花鳥・庭・生き物
本日の事 ピクルス 空 白鳥。
インフルエンザワクチンの接種が最後の山場にさしかかり、いつもの倍くらい忙しい。スタッフが頑張ってくれて助かる。
小学校で移行学級の健診があった。目立った肥満が見られず、健康意識が向上しているように感じた。
明日は好天らしい。
本日も柿を頂いた。
秋のばらに昭和美人の面影。
変わりやすく荒れ気味の空の下で、妻が作っているばらが次々と咲いては交替する。
全体に花はこぶりながら秘めた情熱を漂わせる。本日目にしたのはしっとりした小さな赤い色。どことなく昔の(昭和の)美人を連想させた。
赤とんぼの群。
先日赤とんぼの群をあまり見なくなったと書いたところ、本日午後3時すぎから美術館で賑やかな群と出遭った。
穏やかに晴れた今日を選んでやってきたことだろう。夏は涼しい山で過ごし、秋は里へ下りるという。水気無く何グラムもない小さな生き物が、飛翔しまた休む月日。終止無言なのもどこか神秘的だ。(沢山いるので、どこにピントをあわせたら良いのか迷いました。)
秋のばら 催事の余裕。
毎日何度か仕事場で妻が作っている薔薇のそばを通る。
秋はぽつぽつと数が少ないのでつい探してまで眺める。
もの思いにふけるような姿は秋ならでは。
さて11月の催事ですが、鑑賞会は日によってとてもばらついています。音楽会は残り10席ほどになりました。どうぞお暇をみてお寄り下さい。
赤とんぼの午前。
午前を中心に晴れていたが、夕刻から雨模様となり、気温が少し下がってきた。
午前の晴れ間に珍しく赤とんぼが多く飛来し、秋の深まりを感じた。オスが赤くなっているのも嬉しい。
昔話で申し分けないが、子供時代の毎秋の夕刻、空一面に赤とんぼが飛翔する日が何日かあった。
あるいは随分前のこと、トンボが大発生した日に、高速道路で新潟まで行った。気になってパーキングエリアでフェンダーを見ると、やはり大量のトンボが隙間に詰まっていた。このところ赤とんぼの大きな群をあまり見なくなったが、また見てみたい。
ところで秋になって田などに出払っていたスズメがつがいとして戻り、軒下の巣を守る様子が見られる。ムクドリの小さな群も家の回りで巣を巡って争っているようだ。もう来年の準備か、、、早い。
秋の紫。
東西を問わず古来から高貴な色と言われる紫は、沈静と共に静かな力を感じさせてくれる。
樹下美術館ではキキョウの残り花が一株ひっそり佇み、あたりでノコンギクとリンドウが盛りを迎えようとしている。
紫というと、赤みがかったものと青みの二通りある。英語はパープルとヴァイオレット。パープルは赤みをおびマゼンダに類し、ヴァイオレットは青味がかっていわゆる江戸紫に属するようだ。
当庭のリンドウはヴァイオレットで江戸紫ということになり、掲載の古いスタンダード曲“Deep Purple”は深い赤紫になろう。
アッカー・ビルクのクラリネットによる“Deep Purple”
“Deep Purple”の前半部の歌詞
When the deep purple falls over sleepy garden walls
And the stars begin to flicker in the sky
Through the mist of a memory
You wander back to me
Breath – ing my name with a sigh.
