樹下だより

本日陶芸ホールに堀川紀夫氏のテンセグリティ作品を架けた。

2018年6月27日(水曜日)

日中、曇天ながらゆらゆらと南気の風が吹き暑かった日。
庭や芝生は心から雨を待っているが殆ど降らなかった。

さて7月26日から開催の「夏庭のテンセグリティ  堀川
紀夫展」が待っている。
「夏庭のテンセグリティ 堀川紀夫展」告知その1
「夏庭のテンセグリティ 堀川紀夫展」告知その2

庭の展示をメインに予定されているが、釘が仕込まれてい
る陶芸ホールにも掛けることになっている。本日作家ご本
人が調子をみるべく室内向けの小型の作品を持参された。

 

1
常設のる齋藤三郎の陶芸作品の間にテンセグリティの小品が
並ぶ。

 

2
いつもひっそりしている室内にわずかなざわめきが生まれてい
る。陶芸作品が少し毛色の変わった作品と出会って、何かそわ
そわしながら喜んでいる風に見える。

 

4
面を見せる陶芸作品に対してテンセグリティは構造と内部空間
を見せる。陶齋の絵付けの妙に対して動きの対比も面白い。

 

5
美術家らしい風貌の堀川さん。大きな体で小さなテンセグリ
ティを掛けている(屋外では地面に設置します)。

 

3
廊下部分にもしつらえた。
白い壁面に浮かび魅力的です。

期間中ホールの作品はそのまま展示を続けるので、室内の堀
川作品は自ずとそれらとのコラボレーションになる。
その点、前回の塩﨑貞夫展と同じであるが、絵画ではなく今度
は立体。
伝統工芸と現代美術。少々風変わりな催事であるが、どう評価
されるかいささか心配しつつ、小規模な美術館ならではの冒険
を楽しみたい。
本日展示されたテンセグリティは既存展示との調和が意識され、
色彩と材質は穏やかなものが多く選ばれていた。
本番に向けて照明の工夫によってより冴えた展示が期待出来楽
そうであり楽しみだ。

 

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どうか皆様にも是非ご覧になって頂きたいと思っています。

今夕九戸浜に消長した雲。

2018年6月24日(日曜日)

夕食御の大潟区九戸浜で、綾のように出ていたスジ雲が
赤く染まって消長した。

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東は米山方面に見えていた軽やかなすじ雲が遠ざかる。

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西の海の方角から帯状の雲がやって来る。

 

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一瞬萌えるように染まって通り過ぎて行く。

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続いてほとばしるような雲がやって来て日が暮れた。
最初の写真から10数分、ほかに一人の男性と一人の女
性がカメラを向けていた。

明日は浦川原は顕聖寺の火頭窓などを書いてみます。

幸せのための学校保健委員会 芝生の施肥 夏至の夕雲。

2018年6月21日(木曜日)

本日午後休診の木曜日、こんな書き出しで何十回、いや
それよりはるかに多く同じ書き出しをし、工夫の無さに
呆れる。
木曜は週半ばを過ぎた日で午前だけの仕事、年と共に余
計ほっと息をつくようになった。

そんな午後、大潟町小学校で学校保健委員会があった。各
学年から2名ずつのPTA学年委員、地域行政の保健師、栄
養士、学校から体育主任、栄養教諭、養護教諭、校長の21
人が参加して行われた。

何十年も参加してはいるが、毎回新鮮で有意義、そして緊
張を禁じ得ない。
このたびは睡眠がテーマだった。

近年インターネットの検索によって保健医療も幅広く調べる
ことが出来,保護者さんの意識も高い。
二学年つづに別れてグループの話し合いが行われた。
5,6年生のグループに参加したが、このグループは兄弟が
居ることが少なくなく、親兄弟で就寝時間を調整する難しさ
を語る人がいて、なるほどと考えさせられた。
私は5人兄弟だったが、およそ年令順だったと思う。ただ遊
び疲れて8時には寝ていたかもしれない、とふと思った。
疲れや週末との関係は大人も共通のなるほどだった。

