樹下だより
堀口すみれ子さんのお話。
4回目となりました堀口すみれ子さんの講演会が昨日盛会のうちに終了しました。
上越(高田、妙高)ゆかりの詩人・フランス文学者堀口大學を鼓舞し支えた人々のお話を、身内ならではの愛情とリアリティをもって語られました。
お話は大學の晩年に、一冊の詩集から生まれた女子大生とのやりとりから、敬愛し合った團伊玖磨氏の芸術家としての骨頂まで興味つきませんでした。
團氏については大學訳詩「マレー乙女の歌へる」の軌跡、さらに不朽のオペラ「夕鶴」の素晴らしさや舞台に見られる進化にも触れられました。
澄んだお声、美しい仕草、読まれた詩、、、。
ちょうど1時間、お話は筆者にとって高みへのあこがれ、そして生きとし生ける者の安心にもなりました。
講演後、多くの皆様はカフェに下りてお茶を飲まれ、感想を語り合われました。
お忙しいすみれ子さん、本当に有り難うございました。
附記
頂いた歌曲集のCD「マレー乙女の歌へる」の一節を開演前に流しました。
以下会場でお配りした短い資料です。
当歌曲集は、若き日の團、堀口両氏の約束が長い歳月を経て
2001年DAN YEARの最終プログラムとして実現し初演されました。
夕暮れは丸山の桜。
この季節の新潟県立大潟水と森公園は山桜の花時です。
ほとんどが自生の花で、公園化される前から古墳のある丸山一帯は花の名所でした。
忘れもしません空腹の昭和23年、一年生の遠足はここでした。
またこの時期は丸山を囲む鵜の池はフナやコイの乗っ込みがあり、花に包まれながらよく釣りをしました。
昨夕は仕事を終えて車で5分の公園。陽の傾いた静かな園内を歩きました。

山桜は案外強く、多くの雑木に囲まれながらしっかり自らを守り、かつ増えようとする勢いもあります。
また樹ごとに多様な花色のグラデーションが美しく、初々しい新緑との調和も和やかです。
花が終わればより鮮やかな新緑。
古代の香りが漂う公園はベンチ、休憩所、芝生、歩道など程よく整備されています。
変化に富んだ園内の散策やピクニックなど、ゴールデンウイークの手頃なお出かけに最適ではないでしょうか。
幾つかの経路で長野県のお客様。
樹下美術館裏手のソメイヨシノが散っている。伸び始めた芝生が初々しい。
先週末長野県から3組の方たちがお見えになりました。
お訪ね頂いた動機や交通手段が異なり興味深く思いました
●お一人で来られた女性は鬼無里(きなさ)からの方で、リピートしてくださいました。
前回の庭や頸城野の眺めが良くて、ゆっくり電車を乗り継いで再訪されたということ。
物語の里、鬼無里の人とゆっくりお話も出来て楽しかったです。
●もう一組はご夫婦で、鵜の浜温泉で一泊され、前夜の岩の原ワインが美味しかったのでワイナリーを訪ねる
途中ということでした。樹下美術館は宿の人から薦められてお寄りになりました。
鵜の浜温泉ー樹下美術館ー岩の原葡萄園。水田地帯の周遊として打って付けかもしれません。
●そして三番目のご夫婦は長野で友人から薦められて、足を運ばれたということ。
いずれの皆様もまた来たいとおっしゃり、好意的な感想を述べられました。
樹下美術館近隣の雑木林の山桜。そそとした詩情は何ともいえません。
樹下美術館の山桜も間もなく満開です。
「疲れない」「心安まる」「文化の香り」「美味しい」は旅の要点にちがいありません。
樹下美術館は遠方の皆様からお寄りいただくに相応しい施設でありたい、といつも思っています。
いつしか拙生の作品展も迫りました。
色々と忙しい春。今月26日は樹下美術館で堀口すみれ子さんの講演会が行われます。
そして恥ずかしながら5月15日から20日までの6日間は拙生の作品展です。
作品展は2000年の時のものも含めて非売品の水彩画およそ50点および
昨年来描いてきた小さな油彩およそ70点を展示販売の予定です。
-杉田玄 花の肖像展Ⅱ-
●主催:会場:アートサロン遊心堂ギャラリー
●日時:平成26年5月15(木)~-20日(火)
10時-18時(最終日終了午後17時)
※在廊日:15日木曜日13:30~17:00頃ほか
●後援:新潟日報社・株式会社上越タイムス社・上越よみうり・FMJ エフエム上越・公益社団法人上越市有線放送電話協会・高田文化協会・上越美術協会
●遊心堂:上越市本町4-1-6 定休日・毎週水曜日
電話025(526)4887
以下はほぼ完成した展示予定の油彩です。
