樹下だより
北海道から団体さんにお寄り頂きました。
終日少々肌寒く雨模様の金曜日。
午前10時に予定通り北海道から美術館協力会の皆様が来
館されました。
空路で新潟空港へ、そこから陸路に入られたということ。
文字通り遠方からご来館頂いた皆様に、熱いお番茶と翁飴
をお出ししてお迎えした40分でした。
熱心に作品をご覧頂き、またシーグラスペンダントやポス
トカードなどのグッズも沢山お求め頂きました。
新潟富山両県の美術館巡りとお聞きしました。どうかこの
先も心ゆくまでお楽しみ下さい、誠に有り難うございました。
弱小の個人施設ですが、夏から長野市、金沢市に続き、この
たび北海道から団体さんをお迎えするとは。
このような事は考えてもみなかったことで、本当に嬉しく思
いました。
当館はホームページでお知りなったということ。
ホームページのほかは口コミが頼みの江戸時代のような樹下
美術館ですが、少しでも皆様に認知されますようさらに精進
を重ねたいと思いました。
SPレコード鑑賞会のお知らせ。
秋はいよいよ深まりいつしか夜は長くなりました。
少し先のことになりますが、今年のSPレコード鑑賞会を
以下のように行いたいと思います。
※SPレコード:手回し蓄音機による78回転レコード
参加ご希望の方は樹下美術館の受付か以下のお電話を
ご利用のうえお問い合わせ下さい。
どうかお気軽においで下さい。
☎ 025-530-4155
風の日 ノートのイラストに着色してしまいました。
昨夜遅くから台風の風が吹き始め、日中は吹き返しという
のか飽かず吹き続けた。
風なら晩秋~冬の季節風である程度馴れてはいるが、本
日は極めて執拗に吹いた。

ススキは背を丸め、コスモスは手を繋ぎ合って風に耐え
ている。

仕事場の駐車場に吹き溜まった落ち葉。主に桜の葉であり、
まだみな青い。そばの樹の上部はほぼ丸坊主にされていた。
酷暑の夏、よく降った9月、そして本日の大風、樹木も大
変だったことだろう。
もしかしたら今秋の紅葉はあまり期待できないかもしれな
い。
さて美術館の丸テーブルのノートに皆様が描かれたイラス
トを時々紹介させて頂いています。このたび楽しくもダイ
ナミックな絵がありました。
黒ボールペンが使われていましたが、先日から4色のカラ
ーボールペンを置かせて頂いた所です。
本日絵を見るうちにむずむずしてきて、大変に申しわけな
かったのですが、とうとう色を付けてしまいました。

妙高から当地のホテルに向かわれる途中、4人でお寄り下
さったのですね。
まことに有り難うございました、来年は是非お会い致しまし
ょう。折角の絵にいたずらをしまして申し分けありませんで
した。
只今夜8時50分ころですが、まだザーザー、ヒュウヒュウ
と風が吹いています。
新潟文化物語で日本遺産の米大舟 驟雨の親子さん。
平成29年4月に日本遺産として「荒波を越えた男たち
の夢が紡いだ異空間 ~北前船寄港地・船主集落~」が
認定されました。
そして今年5月には上越市も追加認定され、それは北海
道から大阪まで、実に15道府県28市町に及ぶ膨大な
範囲のものとなりました。
上越市は寄港地として、また文化遺産として我が上越市
大潟区と黒井地区に伝承されている民謡と踊り「米大舟
(べいだいしゅう)」も加えられています。
以下は大潟区の祭における米大舟踊りスナップです。
ところで版画家棟方志功は昭和30年代、友人であった我
が美術館の常設展示作家である齋藤三郎を訪ね、齋藤の友
人達と米大舟踊りを見た折に版画を制作しています。

当館が所有する米大舟。棟方氏は昭和30年代に祭を見
学、印象に残った米大舟の若い女性の踊り手を簡潔かつ
躍動的に彫っています。
●そして本日、新潟県の関連ウエブサイト「新潟文化物
語」における特集「北前船とともに生きる-北前船が運ん
だ文化」のなかで米大舟が取り上げられました。
江戸時代、当地の飢饉に際して、山形県酒田港から届け
られた米とともに伝えられた民謡と踊りが今日まで受け
継がれていることへの評価でした。
子供時代から春秋の祭で親しんだ米大舟が、大きな文化
的背景とともに日本遺産に含められる事は本当に嬉しい
ことです。
またサイトには当館が提供した米大舟踊りの写真と棟方
の版画が掲載され、これも嬉しい事でした。
しみじみとゆっくり、哀調を持って唄い踊られる米大舟
の音頭、私は大好きです。
踊り手も歌い手も太鼓打ちも誇りを持って楽しみ、長く
継がれることを願わずにはいられません。伝統文化を継
承することの大切さ、あるいは継承されたものの価値に
ついてあらためて知らされている次第です。
さて本日も猛烈な驟雨に見舞われました。

