空・海・気象

柿崎海岸で九月の驟雨に遭う。

2013年9月5日(木曜日)

午後休診の夕刻、春以来となる柿崎の海を歩いた。シーグラスを探しながら歩いたが、いつしか「浜千鳥」をくちずさんでいる。ここでよく千鳥を見るのと、千鳥と母が重なるので柿崎にくると自然に出てしまう。

生前シーグラスを探して持ち帰るたびに、ベッドの母は青くてきれい、大きいね、などと興味を示した。色々こまごまと喋った人でも、最後はきれい、大きい、小さい、もう少し、お腹空いた、などとしか言わなくなる。最晩年は、そんな時間がいっそう貴重で有り難った。

 

今夕の柿崎は東の方角に当たる米山が雨雲に被われていた。雲は次第に低く広がりそこから強い風が吹いてくる。いつもとは逆、まさか竜巻などは来ないだろうが、帰りには土砂降りとなり最後は走って車に飛び乗った。

前歩き始めた頃、東北の方角は雨雲。

 

途中から帰り始めると、強い風とともに雲がこちらに広がってくる。

 

本降りへずぶぬれになって車に飛び乗った。

途中まで湿った風が気持ち良かったのですが。
ずぶ濡れで車のシートに座るのは気持ちが悪いですね。
シーグラスはほとんどありませんでした。

秋を迎えて 水鳥 残照。

2013年8月26日(月曜日)

日が短くなり始め夏~秋へ季節は移る。新旧の暦に照らす暇もなく、気象や生き物そして気分・感情まで移ろうのを感じる。

昨日日曜日、4組のゴルフコンペは妙高CCだった。高原のコースでかろうじて100を切り2位のお土産を頂戴した。31もついているハンディキャップのおかげというほかない。

潟川 昨日日曜日夕刻の潟川。水鳥の影に秋を感じる。

さて潟川は上越市の大潟区と、吉川区と頸城区の一部の水田から水を集め、大潟区犀潟の新堀川を経て海に排水されています。
昔は小舟が往き来して稲を運んだと聞きました。筆者の子どもの時も我が子たちともこの川で釣をしました。よくフナが釣れ、ハヤやナマズを釣ったという人もいました。

四ツ屋浜の残照昨夕の大潟区四ツ屋浜の残照。秋の旅情が漂う。

7月始めの日没は19時15分ころだったのですが、今や18時25分ということです。

アメシロ退治 まことにタフなヨットレース 美術館は人生最後のレース。

2013年8月24日(土曜日)

秋を迎えて厄介なアメシロの二回目の繁殖時期になっている。。今夕、アメシロが巣をかけている木に梯子を掛けて大枝を切った。それを細かに切って焼いた。本当は枝など切りたくない所だが、消毒が効かない場合もあり致し方ない。当分格闘が続きそうだ。

慣れない梯子、枝きり、たき火、ともに汗だくになった。

さて色々と過酷なものがありますが、競技としてヨットのオーシャンレースがある。
9レグをかけて世界一周を争うボルボ・オーシャンレース(VOR)などはその一つだ。
艇が見えなくなるほどの大量のスプラッシュ(しぶき)、危険な傾斜角、遭難の領域を猛烈なスピードで帆走する。
落水を免れているのはしっかりハーネスを装着しているからにちがいありません。

超過酷なレースだが優勝はトロフィーのみで賞金は無い。

ヨットでほぼ30年前ありし日の小生?レース後の帰路、富山湾沖だと思う。
このときのレースは輪島-舳倉島往復レースだったのか。
当日夜半から朝にかけ、余りの悪天候のため棄権艇が出はじめレースは途中中止となった。
めったに行けないので舳倉島だけは廻った。

当時の数年間、およそ30フィートのレースヨット「オレンジペコ号」を皆で所有し乗り組ませてもらった。
艇は6人が寝泊まり出来、能登や佐渡のレースに参加したりクルージングを楽しんだ。
とび職、サラリーマン、機械リース会社の整備工、自衛隊員、、、皆さんは様々に能力がありレースは強かった。
仕事が多忙を極めるようになって、船を下りたが、クルー各氏には本当にお世話になった。

こんな写真を引っ張り出すと大変懐かしく、ある種別人と出会っている感じがする。
年を取ったが、人生の最後に美術館の維持という自分との戦いに参加しているようにも感じられる。

予報通りに雨が降った。

2013年8月20日(火曜日)

予報通りに降った雨。しっかり降って当地の田畑や庭にとって慈雨となった。このたびの予報は正確で少々驚いた。

「百姓にとって雨は悪いはずがない」。洪水や鉄砲水がまず無い上越市大潟の農家で聞いたことがある。

百日紅驟雨に煙る仕事場の百日紅(さるすべり)。雨も日照りも気にしない風で、ある種驚異的だ。

ただいま23:25、遠くにわずかな虫の声。すこしでも涼しくなりますように。

猛暑が落ち着いて ローランサンの薄紅色の雲。

2013年7月18日(木曜日)

このところ暑さが一段落している。Yahoo!天気で見る限り、関東甲信越10県の,向こう一週間に猛暑日が見当たらない。上越市高田の最高気温も27~29℃と出ていた。

