文化・美術・音楽・本・映画・スポーツ・テレビ
初冬の午後のSPレコード。
昨日と打って変わって強い風雨に見舞われた一日。
この日午後、カフェに音楽好きのお客様が見えて皆さんでSPレコードを聴きました。
カフェの蓄音機の持ち主Sさんが貴重なレコードを何枚も持参されました。
初冬の窓外は荒れ模様。
そんな午後でも室内は暖かく静か、古き良きレコードにぴったりでした。
窓ガラスに貼り付いていたモミジの葉。
季節から届いた冬の挨拶の切手のようでした。
イグナツィ・パデレフスキのピアノで「メヌエット」ほか、 モード・パウエルのヴァイオリンでブルックナーの「思い出」ほか、パブロ・カザルスのチェロで「鳥の歌」ほか豊かな個性を聴き、後段はシャルル・トレネとイヴェット・ジローのシャンソンで暖まりました。
ほかにお客様の無かった荒れ模様の午後を古き良きレコードで過ごしました。
蓄音機でSPレコードを聞く会を来年5月第2土曜日夕刻に、参加費500円で当館で予定しています。
どうか楽しみにご期待ください。
樹下美術館のモミジ 胸打たれた「見る人 ジャコメッティと矢内原(やないはら)」。
二日連休だった日が終わる本日は、爽やかな一日だった。
美術館の紅葉は木々によってほぼ順番が決まっている。
いま十数本のモミジのうち最後に残ったカフェの右横にある2本が落葉を始めている。
強い風の日ならどこかへ吹き溜まってしまうが、それほどでなければ満遍なく散る。
昨年のある日、弱い南風で樹下の北側に楕円状に散った。
本日は弱い北風で芝生の半分少々を均等に染めていた。
山本信さん作品の「少女」は庭の四季に溶け込むが、落ち葉にもとてもよく合う。
樹下美術館に馴染み一段と表情が柔和になった。
四季折々に楽しませてくれる樹木、わけてもモミジは新緑から紅葉まで見所を維持する。
ところで木と葉のことを何かに例えてみたい衝動を時々覚えるが、いつも答えが出ない。
葉は私たちで木は人類?それらを網羅して全てを一人DNAが貫いている?
これではまことに味気ない。
「大切なのは土地でもなく風景でもなく、文化や文明の質でもない。大切なのは創造に仕えること、仕事をとおして生成の鼓動をきき取り、世界と一体となることである。大切なのは人間であり、愛であり、中心を目指す方向、極限を生きつらぬくことである。胸にわきのぼるさまざまな思いを反芻しながら、私は涙に曇った眼で車窓が暮れてゆくのを見ていた。」
アルベルト・ジャコメッティの故郷であるスイスの山奥で最後に彼と会った「見る人 ジャコメッティと矢内原」の作者宇佐見英治は日本への帰路の列車で胸詰まらせる。
超人的な芸術家と親しく交流し、そのはるか遠い寒村の故郷で再会した後の別れだった。
私はその人達のことを何も知らないが、高みを生きる芸術家や文学者たちの心情や言葉が突然胸打つことがある。
先日記したみすず書房の「見る人 ジャコメッティと矢内原」をのろのろと読み進み、本日のカフェでようやく90ページ近くへ来た。
上記に抜粋したところでふと目頭が熱くなり本日の区切りにしました。
めまいは日によって波があり、昨日は不安定でしたが今日のほうが良かったです。
齋藤尚明さんの作品展。
本日夕刻、上越市本町4丁目の遊心堂さんで開催されている齋藤尚明氏(二代陶齋)の作品展へ行ってきました。
先日掲載致しました冴え冴えとした唐辛子文様の香合やポットなど、やはり目を引きます。
また落ち着いた唐津風のお茶碗や水指も深い味わいを見せていました。
17日までの開催です、お出かけ頂き幸せな出会いをなさってください。
胸打たれた東京吹奏楽団名誉指揮者・汐澤安彦氏の記事。
今朝の上越タイムス「首都圏」は一面全て指揮者汐澤安彦氏でした。
音楽界とくに吹奏楽、ウインドオーケストラ界では一種カリスマとなられた汐澤氏。
本日サブタイトル「故郷〝潟町〟に思い出」の紙面をを読んで思わず目頭が熱くなりました。
本日の上越タイムス「首都圏」紙面から〝世界の舞台で指揮〟の汐澤安彦氏の記事。
私の小中学生時代、汐澤安彦さんは飯吉靖彦の本名でおられました。
当時の潟町中学校(現大潟町中学校)は器楽演奏が盛んで、
