樹下だより

蓄音機によるSP盤レコードコンサートのお知らせ。

2015年1月28日(水曜日)

昨年10月、友人の厚い協力のもと好評を博しましたSP盤レコードコンサートを、下記のように5月に催します。
前回のプログラムからも数曲をピックアップして聴いてみたいと考えています。
15~16曲ほどを予定しています。

告知ファイル

昨年はハイフェッツ、カザルス、クライスラー、ひばり、チエミ、川田孝子など大変ご好評頂きました。
SP盤は音波のストレートな再生により、
巨匠や優れたプレーヤーたちの心込められた演奏が、直接的な振動感覚で伝わります。

どうかご期待ください。

しばらく春を想わせる暖かさだったのですが、本日気温が下がり雪がちらちらしました。

雪一時激しく降りましたが、すぐに消えました。

4月19日(日曜日)のギター演奏会のお知らせ。

2015年1月26日(月曜日)

 樹下美術館は山桜の頃、4月19日に佐々木忠(ささき ただし)さんのギター演奏会を開催致します。

佐々木さんは1966年渡独。
ケルン音楽大学でリュートとギターを学び後に同校で教鞭を執られました。
1973年にケルンアーヘン音楽大学教授を経て今日に至っておられます。
門下から数多くのトップアーティストや教授陣を輩出し、目覚ましい演奏活動、国際音楽祭主催、
ほか国際コンクール審査員長を歴任されました。

期日:4月19日(日曜日) 午後6時から(5時半開場)
場所:樹下美術館
入場料:大人お一人2000円 中高生お一人1300円
お申し込み:樹下美術館の窓口あるいはお電話025-530-4155でどうぞご予約ください。
※開館までは留守番電話での受け付けになりますが、お許し下さい。

プログラム:ヨーロッパ各地のバロック、バッハ、日本の叙情歌そのほかです。

佐々木さんの告知ファイルどうぞ大きくしてご覧下さい。

春の宵のひと時、館内に響く美しいギターの音をお楽しみ下さい。

忙しくもいじらしい啓翁桜(けいおうざくら)。

2015年1月20日(火曜日)

先日寄られた妻の友人が下さった啓翁桜(けいおうざくら)が開花しました。
同桜は昭和5年久留米市で生み出されたという冬でも開花させることが出来る品種。
名の由来は良永啓太郎という人が誕生させたので、啓翁の名が附されているようです。

秋に気温が下がると冬眠に入り、さらに下がると目ざめ、その後の気温上昇で開花します。
部屋に置くと急速につぼみが膨らみ、昨日慌ててもう一度寒い廊下に出しました。
すると本日咲きだし、薄紅色の小型の花びらに春の笑みが漂います。

啓翁桜2

建物に虹がかかる愛らしい大久保千秋さんの花器に挿しています。
器は2011年10月、長岡市のギャラリー沙蔵で開催された震災チャリティ「アート&アーティストの底力展」で求めました。

啓翁桜どこで育ったのでしょう、昨日廊下に出すと本日ほころんでいました。

沢山の細い枝がほうき状に株立ちする樹形で、束に切って飾ると一層雅びになるようです。
切った枝の開花を加減するのに湯につけることもあるようですが、こうなると気の毒を否めません。

さて本日大寒でしたが比較的穏やかでした、明日午快晴→曇りのようです。
反対に表日本や関東で悪天候が予想されていて、いつもと表裏逆になるのも珍しいことです。

強風の一日 窓辺の雀 寒中見舞い。

2015年1月17日(土曜日)

強風に見舞われた一日。
私の上越市沿岸は風が強すぎて殆ど積雪はない。

そんな午後、高田へ行った妻は高速道路の風が怖いといって一般道で帰って来た。

150117のえさ場の雀先日掲載しました窓辺の餌場に本日5羽の雀が来ていた。
食べては飛び立ちまた来て食べる。
食べ過ぎはないのだろうか。

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昨年暮が迫って義母が亡くなり、先日来差し出していた寒中御見舞いの送付が終わりました。
年賀状の行き違いなどが多々あり、ご迷惑をおかけ致しました。

