空・海・気象

一応現れる雲 待たれる堀川展。

2018年7月23日(月曜日)

連日異常で一種災害レベルの夏晴れを書いている。
それでも雲が見えれば田畑や庭が渇望している雨が期待出
来る所だがつかの間であり、降ることはなさそうだ。

 

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今夕刻6時すぎ、美術館の雲。

 

 

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19時半を過ぎた頃、近くの体育館の雲。

 

 

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駐車場の合歓と雲間の月。

 

 

窓の内外
夕方、新たな屋外作品を搬入された堀川紀夫さんとしばしお茶
を飲んだ。
外にほの明かりが残るガラス窓にカメラを向けてみた。すると芝
生の向こうの百合とカシワバアジサイに、こちらの人物たちが重
なり、何か映画の回想シーン風に撮れた。

さて堀川展の搬入は2メートル50㎝余りの大作ほかの搬入を残
すだけになり、準備は順調に進んでいる。
熱心に制作された作品は造形美とともに作者の魂や力がこもり、
それがひしひしと伝わる。

26日開場の展覧会は、庭(自然)及び常設展示作品とが溶け合
い、新鮮で楽しいものになることでしょう。

夕焼け小焼け。

2018年7月22日(日曜日)

毎日続く暑さだが日暮れ時に美しい夕焼けがよく見られてい
る。

以下は本日上越市大潟区は雁子浜と潟町の夕焼け。

 

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美しい詩、美しいハーモニー。
演奏はインターカレッジ男性合唱団
VOCES VERITAS(ヴォーチェス ヴェリタス)。

こうしてみると、譜面なしで歌うことの大切さが分かる。

 

“子供がかえったあとからは まあるい大きなお月様
小鳥が夢を見るころは 空にはきらきら金の星”

暑さの中の蝶 うなぎをテレビで見ただけの土用丑の日。

2018年7月20日(金曜日)

一週間は晴れて暑さが続いている。
庭の草花は渇きがちで撒水は欠かせない。

井戸はあるがポンプの力不足を否めず、もう少し大きなもの
を急いで付けなければならない。

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ヒメヒオウギズイセンにアゲハチョウが来て、如何にも夏の風
情。紙のように軽く乾いている蝶たちだが、暑さを気にする様
子は見られない。
以前の夏、長峰池の岸辺で湿った土にくるくるした口吻を伸ば
し、吸水をしているアゲハを見たことがある。わずかの湿り気に
もかかわらず蝶にはそれで十分らしかった。

 

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夕暮れに心ばかりの雲。明日も高気圧のもとで晴れの予報。

うなぎはニュースで見るだけだった土用の丑の日。最初はそう
でもなかったが、何度も見せられているうち、次第に食べたくな
った。うなぎは不足していて高いらしい。

暑い。

2018年7月17日(火曜日)

この暑さ、出来れば“日中表へ出たくない“が正直な所
だろう。
そんな本日7件の往診と在宅訪問があった。
訪ねるのは仕事だとして、寝ている人はさらにつらい。
クーラーの無い人は、もう暑いとも言わない。

 

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本日夕暮れ後の雲。

連休の週末、長男達がやってきた。
余りの暑さに旧盆?と錯覚したほどだった。

いずれ水不足を伝えるダムのニュース映像が出てくる
のか。
まさか越後は干害などという話にはならないと思うが、
連日の天気予報は厳し過ぎる。
炎天下、中国、四国の水害地の様子は胸が痛む。

夕雲の東西

2018年7月10日(火曜日)

今夕刻、四ツ屋浜でうろこ雲が広がる澄んだ空を見た。
あかね色に染まるかもと思われたが、およそ白色のま
ま暮れていった。

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日没直後から5,6分間、東の空に赤味を帯びた帯状
の雲が現れた。
厳密には現れたのではなく、元からあった非常に高い
雲が沈んだばかりの陽に照らされて輝きだしている。

火柱の如く地上から立ち上がっているように見えるが、
実は同じ高さでずっと向こうへ何キロ、何十キロと続い
ているのであろう。

特別なことが無くても水田、山、海、雲、まして虹や電車があればもう。

2018年7月2日(月曜日)

