空・海・気象
長男夫婦と冬の海を見に行く。
風冷たく気温は2度前後であろう。雨が降れば雪になるぎりぎりの温度だが、それは免れている。
昼頃、時々雲の切れ間から陽が射した。午後から帰京する長男たちといつも私が見に行く海へ出かけた。
四ツ屋浜は西に青空、北に写真のような白い雲が揺れるように降りている。
部分的な雨また雪が日に当たって白く見えているのであろう。
一同寒風の中、冬の日本海の迫力に見入る。マリンホテルでコーヒーを飲んだ後、直江津駅へと見送った。コーヒーは美味しかった。
世界気象カレンダー14 雪はふるが。
静かな夜だと感じていると雪が降っている。寒に入りいよいよ越後の冬は本番。
数日前、近くのグループホーム回診で入所者の方から世界気象カレンダーを頂いた。
ご子息が気象庁にお勤めで昨年も頂戴した。専門的だが興味深いことが説明されている。
予報では明日が曇り時々雪。寒さは続くものの大雪というほどではなさそうだ。
穏やかな海 シーグラス 椿な正月は続く。
施設から相談の電話があったものの、31日からの正月休みが無事に過ぎている。貴重な連休はあと二日となった。
本日1月3日は穏やかだった。このところの毎日出る厳しい予報は外れがち、不思議だ。そうこうしている間にいわゆる冬期の三分の一が過ぎたことになる。本格的な雪は今月半ばから始まることが多いが、無事穏やかに過ぎた日は良しとしよう。
雪国では明日の悪天候や豪雪を心配して臆々と数ヶ月を過ごす。どうみても心身に良くない。こうなれば好天の恵みは精一杯喜びストレスを薄めるに限る。
本日も柿崎海岸を歩いた。波は平坦、渚は広く、いくつかシーグラスを見つけた。
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来る5月の作品展に向け6日間の正月連休は大いにはかどるはずだった。一日5,6時間は描いているが、思ったほどの成果は上がらない。テクニックもメソッドも確立してない素人の悲しさであろう。
以下は10×10×3,5センチのキュービックキャンバスに描いている椿の油絵。34枚に手を付けているが本日25枚が写真の所まで進んだ。
これから黄色のしべ、枝、脇の蕾、葉脈などを描き全体の陰影と質感を整え細部に手を入れる。別に四枚のサムホールキャンバスに洋梨も描き始めたので訪ねた子や孫は部屋に散らかる絵にびっくりしていた。
売れるだけのクォリティまで何とか持って行かなければならない。
さて昨日写真を載せたやぶ椿は本日まだ咲かなかった。
荒天の合間に日射し。
予報の通り雪は降ったものの、日中よく陽が射しておおかた消えてしまった。
間もなく今年も終わる。
今のところお天気に関して予報よりも穏やかに推移していて助かる。
鵜の浜温泉の夕暮れ。年越、お正月のお客様がお見えになっている。
荒海の日本海でお正月も旅情、風情ではないでしょうか。
鵜の浜温泉からいつも写真を撮っている四ツ屋浜や上下浜までは1,5キロほどです。
そして柿崎海岸や樹下美術館は6~7キロになります。
鵜の浜から樹下美術館へ、樹下美術館から鵜の浜へのお客様がお見えになるようになりました。有り難いことと思っています。
本日で樹下美術館は今年の終了 土底浜の冬の草道は動物の背中のようだった。
本日お陰様で今年の営業を無事に終えることができました。「こんな良い天気になるなんて」という声があちらこちらから聞こえた好日、切れ目のないお客様でした。
新たな常連さんにも恵まれ、年を追ってわずかずつ増加を続ける来館者様。皆様には心から感謝致しております。
さて今週いっぱいで表向きの診療も終わる。それでこのところ在宅回りも早めに終わります。
本日久し振りの土底浜は屋敷跡の草地へ行きました。
そこから海の眺めが良い小さなこぶへ続く道があります。
以前来た時は緑深い夏草の道でしたが、今日は冬陽が当たるうす茶色の枯れ草の道。
