花鳥・庭・生き物
上越市は牧区からウド コムクドリが巣作り。
いつしか連休も終了となる。これでと思っていた図録が終わらなかった。挨拶から書き直しているのだから仕方ないのか。
このたび牧区の縁者ご夫婦から新鮮なウドを頂いた。「親父もお袋も年をとったのに畑を作ったり山へ行ったり頑張っている」。連休に帰郷した息子さんの言葉に畏敬が込められていた。
私について言えば、かつて亡き両親特に父にはある時期からはっきりした老いを見るようになった。なにがしか昨日の延長であればいい、と漠然と思っているが、今日自分もそう見られているのだろう。
上越市牧区は府殿の山の幸、ウド。
沢山いただきましたが、分けています。
本日初めて巣材をウロへ運ぶコムクドリのオスを見た。(あわてて撮っています。)
つがいは昨年と同じかもしれない。特にオスは首周りの模様がとてもよく似ている。昨年夏、懸命な子育をてした後、鳥ながら老けたな、と思った。しかしすっかりリセットして今年の子育てに挑戦しているように見える。
野鳥には野鳥の厳しい生涯があるはずだが、日頃、ぼんやりしているせいか彼らに老いを見ることがない。自然界には感心させられる。
憲法記念日は樹下美術館の花 そして夕刻。
昨日は憲法記念日の祝日だった。70年近くも日本が平和で、今日も自分が生きられているのは現憲法のおかげでもあろうと日頃感じている。
平和と個人の尊さを希求した現憲法は日本ばかりか、世界の宝物ではないだろうか。
その日に樹下美術館と裏手の田んぼのツバメ、そして渋柿浜漁港の半日の写真を掲載しました。
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夕日に染まる小屋。
まことに寒い日。
まことに寒い日が続くなか、明日から連休の後半。少し気になる人がいるのであまり遠くへは行けない。
寒冷ながら庭の雑草は伸びつづける。昨夕およそ一時間半、暗くなるまで草取りをした。終える頃、西の空低くわずかに見えた茜、晴れるといいのだが。
仕事場の古い椿は落花の盛り、小さな崖を赤く染めていく。傍らで満開のヤマブキが見送っている。毎年ゴールデンウィークになると鮮やかなコントラストに眼を奪われる。
樹下美術館の花鳥とお茶。
寒い日が続き、風邪の方が絶えず、子どもさんたちに冬場に多い感染性胃腸炎が見られます。
お陰様で4月の美術館は昨年より多くの来館者さんがあったと聞きました。展示も好評で、斉藤さんの器に花を入れていること、倉石氏の「お嬢さん」を褒めて頂いています。
本日昼、出向いて斉藤さんの器と花を写してきました。花や枝は仕事場と樹下美術館の庭のものです。
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大潟区の仕事場ではウグイスが連日鮮やかな鳴き声を聞かせてくれます。美術館のカフェのお抹茶はウグイスのお菓子でした。
ウグイスのお菓子は写真の姿にそっくりでした。
お菓子は上越市黒井の坂詰さん、お茶碗は解良正敏さんの三彩面取り茶碗、
白磁の銘々皿(お菓子皿)は斉藤尚明さんです。
山桜の老木にコムクドリ 花が似合う人。
午後、スズメが巣作りであろう、忙しくウロに枯れ草を運んでいた。突然一羽のコムクドリのメスが木に立ち寄ると、そばの小さくなってしまった山桜の老木に止まった。夢中でシャッターを押した。
間もなく散る老木の花。その花びらをついばむとは、なんておしゃれことだろう。
山桜にコムクドリ、あまりの相性の良さにびっくりした。そういえばもともと桜(ほかの花も)は鳥や蝶や蜂のために咲くんだ。鳥と花が美しく調和するのはうなずける。さて人間はどうだろう。
花が似合う人、たくさん居ると思うが出来ればそうありたい。
同じ合歓木にスズメとコムクドリが営巣するのだろうか。
仕事場の二階から正面に見える合歓木(ネムノキ)。若き日の父が往診の帰りに林から若木を持ち帰って植えた。それから60余年、かなり老化してあちらこちらが枯れてきた。
枯れ枝が折れた跡には空洞が開き、いわゆるウロ(洞)となる場所がある。樹には数メートル隔てて二カ所の大きなウロがあり、昨年その一つを使ってコムクドリが営巣し雛をかえした。
向かって左はしの大きなウロに、今年は意表をついてスズメが巣作りする気配がある。
昨日午後、盛んに出入りし枯れ草の巣材を搬入した。
あまつさえ雀はウロ上の枝で交尾行動を繰り返した。
