空・海・気象
まもなく今年の閉館 暖かめな師走。
先日と本日の早朝ドカーンと大音響が轟きカミナリが
鳴った。
今頃のカミナリは雪下ろしのカミナリで、初雪など多く
は雪を降らす。
しかし雷は轟いたもののまだ当地の平野部に雪は無い。
↑あるご夫婦が外のデッキで食事をされた。
風もなく暖かでおよそ一時間も楽しまれたとお聞きした。
オールドノリタケとミッドウインターのザンベジのカップを
お選び頂いていた。
↑知人がお持ち下さったクリスマスのアレンジメント。
とても心温まります、有り難うございました。
↑午後お休みの木曜日、ついつい柿崎海岸を歩くことになる。
しばしばこの場所で千鳥と出会う。
日本画のような千鳥、10羽ほど小走りに動いては止まる。
これまで何度も書かせていただいたが、千鳥は母と重なる。
この中の一羽が母の化身かもしれないと考えたら楽しくなった。
間もなく今年の展示も終わる。
いつもと反対に奥から入り口方向を写しました。
一年間同じ展示で頑張りましたが、大勢の方にご覧頂き
まことに有り難うございました。
常設の作家をどのように展示するか、毎年多少悩みます
が、齋藤三郎、倉石隆両氏を少しでも知り、かつ親しんで
頂くために工夫することは張り合いでもあります。
今年の開館は12月25日(日曜日)まで、残り少なくなりま
した。
お忙しい時候ですが、ふとしたお暇にどうぞお寄り下さい。
今冬の雪とカマキリの巣の高さ 初冬の瑞天寺道。
その年の雪(積雪)を占うのにカマキリの巣の高
さで云々することが行われる。
ある年、随分低い巣を見たのに大雪になったこと
があり、あまり当てにならないと感じたことがあっ
た。
さて本日近隣の雑木林の道を歩いた。
勝手に「瑞天寺道」と呼んでいる道。
歩き出すとすぐセイタカアワダチソウの枯れ草の
茎にカマキリの巣を見つけた。
地面から30㎝少々と低く、当たれば小雪である。
だがすぐそばのアケビのツルにも巣があり、自分の目の
高さよりずっと高く、2メートル近くあった。
↑こちらが当たれば大雪。
しかしこれぼど高低ばらばらでは占いにならない。
斯くこのような事はあくまで降るまでの一興なのであろう。
さて淋しい初冬の道に草木の実が現れて心慰められる。
耳にしていないが、長期予報はどうなっているのだろう。
昨年は極めて小雪だっただけに、今年は少々心配。
高曇りの日、紫の夕空。
高曇りの日の夕焼けは美しくなることがあるようだ。
本日そのようなお天気で、仕事場でふと見た空は
短時間ながら澄んだ紫色に染まっていた。
すぐに暮れたが、明日は寒く雨模様、所によって
降雪もあるらしい。
スーパームーンが終わった。
今夜は68年ぶりと報じられた大きな月(満月)の日
だった。
昨夜は月を見るのに期待薄な予報ばかり。
本日夕刻のニュースも全国、県内版ともにかなり絶
望的だった。
↑午後4時過ぎ、上越市は鵜の浜温泉の空(スマホ)。
大きな波状の雲が連なり良い空は期待出来そうもな
い。
夕食時には雨音が聞こえ、月はもう諦めていた。
そして9時すき、パソコンに向かい、本日は月を見る
ことが出 来なかったと書き始めると、68年ぶりとい
うフレーズが浮かん だ。
生きている内に、これ以上大きな月は見られない、
と思うと残念で、念のため窓を開けてみた。
すると群雲に明かりが射していて、間もなく月が覗
いた。
大きな月だった。
ああ68年の感慨もそこそこ、見えては隠れる月に
カメラを向けた。
雲が掛かる掛からないで撮影条件が全然違う。
あれこれダイヤルをいじながら大きな月を数
枚撮ったが、雲の中のせわしない出入りに翻
弄された。
ところで部屋に入って暫く経つと、カメラをいじる
ばかりで、果たして月をちゃんと観ていたのか、
と疑念を生じた。
二度と見られない月だというのに、風情など何
ひとつ味わっていないじゃないか、という反省で
ある。
考え直し、再び出てみると月は相変わらず雲
間を出入りしている。
不思議な事に68年ぶりの感慨は薄まっていた。
あまつさえ再びカメラをいじり始める自分、、、。
月は天頂に達して首が痛い、 ああ、と思い出し
た。
大きな月なら、尾神岳の肩に昇る普段の満月も
実に立派なものだ。
さらに満月であろうと無かろうと、野づらや海岸
で不意に出会う四季折々の月の風情も格別で
はないか、とも。.
