類や昆虫など弱い生き物が数を減らす世の中。
このように美しい蝶などを見ると嬉しさと、けなげさの余り脳天を打たれたような気持ちになります。

脳天を打たれた後、珍しく雲が良かったので近くの土底浜、そしてほくほく線の水田に行きました。

 

 

 

熱波が続きますが、いよいよ雲や月が良くなるのでしょう。

 

 

 

二年経った愛車プレミオと夕陽を浴びる積乱雲。
雲はあまりの高さで、テッペンが平らになっています。

 

ブーンという軽快なエンジン音の主はドローンでした。
随分遠くまで飛ぶのですね。二人の若者が操っていました。
若者の車や服装はゴージャスではないものの、とても良いセンス。
電車を撮りにきたということ、二人はきっと幸せになると思いました。

暑い一日でしたが、夜半に雨音、ぜひともしっかり降って下さい。
遠雷が聞こえはじめました。

西洋ケイトウの花 「命あっての経済」は人間哲学。

2020年8月29日(土曜日)

夏の殺風景な庭の埋め合わせと、昨日洋もののケイトウを植えました。
本日はその写真です。

 

右手前にあと二株植わっています。
色濃い花ですが、カフェからの遠目が効いて優しく映っています。

 

暑さのせいか、芝のまだらな部分が多いのが気になります。このところホ-ムセンターで土を求めて撒いていますが、30リッターくらい買ってもすぐになくなります。
今年冬までの課題を肥料とともに沢山土をくべることに決めました。

 

午後遅くなってからカフェで休憩しました。
今年入った好評のブルー・キャリコの器でダージリンを頂きました。

さて昨日安倍首相が辞意を表明しました。
どんな立場の人であっても、如何なる場合であっても健康(命)第一は自明の理です。
コロナの一波がすぎると、「経済あっての命」の流れ一筋になってきていました。
しかしいざ我が身、我が事となれば、命が先になるのは至極自然な話ですね。

「経済あっての命」も「命あっての経済」も結局同じ事をしなければなりません。
同じことなら、次の首相にはぜひとも「命あっての経済」、と明言してほしいと思うのです。
一見どちらでも良いことのようですが、実はどちらが哲学的かの問題にほかなりません。
経済は仕事と言い換えることが出来ます。
病はシェア出来ませんが、仕事は究極代わりが効きます。
今度は民生と内需が得意な、哲学ある人になってもらいたい、と願っている所です。

クーラーの効いた部屋に入ると喉の渇きは消えるのか? 炎天下のコスモスの発芽、ムクゲの花。

2020年8月27日(木曜日)

前回、暑さにより薬の血中濃度が上がり、そのことによる症状が現れた例を書きました。
薬はワーファリン、症状は手の甲の皮下出血でした。薬の過剰な働きは検査で確かめられたため、直ちに減量し経過をみることにしました。

二日ほど草刈りと畑仕事で大汗をかいた、とは本人の弁だでしたが、当初は仕事上の打ちみも考えました。
ところでたまたま本日、掛かりつけている奥さんが受診され、〝うちの人は、汗びっしょりになって帰っても、あまり水をのまないのです〟と仰った。
先回は「暑さ慣れ」として、漠とした原因を求めたが、ちょっと違うらしい。
家は常にクーラーが効いているということ。もしかしたら以下のような事があるのではないか、と考えました。

炎天下で大汗をかき、喉が渇いていた。しかしクーラーが効いている家に帰った途端、渇きが消えてしまう?
念のために書物やネットで一瞥してみましたが、これに類する言及は見つかりませんでした。
しかし熱暑下の労働やスポーツで発汗した後、仮によく冷えた部屋に入った場合、本来あるはずの渇きを感じなくなる、ことは起こりそうな気がする。
彼だけの現象かもしれないので何とも言えませんが、水を持って出るのを原則とし、前述のケースでは意識して水を補給すべきでしょう。

喉の渇きを数値化し(感覚値でもいい)、発汗を伴う運動負荷後に常温の部屋とクーラーの部屋で渇きの比較を行う。これは生理学の極めてシンプルな実験モデルのはずですから、私の疑問は、その世界では実証済みの常識だった事も、十分に考えられます。
いずれにしましても、かの奥さんは、二人で気を付けるようにします、と真顔で仰っり、何よりなによりでした。

 

コスモスの芽。ダンスをしているようだ。
長年の念願かなって数日前に撒いたコスモスが一斉に発芽し伸びている。
水やりが楽しみです。

 

ムクゲは昭和の女優さんの趣き。

ムクゲもコスモスもこの炎天下で咲きほこり、あるいは成長している。大したものだと思う。

鵜の池のキアゲハとチョウトンボ 盆花と盆下駄。

2020年8月13日(木曜日)