普段お年寄りの問題に多く関わるようになっているため、
参加者の真剣な話をあらてめて興味深く聴いた。
保健師、栄養士からはメラトニン、セロトニンなど睡眠覚醒
に関わる脳内ホルモンの話題が出た。
こうなれば私など出る幕もないが、成長ホルモンと二つの自
律神経を例に、睡眠はその日の心身の修復を行い、一方明日
に備えて消化吸収と栄養の調整、心身の発達などが行われる
対切な時間、と追加させて頂いた。
大切の意味として“健康のため”だけではなく“しあわせのため”
と言い換えても良いのではないか、と話した。

会議終了後美術館に向かった。
地域活動に熱心な名立区のAさんが16名の美術愛好者を引率
して来館されていた。
すでに鑑賞を終えてお茶の時間だった。しばらくご一緒したが、
参加者さんから「欲しい絵があるが、売ることはしないのです
か」と尋ねられた。
当館では出来ないが、とても嬉しい話です、と答えさせてもら
った。

その作品は以下の倉石隆のデッサン「(座る女性)」だった。

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今年のテーマ「瞑目する人」の中に架かっている。重めの作品
が多い中で軽やかに感じられる一枚。わずかに瞑目した表情、
肩や胸の魅力、黒髪の強いアクセント、掛け物の軽やかな模
様、そして横長の形式など、とても良い。
油彩で仕上げられているものがあれば是非見てみたい作品。

美術館の後ホームセンターで芝の肥料とガーデニング用土を買い、
芝生に施肥をした。
連日時間があれば行っていて、本日は30㎏を撒き撒水した。

さて先月、十分に肥料を加えて柿の苗を植えた
本日よく見ると周囲の芝が一段と色濃く成長していることが分
かり、あらためて芝に対する肥料効果を知らされた。

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調べた所、芝生の施肥回数と一回量が少ない事が分かり、張
り合いが一つ増えた。

 

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今夕の大らかな夕雲、本日は夏至だった。
庭づくり(維持?)はいくら時間があっても足りず、また飽
きることがない。

特別展「堀川紀夫展 夏庭のテンセグリティ」のちらしが出来ました、その2。

2018年6月14日(木曜日)

本日は、昨日に続いて来たる7月26日(木)開催の「堀川紀夫展」のちらし
(裏面)を掲載致しました。

 

1

 

以下にちらし文の「個展に寄せて」、堀川紀夫さんの挨拶文と活動経歴を
拡大し掲載致しました。

2

両端にヒモ(ロープ、ゴムなど)を固定した棒材が1組(ユニット)となり、
その棒材の端を相手のヒモに掛け、掛けられた側の棒材は安定を求めて
他のヒモの張りを探す。
この作業を繰り返してユニットは数を増やし空間を占め、作者が目指す構
造体へと変化成長させていく。

この度のテンセグリティは鑑賞の対象ですが、人体や社会、あるいは生物
などをも連想させ楽しめます。夏の樹下美術館に現れる作品は親しみとと
もに新鮮さをもって皆様をお迎えすることでしょう。

「堀川紀夫展 夏庭のテンセグリティ」のちらしが出来ました。

2018年6月13日(水曜日)

今夏開催の特別展
「堀川紀夫展 夏庭のテンセグリティ」
-カフェからの眺めをメインに-
のちらしがいよいよ出来、出展者ご本人から届きました。

【展覧会概要】
開催期間:7月26日(木)~8月28日(火)

時間:AM10:00~PM5:00 水曜日休館
入館料:一般300円 小中学生100円
 (障害者手帳をお持ちの方は無料)

ギャラリートーク 樹下美術館陶芸展示ホール 
8月11日(土・祝日)PM6:00~7:00
堀川紀夫さんと館長が対談を行います。
会場費500円

3

 

ブログ画面が小さいためチラシ文“新たな眺めをつくる”
(館長筆)の部分を以下のように抜き出して掲載致しま
した。

“新たな眺めをつくる”
網のように連続して張力を有む糸・ヒモ・ロープと圧縮
力を持つ不連続な棒・柱・パイプ・を統合させる原理。
張力と圧縮力が共依存し引っ張り合い支え合って組み
上がるテンセグリティ(Tensegrity)構造体。

