空・海・気象

カーフェリー「こがね丸」の反転再度入港 頑張れ佐渡汽船。

2013年11月21日(木曜日)

晴れたり曇ったり、夕刻に一時雨が降り、一日中強風に見舞われた。

本日午後は休診の日。昼食をしに美術館に向かう途中に大潟区は渋柿浜の大潟漁港に寄った。
運良く沖に小木港→直江津港の佐渡汽船カーフェリーが現れて写真を撮った。

ところが港の直前で、船は突然進路を変えると、こちらに来るではないか。
小型フェリーといえども、急舵をを切って陸へ迫る光景は異様だ。

シャッターを押しているとよろけるほどの強風、海上はもっと吹いているはず。
目の前を横切ったフェリーは貨物船と交叉した後沖へと反転した。

船は西風を真横に受けて相当にピッチ&ロールしている。沖合で港に返す舵が左右に振られるのが分かる。

1強風のなか現れた佐渡汽船。3目の前を通過。5反転。7およそ10分後再度現れ港へ直進。 2突然の方向転換。4貨物船をかわす。6かなりのピッチ&ロール。8赤灯台を通過し入港。

再度現れたフェリーはきれいに航行した。それにしてもなぜ入港直前に航路を逸れて反転したのだろう。

出入りする船舶同士には衝突回避のルールがある。数隻の貨物船の出入りはあったが、その調整だったのか。あるいは入港のスピードダウンで風に押され、入港をやり直すことなどもあるのだろうか。

強風の中突然のことで驚いたが、佐渡汽船カーフェリー「こがね丸」には臨機応変、かつ果敢な印象を受けた。

今「こがねまる」は直江津と小木の間を行って帰って行く、を繰り返している。本日の船は入港後まもなく小木に向かい、夕刻小木を出港して直江津に戻って泊る。これを2港の間で繰り返す、つまり一日1,5往復の運航だ。

幹線線開業は近い、頑張れ旅情の佐渡汽船。

懐かしい人との食事 特賞のくじ。

2013年11月20日(水曜日)

陽が射すなど昨日は予報より過ごしやすい一日。特に午前はインフルエンザのワクチン接種で多忙を極めた。

 

夕刻の海昨日上下浜の夕刻。北東方向の空が赤味を帯びていた。

 

この日何十年ぶりという懐かしい人とその友人ご夫婦で夕食をともにした。過ぎた時間を埋めあい、かつ新鮮で和やかな時間はあっという間に過ぎた。

お刺身刺身、肴のあぶり、栃尾の油揚、お茶漬けほか正直表示のメニューは美味しかった。

 

ところで食事の終了で店のスタッフが三角くじの箱を持って来た。3枚引けるという。

するとどうだろう、一人はスパークリングワイン、一人はガムで、もう一人は特賞の1万円食事券を当てた。

当てた人の名入りラベルのワイン、一万円の食事、ともに次回来店で利用出来るという。何ともラッキーな食事だった。

クリスタルガラスのツリー 鉛色の空と海。

2013年11月13日(水曜日)

午後から冷たい雨が降った日、樹下美術館はスタッフによって雪囲いが始まっている。

カフェから見える樹木は紅葉が終わるまで待つ予定。それまで降らなければ良いが微妙かもしれない。

クリスタルガラスのツリー親戚から届けられたバカラのクリスタルガラスによるツリーの置物。
入り口のカウンターに置きました。有り難うございました、喜んでいます。
向こうに二代陶齋の白磁花瓶。

 

明日は晴れるか 本日の四ツ屋浜。文字通り鉛色の空と海。

雲は多いが西空にわずかな茜。明日は晴れるという予報が出ているという。
冬へ向かう足が一休みするらしい。

雲と蜘蛛の日。

2013年10月21日(月曜日)

