樹下だより
カフェ図書の入れ替え その2。
カフェの図書に10数冊の本を追加している所ですが、如何せ
んカフェも本棚にもスペースに余裕が無く、長く置いているもの
との入れ替え中しといった次第です。
本日は新たな児童書を掲載させて頂きました。
文章や漢字などから本によってはむしろ大人向きと言っても
良いかな、というものもあります。

↑「雁の童子」 作・宮沢賢治 絵・司修 偕成社2004年9月発行。
ある中国の砂漠でのこと、空を飛ぶ7羽の雁の6羽が次々と鉄
砲で撃ち落とされ、人間の老人の姿になって死んだが、無傷だっ
た幼い雁だけ童子となり、ある夫婦に育てられる。
童子は純粋で賢く、新たな両親に愛されたが、いつか自分の姿
に似た砂漠の洞窟の壁画を見て倒れ、天に召される。
物語からいつとはなしにサンテグジュペリの「星の王子さま」がよ
ぎる。
沙漠、天から降り再び戻る子供、純粋さ、存在の意味への気づき。
などだが、本書は雁の童子を通して仏教上の輪廻転生が透明感
をもって書かれている。
司修の挿絵から愛らしい童子の転生と哀切さが広がり伝わる。
氏は若き日より樹下美術館の展示画家倉石隆と親交し、かって
当館において倉石氏について講演して頂いたご縁がある。
当書は十分に大人向きであり、巻末には流沙(るさ)→タクラマカ
ン砂漠、などの註釈があって助かる。

↑「小公子」
原作・バーネット 文・立原えりか 絵・倉石隆 世界文化社発行。
アメリカの裏町で元気よく過ごしていた少年は、イギリス貴族
の跡取りだった、という物語。
英国で出版された時代1886年(明治19年)には貴族制度が残
っていて土地、村人、税も貴族のものであり、貧富の差は激しか
った。
そんなイギリスに渡った少年が、いかめしい伯爵の祖父との間
で次々と新しい出来事を起こす。
挿絵の倉石隆は樹下美術館で常設展示している画家。
しばしば人物を細長く描いたが、この本でもその特徴が見られて
いる。

↑「どんこうれっしゃがとまります」 文・鶴見正夫 絵・倉石琢也。
電車好きの子供は海辺の駅のそばに住んでいる。駅は夕陽が
きれいで、冬に雪が降り、新潟県柏崎市の信越本線「青海川
駅」を彷彿とさせる。
著者は新潟県の出身で挿絵は倉石隆氏のご子息倉石琢也氏。
お二人とも青海川駅を良く御存知だったのではないだろうか。
琢也氏は多くの児童書に挿絵をされているが、それぞれの本に
合わせて多様な描法を駆使される。お父様譲りの確かなデッサ
ン力の賜物にちがいない。

↑「ルノワールの絵本」 著作者・結城昌子 小学館 1994年1月1日
発行、2016年5月29日第30刷発行。
過日のルノワール展のショップで購入してきた。代表作や細部の
人物や小物などに焦点を当てて、鑑賞の素朴な手引きとなる
よう編集されている。