2つの要素の組み方に現れる緊張と安定そして動感、
さらに素材や色彩のバリエーションの楽しさ。
堀川紀夫さんによって生み出されるテンセグリティは
多彩な表情・景色を見せてくれます。

緑濃い樹下美術館の夏の庭。初めての野外イベントで
すが、美術館の雰囲気が一変しそうで、今からわくわく
しています。

樹下美術館 杉田玄

立体、野外展示、現代造形、テンセグリティ、、、、。
樹下美術館で初めての要素が四つもある夏の催し。
夏の庭と堀川さんのテンセグリティがどのように会話
し、どんな景観を生み出すのか、スリリングでとても
楽しみです。

ちらし裏面は明日掲載致します。

樹下美術館のショップとグッズ。

2018年6月11日(月曜日)

大きな美術館では展示室のほかに立派なショップが設け
られ、売り場専属のスタッフが複数いることも珍しくあり
ません。。

そこには細々した生活用品や文房具、複製画から絵葉書
あるいは画集に書籍など実に多様な関連グッズが並んで
います。

それに比し樹下美術館には特別な専用スペースが無く、廊
下の一部にわずなか品を置いているだけのつましさです。

本日は精一杯のグッズですが、紹介させて頂きました。

シーグラス
近隣の海岸で見つかるものから形の良いものを選び以下の
品にして販売しています。

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ペンダント。黒また赤の革ひも、一個1000~1800円。

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黒テープのチョーカー。一個1500円。

 

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キーホルダー。一個800円。

当館のシーグラスは角が丸く厚みがあります。多くはビンや
漁具の網をつるすガラスの浮き輪が壊れ、カケラが長年海
中を漂い、削られ、こすられて出来たものと考えられます。
海の贈りものシーグラスには旅情幸運感が漂います。

夏が近づいたこともあり、シーグラスがよく出るようになり
ました。

ポストカード  一枚120円

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常設展示の齋藤三郎、倉石隆両氏の作品から。

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不肖館長のボタニかルアートから。

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樹下美術館関連の写真から。

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近隣の電車や鳥の写真から。

夏が近づいたこともあり、シーグラスがよく出るようにな
りました。

展示作家の図録。

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昨秋10周年記念として出版いたしました。
「樹下美術館の倉石隆」  58P 一冊2052円
「樹下美術館の齋藤三郎」 73P 一冊2592円
(A4版)

わずかなグッズですが、いずれも当館オリジナルです。
よろしければお手にとってみて下さい。

お示しした価格はいずれも税込みです。
手狭ですが、今後もう少し品を増やせれば、と考えてい
ます。

本日6月10日は11回目の開館記念日。

2018年6月10日(日曜日)

本日日曜日、6月10日は開館記念日に当たる。
うっかりしていたら夕食に妻がワインを注ぎ、おめでと
う、と言われて初めて気がついた。
今日はどうしよう、明日は、夏は、秋は、来年はと考え
るばかりの毎日、例年記念日は指摘されるまで大抵気が
つかない。

もう12年目ですか、早いですね、と皆様は仰り、私はよ
うやく12年目になった、と感じる。

当初の何年かは、一日誰も来館されない日があったり日
曜日に二人などという閑散も少なくなかった。
しかし来館者さんが次ぎに他の方を誘ってリピートされる
流れが少しずつ出来、またお一人で長くリピーして下さる
方もあり、数的に以前と変わりつつある印象を受ける。
最近の傾向として初めて、という方たちが増えているよう
に見受けられることがあげられる。
初めての方は展示をご覧になることが多く、また次回お知
り合いを誘って下さることもままあり、心強い。

そんな訳で皆様のお陰で何とかなろう、という気持ちでいら
れることをただ感謝する毎日です。
今後も心身に気を付け、張り合いをもって樹下美術館を営ん
で参りたいと思っています。

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東から見た本日の樹下美術館。

 