寒中お見舞い
葉書に倉石隆の版画「大きな髪飾りの少女」を刷りました。可愛くも小さな当作品は昨年9月21日のブログ〝小田嶽夫の特装版「回想の文士たち」と倉石隆〟で取り上げさせていただきました。

来る3月15日、開館致しましたら、この特装版を美術館に置きますのでご覧になりたい方はご遠慮なくスタッフに仰ってください。

曇りで始め雨で終了の庭仕事 拙ブログが。

2015年1月15日(木曜日)

昨年12月は、枯れたススキや萩ほか枯れた草花の処理をする前に突然雪が降った。
片付けたいことが沢山残っていて、本日午後休診の木曜日、降らないと踏んで妻と庭へ出た。
12月の雪は水を多く含んだ重い雪だったので、落ちた枯れ木枯れ枝が至る所に散乱していた。

一時間半少々で雨が降ってきて作業を止めた。
まだ何倍も仕事が残っている。
3月15日の開館はあっという間だろう、是非楽しみながら残りを行いたい。

1このほかに枯れ木枯れ枝が山ほどありました。
これらは分類してくくり、焼却場へ出す予定です。

 2枯葉などの処理をする妻。

ところで本日当ブログの閲覧解析が急に上がった。
せいぜい一日200PVだったのが今朝から突然上がり、現在21時を過ぎて650PVを越えている。

ホームページとブログでお世話になっている会社に故障でしょうか、と尋ねた。

すると以下思いもかけぬ返事を頂きました。
今朝9時からNHKアーカイブスで2007年2月27日の〝ハイビジョン特集「堀口大學」 遠き恋人に関する調査〟が再放送された。
内容は堀口大學の海外時代の親交、特に恋人と言われたマリー・ローランサンとの関係を現地を訪ねて検証するもので、110分の番組だった。
日頃草子の記事に幾つか堀口大學の記載があり、中でも「花はいろ 人はこころ、、、 堀口大學の詩 年と共に響く言葉。」
がヒットしている模様という事でした。

実際、「堀口大學」を検索してみますとYahoo!、Googleとも拙記事が上位に表示されていて驚きました。
貴重な文学者に関した一文を恥ずかしく思い、一方で嬉しくもありました。

記事を見て頂いた皆様、有り難うございました。

「お声」の掲載。

2015年1月13日(火曜日)

樹下美術館のホームページに、昨年後半(8月~12月)の皆様の「お声」を掲載させて頂きました。
ご感想からつぶやきの一筆まで楽しく拝読させて頂きました。
沢山の貴重なコメントを有り難うございました、皆様もご覧下さい。

https://www.juca.jp/voice/index.html

以下帳面に添えられましたイラストの一部を掲載させて頂きました。
愛らしく、微笑ましく、そして和まされます。

 

赤ちゃんの筆跡 赤ちゃんが書いて下さいました。

お子さんの絵可愛いお子さん自身とケーキ。

あそこの美術館雪の日の図書と庭、そしてお抹茶に和んで頂きました。

 

冬は中ほどにさしかかりました。
寒の真っ最中になりますが、週間天気予報はさほどの厳しを伝えていません。
当初に言われた暖冬はこれからのことであれば有り難いところです。

仕事始めは晴れた 高田のリストランテサトウ 満月。

2015年1月6日(火曜日)

昨日の仕事始め、余裕をもって投薬していたかかりつけの方は少なかったが、
インフルエンザないしその疑いの方達で外来はかなり混んだ。

そんな夕刻、高田の「リストランテサトウ」さんで食事をした。
入店して分かったことに、オーナーは筆者の近所のご出身だった。
まだ小さなお子さんだったころ、よく診た。

料理は自在で丁寧、お酒はみな口に合い美味しい食事だった
店の後相客のご自宅にお邪魔したが、気がついたら日をまたいで6時間もご一緒していた。

それで昨日のブログはお休みとなってしまった。
昨日は久し振りの晴天で温かく、陽光は眩しかった。

150105水辺昼の水辺。

潟町昼の潟町。

満月大潟スマートインターで満月に見送られ。

リストランテ雪の詩情。高田は樋場のリストランテ サトウ

ああ図録 お雑煮 休み中の運動。

2015年1月4日(日曜日)