台風7号が発生し沖縄に近づいている。
当地が影響を受けるのはせいぜい3日夜半かららしいが、本
日夕刻、早くも慌てた雲がざわついているように見えた。

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18;27頃の南の空。これが胃腸の内視鏡なら小さくても質
の良くない粘膜ヒダの集中所見に似ているものがあった。今夕
の雲はおよそ灰色のような紫のような赤味をおびるような何と
も言えない怪しげな色をしていた。

 

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18:45頃、東の方角に虹が架かった。日没が近いのでとて
も高い。
虹が架かった場所は煙っているが夕立だったのだろう。居た場
所でもいっときパラパラと降った。虹の間に右の高架橋に電車
が来ると良いのだが。

 

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18:57頃、残念ながら虹は消え、怪しげな雲が手を繋いで
作ったトンネルへと電車が通った。

特別なことがなくても水田、山、海、雲、まして虹や電車があ
ればもう十分という日が時にはある。

さてこのたび世界文化遺産に島原・長崎市が潜伏キリシタン関
連の地として世界文化遺産に登録された。
この春、妻ともにまことに珍しく旅行をし、訪ねた先が同地で、
思い出深く、遠くからこの度の登録を祝福させてもらった。
満員だった懐かしい島原鉄道はさらに賑わうことだろう。

それにしてもまだ19才の女子ゴルフ選手、畑岡奈沙は素晴ら
しい。
16年日本オープンをアマチュアで,17年はプロで2連覇する。
17年から米国を主戦場とし、先日米国でのウォルマートNWアー
カンソー選手権で優勝するや、このたび全米女子プロゴルフ選手
権のメジャーでプレイオフの末2位に入り、世界ランクを12位
にまで上げた。

夏雲の日、最後に現れた巨大な王冠?

2018年6月30日(土曜日)

今日で好きな6月が終わる。
6月の晴れ間に相応しく雲が活発だった一日。昼過ぎ、西風
に乗って様々に変化をしながら移動する積乱雲を水田から眺
めることが出来た。
夕刻まで髙田で二つの用を済ませ、再び水田に戻り電車を
撮ると、その帰路に素晴らしい雲と出会った。

 

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12;40頃の四ツ屋浜。

 

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夏雲を背景にほくほく線の電車を撮るべく田んぼへ。南の方角
に積乱雲がずらりと並んでいる。

 

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13:26頃、上り電車が大きな雲に向かって通過した。

 

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13:33頃,先ほどの雲が東へ移動して尾神岳の上にやっ
て来る。

 

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雲の中ほどからモクモクと子あるいは核のような雲の塊が次
々と現れる。

 

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13;38頃,子の雲は前に出ていた雲を抜き、高く発達して
いく。

 

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13;39頃、更に右脇から現れた子(雲核といえばいいの
か)の雲が力強く発達してくる。

 

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13:50頃、その雲の頂に笠雲風のベールが掛かった。

ここで時間が来たため美術館へと向かった。

 

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すると西の方角に低い扇状の雲が現れている。こちらへ来れば
雨が予想され、美術館へ着くと遠雷が聞こえた。

 

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14;08頃、美術館から見た東方の積乱雲。矢印のように大
気の流れが雲を乗り越えているのが見える。
乗り越えていると言えるが、雲が抑えられていると言えるかも
しれない。

美術館で昼食とお茶をして上越市髙田は上越教育大学前の美術
店・深見美術へ行く。
途中夕立なのか激しい雨が始まり、先ほどの低い黒雲(積乱雲
の底?)に入ったと思われた。
深見さんでは修理をお願いしていた扁額を受け取り、美味しい
冷茶を頂き少々の世間話をし、陶齋の絵皿を見た。絵皿は大変
に良いものだったが、約定されていた。陶齋にはまだまだ出合っ
ていない良い品があることをあらためて知り、明日の希望とした。

お店の後、近くの新潟トヨペットへ。新車の一ヶ月点検を受けた。
14年間世話になったプログレと別れた後、4駆のプレミオに替
えていた。
3ナンバーから5ナンバーに、少し小さくなった車。色々と新し
いシステムが加わて戸惑ったものの一ヶ月を迎えて少しずつ
馴れてきた。
ディーラーさんの担当は良い人で親切、迅速。点検もスムースに
終了した。