数日の暑さ続きに比べやや涼しかった盆の入りの本日、当家の墓と隣にある小山作之助の墓を参った。
先祖の霊を迎えるお盆。
やって来る霊は明治や江戸時代くらいからか、平安時代あるいは奈良時代、いっそ縄文時代からの先祖からだろうか、と子供のような事を考えた。
いずれにしても、広い西念寺の墓地は霊でいっぱいになるのであろう。

日中チョウトンボがいればと、鵜の池に出かけた。県立大潟水と森公園の対岸、大潟区長崎新田側だ。

 

湖畔の船着き場跡。右側の道を池に沿って行く。
ずっと向こうに池が広がっている。
ここに菱を採ったり牛馬の餌となる草を刈るための舟を繋いだらしい。

 

ミソハギにキアゲハが来ていた。
軽々した明るい蝶だ。

 

ミソハギは盆花と言われている。私はこの花がとても好きだ。

かって盆花は当地の市に出ていたり、農家の人が売り歩いたりした。
あるいは私は見た事がないが、盆下駄というものもあったらしい。
頸城区の下駄屋さんでは、お盆になると綺麗な下駄をこしらえ、リアカーで売り歩くことも行われていたという。
お盆が近づくころ旦那さんの家に行くと、床の間に上等が盆下駄がずらりと並び、とても良い漆の匂いがしていた、とお年寄りから最近聞いた。

以下は湖畔で見たチョウトンボです。

 

過日の長峰池よりも接近して撮れました。

長峰池のチョウトンボ。

2020年8月10日(月曜日)

正午過ぎに、上越市髙田の最高気温が36,7度だったという。
その午後に吉川区の長峰池にトンボを観に行った。あわよくば、まっ赤なショウジョウトンボに出会えるかと期待したが、叶わなかった。
大潟水と森公園の鵜の池にもいないということであり、消えてしまったのだろうか。
今夏、諦めずに池を巡りたい。

本日は、水草に止まり、風に対して器用に羽根を動かしてバランスを取るチョウトンボを載せました。

黒を基調にメタリックのブルーが混じるチョウトンボ。
さまざまに羽根を動かし、角度でブルーが変わり、撮っていて飽きない。

 

湖畔。

湖畔の道に、ナツズイセンが見えるお宅があった。

水辺とはいえ、火に囲まれているような暑さだった。
美術館で十分水を補給して出かけたので、倒れずに済んだ。

ところで美術館から高速道路が見える。例年今ごろは自家用車で混むのが分かるが、今年は普段とそう変わりなく見える。

昼のジンジャエール 今夕のキジバト。

2020年8月4日(火曜日)

本日昼34度もあり、暑かった。
昼に美術館に寄った。玄関とカフェの扉や窓、および天井の二カ所の排煙孔が開かれ、館内に気持ち良く風が流れている。

カフェでは小さい頃に診ていた方が、ご主人と二人の小学生のお子さんと一緒に座っていた。
私の誕生日、と仰って、皆さんホットサンドとケーキを食べていた。
子供のころに診ていた人の、今日の幸せを目にすると私自身幸せを感じる。

 

ジンジャエールがあるというので飲んだ。
ひさしぶりのウイルキンソンは、結構辛かった。

夕刻仕事を終えて芝生に行ってゴルフボールをコツコツやっていると本日も鳩が来た。

やってくる。

 

撒いた餌を食べる。

 

先日より数十㎝近づいた。
もう1メートルもない。

食べ終えたらしく、水盤に向かって行く。
私のことを何と思っているのだろう、挨拶もなしに去って行く。

 

水を飲む。

 

この後飛び立った。餌を食べている時にはノソノソとしているキジバトだが、一旦飛び立つと素早く直線的に飛翔する。

いつか差し出した手から餌をついばむようになるだろうか。

 

7月が終わる日 電車、水田、浜の花、キジバト 鳩は今でも平和のシンボル 陶芸展示は一ヶ月延長。

2020年7月31日(金曜日)

コロナのお蔭で3月15日の開館を6月1日に伸ばし、午前中だけ開館、お茶とお菓子でで始めた。
7月から通常にして、大丈夫と不安が入り交じった一ヶ月の開館が、今日で終わる。

本日空はおおむね晴れ、昼休みと仕事終わりの2回外出し、眺めた種々(くさぐさ)を載せました。

 

ほくほく線犀潟駅を出た電車が高架でくびき駅へ向かう。
空に夏の雲。

 

 

早いところでは穂が出ている水田。

 

 

気持ち良さそうにひるがえる鳥追いのカイト。毎年ここのカンナは楽しみ。

 

 