油彩:椿(西王母)の蕾(各SMサイズ 15,8×22,7㎝キャンバス)。
額を付けて6点出品いたします。
油彩:ガラステーブルの洋梨(SMサイズキャンバス)。
額を付けて8点出品致します。
油彩:辛夷および椿(10×10×3,5㎝キャンバス)
額無しで小さな架け具が付きます。椿30点、辛夷22点と沢山描きました。
精一杯描いたつもりですが、はたしてどうなるものか少々心配です。
寒かったが良い日曜日だった。
3~4℃の寒風の日中、午前はみぞれも混じりました。妻が美術館の当番で昼食は例によってカフェのホットサンドを食べてコーヒー。
手前味噌になりますが何度食べてもこの昼食は美味しいのです。
間もなく熱心に展示をご覧になっていた親子さんがカフェに下りてこられた。
ケーキやカップに可愛いの連発でしたが、一番可愛かったのは皆様。節ブログを見たと仰った。
後からお聞きすると館内の2ヶ所のノートにコメントも残されたということ。有り難うございました、またいらしてください。
ようやく椿と辛夷の極小油彩(10×10×3,5㎝の3Dキャンバス)が仕上がってきた。
描いている間にイラスト風になりました。
5月の作品展に向けて、これが合計50数ヶの予定なので大変です。
夕食は犀潟の大雅飯店で美味しい五目ソバと餃子を食べて、その後13日(日曜日)の「いのちの電話チャリティー茶会」のためにお点前の稽古をした。
有沢製作所の4畳半台目という小間の炉点前は少し複雑。後日また練習をしなければならない。
夕刻やや寒さ和らぎ7℃まで上がりました。
悪天候の日に10数人のお客様、樹下美術館では嬉しいのです。
明日は晴れという予報ですね。
ラ・ペントラッチャ 落椿。
一日中荒れ模様の金曜日。春は突然の嵐が多い(最近一年中これに悩まされるようでもあります)。海辺のとても古い椿が落花していました.(落椿は見所でもありますが)。
今年退官された心理学の教授が東京からワインを持参された。それを身内4人で比較的近くの新鮮で美味しいラ・ペントラッチャの夕食で開けた。
店の白も美味しく、下戸ながら食事と話が良くて精一杯飲んでしまう。
長く親しんでいる上下浜の椿。ヤブツバキ系で色濃く、大きさ程よく、形が美しい。
樹径が30㎝を越える古い椿。もしかしたら江戸時代からあるのでしょうか。
ラ・ペントラッチャの店内の一角。イタリアワイン「カゼッタ」の金文字が雰囲気を作る。
いのちの電話茶会が今月13日に、堀口すみれ子さんの講演会が4月26日に、小生の拙個展が来月15日からと迫った。こんな時の本業はより丁寧を心がけることが大切だ。.
.
う。
堀口すみれ子さんの講演会が近づきました。
年度末そしてめまぐるしく変わる気象、さらに増税前夜、、、慌ただしかった3月が終わろうとしています。
そんな中で4月26日(土曜日)に行われます「堀口すみれ子さんの講演会」が近づいてきました。
とてもお忙しいすみれ子さんは樹下美術館で過去三回ご講演をして下さいました。
第一回2010年、父堀口大學の生い立ちと生涯。
二回目2011年、二つの陶印と佐藤春夫と大學の友情。湘南および富士山と大學のこと。
三回目2012年、妙高市ご出身のお母様やご家族のこと、大學とマリー・ローランサンやジャン・コクトーとの交流。
いずれのお話にも上越、そして齋藤三郎(陶齋)の事が織り込まれていたのでした。
毎回美しいお声でお読み頂いた大學の詩はとても心に残ります。
今年は大學の交流の中から作曲家,エッセイスト・團伊玖磨氏との事を中心にお話が予定されています。
(大きくしてご覧下さい)
今年はどんなお話と詩が聞けるでしょうか。
まだ席に余裕があります、お気軽にお申し込みください。
●團伊玖磨氏のプロフィール
歌曲「花の街」、「夕鶴」ほかオペラ、「慶應義塾式典曲」(作詞:堀口大學)、明仁親王と美智子様の成婚記念「祝典行進曲」、「交響曲第5番」、「交響曲第6番」、「シルクロード」など多くの作曲がある。文筆では「パイプのけむり」「続パイプのけむり」で読売文学賞。日本芸術院会員、文化功労者。
Vサインを出していた夕陽 倉石氏の画集表紙。
暖かかった日の夕刻、四ツ屋浜に寄ると夕雲を広げた陽が沈もうとしていました。
こちらに向かって大きなVサインを出しているようでもあり、大きな翼を広げる鳥のようでもありました。
短時間でしたが元気をもらったような気持ちになりました。