 

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16:34頃、ディーラーさんのショールームで。激しい雨が上
がり、陽が射してくる。

雨降りの中、急いでおいとましたため深見美術に忘れ物をして
いた。取りに戻り再びお茶を頂いた。

 

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雨上がりの上越教育大学前の道。

 

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帰路の水田で尾神岳の左方にかすかな虹。

 

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18:02頃、尾神岳の西に大きな積乱雲。扇状に広がるカナ
トコ雲の形状になっている。

最初のほくほく線の場所へ戻る。

 

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18:19頃、下り電車。

 

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愛車と西方の雲。

 

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18;40頃の帰路の寄り道。南の方角に真っ白な王冠のよう
な、巨大な高坏か円卓を思わせる、いや形容し難い激しさと
一種神秘的な姿の積乱雲が現れていた。高さは1万メートル
に達していよう。

上掲18:02頃に見た雲の究極の形であろうか。
愛する6月の最後の日に異常なほど迫力ある雲を初めて見て、
一種自然への畏敬と感謝を禁じ得なかった。

色々なことがあるが、出来れば一日でも元気で長生きをすれば、
雲と言わず貴重な人や生物や、その出来事、現象に出会えるこ
とを知された一日だった。

突然の猛暑 本日のトンボとセキレイのヒナ。

2018年6月30日(土曜日)

昨日は雨上がりの一日で雲が水蒸気をたっぷり含み、空は
賑やかだった。
上空に風が強かったのだろう、西の方角にはレンズ雲が消
長していた。

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昨夕、西の方角は妙高連峰の空。賑やかな雲の中で、レンズ
雲が現れては消えた。

そして本日午前は猛烈な熱さ。髙田で35,5℃を記録。患者
さんたちは顔をしかめて参った、参った、と仰った。
昨日から、脱水症、熱中症の方達が見え、点滴がはじまった。
お年寄りや脳疾患の方達は水が足りていないにも拘わらず渇
きを感じない傾向があり、容易に脱水や熱中症になりやすい。
室内にいてもわずかの気温上昇の影響を受ける場合があり
食欲が途絶し、頭痛、倦怠に移行する。

午後在宅訪問の頃から気温が下がり、クーラーを点けっぱなし
で薄着の方では、スイッチを止め、掛け物の調整が必要だった。

しかし降り続いた雨で庭は大助かり。
昨日のトンボたちはめいめい好きな場所で休憩をしていた。

 

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真っ赤になった紅アジサイのアキアカネ。

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テッポウユリの蕾に。

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盛夏に咲くミソハギにもいた。

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↑昨日親鳥と居たハクセキレイのヒナ(あるいは若鳥)が本日
カエデで一人じっと親を待っていた。

間もなく当地も梅雨開けとなり、晴天が続く模様。

 

 

今夕九戸浜に消長した雲。

2018年6月24日(日曜日)

夕食御の大潟区九戸浜で、綾のように出ていたスジ雲が
赤く染まって消長した。

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東は米山方面に見えていた軽やかなすじ雲が遠ざかる。

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西の海の方角から帯状の雲がやって来る。

 

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一瞬萌えるように染まって通り過ぎて行く。

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続いてほとばしるような雲がやって来て日が暮れた。
最初の写真から10数分、ほかに一人の男性と一人の女
性がカメラを向けていた。

明日は浦川原は顕聖寺の火頭窓などを書いてみます。

勇壮な雲 火頭窓。

2018年6月12日(火曜日)

梅雨入りが報じられているが日中には目立った降水は無か
った。
昼すぎ所用で出かけた道すがら四方におおらかな雲が見ら
れ、夕刻からぽつぽつと始まり、しとしと静かに降り続い
た。

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途中で見た曹洞宗の寺院の火頭窓。ぼんやりしているせい
かと思うが、当地で火頭窓を見る機会はそれほど多くない。
春日山林泉寺は正面から良く見える。
先の旅行で京都の広隆寺と高台寺で目にした。何故か昔話
のお寺のイメージがあり、この窓を気に入っている。

これからもっと注意して見てみたい。

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