紫の深いとばりが、眠むそうな庭壁に降りる時
空に星々がまたたき
思い出の霞の中から
貴方の面影が現れる
ため息とともに
私の名をささやきながら
(夕暮れは赤紫でパープル、まずい訳を申し分けありません)
樹下美術館は休館日でしたが、東京から貴重な方が来越され当館にもお寄りになりました。二回目とお聞きし、喜んでおります。
善行寺さんの花 遊心堂さんの八雲会・創作アート展 そして恩師との再会。
木曜日の午後休診日。曇りの午後上越市髙田は寺町「善行寺」さんと本町は「遊心堂」さんへ行った。
善行寺さんは昨年秋、何気なく訪れて境内に群れ咲くシロバナホトトギスに驚かされた。帰って髙田出の妻に話すとよく知っている寺という。今年は事前に連絡してお花を拝見した。住職のお母さまにはスコップまで用意して待っていて下さり、沢山お花を頂いた。
「まことに有り難うございました」
展示されていた浄興寺本堂内陣の壁画「飛天」と、作者の故・三浦顯栄先生の写真。
寺町を後にして、かねて親しくして頂いている高校先輩のK氏からご案内頂いた八雲会・創作アート展へ行った。
新潟県立髙田高等学校、昭和31年卒業生による作品展は当時の先生方や物故者を含めた特異でボリューム感のある展覧会だった。
書画、彫塑、写真、工芸、文献書籍、詩、、、。同級生を中心に恩師と、よくもこれだけ作者、作品、カテゴリーを網羅出来たものと、驚嘆し、プロフェッション、アマチュアを越えた情熱に心打たれた。
同校は普通科高校のはずである。卒後56年を経て、同級生の学芸の成果を一堂に会させる。最もダメな学年と言われたと、K氏。よく花開くのは、そのような肥やしが効いていたのですか。
会場で故・三浦顕栄先生がご自分の大作の前に立たれる写真を見た。先生は数少ない小生の高校時代の恩人。病気を患い一年間の休学を余儀なくされ、下の学年に混じって以後卒業まで二年間の担任だった。
毎日沢山薬を飲み、週一の臀筋注射。孤独な高校生活で、先生には教科で描いた絵を褒めて頂き、また進路への貴重な助言を頂いた。お礼一つせず今日まで過ごし、本日ご立派なお写真に出遭った。ああ50年、、、故人となられた先生。一気に目頭が熱くなった。
先生は、髙田高等学校を辞されたあと、新潟大学・教育学部教授になられている。師の大きさ、有り難み、当時何も知らずにいたとは。
1012年秋の庭で。
昨日は火曜日、樹下美術館の休館日だった。この日、春から委嘱されている特養ホームへ出かけた。
年のせいで、受け持ち31名の方のお顔と名が中々覚えられない。書類の作成や電話相談では不自由を感じるが、熱心なスタッフのお陰でなんとか勤めを果たしている。
帰りの美術館の庭は、ようやくホトトギスが賑やかになり、ノコンギクが咲き始めていた。これから沢山あるリンドウとリュウノウギクが咲く頃となった。秋の花は長いので助かる。
![]() ノコンギクにキタテハ |
![]() リストンボ
|
ホトトギスは本当に種類が多い。お客様に尋ねられることもあろう、花と名の整理を試みないといけないと思っている。
写真のリストンボは、翅先の茶の部分が広いのでアキアカネと異なるようだ。リスと言う人が発見したのでそう呼ばれるらしい。
ノートを書くようになって何かと身辺の興味が広がり、楽しい。
マリンホテルハマナスの雲 鳥は墜落しないが飛行機は墜ちる。
晴れると海へ行ってみる。大潟区四ツ屋浜、鵜の浜、柿崎区上下浜は仕事場から車で5分以内なので便利だ。
午後の雲が良かったので上下浜へ行った。腕はイマイチだが雲を背景にした丘のホテルは、やはりフォトジェニックだ。
間もなく頭上にトビがやってきた。トビはBlack Kiteといい、8月に撮影したミサゴはOsprayというようだ。
トビはBlack Kite。手のひらのように分かれた風切り羽が美しい。
今年8月、吉川区のミサゴ Ospray。急降下して獲物を捕るイメージから、物議をかもしている飛行機はオスプレイと名付けられている。
おそらく鳥は墜落などしないだろう。しかし誉れ高い先端文明の飛行機や原子力発電所は墜落や爆発を免れない。深刻な代償を内包するものを、発展や進化だと言うのは大丈夫なのだろうか。
台風一過 女郎蜘蛛の迅速な復旧作業。
17号台風が通過して二日目、ようやく雨が止み時折陽がさした。
仕事場の庭の一角で多くの女郎蜘蛛(ジョロウグモ)が巣を張っている。それが台風翌日に僅かの糸を残すのみとなっていたり、消えて無くなっているものもあった。
しかし、二日目の本日、あちこちに再び巣が張られた。真新しい巣は美しい工芸品のごとき輝きを放っていた。
これは台風のかなり前、9月10日に撮影した巣。すでに相当荒れた状態になっていた。
本日目にした出来たてピカピカの巣。真ん中に雌が陣取り、上方に小さな雄がいる。
女郎蜘蛛は主権在雌の世界。雌は上方に偏った円心部で巣を支配し、雄はさらに上の「蒲団部屋」のような粗末な場所に居候。ここで一世一代の交尾の機会をうかがう。
新しい巣は見る角度によって、黄色であることが分かる(大きくしてご覧下さい)。
ここにあった巣は台風によって完全に消失したが、本日見事に編み上がっていた。
蜘蛛の災害に対する迅速な復旧作業は、脱帽ものだ。
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