↑名著初版本復刻修行選「風の又三郎」 著者・宮沢賢治 図畫・小穴
隆一、解説・坪田譲治 日本近代文学館 1985年4月20日発行。
宮沢賢治亡き後の昭和14年、氏の初めての児童書として刊行され
た書籍の復刻版です。
「風の又三郎」のほか「貝の火」「蟻ときのこ」「セロひきのゴーシュ」
「やまなし」「オッペルと象」が収められている。
賢治の倫理観、世界観、深遠な自然界の物語性が伝えられる。、
丁寧な解説は野尻湖に疎開していた児童文学者、坪田譲治、挿絵
は芥川龍之介の無二の親友で、「この人を父と思え」と子へ遺言さ
れた小穴隆一。
ちなみ小穴氏は樹下美術館の画家・倉石隆が学んだ太平洋美術学
校の前身である太平洋画会研究所の出身者。
復刻とはいえ、初版と同じ外函つきのハードカバー装丁をそのまま
受け継いでいて、ノスタルジックな一冊になっている。
近づく「チェロとギターの夕べ」 本日お彼岸のSPレコード。
本日秋分の日は終日小雨が降ったり止んだりしました。
毎日梅雨のようですが、週末には晴れ間がある模様です。
さて10月8日(土曜日)のチェロとギターの夕べトが近づ
きました。
小さなホールで心と耳はおろか肌まで振るわせる二つの
楽器の演奏にご期待ください。
お陰様で現在30名様を越えましたが、いま少々の余裕が
ありますので、皆様ふるってご参加下さい。
先日、富山市からお申し込みがあり、びっくりしています。
本日SPレコードを持参された方と蓄音機を回して聴き
ました。
ショパンのワルツ10番(P/リパッティ)やバッハの音楽
の捧げ物(イタリアントリオ)ほかがかかりました。
特に絶品とされるリパッティのショパンのワルツには皆
で深いため息をつきました。
電気を用いず、盤の振動波形から直接取り出される音
楽ですが、不思議と雨の日が合っているように感じられ
ます。
針からサウンドボックスを経てホーンへ、そして耳へ。
自然な音の伝導に、雨の日の湿度が優しく作用してい
るのか。
あるいは、しっとりした雨の日は心を鋭敏にする何かが
あるのもしれません。
カフェの図書の入れ替え その1。
カフェの図書を十冊ほど入れ替える予定ですので、何回かに
分けてご案内致します。
以下は明日から置かれる本です。

↑「写真ものがたり 昭和の暮らし1 農村」
著者須藤功 農山漁村文化協会 2004年3月10日発行。
草の道、藁葺きの家、一家総出の手仕事、働いて働いて働く
一年、子は親の傍らで手伝い遊び育ち、近隣縁者が助け合い
祝いあった農村。
一部は昭和50年代中頃まで続いたこうした姿は“貧しくとも
豊か”と言われるように、あるいはそれ以上貴重な異文化の
如く記録されている。
私たちは、日頃忘れ物をしては探したり取りに戻る。
克明に撮影された昔の農村の一枚一枚の写真には数え切
れないくらいの忘れ物が写っている。

↑「写真ものがたり 昭和の暮らし2 山村」
著者須藤功 農山漁村文化協会 2004年6月15日発行。
山村は農村よりも暮らしが複合的である。山村とは言え一部
に棚田を有し、山の木を切り運び植林し、獣や川魚を獲り、
炭を焼き、焼き畑を行い、ヒエやソバを栽培し、山ほど山菜を
採り険しい山坂を歩く。
いつ何処で何が採れるか、子供もよく知っていて、山に入ると
「これは来年の分」と言って取り残しをするのも山村の智恵だ。
危険が多いため農業よりも役割分担などに厳しさが見られる
が、神への祈りと感謝そして祝いごとは農村と良く似ている。
上掲の二冊から、農村も山村も化学とガソリンと電気の導入
で、仕事は様変わりし、生活様式や交通手段も変わった。
筋肉と智恵と忍耐で助け合いまた喜びあった一昔前までの農
山村の暮らし。
戦や学芸ばかりが歴史ではないことを深く知らされる。