夕刻は渋柿浜へ寄った。

 

夏の海岸の花ハマゴウは上品な紫。

 

 

浜にオニユリがまとまって咲いている所を時々みかける。
本日渋柿浜のを初めて見た。咲き始めの花はとても良かった。

 さて夕刻の美術館の庭。
芝生でコツコツとゴルフボール打っていると、キジバトがやって来た。
このところ撒いている餌にトウモロコシが入っているので、それがお目当てで現れる。

 

遠慮しいしい近づいてくる。

 

 

 

向こうの端から首を伸ばして取る。

 

 

2メートルほどだった距離を縮めると離れて行く。

 

 

一旦水盤の所まで行くと戻ってくる。

 

 

灯りにさしかかる。

 

近くまで来た。

 

 

この間少しだけ近づいてみた。

こんなことを何回か繰り返したあと、茂みへと去って行った。
今後どれだけ近づけるか、続けてみたい。

キジバトはあたふたせず、動作はおよそ静かだ。地味ながら色合いが洗練されていて好感が持てる。

過日つがいで水盤に来た個体。
鳩は水にクチバシを入れたまま吸水できる。
およそほかの鳥は飲み込む時に、そのつど頭を上げる。

争いを好まず、夫婦仲が良く、賢そうであり、高尚な機能を有し、過度に人を怖れない。
鳩が平和のシンボルと呼ばれていたのも頷ける。

オリンピックなどでもそうだったが、昔は大きなイベントがあると開会式でよく鳩を飛ばした。
もうこのような事をしなくなり、今や「友好」や「平和」という言葉を嫌う人まで見受けられるようになった。

世界がコロナに襲われているのはそんな風潮への戒めであろう。
自然や災害は人を選ばず団体責任として襲ってくるので、余計に怖い。

 

最後にお知らせです。
7月いっぱいで齋藤三郎・陶齋の展示替えを予定していましたが、開館がずれましたので8月いっぱい現在の展示を続けます。
新たな「ざくろと秋草 展」は9月1日からです。どうか宜しくお願い申し上げます。

庭でカサブランカが咲き始めた 「As Time Goes By(時の過ぎ行くままに)」と飯吉馨さん。

2020年7月23日(木曜日)

傘マークが付いた日だったが、ほとんど降ることは無かった。

7月の連休初日、Go-Toキャンペーン初日でもあるこの日、樹下美術館に居る限り静かに過ぎた。

長く降り込められながら懸命に咲いたテッポウユリが終わり、代わって庭にカサブランカが華やかに登場した。
花弁の先端をひるがえして大きく開くこの花は、数はテッポウユリより少ないものの香りが高く引力は強い。

 

梅雨時に咲くなど気の毒な面をもちながら、
百合たちは一生懸命生気を振る舞う。
1970年代、日本のヤマユリを基にオランダで誕生した品種と言われる。

さてこちらは映画「カサブランカ」のテーマ曲「As Time Goes By(時の過ぎゆくままに)」です。
同じカサブランカですが、1942年に制作された映画の方が先のようです。


映像は現代のようですが、歌は1961年のベギー・リー。

 

以下は上越市出身のジャズ・ピアニスト故飯吉馨さんのCDジャケットの写真です。
氏は当地新潟大学藝能科でクラシックを勉強後、ジャズ・ピアニストの世良譲氏に師事。その後著名な奏者のコンボに参加、後に自らのカルテットを結成。NHK「音楽の広場」では森山良子とともにレギュラーを務め、テレビ朝日「題名の無い音楽会」などの出演で親しまれました。
一方でスタジオ・ミュージシャンとして録音演奏のほか、相良直美、森山良子、ガロほか数多くのアーティストの編曲を手がけ、さらにビクター音楽カレッジほかで後進の指導に当たりました。
ハンサムな人であり、かってサンヨーレインコートのCMにご自身が出演されたことがあります。

 

〝GREAT ART BEAKEY〟
Sep.29.1997 Live at Victor Music Collage

KAORU IHYOSHI Dreaming Piano FPD-5006
のプロフィール。

演奏会やライブは、しばしば「As Time Goes By」で始まり、氏のテーマ曲ではなかったかと思う。

当地でホームコンサートがよく開かれ、私どもへも何度か訪ねて頂き、弾いて下さった。
後年氏が出演し、著名人が集まった東京青山のピアノバーを時折訪ねた。ご常連という井上順氏が来られると、「駆けつけ三曲」などと言ってはこの曲を歌われた。
ある日順氏はマイクを握ると、以下の話を披露された。
〝カサブランカの映画制作で主演のハンフリー・ボガードがロケ先のカサブランカへ行くことになった。関係者に服装の事を訪ねた所、案外寒いと助言を受けた。そこで少々厚着をして空港に降り立ったところ現地は暑く、タラップを降りながら思わず「かさばらんか」と言った〟と話し、みなを笑わせた事があった。
そもそも1942年のこの映画は第二次大戦開始直後の制作であり、現地ロケなどはしてなかったという事のようです。さすが井上順さんです。