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今夕赤々と暮れた大潟区犀潟の海。

梅雨に入ったとは言え毎日雨が降るわけではない。
梅雨晴れや空梅雨だってあろう。但し梅雨開け前の豪雨と
日照不足や低温には警戒が必要なようだ。

良い季節の庭と田んぼ。

2018年6月5日(火曜日)

樹木は青々と繁り花優しく、あたりの自然に力みな
ぎる季節になった。

昼、美術館にいると「歩いてみようか」と言う二人
の女性の声がした。
間もなく庭の向こう、農道を歩く二人の姿が見えた。
一面に水が張られ、苗が植えそろった田んぼは今本
当に素晴らしい。

2

 

1
先週末、多くの皆様が庭を歩いて下さった。
当館の庭は難しい花を諦め、次第に育てやすいもの
が中心になった。

庭や周囲の田んぼの眺めも美術館の作品の一つに
思われてくる。

HORIKAWA MICHIO EXHIBITION -Possibility of Tensegrity in the Summer Garden-

2018年5月31日(木曜日)

今月27日に春の特別展として開館以来初めて行った常
設以外の作家、故塩﨑貞夫氏の展覧会が皆様のお陰で
無事に終了した。

引き続き夏の特別展「堀川紀夫展 夏庭のテンセグリティ」
の準備が始まっている。
HORIKAWA MICHIO EXHIBITION
Possibility of Tensegrity in the Summer Garden
2018年7月26日(木)~8月28日(火)
※8月3日の開始を7月26日に早めました。

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初めての立体、初めての野外メインのイベント、これまた
初めて尽くしになった。
休診の本日午後、ご本人の美術家堀川さんが来館され期
間、催事内容、展示場所、点数、お知らせ文言の整理など
沢山お話した。

持参された小型の作品を初めて目にして不思議な感覚と
新鮮なカルチャーショックを受けた。

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たまたま来館されたお客様も混じって様々に話が進む。

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繊細な作品のテーブルに映る影も作品の一部。

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展示室の壁ではどこまでが作品でどれが影だろう?
照明も楽しみの一つになった。

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カフェ丸テーブルのテンセグリティは色鉛筆が棒材。

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カウンターで小さな作品が庭と初対面。

一組のヒモ(またゴムなど)と棒財は支え支えられている。
数と組み方、素材、カラーや場所の要素が生み出す緊張と
安定、さらに浮遊などの様々な形状と表情の楽しさ。
庭に予定されている3メートルもの作品は、近くまた遠くか
ら、どのように見え、どのように感じられるだろう。

はたして樹下美術館の夏の庭と館内は、それらをどのよう
に受け入れ応答するか、今から楽しみで期待されます。

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月並みですが、本日の小さな作品を見て幼少で手にしたク
レヨンやマッチ棒、輪ゴム遊びなどの感触と、生まれ始めた
幼い夢の感覚まで蘇りました。
期間は夏休みの最中、お子さんたちにも多く見てもらえたら
嬉しいと考えています。

39日に及ぶ「桜のレクイエム 塩﨑貞夫 展」が終了した。

2018年5月27日(日曜日)

本日、去る4月19日から始まりました「桜のレ
クイエム 塩﨑貞夫展」が終了しました。
会期中、小さな樹下美術館はそれでも600人の
入場者に恵まれ、熱心にご覧頂きました事を感謝し
ています。

従来からの染め付け陶芸作品、人物画作品の中に
混じり、塩﨑作品は美術館の白壁を奮わせ、小気味
良く揺さぶり楽しく刺激しました。

また塩崎氏が加わったことにより、齋藤三郎の焼き
物がより格調高く、倉石隆の人物たちは一層深々と
した表情を見せました。

良い作品は互いに高め合う、これは事実ではないか、
と思いました。

1
最後の作品を梱包する。

最終日(撤収日でもありますが)、銀座からフォルム
画廊の美しいあるじ、都内から美しい塩﨑氏奥様とお
嬢様、新潟市砂丘館から優しい大倉館長と美しいスタ
ッフがそれぞれ見えて賑やかなラストになりました。

ご来場頂いた皆様、お世話になった方々、本当に有り
難うございました。
色々勉強もさせて頂きましたことを感謝しております。

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