爽やかな一日だった。

合歓と雲本日も高空の雲が見られた。

真新しい蜘蛛の巣庭に張り直されたく立派な女郎蜘蛛の巣。

昨年秋も、台風の後に同じように掛け直された女郎蜘蛛の巣を幾つも見た。しかし今年は多くの巣が無くなったままになっている。
真新しい巣は気持ち良く見えるが、毎週のようにやってくる台風で、蜘蛛たちはヘトヘトかも知れない。

四ツ屋浜夕刻の四ツ屋浜。
昨年あたりから夕陽を観る人撮影する人が増えているのを感じる。

巻雲 高い空で氷晶の童(わらべ)が走り回る。

2013年10月18日(金曜日)

雲、月。冬を前に秋の空は澄んで美しい。今日は様々な形の巻雲(けんうん)が見られた。5000~10000メートルの高度で最も高い雲、巻雲。空域の気温はおよそ-25℃で、微小な氷の結晶(氷晶)で出来ているらしい。

高高度のため湿度が低く、かつ気流が早いので厚くならずスジ状になるという。

巻雲本日午後の巻雲。

 

氷晶上掲の雲の真ん中にこんな形があった。「上空を走り回る氷晶の子ども」みたいだ。

冬、彼らは下界へ降りてきて雪になる。いずれこの元気な童も白魔などと言われ、私たちをさいなむのだろうか。

今日の月も素晴らしかった。

台風一過の雲とほくほく線。

2013年10月10日(木曜日)

台風は暑い風をまき散らして去って行った。時折陽が射し、群雲が気持ち良かった。

四ツ屋浜13:45ころ四ツ屋浜の高積雲。2000~5000メートルの高さにあるらしい。

夕焼けは空一面にはならなかったが、ほくほく線を写した。二本の列車を撮ったが、カメラの仕度をしていると「ゴォー」と来て「、シャー」と行ってしまった。

17時ころ、ほくほく線夕暮れ電車二両編成の素朴な普通電車。
ちょっと待ってと心で叫んでも澄まし顔で行ってしまう。

 

特急はくたか17:20ころ昨日は台風のため何本も運休した特急はくたか
今日は、邪魔だ邪魔だと言わんばかりの元気な走行だった。

フェーン現象がもたらした熱風と雲。

2013年10月9日(水曜日)

台風24号は温帯低気圧に変わって本日午後~夕刻にかけて新潟県上越地域を通過した。

午後特養ホームに出て、そのあと樹下美術館のコーヒーを飲んだ。本日は雲が気がかり、その後四ツ屋浜に寄ると砂ぼこりが舞い、小さなレンズ雲が現れた。

1穏やかだった昼過ぎの美術館の庭。 2まだ緑が残る樹下美術館。

3 四ツ屋浜。遠くに魚が並んだようなレンズ雲がでてきた。

4診療所近くの道路をふさぐ砂塵。

 

045 強風の大潟区岩野で東方を見る。弓型の輪郭をもつクリーミーな雲が重なっている。

 

長崎方面の雲 岩野から長崎集落方面に見える先ほどの雲。やはり普段のものとは違う。
巨大な造形物のように異質な感じを受けた。

091大潟区潟端の方面を見る。高田、直江津は砂塵でかすんでいる。

当地は台風がもたらしたフェーン現象によって10月としては過去最高となる気温を観測している。お隣の糸魚川市が35・1度で猛暑日となり、この日全国1位だった。私の所、上越市大潟は二位で34・5度、同高田は33・4度。いずれも2時前後らしい。本当に暑かった。

概況によると本日の全国最高気温ベストテンは新潟県(6観測所)と富山県(4観測所)の二県が占めている。台風がもたらす異常熱風は湿った南風の高山越えが起こす現象だが、気象は不思議でスケールが大きい。

やはり台風は変わった雲をもたらした。明日は雨らしいが合間の雲はどんなだろう。

美しい夕空がある限り。

2013年10月4日(金曜日)