その最もひどい午後、小さな坊やとすらりとしたお母さ
んが来館されました。
私が出る時でしたので、車から乳母車を降ろし、坊やを
抱っこして入り口まで進む間、傘をささせて頂きました。
たまたま大きな傘を買った直後でした。こんなに早く役
立つとは。
庭の手入れ 黄色のハーレー 堀川紀夫さんご夫婦と会食。
日曜日の今日、開館前の一時間半ほど庭の手入れをした。
クリスマスローズに肥料をくべ、目立たない所の雑草取り
をした。

花壇用の土にトンプンを混ぜ、それをクリスマスローズ-の
周囲にすき込む。

調子が出て来て大株になりつつあるクリスマスローズ。60
株ほどある全てに施肥をするつもり。庭仕事は足腰に来る
が、大好きな時間であり明朝も続きをしたい。
庭仕事を終えるとドドドドーとエンジン音が響いてハーレ
ーが駐車場に入ってきた。

ピカピカのハーレー、黄色が大変に爽やか。良く知っている
人で、まさかバイクで現れるとは思わなかった。こんなのに
乗って美術館に一番乗りをしてコーヒーを飲む,,,.出来れ
ば私もやってみたい所であり、まことに羨ましい。
さて夕刻はテンセグリティで樹下美術館の夏を賑わせた堀川
紀夫さんと打ち上げの食事会をした。6人でのささやかな会
食は美味しく楽しい会だった。
氏のこの秋は9月28日~10月10日まで南麻布のMISA・
SINギャラリーの個展に始まり来年のニューヨークはジャパ
ン・ソサエティでの招聘出展まで切れ目のない多忙な日が続
きます。
大変ですが、楽しい仕事になることを心から期待をしていま
す。
上半期皆様の「お声」から。
館内にある皆様のご感想などを書いて頂くノートから
今年3月~7月分のお声(メッセージ)を、いつもの
ように樹下美術館のホームページに掲載させて頂きま
した。
ご来館はぶらりと来られる方が多いのですが、ボラン
ティアの帰り、娘を送って、結婚日記念に、大切な友
と、15才のバースデーに、子供の進学を機に、誕生日
に、etcメモリアルとしてお寄りになる方もいらっしゃ
いました。
以下のような感想も見られて喜んでいます。
“癒しの空間、期待以上、憩いの場、別世界、落ち着く、
のんびりゆったり、心なごむ、幸せ、また来たい、ご褒
美をいただいた、すべて素晴らしい、心豊かなひととき、
いつもと違う時間、すてきな場所、贅沢な時間、すてき
な空間、目標を持って生きたい、心平らになる。
穏やかな気持ちに、周辺の散策も、名が素敵、上越で貴
重な存在、上越の文化拠点になって、心が洗われた、次
元の違い、こたえられない、心の洗濯、すべて良かった、
今日という日をありがとう、ゆったり時が流れる、庭が
楽しみ、日頃の“うさ”がはれた。良い所を発見、どれも
素敵で可愛い、活力になる、変わらずにあることを”
ご不自由もお掛けすることもあろうと思われますが、皆
様が心ほどいて和み、リフレッシュされていることも窺
われ張り合いを感じます。
秋はとくに美術館の季節ではないでしょうか。
どうかまたお寄り頂き、宜しければ何かお書き残し下さ
い、まことに有り難うございました。
休館日のお客様 可愛い地主。
本日水曜日は樹下美術館の休館日。
高気圧が列島を大きく被い、当地もまことに気持
ち良く晴れ、午後、妻は庭の雑草取りを行った。
すると若いカップルが見え、妻は構わないので入
って、と言って扉を開け二人を案内したという。
展示をご覧になり、絵はがきを求められ、ショッ
プに並べた堀川紀夫さんの小型のテンセグリティ
を買って頂いたと聞いた。
休館日は庭の手入れが出来る日でもある。
たまに訪ねて来られる人に気づけば、大抵は入館
して頂くようにしている。
本日の方たちは関東からの旅行者さんで、なおさ
ら「せっかく」ということになろう。
わざわざのお訪ね有り難うございました。
ネジバナはカワラナデシコとともに以前から自生してい
る植物。双方ともけなげだが立派な地主。写真の花は
まだ赤ちゃんのようであり、特に可愛い地主だ。
堀川紀夫さんの樹下美術館個展フォトブック 見応えあった雲の日。
歴史的な暑さの中で開催された堀川紀夫展 夏庭のテ
ンセグリティが終了して2週間が経とうとしている。
鮮やかな作品たちでいっぱいだった美術館の光景は、
あたかも夏祭のように思い出される。
本日午後その堀川氏が来館された。
この度の個展の写真をまとめた美しいフォトブックを
持参して頂いた。