特に3つ上の周囲の先輩たちは揃って楽器を演奏されました。
大昔から通っているお向かいの床屋さんのご主人は小太鼓、お隣だったMさんはコルネット、Yさんはピッコロだったようです。
中で何と言ってもスターは飯吉靖彦さんでした。
色白でハンサム、学生服が似合う優しい雰囲気の中学生でした。
部員は一目置くばかりでなく、そろって彼を自慢しました。
楽器はピアノ、吹奏楽の舞台でもピアノが置かれ飯吉さんが座りました。
当時我が家に姉が弾くためのピアノがきたばかりでした。
すると時々飯吉さんがやってきて演奏したのです。
人の家だからでしょう、遠慮がちに始まるピアノは、どんどん熱気を帯びて聴くものを引き込みました。
演奏はいつも近所の部員たちが聴きたくて、また聴かせたくて、安彦さんを連れてきて始まるという風でした。
アルプスの夕映え、トルコ行進曲、子犬のワルツ、、、。
いつしか氏の足は途切れましたが、高校進学(直江津高等学校)が契機だったようです。
(当時、直江津高校から前後7年も続け東京芸術大学への進学者があったそうです)
また近所の音楽仲間の進学事情もあったにちがいありません。
時経て東京芸大を卒業後、発足時の読売日本交響楽団のトロンボーン奏者としてデビュー。
その後の斎藤秀雄氏との貴重な出会い、指揮への決心など本日の紙面で知り深く胸打たれました。
そして何より氏が7年住んだ潟町村(現上越市大潟区)が本当の故郷という言葉に感動させられました。
深かったため早く泳ぎを覚えた広い海、沢山の思い出は尽きないと述べられています。
出来れば私の家でピアノを弾かれた事も覚えいてくだされば、、、、。
最近の汐澤氏指揮「SIOフィルドリームコンサート2015」からハイライト。
バーンズ/アルヴァマー序曲 など(2015年10月16日 東京芸術劇場)。
今日沢山のお弟子さんを育て慕われる東京吹奏楽団名誉指揮者、東京音楽大学名誉教授・汐澤安彦氏。
記事「首都圏」は故郷を応援するシリーズです。
氏が慕いエールを送るに相応しい故郷でありたい、と心から願うばかりです。
不肖自分もまだまだ頑張らなくてはと思いました。
2015年日本ブドウ・ワイン学会特別講演「ワイン葡萄の父・川上善兵衛」を聴いて。
2015年日本ブドウ・ワイン学会(会長松本信彦)が上越市の上越教育大学を会場に昨日から開催されていました。
当地岩の原葡萄園の社長・棚橋博史氏が実行委員長です。
10のポスターセッション、12の口演発表がありました。
初日のセミナーセッション「発酵の町 上越」を武蔵野酒造 小林元氏が話されていました。
そして本日学会の最後を飾る特別講演「ワイン葡萄の父・川上善兵衛」を上越市北城町の桑原圭司氏がされました。
氏は自然科学と愛郷と起業の先人、岩の原葡萄園を拓いた川上善兵衛の研究家です。
善兵衛に関する事がらなら遺伝学からその生涯の詳細まで膨大な蔵書、資料をお持ちで、本日の講演が期待されました。
横浜国立大学ご出身、高田北城高等学校の生物学の教師を始め長く教育に奉職された桑原先生。
かたわら日本水泳連盟の役員として長岡市から中村真衣選手を育てられています。
詳細なスライドが駆使された本日のお話は自然科学者としての善兵衛の神髄に迫る名講演でした。
明治中頃から始め大正時代には、いち早く厳格なメンデルの法則に則った膨大な交配作業へ挑戦。
途方もない失敗の中から生まれた今日のマスカット・べーリーAやレッド・ミレリンニウム、ローズ・シオタ-など宝石のようなぶどうたち。
善兵衛の道に、失敗を杖とて挑戦された先般のノーベル賞受賞者大村智先生のイメージが重なりました。
そして上越市内高士小学校で行われている「善兵衛学習」におけるぶどう栽培や品種改良の紹介も胸熱くなったのです。
偉大な先人の評価をいっそう新たなものにした記念すべき講演を聴くことができて幸運でした。
〝上越地域には郵便の父・前島密、音楽教育の母・小山作之助、そしてワイン醸造の父・川上善兵衛、酒の博士・坂口謹一郎など素晴らしい先人たちがいる〟