清潔で暖かそうで、大きな動物の背中にいる感覚を覚えました。
東方面を見る。この先は四ツ屋浜、潟町、九戸浜、鵜の浜、雁子浜 、上下浜、三ツ屋浜、直海浜、柿崎へ続く。
西方に陽が沈みかける。もう海には沈まない。
ゆったり波打つ日本海の色が青みがかって、良いコントラストでした。
自分のふるさとには何かしら詩情漂う場所があり幸せに思っています。
間もなく今年の閉館 薄明光線(光芒、天使の階段、天使の梯子)。
昨年の12月閉館間近のころは雪や寒さに悩まされました。しかし昨日、本日とも降雪は無く風そう強からず、雨がちでしたがお客様にも恵まれました。
今年の閉館を惜しむ声が聞こえ大変申し分けなく思います。またカフェの常連さんはじめ皆様とのしばらくのお別れは辛いものがあります。
さて気を取り直しましょう。冬の雲は流れが早くその切れ間から時おり光芒が射します。気象用語としては薄明光線と言うらしいのですが、天使の階段とか天使の梯子の呼称もあるようです。
荒天の合間にさっと射す光の束は数少ない冬空の楽しみの1つですね。
昨日虹をみた上下浜に現れた明瞭な天使の階段。
普通は帯状ですが線状に現れ、このような光を初めて見ました。
良いことの知らせとして有り難く拝ませてもらいました。
明後日の最終日、お天気には頑張ってもらいたいと願っています。
「Be Witched(魅惑されて)」の ビル・スナイダーとアンドレ・プレヴィン お客様と虹。
去る12月20日のブログで映画「愛情物語」を観たことを書かせて頂きました。1956年公開の映画は白血病で亡くなったピアニスト、エディー・デューチンの物語で、劇中の演奏はカーメン・キャバレロが弾いていました。このことで華やかなキャバレロは一躍人気となり以後何度も来日しました。
学生時代、自分は黒人中心のいわゆるモダンジャズを聞いていましたので、ポピュラーなキャバレロに全く興味がありませんでした。しかしピアノが上手だった2つ上の先輩T氏はエディー・デューチンを評価し、当時ジャズプレーヤーだったアンドレ・プレヴィンをとても敬愛していました。この先輩のことは、バップ調の音楽を良しとしていた自分にとって大変印象に残りました。
年を取って気楽な音楽を好むようになるとビル・スナイダーのCDに出会いました。エディー・デューチン系列のプレーヤーで、より装飾的です。しかしキャバレロに比して品があり、「愛情物語」の音楽担当に際し彼の名が上がった、という話もうなずけます。
1950年代初頭のアンドレ・プレヴィンとビル・スナイダーの「Be Witched(魅惑されて)」がYou Tubeにありましたのでお借りしました。いずれもモノラルですがスナイダーはひたすらスイートに、プレヴィンは軽いジャズとして弾いています。
You Tubeにあったビルスナイダーの「Be witced」。
You Tubeのアンドレ・ブレヴィンの「Be wiched」。
タバコなどふかしていますが、すでに天才の誉れ高く、後にロンドン交響楽団の桂冠指揮者はじめNHKの主席客演指揮者まで世界を席巻しますね。
上掲の曲が入っている我が家のアンドレプレヴィン1951年の25センチLP(いわゆるトーインチ盤)。
帰郷に当たってお世話になった洋食屋さんからどさっと頂いたレコードの一枚です。
もとの持ち主はアメリカの軍人さんだったと聞きました。
当地は一度降った雪が消えています。本日日中は陽も射しました。樹下美術館は久し振りに賑やか。新潟、長岡、五泉の各市からご夫婦のお客様、ご常連さんもみなお見えになりました。皆様有り難うございました。
非常に若いおばあちゃんが家で5人目のお孫さんが生まれたということでお見えになりました。みな女の子さんで名前が食べ物にちなんで可愛い。私も知っていますがとてもチャーミングなお嬢ちゃんたちなのです。本当におめでとうございました。