貴重な年末年始の休みが終わる。

休みのあいだ映画を観たがおよそ机で倉石隆と齋藤三郎の「収蔵図録」と取り組んだ。
図録、これが8年過ぎてもまだ出来ない。
昨年の今頃は5月の拙個展か6月の開館記念には出すつもりと書いたはず。
しかし立派な表紙も出来たのに、個展が近づくにつれ絵に追われて図録は放られた。

その後夏が来て秋が過ぎたが、手は付けられなかった。
さぼりのほか色々理由がある中で一番は、内容がごちゃごちゃして気に入らない事。
直すにしても編集に使っていたエクセルが非常に不便で鬱陶しい事などがあった。

それで昨年12月に入るや、1作品だけのページを増やし、
編集は使い慣れた「一太郎・玄」を用いた。

陶齋、倉石隆それぞれ一冊ずつの予定だが、両方で10ページほど増える見込みとなった。
(陶齋79ページ、倉石隆63ページ)
ようやくすっきり気持ち良く見える。

費用はかさむが、替えてはいられない。
何しろ、これが出来たら死んでもいいと、いつしか思うようになってしまったのである。
とはいえ、印刷会社によって2ページに亘る挨拶文の英訳も上手く出来上がり、とても嬉しいのです。

雑煮本日の雑煮。「できました」と言われたが机上の作業に切りが付かず餅が伸びてしまった。
(柚子が沈んでタケノコが威張ってます)
暮れに牧区や平丸方面から頂いた物も美味しそうに出ていた。
グラスは義兄から頂いた貴重な現代九谷の器。ガラスと磁器が合わさっていてとても変わっている。

6日間の休みに外出が少なかったので階段を昇降した。合計3600段にはなった。
(上り下りが入りますので合計7200段でしょうか)
また最近軽めのダンベルで筋トレを行っているが、冷え性にも効くとは思わなかった。
閉眼片足立ちの平衡トレーニングは頭の為に良さそうだ。

三本の映画。

2015年1月3日(土曜日)

2015年は切りが良くて覚えやすく、平成27年はラッキー7が付いている。
縁起に疎くとも年の字面は何となく心軽く感じられる。

あとは良くないことがあまり無い事を願い、精一杯生きるだけ。
そんな正月休みに映画を3本観た。

昼下がりの情事大晦日のテレビで「昼下がりの情事」
オードリー・ヘップバーンの匂うような美しさ、何と魅力的なことだろう.。
おしゃれで気が利いていて夢見るような映画だった。テーマ曲「魅惑のワルツ」は流行に流行った。
オードリーが特別な人だったことがあらためて分かる。相手役は大変だったことだろう。
もう一人特別な人が居た、モーリス・シュバリエだった。

グレングールド 「グレン・グールド 天才ピアニストの愛と孤独」 正月用にamazonnで買った。
天才ならではの生活と人生、円熟する彼を支えた女性がいたとは。
氏のバッハをあらためて聴きたい。

ローンレンジャー昨日のテレビは「ローン・レンジャー」
笑いとはらはらドキドキが延々と続く開拓時代のテキサスのお話。
長かったが最後が真剣で全て観た。
50年以上も前のテレビでしばしば聞いた「キモサベー」と「トント」の懐かしかったこと。

2015年元旦のご挨拶 新年のワルツ。

2015年1月1日(木曜日)

2015年が明けました。
旧年、皆様には大変お世話になり有り難うございました。

皆様と共に幸せ多き年でありますように。

鳩40,9×31,8(1984年) - コピー倉石隆作「鳩」を使わせて頂きました。


ショスタコーヴィッチ作曲「ジャズ組曲 第2番 第2ワルツ」

昨日大晦日のワルツはアニヴァーサリー・ソング(原曲イオン・イヴァノヴィチ作曲「ドナウ川のさざ波」でした。
新年はショスタコーヴィチのワルツで、演奏者はポーランドの若いチェリストたちです。

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新年早々多くの年賀状を有り難うございました。心より御礼申し上げます。
義母の逝去が12月26日、大勢様には年賀欠礼の知らせが間に合わなかった事と存じます。

どうか本年も昨年同様、樹下美術館と拙ブログを宜しくお願い申し上げます。

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