雨がぽつりと当たり、月は雲とかくれんぼを続け
ていた。
私のスーパームーンはざっとこんな風に終了し
ていった。
この月は大きさもさることながら、人を翻弄する点
においてもスーパーだった。
釣り人で賑わっていた晴天の柿崎海岸。
昨日に続いて晴天となり気温は20度近くまで上がった。
午後柿崎浜を歩いたが、大勢の釣り人。
広いと感じていた海が、わずかこれだけの人出で狭く感じ
られるから不思議だ。
人間の威力と言えば良いのか、瞬時に風景が変わる。
私が見ていた人に強い引きが来てフクラギを釣り上げた。
赤味に脂が乗り、味が濃くこの時期とても美味しい。
先日のアジ、本日のフクラギ(大潟区ではフクラゲ)といい、よう
やく魚が来始めたのか。
今夏~秋、皆さんの声は「水温が高いのかさっぱり駄目」ばかり
だった。
明夜は68年ぶりの大きとなるスーパームーンの満月。
夕ぐれ時まで晴れ間がある模様だが、上手く見えると良いが。
昨日の月はすでに目を奪われるほど見事な大きさになっていた。
本日強風 昨日アジを頂いた 個人主義的な新大統領。
午前はあられが降り一日中冷たい風が吹き荒れた日に
も拘わらず二人また三人とお客様に来て頂いた。
ケヤキは7、8割方落葉し、モミジは必死に木にしがみつ
いている。
午後早く施設の巡回の後、強風下の渋柿浜は大潟漁港
へ。
冬に向かって波浪は凄まじいが、荒海は心を浄化する作
用があるように感じられる。
昨日、かって一緒に芝居をした仲間から頂いたアジ。
菜は牧区の縁者から頂いた。
明日の食卓が楽しみです、誠に有り難うございました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
米国の新たな大統領にドナルド・トランプ氏が決まった。
昔からゴシップやエピソードが報じられる度に豪腕振り
と桁はずれた財力を知らされた。
それがまさかの大統領、何を置いても異色であろう。
この先どうなるのか分からないが、確定直後の演説
に「国民一人一人が忘れられないようにし、すべての
国民のための大統領になる」、」という全く真っ当な主
旨が述べられ、意外だった。
他国のことよりまず自国、個人主義の国の人らしいと
言えばその通りで、一種分かりやすい人かもしれない。
荒れ模様の文化の日。
夜9時を回って、強い風雨が続きカミナリも鳴った。
本日11月3日文化の日は、午後いっとき晴れ間が覗いたが、
よく荒れた。
↑午後の上下浜マリンホテルハマナス。
荒天の晴れ間は見慣れた風景もダイナミック。
時雨がいっとき上がった駐車場。
樹下美術館は好天が暇、荒天が忙しいことがある。
美術館の帰りの上越市大潟区渋柿浜の漁港の雲。
北東に弾けたような積乱雲と強風で出てくるにょろりとした
雲が横たわる。
瞬く間に暗くなり気温が下がり風雨が強まる。
寒冷前線に関係する雲であろう。
こんな日の雲は何かと見応えがある。
妙高山は既に初冠雪があった。
日替わりでお天気が変わりつつ、否応でも冬に向かってい
るのが分かる。
今冬はどんな雪になるのだろう、昨冬は少なかったが。
夕ぐれの雲。
今夕大潟夕陽の森で見た巻雲の夕焼けは真っ赤な派手さはなかっ
たが、
繊細でスピード感に溢れた高い雲が主役だった。
夕陽の森展望台と雲。
わずかな時間に現れたきらびやかな空。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
午後鳥取県で震度6弱の地震があったことを往診先のTVで
知った。
12年前のちょうど今頃、中越地震があったことも伝えていた。
12年前の当日、救急の講演会が終わった直後の館内が揺れ
た。
すぐに母がショートステイでお世話になっている板倉区へ向か
ったが、途中で寄ったお菓子屋さんで強い余震に襲われた。
良いお天気の陽がとっぷり暮れた時間だったと思う。
今世紀に起きた大震災やテロは衝撃的で、その時何をしていた
かもたいてい覚えている。
悪い事への記憶の深さは、克服を促すための生命の智恵なの
だろうか。
本日晴れて雲に眼が行った。
午後5時ころ、四ツ屋浜に陽が落ちて変わった雲
が一日の終わりの挨拶をするように浮かんでいた。
雲を形成する水滴が落下する途中蒸発したため尻尾
のようになるらしい。
流尾雲の一種といえばいいのだろうか、雲は時として
ひょうきんな表情を見せる。
秋色の植物と雲。
このところ気温が上がり日によって魅し暑さが感じらる。
秋が深まり、多摩ナンバーや静岡、新潟など遠くからの
訪れが時々見られて感謝を禁じ得ない。
濃淡色々あるノコンギクの中で今年のこの株の紫はひときわ
明るい。
カシワバアジサイの紅葉。
夏の間、長く花をつけた後、今度は早くから紅葉し、色を深め
つつ秋の終わりまで楽しませてくれる。
カシワバアジサイは自然に振る舞っているはずだが、「大人」、
「玄人」などプロフェッションの印象がある。
トクサに紛れるリンドウ。
何度か取り上げたリンドウは、もとは遠くに植えたのに、そこから
離れてここのほかもう一カ所に集まるようになった。
ジャンプする花、リンドウ、似た話を最近知人からも聞いた。
昨日の空に畳(たたみ)雲?
秋のむら雲はひつじ雲、うろこ雲、いわし雲など色々ある。
昨日の空は一時、長方形を思わせる形状のむら雲で、「畳雲」と
呼んでみたくなるような部分があった。
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