45分の講演を終えてお会いした先生は、貴重な学芸の素地を有している上越をもっと誇りたいと、心込めて仰いました。
立派に学会を開催された棚橋実行委員長に心から敬意を申し上げます。
ジャコメッティの「早く明日になればよい」 倉石隆の言及。
良いお天気が続いていましたが、明日からしばらく
ぐづつくようです。
昨日は「早く明日になればよい」というアルベルト・
ジャコメッティの呟きを書きました。
同じ言葉でももしも私なら、楽しい予定を待ちきれ
ないでいる幸福なつぶやきでしょう。
しかし「見る人」のジャコメッティでは、およそ以下
のように書かれていました。
彼はモデルを前にして言います。
「千年、きみがそこにいるかのように仕事をしなけ
ればならない」と。
そして絶え間なく仕事を思い一分も待ちきれずに
仕事に掛かっていたそうです。
膨大な仕事量は多才や量産を誇示するものではなく、
失敗を繰りかえすことによって、少しでも真実に近づ
くことを願っていた、という事でした。
トイレに行く時間も寝る時間も惜しむ生活の中で、仕
事を中断してアトリエを離れたとき、仕事を続けたい
一念から思わず呟いた言葉が、「早く明日になれば
よい」だったのです。
寝るヒマがあるくらいなら仕事をしていたい。
今日以上の仕事をしたい待ち切れない明日、、、。
ジャコメッティの明日は、さらに真実に近づくための
明日だったことになります。
そんな生活で、あるモデルを写そうと製作を続けた
時のこと。
似せれば似せるほど像は小さくなり、ついに石膏が
米粒よりも小さくなって消滅した、そうです。
これは笑い話ではなく、人間の事実を写そうとすれ
ばあり得ることかもしれません。
樹下美術館のわが倉石隆(当時56才)は「戦後美
術の流れの中で 座談会Ⅲ 幻想とは」(主体美
術1972年)に於いて、尊敬するレンブラントと
ともにジャコメッティに言及して次のように述べて
います。
「幻想という事を僕なりにとらえるとすれば、ジャコメ
ッティの消えそうな形の中に大きな宇宙を感じたり、
レンブラントの顔のしわの中にも小さな宇宙があって、
そういうふうにものが実在するという感じがなまなまし
い程何か神秘的で幻想的なんだなあ」。
本日の「見る人」は40ページまででした。
Yahoo!の時計は間もなくひと月ですが、ほぼ
正確に動いています。
もう一冊あったみすず書房 アルベルト・ジャコメッティの「早く明日になればよい」。
一昨日、みすず飴のお土産からみすず書房へ、そし
て身の回りの信州あれこれをほんの思いつくまま書
かせて頂きました。
ところがもう一冊みすず書房の本がある事に気づき
ました。
自分がいつも座っている机の脇の書棚でした。
本は宇佐見英治著 ジャコメッティと矢内原1999年
9月10日発行。
手の届く所には、いつか読もうと思って置いたままの
本が結構あるのですね。
本日午後高田に用事があり、その本を持参しました。
県立看護大学前の桜の植栽。
高田公園もここも美しい桜の紅葉と落ち葉が見られました。
彫刻家アルフレッド・ジャコメッティは細長い人物の作品
で有名です。
,彫刻としてぎりぎり、針金のように細い人物像は,人間の
不条理を現していると、ピカソやサルトルを驚愕させまし
た。
樹下美術館の倉石隆も影響を受けたジャコメッティ、死
後ますます異常な人気芸術家なのです。
高田の用事の待ち時間に20数ページの読書でしたが、
本で興味深い言葉に出会いました。
ジャコメッティはある時次のように述べたそうです。
「私は千年生きたい」、「せめて五百年でもいい、五百年生
きられたら、相当の進歩ができるだろう」と。
さらに「早く明日になればよい」と呟いたと書かれていまし
た。
著者は〝こんなに明るいため息があるだろうか〟と感嘆し
ています。
私は読んでいて、この一言に飛び上がるほどびっくりしま
した。
「ああ、早く明日がこないかなー」と以前、孫が突然呟いた
のと同じだったからです。
孫は母親と交わしたゲームを買う約束を待ちきれなくて
言いました。
もしも大昔の私なら、憧れた人とのデートの前日などに
つぶやいたかもしれません。