「堀川紀夫樹下美術館個展2018」 (1冊1000円)。
どうかお手に取ってご覧下さい。
3ページ目に「堀川紀夫さんのテンセグリティ」と題し
て、紹介文を書かせて頂きました。
以下に中段からを掲載してみました。
「堀川氏は現代美術家です。常設の陶芸と油彩の作品を
そのままに、立体の現代作品を館内外に展示するのに正
直一抹の不安がありました。しかしセットされたテンセ
グリティは誠に爽やか。立体とはいえ重力と面から解放
され、風を通し風景を透かす。何とも自由で美しかった
のです。庭のカラー作品は大輪の花となり、銀色のパイ
プ作品は酷暑のなか涼やかな光を放ちました。さらに常
設作品との併展では和のテイストまで発揮し、壺や人物
画に動きと楽しさを与えたではありませんか。
“幸福のテンセグリティ” 期間中、心弾ませる作品たちを
私は一人そう呼んでいました」。
さて本日日中、空高く涼しげな雲が出現していた。
日暮れると、西空に現れた帯状の雲は腰をひねったような
迫力ある形をしていた。
東の方角へ移動。

逆コンマあるいは逆Jの字風な雲の集合に思われた。この
形の雲をたまに朝夕に見る。本日は上層で西風が、下層では
東風(山風)が吹くこの時間に起こった現象ではないかな、
とふと思った。
雲は次第に赤味を帯び、段々と薄くなっていった。
上弦の月が現れていて、予報では数日晴れ間に恵まれるらし
い。
忙しかった日曜日,長野から茶道裏千家の皆様、遠方から陶齋のご関係者様。
昨日雨上がりの午前10時から二組34人様の団体さん
が来館された。
長野市、北信の裏千家茶道の皆様と齋藤三郎(陶齋)さ
んの関係者の皆様だった。
茶道の方たちに恥ずかしながら薄茶の点前を差し上げた。

午前の混雑時、お嬢さんたちには一時陶芸ホールで待って
いただいた。

床。掛け物は伝良寛草書詩「秋夜月を弄す」。花は陶齋
の手付花器に南天萩、白花秋海棠、カラスタデ、オケラ、
カルカヤなど7種が入った。香合も陶齋で緑地金彩は秋
草の文様があしらわれている。
床の詩の後段に“果てしない碧空を月が飛ぶ もともと光
は照らさず物も照らされず 光も物も忘じた者は一体誰
ぞ”という読みがウェブサイトにあった。難解な一節だが、
無についての壮大な気宇に驚かざるを得ない。

気づくと、風炉窯と棚は円と四方が順に並び、陰陽が連続
していた。三十数年前のころ、新潟三越で薬師寺展があっ
た。当時薬師寺は塔頭再建の途に就き、熱心に資金集めが
された。展示会の折、薬師三尊像台座の龍紋から取った拓
本が風炉先屏風として売られていた。運良く求め大切にし
ている。水指も陶齋の灰釉秋草文を用いた。

水屋を手伝って下さったTさん。主茶碗と替は双方思い切
って鈴木秀昭さんの色絵金銀彩の器を用いた。
主茶碗は昨春、光栄にも坐忘斎裏千家お家元に服して頂い
た宇宙曼荼羅文を使わせて頂いた。
午後から長男夫婦が来て夕刻は大潟区の都寿司で食事をし
た。
長野県のお茶の皆様は爽やかで奥ゆかしく、非常に感銘を
受けた。
当館は二度目という方もおられ、いっそう親しみを覚えた。
遠路誠に有り難うございました。無事お帰りでしたか。イ
カヤさんの食事そして水族館など上越は如何でしたか。
東京など遠方からの陶齋ご関係者の皆様、出ませんで失
礼を致しました。また沢山作品図録を買って頂き感謝に堪
えません。
明日午前は忙しくなりそう 蝶に人気のムクゲ。
堀川紀夫さんの作品展が終了すると、賑やかにテンセグ
リティが飾られていた齋藤三郎の展示室が、がらんとし
て淋しく感じられた。
それで本日、齋藤氏の絵画作品3点架けたら、場内にほ
っとした空気が生まれた。
9月は半ばとなり、さすがにあの鬼夏も姿をくらまし、秋に
座を譲ったようだ。
そんな日、庭のムクゲにチョウが来て蜜を吸った。花が乏し
い季節だから、チョウは飛び立つと戻ってくることを繰り返
した。

後翅(後ろのはね)が痛んで失われているクロアゲハ。それ
でも花から花へ身軽に移り、去ってまた戻ることを繰り返し
た。

蜜が少なくなっているのか、深く花に入り時間を掛けて吸
っている。ムクゲはすでに足かけ三ヶ月は咲いている。そ
れでも枝にっぱい蕾をつけている。本当に強い木だ。
明日は長野県から19人のお茶人がお見えになり、お点前を
して薄茶を差し上げる予定。
すると本日、東京や長岡市から16人さんが同じ時刻に来館し
たいという電話があった。
館内で展示を説明し、茶室でお茶を点てる。明日の午前は忙
しくなりそうだ。
お点前の稽古はまだ十分ではない。明朝、稽古を追加しなくて
はならない。
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