さて夕食後、倉石隆氏の画集(図録)の表紙として幾つかの作品を散らすことを考えて色々と並べてみました。
たまたま「朱色のチューブ」をA4原稿全面に広げてみたところぴったり来ました。
3年前に考えていた表紙は固い感じでしたが、これですと自由で画家の本らしく感じられます。
次第に齋藤、倉石両紙の図録刊行が現実味を帯びてきました。
予定の5月中旬に間に合いますか、と印刷屋さんに聞きましたところ、
今のペースなら大丈夫でしょう、ということ。
4月のチャリティ茶会の席持ち、5月遊心堂さんの作品展、新潟市立美術館の講演、図録発行、6月は毎週のお寿司の会、、、。
何台も馬車を引く老馬の如き図を否めません。
今年は自分の干支の馬年、まず足下だけ見て踏ん張るつもりです。
長野の方のメッセージ ああ分校クラス会。
寒さの中、日射しが戻り春めいた感じがした一日、樹下美術館は新潟市や長野県のお客様があった。
長野の方から以下のようなコメントがノートに残されていました。
「カフェを探していてこちらの美術館にたどり着きました。今日はカフェの利用のみで来させてもらいましたが、建物も景色も、カフェの内装も全部素敵で、すごく嬉しい気分です。
好きなカップを選べるのも嬉しいです。コーヒーのおかわりが出来ることも良かったです。芝生が緑色に変わる頃また来たいです。素敵なカフェに出会えて幸せです。有り難うございます」
「こちらこそ有り難うございました、またお持ち致してます」
さて今夕潟町小学校分校のクラス会があった。わずか一クラスで1~3年生まで通った分校のクラス会がずっと続いている。
一昨年は11人、昨年12人、、、しかし今年は何と17人の参加だった。
高齢化したクラス会では参加が減り続ける、あるいはもう止めようということも聞くのに増えるとは!
ああ分校クラス会、皆でいつまでも元気で居たいと心から思った。
1962年(昭和37年)20才で始まった1回目の分校クラス会。
52年経った今夕。多くの方が転出され、中には亡くなられた方もいる。
会は当地に残っている人だけで毎年行われるようになった。
(早く帰られた方が二人いらっしゃいます)
図録と表彰。
ニュースは吹雪を伴うこの時期異常な寒波を知らせ、東北地方の太平洋側は寒さの中、長時間の停電など厳しい状況が続いている模様。
彼岸の中日とは言え、当地も寒風吹きすさぶ寒い一日でした。本日も朝から時間毎の予定表を作って一日を送りましたが、消化できたのは予定の半分。収穫は介護保険の書類を4通書いたこと、ル・レクチェの絵を4枚完成させたこと、陶齋の図録の校正をほぼ終えた事でした。
齋藤三郎(陶齋)の図録原稿。左が2011年の初稿、右がこのたびの校正原稿。
初稿から3年も経ってしまいましたが今回こそ終了しそうです。表紙、内容とも今日まで延ばし延ばしていたこと、結果として良かったのではと振り返っています。24日に印刷屋さんが陶齋の校正原稿を取りに来て倉石隆初稿を置いて行く予定です。
夕刻郵便小包が届き、中に公衆衛生事業功労者に関して厚生労働大臣表彰状が入っていました。普段表彰などに全くこだわりを有していませんが、開けてみて有り難みと懐かしさを禁じ得ませんでした。
同封の名簿を見ました所、新潟県は小生一人。内容として以下が書かれていました。
「永年にわたり、医師会役員として保健・医療・福祉における地域保健活動の中心的役割を担うと共に、上越地域全体における地域医療の向上、小児救急医療体制の構築に貢献した」
平成7年からの医師会役員、とりわけ平成15年から4年間の会長時代は会議に次ぐ会議。帰りに車の場所が分からなくなったり、高田へ向かう高速道路を北陸道へ入ってしまい、司会を代わってもらったことなど色々ありました。
そんな4年間から幾つかのことが生み出されましたが、とりわけ会議の大切さとその突破力を知らされました。行き詰まった状況を開いて頂いた貴重な意見の数々と発言者のお顔は今でも鮮明に浮かびます。
何より助言、協力を惜しまれなかった上越医師会の先生方j、事務局、保健所さん、福祉事業関係者さん、市役所の皆さん、木浦前上越市長。皆様に代わって受け取らせて頂きました。
また忙しい毎日をご理解いただいた患者さん達とスタッフに深く感謝しています。
前に進もうとしただけの四年間、今となってはどの会議もどの出張も懐かしい思い出です。
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