それから夕刻、もしやという予感で上下浜に向かいました。しばらくすると案の定海上からホテルにかけて鮮やかな虹が架かりました。いつかここでという思いが叶いました。
あと23日と25日の二日jを残して今年の樹下美術館は終了です。美しい虹を希望の記しとして胸に刻みました。
ブログを見てホットサンド 黒バンドのチョーカー。
本日午後は週一回近くの高齢者施設へ出務の日。帰りに美術館に寄った。お二人の女性のお客様が見えて当ブログのホットサンドの写真を見て食べに来たと仰った。
一式運ばれてくるや一斉に携帯とデジカメで写真を撮られた。最初にご一緒して展示も見たが、詳しくて有り難いことだと思った。
最近シーグラスのチョーカーに黒いベルベットのテープを付けてみました。
早速本日お一人がお求めになった。とてもドレッシーに見える。
1600円で、あと一つ白のグラスがあります。
本日予報は曇り時々雨だったが、秋晴れに似た青空の一日だった。悪い予報はいくら外れても構わない。
夕刻外来にこられた男性は、外の現場だったが暑くて脱いだ上着を忘れてきてしまった、と仰った。
柿崎海岸の千鳥 絵葉書のコレクターさん トーストセットの昼食。
時に雨が混じったものの風もなく、穏やかな一日。午後柿崎海岸を歩いた。
ちーちーと小声で鳴く千鳥は久し振り。
皆して渚にいても、人が近づくとすぐに飛び立つ千鳥。散歩の人が多いので出たり戻ったり結構忙しい。
背が黒っぽく素早いため海上では波に同化して目立たないが、反転のとき群れが一瞬白い腹を見せるのでよく分かる。
海の後、遅い昼食をとりに美術館へ行った。道中の高速道路に沿った道で何種類か草の実を見た。降雪前のひととき、精一杯の色だった。
とても素早い海上の千鳥。
千鳥をみると母を思い出すので、浜千鳥→母千鳥のイメージ。
前にノイバラ、後ろがヤマブドウ。 ゴージャスな山芋の実。クリスマスリースに使えそうです。 |
わずかに残ったムラサキシキブ。 寒さと共に急に色づくヒヨドリジョウゴの実。美味しそうだが食べてはいけないらしい。 |


本日、驚いたことに県央からの男性が、40種類ほどの絵葉書全てをお買いになったと聞いた。絵はがきやパンフレットのコレクターさんだったということでした。コレクター恐るべし、有り難うございました。
昼食のこんがり焼けたトーストは美味しく、ハムと自家製のピックルスも良い味でした。およそ100年前の英国のコーヒーカップ、60年前のアメリカのパン皿。約2杯分のポットコーヒーが付いて800円。宜しければ齋藤三郎の湯呑でお番茶サービスもOK,です。
お見受けした若い男女のお客様、いつもの若い美人さん、落ち着いた中年女性の皆様、おくつろぎ有り難うございました。
本日12月1日、師走を迎えた。
年を取ったら一日一日を大切に、という。しかし大切にするヒマもなく過ぎてしまう、早いなあ、、、。
穏やかな日 政治の危うさ 海外で夢見すぎは失敗のもと。
本日日中の空は穏やかだった。四ツ屋浜の枯れ草も静かで、もっぱら背を温めている風だった。
彼らの従順さは動物には真似できない。
閉館後の美術館。金沢市からのお客さんなどでカフェはほぼ満席だった。
本日夕刻、九州出身の従兄弟が何十年振りに寄ってくれた。某メーカーのファイナンス畑の人で、アメリカとシンガポールなどの海外が長かった。
話は興味深く,子どもたちが身につけたインターナショナル感覚と日本的マナーの組み合わせは世界最強ではないか、と思った。
また日本の政治を危機的状況と危惧。なにより選挙における投票率の低さは世界的にも異常、と語気を強めた。
そして帰り際、海外に於ける日本企業の幕引きも幾つか手がけたが、失敗の根に「情緒的あるいは夢の見すぎ」ときっぱり。
家族を大切にされ知的で人なつこい人は、まだまだ忙しいらしい。
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