↑「文豪の家」
著者(監修)高橋敏夫、田村景子 エクスナレッジ2013年4月
30日発行。
昔の人は今より多く住処を変える。転勤族でもないのに作家た
ちは次々よく替えている。
本書には生家をはじめ最も愛した家を中心についの住処まで、
太宰治から若山牧水まで36人の文学者の家と室内の写真が、
時に本人自身とともに並ぶ。
しもた屋から豪邸まで様々で、純和風と和洋折衷が多い。
故郷でも仮住まいであっても、家は作品にこまやかな影響を及
ぼしている事が分かる。
作家を撮影した写真集で、接近したポートレートもあるが、
多くは書斎や庭や、何かの風景などと共に撮影されている。
ゴルフ場の石川達三、油絵を描く田村泰次郎、破れ障子の
前の檀一雄、大きなライオンに餌をやる火野葦平、郊外で子
供に囲まれる坪田譲治、枯れ野でヤギを散歩させる伊藤整、
競馬場の舟橋聖一、着物姿が似合っている吉行淳之介、
大岡昇平、大佛次郎、亀井勝一郎そして高見順、私も一応
座ってみた銀座のバー「ルパン」のカウンターの太宰治。
83人もの文士たちが有する、時代と生い立ちに翻弄されつつ
ペンを執り続けた気骨と、確固たる個性に加えて滲む独特の
エレガントさは一体なんだろう。
昭和時代、テレビやジャーナルにはしばしば作家が登場し、
その人の本を読んでいなくても名前と顔くらいは皆知っ
ていた。
彼らには一種の迫力があり、着物や帽子が似合い、酒場
、野末あるいは銀座などお好みの場所を有し、作品と共に
個人的な話題も賑やかだった。
私だけの見解かもしれないが、今や文士は死語になりつつ
あり、まず文豪を聞く事も無い。
この30年足らず、平成はそれ以前の長い時代とは異国のよ
うに変った。
すみずみまで「便利で美味しく」なったが、病む人も多いこと
から、果たして幸福かと言えば、それだけは一概に言えない。
冬へ戻っていく雨降りの一日 美術館の雨水。
終日冷たい雨が降り、服装も布団も冬支度のようになった。
実際は冬に向かっているのだが、見方によって夏から折り
返し梅雨を経て、冬へ戻って行くようにも見える。

↑黄色のかっぱで下校する雨の日の小学生。
大人は車だが雨中を歩き、素朴な生活感が感じられいつ見ても
立派。
さて美術館には雨どいと言うものが無く、屋根から落ちた雨水
は周囲に巡らされた石を積んだ溝へ落ちていくようになっている。
中でもカフェの右端の部分は、屋根の構造上最も集中するので、
時には滝のようになる。
先日あるお客様が、
「雨どいが傷んでいるのでは」と仰った。
「いえ、ここは雨どいが無く、下の溝に落ちているのです」とスタッ
フが説明すると、別のお客様が、
「何か滝の裏側にいるみたいで、素敵です」、と仰ったそうな。
確かに本日午後のいっとき、小さな滝が現れたようだった。
10月8日は「チェロとギターの夕べ」
ようやくしのぎやすさが出て、秋の気配十分になりました。
その秋の樹下美術館のコンサート「チェロとギターの夕べ」
が近づきました。
当日のプログラムが届きました。
●ブラームスの子守歌。
●シューベルト「アヴェマリア」
●バッハ「パストラーレ」
●サンサース「白鳥」
●ビゼー「ハバネラ」
●ピアソラ「リベルタンゴ」
ほか
休憩を挟んでお二人の豊かなソロやオリジナル曲も演奏されます。
秋の夕べ、心にしみる
弦楽器の演奏をお楽しみください。
●お申し込みはお電話025ー530-4155
あるいは樹下美術館の窓口でどうぞ。
案外多い夏太り。
この時期、夏特有の飲食が原因で肥満とい
う影響が出やすい。
原因として、
●「夏はスタミナ」という観念の過剰。
●多くなる清涼涼飲料水やアイスクリーム。
●多くなるビール。
●美味しい漬け物ですすむご飯。
●連日の枝豆、しばしばトウモロコシ。
●お中元で頂いた飲食物の過剰。
●お盆、納涼会、同級会など集まりが集中。
●旅行で増える外食とご馳走。
●豊富な果物に夏野菜。
以上のような食の足し算に、暑さによる運動不
足と基礎代謝の低下が加わり、体重増加が生
まれやすい。
その結果、、
●糖尿病指標(血糖値、HbA1c)の上昇。
●突然の食欲減退ないし下痢症。
●安定していた不整脈や狭心症の出現。
●トータルで増加した塩分による血圧上昇。
●肝機能の悪化。
そこへ血液濃縮と疲労が絡み、脳梗塞、心筋
梗塞、心不全、脱水症、ひいては尿路感染症
や肺炎まで発症が懸念されます。
およそ内蔵や血液はある程度まで黙って過剰
な食生活に耐えますが、限界を越えると突然
疾病を発します。
振り返って過食にブレーキを掛けてやれば、黙
って泣いていた身体は必ず喜びますので、どう
か回復へ向わせてやってください。
身体はとても正直なのです。
男子112年、女子116年ぶりというオリンピックのゴルフ。
連日暑さだがまだ先も続くらしい。
オリンピックは後半になって女子ゴルフが行われるようにな
った。
開催地はほぼ12時間の時差なので夜7時過ぎからのスター
トがテレビで放映されている。
4日間の競技で本日は三日目、日本の大山、野村の二選手
が健闘しているが、若い野村選手が上位に行きそうな勢いが
ある。
ゴルフ競技はプレーは真剣だが静かで、風景も美しいので
一種のんびりテレビを見ることが出来る。
初日からおよそを見ているが、以下のような事が興味深かった。
●時々南大西洋という海岸が写るが、ふだん映像などではほ
とんど目にしない海域であり、遠い地への旅情をかき立てられ
る。