ちなみに映画が作られた年の2月、父が勤務していた満州奉天(現中国瀋陽)の満鉄病院の一室で私は生まれたようです。

大潟水と森公園 白蓮の素性など植物編。

2020年7月19日(日曜日)

本日日曜日は朝から晴れた。
終日降っていた空に晴れ間がまじるようになり、梅雨開けが近い感じがする。
来る盛夏はどのようなものだろうか。また40度などと酷暑になるのか、はたまた思ってもみない冷夏なのか、予報を聞いてみたい。

本日は柏崎へでかけてみた。昼過ぎからなので、同市の西部をほんのちょっぴり回っただけだった。柏崎のことは後日にして、今日は昨日の続きとして、大潟水と森公園の草花を書かせて頂きます。

公園の駐車場は東西と北の三カ所あるが、昨日は北に駐めた。ここは公園事務所があるメイン駐車場で220台が駐められる。

 

駐車場を降りすぐ下にスイレンの池がある。
大きい池ではないが涼しそうに花が咲いていた(14時過ぎ)。

一時間半ほど歩いた帰りの花はすでに蕾を閉じていた。

かってここでまっ赤なショウジョウトンボを見たが、もう何年も見ていない。しかし近くの長峰池では見られるので、暇を見て出かけてみたい。

芝生広場から水上回廊へ向かう。
夏草が刈られ、風が通って涼しい。

 

水上回廊にかかってすぐ右手にヌマトラノオが群生している。
この白い花はとても涼しく、夏の公園の見所の一つであろう。
オカトラノオは頭を垂れるがヌマトラノオは直立する。

 

回廊の中ほど右手にガマの穂が見えた。

 

回廊を過ぎて間もなくの左手にまっ赤な実がついた木がある。
右の白い花の木はクサギと思われる。

以前この赤い実をガマズミかと書いたが、時期と実の付き方が違っている。このたび調べると実の数の多さと8月を中心に結実と載っていた「ゴマキ」のようだ。葉を嗅ぐとゴマの匂いがするらしいので、ぜひ試してみたい。「ゴマキ」、、、かあ。

両側を池に挟まれた歴史ゾーンの道は、途中に大きな赤松が生え清々しかった。しかし数年前、一挙に松枯れを起こしてほぼ全て伐採された。現在跡地に多くの松苗が植栽されている。

 

道中のツリガネニンジン。

さらに先、丸山古墳へ近づくあたりにリンドウがあった。
この公園では珍しいと思われる。秋の花を楽しみににしたい。

丸山古墳の手前に群生している「フトイ」?自信がないので公園の方に尋ねてみたい。

ちなみに以下当館のトクサをご覧になり、「フトイですか」と訪ねるお客様が時々いらっしゃる。

手前の直立しているのがトクサです。

 

この日何カ所かでアザミが咲いていた。
他所よりも遅く花は少し小さいが,、そそとした感じを受けた。

古墳に渡って右手に行き、鵜の池のハスを見る。
ここのハスはすべてが白蓮で一斉に咲くと神秘的な光景になる。

当池のハスはレンコンを取る食用の品種と考えられていた。しかし専門家によって鑑賞用の「「不忍池斑蓮(しのばずいけまだらはす)」だったことが分かったと地方紙に掲載されていた。花が大きいこと、花弁の縁に紅紫色のまだら模様があるのが特徴らしい。
東京上野の不忍池を構成する三つの池の一つに「鵜の池」があるという。当地も「鵜の池」であり、何か関連があるのだろうか。サイズなどから食用のはすとは違うのでは、という話があり、この度の調査発表につながったらしい。

ちなみに以下は2012年、当ブログに掲載した鵜の池のハスです。

2012年8月15日の日付の鵜の池。

昨日の池は花が少なく、2012年の様子と異なっていた。今年は特に少ないのか、時期が早かったのか、いずれだろう。8月になったら再度訪れてみたい。

帰りのアジサイが咲く道。

色々と長くなってしまいました。
同じ場所でも出かけると何かしら新しい発見があるので楽しいのです。
コロナ禍の中、めいめいに楽しまれる方達を沢山目にしました。
どんな形にしても自然に親しむのは本当に良いことだと思います。
コロナはいやですが、読書とともにこの傾向は好ましい現象だったのではないでしょうか。

本日ご来館の皆様、まことに有り難うございました。

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