しかし、ジャコメッティは自分たちと全く異なる意味で、
明日が待ちきれないと言ったようなのです。
さて、もう日付が変わりますので、ここまでにしました。
「みすず飴」から「翁飴」、「ぼたもち石」「みすず書房」「信越放送」「信濃毎日新聞」「信越化学」など身近な長野県。
先日妻が友人達と信州へ行ってきました。
お土産は懐かし「みすず飴」。
この飴は上越市高田の「翁飴(おきなあめ」をヒントにアレンジして創られたとありました。
お土産としてよく食べましたが異なる果物味、カラフルな包装紙、オブラートの食感などとても好きです。
先日の「ぼたもち石文化圏?」に続き、
お菓子でも100年さかのぼって、信州と越後の上越地方で交流があったことを知り、なんだか嬉しくなりました。
さて長野県(というより信州、あるいは信濃の国)の枕言葉は〝みすずかる(刈る)〟
〝みすず〟で思い出すのは「みすず書房」です。
自分には30代半ばから40代でかなり事情の苦しい時代がありました。
一日一日がとても辛かったのですが、基礎から勉強してみようと思い読書に挑戦しました。
漱石の全集を繰り返しながら人間、社会、自然、生命などの本を苦労して読みました。
この数日「みすず飴」を食べながら、今は懐かしい「みすず書房」を思い出していました。
様々な本の中で、みすず書房のものは難解でしたがどこか品が感じられていました。
本日文化の日、普段近寄らない昔の書棚でそれらを探してみました。
書棚からピックアップしたみすず書房の本。
5.6冊かなと思いましたがもう少しありました。
線がいっぱい引いてあり、それなりに一生懸命読んだようです。
中にチェコスロバキア出身の著名な作家ミラン・クンデラの翻訳本「冗談(1970年版)」が見られます。
訳者の関根日出男氏は長野県出身、私の義兄で耳鼻科医です。
(冗談は2002年、同じ訳者らによる新訳版がみすず書房から出版されています)
みすず書房の創設者はその名からおのずと長野県の人ですね。
そもそも国内の出版人で突出して多いのが長野県人。
岩波書店や三省堂、筑摩書房の創始者など主だった人が60人にも及ぶそうです。
さて何かと長野県の話題になりますが、忘れられないものに「信濃毎日新聞」と「信越放送」があります。
いずれも私の小中学校時代から当地で親しまれ、「信濃毎日新聞」は一種ブームにもなりました。
信越放送は長野県の会社ながら同じ電波圏である上越地方からの出資者も多かったため、
信濃放送ではなく「信越放送」になったといいます。
大都市以外の民間ラジオ局として最も早い開局だったという信越放送。
小中時代に作った鉱石ラジオやトランジスタジオでもよく聞こえました。
同局は長野県の株式会社「信越化学工業」の系列会社です。
たまたま樹下美術館は同会社の半導体部門と向かい合って建っています。
ぼたもち石からお菓子、出版、情報、半導体、ほかに金融からりんご売りそして仕事に嫁さんの往き来まで、
文化の日は、かなり異なる地勢風土の長野県との関係深さに思いを馳せてみた次第です。
今後新幹線の開業で首都圏や北陸との交流がさらに深まり、上越地域がもっと賑やかになることに期待している所です。
同じ歌ばかりの国 ああイギリスではトム・ジョーンズが。
日頃車に乗ることが多い生活をしていますが、いつ頃からかラジオやCDなどは掛けず運転していました。
本日ふと、突然の災害を知るためラジオくらい点けなくてはと思いました。
スイッチを入れるとディスクジョッキー風な音楽番組がかかりました。
すると間もなく「素直」という歌詞が入る歌が2曲続いたのです。
素直になれたら、素直になれなくて、というような使い方だったと思います。
この言葉を歌で耳にするなったようになってもう随分経ちました。
ありのままで、ピュアに、自然になどの意味か、と察していました。
ざっくばらんに〝ごちゃごちゃ言わずに〟〝格好つけず〟かもしれません。
余りの多用に若者達はよほど〝ごちゃごちゃ言ったり〟〝格好付けて〟生活をしているのかと思ったほどでした。
穿った見方をすれば〝心だけ〟でなく、〝(素直に)体も愛して〟と言っているようにも聞こえたのです(間違っていましたら申し分けありません)。