今夕の夕暮は素晴らしい空でした。夕方まで何気ない曇り空でしたが、突然のように優しく鮮やかな色に変わったのです。

いつもながら夕焼けの予想は難しいと思います。いいかなと思えば平凡、あるいは本日のように突然色づいたりと。

しかも最も素晴らしい時間はほんのいっとき、ある意味一瞬で、せいぜい1分前後でしょうか。今夕も家を出る直前の空が最高だったように思われます。
玄関を出た時、ご近所の家々の壁がみな鮮やかなピンクに染まっていました。1分少々、海へ到着した頃には既に幕引が始まっていました。それでもしばし息を飲みシャッターを押したのです。

 

四ツ屋浜でいつもの四ツ屋浜です。

燧岳と焼山紫色の火打山(左)と焼山。

13104夕焼け優しい色に包まれた上越火力発電所。

ブログは日が空くどころか連日となりました。こんな夕空がある限り仕方がないのです。

敬老の日 台風18号の影響 雁子浜の夕空。

2013年9月16日(月曜日)

敬老の祝日の本日、台風18号は新潟県上越地域に雨の被害をもたらした。

雨を避けようと昼前に東京へ立った長男たちは、やはり高速道路の通行規制に遭い、ある区間は一般道へ降りたという。

早くから多くの河川で増水の警報が出続けていた上越地域。夕刻5時頃とうとう矢代川の堤防が決壊したと報じられていた。
氾濫は避難を促すだけで、目の前で進行する堤防決壊までは防げないらしい。川の怖さであろうが、歯がゆさも感じた。

避難所のニュース映像に妙高市の親戚の地名が出ていたが、水害は免れたと聞いた。堤防決壊の映像はひどいものだったが、その後も大丈夫なのだろうか。

 

雁子浜 の夕刻夕刻に向かって雲が切れてきた。大潟区雁子浜は日没後に鮮やかな空。
台風一過の夕は何時までも空が明るいことがある。

敬老の日だった。現在104才の方と間もなく104才を迎える方を月一で訪問させて頂いている。いずれも女性。104の方は100才で大腿骨頸部骨折の手術をされたがベッドサイドに端座され、しゃんと話をされる。もうお一人は普段よく眠っていらっしゃるが、デイサービスに週二回通われ、耳のご不自由があるものの、目立った認知症もない。

お二人とも長生きの愚痴を仰ることがある。しかし、「またおばあちゃんの顔を見に来てもいいですか」と言うと、お二人とも同じように手を合わせて拝む仕草をされる。

この方たちに共通する生活方法や身体の特徴を一概に言うことはできない。ただ酒たばこをせず、一生懸命身体を使って働いたことのほか、ご家族の暖かな見守りと敬老(愛老)の姿勢が共通していると思う。

週一回特養に出向いているが、私が知る範囲でこの年まで比較的お元気なのは在宅の方たちのようだ。

雲の季節 頑張れ農業。

2013年9月6日(金曜日)

午後に樹下美術館でコーヒーを飲んだ。裏手の田んぼからどーどーとコンバインのエンジン音が聞こえている。大きな機械が何台も入って次々に刈っていた。毎年もち米の品種から始まるらしい。

農業は天候に大きく左右される。今年は春以来、冷温、乾燥、猛暑、大雨など何かと異常と言われ続けた。皆さんの規模は昔よりはるかに大きい。やり直しが効くとは思われないゆえ、心安まる暇が無かったことだろう。

それでも稲作は平年並みと報道された。あと少し穏便な気象が続くことを祈らずにはいられない。

 

涼しくなって雲の形が面白くなってきた。雲は自然現象なのに、見上げるだけで即、巨大なアートに変わる。昨日のように雨を降らせたり風まで吹かせる。自然は偉大だ。

 

昼の雲本日は変化に富んだ気持ちのよい雲。

コンバイン美術館に隣接する農道を行く大型のコンバイン。

いま燃料の高騰は馬鹿にならない。
安全、新鮮、美味、美観、 日本の風土の根幹を支える農業!
こんな立派な仕事はない、どうか粘って頑張ってください!
新潟県でも再び小麦への取り組みや、地熱利用の野菜栽培などが試みられていると聞いた。

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