↑オリンピックのために新設されたコースであり、終了後は一
般に開放され、アカデミーを創設しゴルフ振興に寄与する予
定だという(手前が塩水湖、向こうが南大西洋らしい)。
●選手達のコスチュームが全体に地味であるがシックでもあり、
また国柄が反映されていて興味深い。

↑華やかさよりもセンス強調というユニフォームが多い。
日本選手のはややぱっとしなかった。
●世界の上位ランカーとともに何百番台という下位ランカー
が一緒。
年令では10代から40代という幅広い選手が共にプレーする。
ワンプレーずつでは、上位も下位も年令もプレーに差が見ら
れず、さすがだと思う。

↑モデルでありゴルフ雑誌の編集者でもあるというロシア
の選手。
帽子はユニフォームに入らないのだろうか。
●通常の4日間競技では当初二日が予選ラウンド、そこ
で一定ライン以下の選手がカットされるがオリンピックは
全員4日間競技する。
ワンプレーで差が無くとも4日間(一日およそ4時間競技
する)では、最終日が近づくにつれ、世界ランカーが上位
に並ぶと思われる。
●通常のツアーには無い34カ国という多くの参加だった
が、アメリカツアー同様、アジア系の選手が活躍しそうだ。
●男子選手はジカ熱や治安を懸念して出場辞退者が目
に付いた。
女子は、マイナーなゴルフを盛り上げたい、四年ごとの
貴重さへの自覚などから、辞退者がほとんど見られなか
ったようだ。
●静かで、長い集中力が必要な熱い競技、ゴルフ。
男子の日本選手は駄目だったが、明日女子最終日を楽
しみにしたい。
10月8日(土曜日)はチェロとギターの美術館コンサート。
今秋10月8日(土曜日)の夕刻に音楽会
「チェロとギターの夕べ」を開催致します。
スイスとスペインで研鑽されたチェロの竹花加奈子さん、
ドイツとイタリアで研鑽されたギターの蓮見昭夫さん。
秋の夕べのひと時
心打つデュオを存分にお楽しみください。
●場所:樹下美術館
●時間:18時30分開演
2012および13年のお二人の演奏会は大きな好評を博しました。
隣の田の雀の群。
今夏の暑さがピークに達している。
そんな中で思わぬ元気をみなぎらせているのが雀たち
のようだ。
昨日に続いて本日も美術館の裏手の田んぼに雀の群
が来ている。
同じ群なのかほかの群と替わっているのか、全く分から
ないが昨日見たものは数百羽を思わせるほど沢山いた。
i
飛び立つと数の多さが分かるが、これでもほんの一部。
雀の数は減少の一途と聞いている。
しかし昨日から見ている群はとても大きく、その食欲は
際限無さそうに見える。
今頃の稲穂は甘い汁をいっぱい含み、雀にとってこれ
以上美味しいものは無いらしい。
雀は稲につく虫を補食するので益鳥ともみなされてい
るが、折々に微妙であろう。
群の多くは今年巣立った若鳥らしく、写真を拡大するとく
ちばしに黄色味を帯び、姿はあどけない。
群が形成される一方、まだ庭で羽を震わせ親に餌をねだ
っている巣立ったばかりのヒナもいる。
遅くなった残暑の子育ては厳しかろう。
うまく育って群に入り、団体行動についていってほしい。
ところで昔見られたカカシや鳥おどしのキラキラしたテー
プなど最近あまり見られなくなった。
農家の方は雀をどう見ていらっしゃるのかお聞ききして
みたいところだ。
ことし前半の「お声」から。
樹下美術館は館内各所にノートを置かせて頂
いてますが、皆様赴くまま自由にコメントを残
して下さいます。
それを毎年開館の3月~7月までと、8月~12
月の閉館までの二回分をまとめて樹下美術館
のホームページに「お声」として掲載させて頂い
ています。
このたび前半の「お声」がまとまりましたので
載せました。
今期は140筆もあり、楽しみませて頂きかつと