そこでトムジョーンズの1曲です。
イギリスの歌手トム・ジョーンズの「I’ll Never Fall In Love Agaln(1967年)」
この歌ではひたすら失恋を嘆いてるだけ、素直も言い訳もありません。
パワフルでストレート、理屈なしに聴かせていました。
何故トム・ジョーンズかと言いますと、過日のラグビーワールドカップのことでした。
動画で試合を見ていましたらハーフタイムだったと思いますが、会場に彼の歌が流れたのです。
タイトルを失念しましたが、私たちが聴いた1960年代の歌でした。
たとえ半世紀前のポップスでも名曲なら残して公共の会場で流される。
新しいだけで良しとしない、彼の国のふところ深さもつくづく羨ましいと感じた次第です。
会場は各国から沢山の人が来ています。
そこでは試合の合間を和ますために、多くの人が知っている人の曲が選ばれたのでしょう。
では次のワールドカップ日本は何をかければ良いのでしょう。
難しい宿題です。しかし上述の似たものメッセージ系や見た目可愛系などは恥ずかしいので、出来れば止めてほしいと思うのです。
枯葉、バースとコーラス 歌詞の旅情。
昨日のコンサートはとても好評だった。
オープニングの「枯葉」が最も良かった、とはモーツアルトを愛して止まない方の感想だった。
普通、「枯葉」はバース(前奏)抜きでいきなりコーラス(メインテーマ・主旋律)に入る演奏が多い。
しかしこの度の後藤教授の編曲では、バースを三人が思い思いに奏でた後、悲しくも華やかな落ち葉のイメージで即興風にコーラスに移った。
そもそもスタンダード曲は前奏部を有していることが少なくない。
一般にその曲調はやや地味だが、テーマへと絶妙に導入する効果がある。
一方ジャズ器楽演奏の枯葉はほとんどバースを省略するが、フランスや日本ののシャンソン歌手には最初から通して歌う人が見られる。
以下のシャルル・アズナブールはコーラスから入り、途中の間奏部分でバースを歌っていて珍しい。
枯葉の英語バージョン「Autumn Leaves」の後半に
〝貴方が居なくなり一日は長くなった〟
〝そしてもうすぐ冬の歌がきこえる〟
という部分がある。
季節には旅情があり、この一節はとてもいい。
- 仏像、社寺、二十三夜塔、庚申塔
- 樹下だより
- 齋藤三郎(陶齋)
- 倉石隆
- 小山作之助・夏は来ぬ
- 聴老(お年寄り&昔の話)
- 医療・保健・福祉・新型コロナウイルス
- 花鳥・庭・生き物
- 空・海・気象
- 頸城野点景
- ほくほく線電車&乗り物
- 社会・政治・環境
- 明け暮れ 我が家 お出かけ
- 文化・美術・音楽・本・映画・スポーツ・テレビ
- 食・飲・茶・器
- 拙(歌、句、文)
- こども
- 館長の作品。
- 遅くなりましたが上越市長の三田発言から「三田青磁」。
- 2025年、樹下美術館秋の催し三題
- 「小3の凄まじい体罰」をお読みいただいて。
- 上越市八千浦中学校の皆さま。
- 小3の凄まじい体罰 その3 終章。
- 小3の凄まじい体罰 その2。
- 小3の凄まじい体罰 その1。
- 小学校に上がるまでジャンケンを知らなかったAちゃん。
- 台風直後の上野駅から大潟町へタクシーに乗る その2。
- 今朝方の雷雨 その昔、台風直後の上野駅から大潟町へタクシーに乗る。
- 厳しい残暑のなか頸城野の稲刈り。
- ほくほく線のポストカードで。
- 気に入って頂いたほくほく線電車の写真。
- 今年初めての赤倉CC 仕事上の最年長になっている。
- 今年前半の「お声」から 刈り入れ前の田んぼの雀。
- 週末の上京 小5の築地と叔母の周辺そして「横浜事件」。
- 昭和100年、太平洋戦争80年の声無き声を思って。
- お盆14日は柏崎市の木村茶道美術館へ。
- 来たる10月25日(土)は小島正芳先生の講演会「佐渡島の金山と良寛の母の愛」。
- お盆休みに入って。
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