彼らの巣は軒下だとばかり思っていたが、本当にここを巣とするのだろうか。
ウロは大きく、カラスやムクドリなど外敵が入りそうだが、はたして大丈夫か。
すると間もなく、ついにコムクドリのメスが現れた。昨年使ったウロの入り口に止まる。
はたして昨年のメスか否か、やはり非常に美人である。
一昨日のオスとの関係は、この日オスを見なかった。
今冬大きなウロのすぐ下にあった枯れ枝が落ちて、もう一つ入り口が出来た。
一生懸命そこを観察している。
さて繁殖を控えて鳥たちは命がけであろう。みな強靱な生命力をもっている。優しい合歓の老木でどんなドラマが展開するのだろう。
2013年、コムクドリがまた来た 夕刻の月と花。
昨年このノートにカテゴリーまで新設して大騒ぎしたコムクドリ。仕事場の合歓木(ネムノキ)の営巣で繰り広げられた愛くるしくどこか不思議な鳥の様子に夢中になった。
来年来るか、果たして今年は、案じながら内心また来ると信じていた。それが本日2013年4月24日、一羽のコムクドリが合歓の枝に居るのを見た。非常に嬉しく密かにどきどきしている。
花の蜜を沢山吸ったのか、くちばしの周囲が黄色に着色している。
草むらにおりた。顔~首の模様が昨年営巣したオスに似ているようでもある。
そうでなくとも構わない、どうかここで頑張ってください。
食事前のころ、松とヤマザクラの老木をかすめて月が昇った。26日が満月の模様。
お申し込みが65名様になりました。あとわずかの余裕ですが、よろしければお電話ください。
樹下美術館:025-530-4155
冷たい雨の日曜日。
朝から冷たい雨の日。午後美術館に出かけた時の車が示していた外気温は7度だった。
館内は誰もいらっしゃらなかったが、雨中庭を撮っていると3組のカップルさんが次々いらした。寒い日なのに感謝したい。
風が無いだけ庭は穏やかにみえる。寒さ続きだが多くの草花がぐんぐん成長してきた。
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昨年秋、福島県から来たシラネアオイ。新潟県の樹下美術館で無事1年を過ごし、来年も咲いてほしい。
ここへ植えてくださったのはスタッフのご主人ということだでした。
春の花ざかり 盛況な音楽会の申し込み。
地面が温まってきて花は勢いを増しています。見頃や見所を心得た花は慎ましくも見応えがあります。
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参加ご希望数が54名様となりました。応募が増え続けていますので10席増やして70席をご用意することに致しました。
夜、用事で玄関を出ますと山や森の匂いがしました。
毎年訪れる良い香り、山も森も温まってきたのですね。
福島県の花が樹下美術館で咲こうとしていた。
本日夕刻、美術館隣接の庭の手入れをした。はびこる苔類を除き風で散乱した枯れ枝を処理して回った。
あるところで積もった落ち葉を除くと不意にシラネアオイのつぼみが現れた。沢山花芽が付いている。こんなところに大好きなシラネアオイがあったとは、一瞬戸惑った。
そういえば昨年晩秋、福島県は二本松市のあるお宅からスタッフが運んだのを植えたが、ここだったのだ。
二本松市からのシラネアオイ。茎を沢山付けて立派な株になって芽を出している
持ち主であるスタッフの縁者は高齢のため上越市に引っ越されている。残された庭に沢山の山野草が放置されたままだったという。そこで花好きのスタッフご夫婦が二本松へとで掛けて行き、運んできて樹下美術館も分けてもらったといういきさつだった。
晩秋の時雨どきに慌ただしく植えたので場所を失念していた。それが思わぬ生き生きとした姿で現れて正直驚いた。
樹下美術館の庭は乾燥する砂地のためシラネアオイは辛いところだ。だが、このたびの場所は南側の水路にかかる雑木の下でやや湿潤している。福島の花は絶好の場所を得たのかもしれない。これからがとても楽しみだ。
近くにもう一株のシラネアオイととショウジョウバカマが芽を出している。
あまつさえイカリソウまで付いていて、どんな花が咲くのだろう、とても楽しみである。
花は福島第一から50㎞は離れている自主避難区域からやってきた。
樹下美術館での安住と増殖を願っている。
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