今夏は早くに猛暑が来たが、8月など中から先はさほどでない、という予報を聞いたことがあった。今のところそんな具合になりつつあるがどうなるだろう。

ところで原発再稼働のベクトルは猛暑を背景に機運が高まったかに見えた。しかし当県の柏崎刈羽は世界一の規模であり、中越沖地震の洗礼も受けている。次元とわけが並みでない、慎重の上にも慎重姿勢が求められる。

今夜放送されたTVコマーシャルに〝ほどほどの安心なんてありませんから〟というキャッチがあった。あるハウジングのコマーシャルだった。確固たる安心概念が伝わり、賢明な会社だと思った。

このような言葉を述べるスマートな電力会社が無いのも淋しい。

 

四ツ屋浜の夕雲曇りの夕暮れも見所、今夕の四ツ屋浜。
やや暗いが、薄紅はマリー・ローランサンの絵によく使われる色を思わせる。

夕日のかなたに。

2013年7月9日(火曜日)

本日も山梨県は勝沼(甲州市)で39、1℃とニュースが報じていた。どんなに暑かったことだろう。

最高気温は人ごとではない。勝沼ほどではないが、昨年9月17日は筆者の地元・上越市大潟区の37,6℃が当日の全国最高気温だった。ひどい猛暑と聞くとむっとして鼻から脳へ乾くような熱感がよみがえる。

上下浜の夕暮れ本日夕刻の上下浜。

 

Beyond The Sunset(夕日のかなたに)


曲はその昔、パット・ブーンやハンク・ウイリアムズの歌、ロジャー・ウイリアムスのピアノなどで
ラジオから流れてきました。
当動画はジョー・スタッフォードとゴードン・マックレーのデュエットです。

真夏日 猛暑日。

2013年7月8日(月曜日)

本日全国的に高温となり、山梨県勝沼では38,6℃もあったという。

ところで昨日午後4時ころ訪れた埼玉市は35℃前後だった。妻以外皆様のお顔に苦痛が見られなかったと書かせていただいた。しかし本日の山梨県の猛暑を報じるニュースの市民の方たちには、明らかに〝うんざり〟という表情があった。

38℃超は異次元的(病理的)な気象環境にちがいない。ちなみに上越市高田の最高気温は33℃。在宅回りで45分ほど外出したが、おおかたは冷房された車内である。戸外の労働、徒歩などでの通勤通学に比べればずっと恵まれている。

合歓の花雨に弱い合歓が満開。仕事場の老木の花も精一杯青空を喜んでいる風だった。

当地はまだ梅雨が明けていないらしい。

卯の花音楽祭 筆者のゴルフは時の運 新潟市への途中で。 

2013年6月23日(日曜日)

本日糸魚川カントリークラブでゴルフコンペだった。梅雨の晴れ間に恵まれたが51-53で残念ながら15人中11番だった。私のゴルフはもっぱら時の運だと思った。但し160ヤードのショートホールでニアピン賞が取れた。

参加賞とともに樹下美術館へ持ち帰り、閉館間際のスタッフと分け合った。

本日、東京から新潟市の老親の世話に通われる方が、ネットで当館を見たと云って寄ってくださった。ほくほく線へ乗り換えてのご来館、嬉しく思いました。
介護の合間に来館される方を時々お見受けします。お忙しい日常と想像されますが、当館ではゆっくり心休めてください。

013夕刻の美術館のデッキからの空。秋を思わせるいわし雲だった。

さて本日午後、大潟コミュニティープラザで「第11回 卯の花音楽祭 小山作之助をたたえて」が開かれた。盛りだくさんの内容だったと聞きに行った妻。特に上越教育大学の後藤丹(まこと)教授編曲の「夏は来ぬ」素晴らしく、アンコールになったと云う、お聞きしてみたかった。堀川正紀委員長はじめ運営委員の皆様のご努力に深く敬意を表します。

久しぶりの雨は慈雨となっただろうか。

2013年6月15日(土曜日)

待たれていた雨が一日中降った。

 

蜘蛛ケ池夕刻6時ころ、大潟区蜘蛛ケ池付近から山際にかかる雨雲。

四ツ屋浜夕刻7時過ぎ、四ツ屋浜からの海は茜色だった。

当地上越市大潟区の降り方は静かだった。はたして山間の水田、砂丘地の畑にとって慈雨となっただろうか。日没の西の空は茜に変わっていた。

憲法記念日は樹下美術館の花 そして夕刻。

2013年5月4日(土曜日)

昨日は憲法記念日の祝日だった。70年近くも日本が平和で、今日も自分が生きられているのは現憲法のおかげでもあろうと日頃感じている。

平和と個人の尊さを希求した現憲法は日本ばかりか、世界の宝物ではないだろうか。

その日に樹下美術館と裏手の田んぼのツバメ、そして渋柿浜漁港の半日の写真を掲載しました。

ノスミレスミレチゴユリチゴユリキバナホウチャウソウとスミレキバナホウチャクソウとスミレの一種丁字桜チョウジザクラデッキと田樹下美術館、夕暮れのデッキ。
わらを持ったツバメワラを運ぶツバメ。
マイズルソウマイズルソウスズランまだ開かぬスズランイチリンソウイチリンソウ(八重咲き)ベニシジミベニシジミ夕雲と樹下美術館夕暮れの樹下美術館。田のツバメ田を飛ぶツバメ。

堤防の人々夕暮れの上越市大潟区は渋柿浜の堤防。

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夕日に染まる小屋。

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