ても励みなりました。
以下、主だったお声の部分をここに取り上
げ、最後に感想などをしるさせて頂きました。
●それぞれのご来館
孫と駅から歩いて/夫と息子とともに/前回は
父と祖母、今回は母と祖母/母と三人の子と/
ままとくびきのばあちゃんと/娘と二人/夫に連
れられて/母と夫と/サークルの友人と/もう
すぐ80才/滅多に出かけない夫を連れて/2才、
7才/8才/6年生/知人の紹介で/自分への
プレゼン/夫は二度目自分は初めて/家族四人
で静けさを求めて/子供の部屋の掃除の帰り/
上司に叱られた後で/孫の世話の合間に、、、
etc。
●展示など
雪国の作家の赤への共感/新しい展示物も惚れ
惚れ/作品の暖色と庭の緑の対比/疲れない展
示/何度観ても飽きない作品/初めてなのに懐か
しい/立派な作品を目の前にして感動/雪国の
人の営みを表現した絵画と陶芸/ちょっとない美
術館/何回来ても豊かな気持ちになれる/絵の
中の光(日光)や空が好きです。その時描かれた
空と光が今も変わらずここにあるからです。黄昏
のピエロが良かったです/どの作品も美しかった
/朱色のチューブ、陶芸の装飾が良かった/絵・
器どれも素晴らしい/、、、etc。
etc
●カフェで
ここで飲むコーヒーは日本一/一粒で二度いや三
度美味しい樹下美術館/窓外の木々、草花、小鳥、
カップ、コーヒーで至福/ふーっと力が抜けて時間
が止まったよう/いつも美味しいコーヒーとホットサ
ンド/マンゴーのケーキめちゃうまかった。ホットサ
ンドまじやばい/うまい、うまい、うまい、うまい/抹
茶とお菓子にほっと一息/どの木も草花も自分の
居場所で調和しています、、、etc。
●それぞれのお気持ち
ひとりぼっちを慰められた/前向きに生きようと元気
が出た/座って居るだけで開放される/豊かな気持
ちになれた/時には雨もいい/明日への活力をもら
えた/慌ただしさから開放/こんないい場所とは/
来て良かった/また来たい/新潟の良さに出会う/
友人を連れて来たい/秋にまた来たい/館長、いつ
までもお元気で/いつか母を連れて/いつか家族と
、、、etc。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
さてそれにしましてもノートを拝見しますと、樹下美
術館はつくづく変わった施設だなと感じます。
何とも表現しがたいこの感じは、正直当初は予想出
来ませんでした。
美術館は美術品の展示メインで、という私自身の常
識もいつとはなしに変りました。
皆様から様々に喜んでお出で頂きながら、ここは一
体何だろう、美術館でいいのだろうか、と一種楽しみ
ながら考えるようになりました。
そもそも非常に小規模で、わずか二人の、しかも大
家ではない地元ゆかりの作家の常設展示。
如何に作品が良くても展示だけでは限界があります。
カフェが無かったら、庭が無かったら、樹下美術館は
今日まで持たなかったのではと思います。
嬉しいことにカフェと庭が展示物を引き立てる作用を
発揮していることも実感されたのです。
そしてなにより小さくとも美術館の中だからコーヒー
がより美味しく、庭も楽しめるという風に互いがうまく
響き合っているのでした。
来年満10年を迎える樹下美術館。
ノートはご好意で一杯でしたが、我慢やご不自由をお
掛けしていることも多々あろうと心配しています。
今後も皆様と有言無言の会話を続け、安定して発展
出来るよう思いを新たにしました。
長くなりましたが、沢山のコメント誠に有り難うござい
ました、これからもどうぞご自由にお書きください。
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