空・海・気象
一応現れる雲 待たれる堀川展。
連日異常で一種災害レベルの夏晴れを書いている。
それでも雲が見えれば田畑や庭が渇望している雨が期待出
来る所だがつかの間であり、降ることはなさそうだ。
夕方、新たな屋外作品を搬入された堀川紀夫さんとしばしお茶
を飲んだ。
外にほの明かりが残るガラス窓にカメラを向けてみた。すると芝
生の向こうの百合とカシワバアジサイに、こちらの人物たちが重
なり、何か映画の回想シーン風に撮れた。
さて堀川展の搬入は2メートル50㎝余りの大作ほかの搬入を残
すだけになり、準備は順調に進んでいる。
熱心に制作された作品は造形美とともに作者の魂や力がこもり、
それがひしひしと伝わる。
26日開場の展覧会は、庭(自然)及び常設展示作品とが溶け合
い、新鮮で楽しいものになることでしょう。
夕焼け小焼け。
毎日続く暑さだが日暮れ時に美しい夕焼けがよく見られてい
る。
以下は本日上越市大潟区は雁子浜と潟町の夕焼け。
美しい詩、美しいハーモニー。
演奏はインターカレッジ男性合唱団
VOCES VERITAS(ヴォーチェス ヴェリタス)。
こうしてみると、譜面なしで歌うことの大切さが分かる。
“子供がかえったあとからは まあるい大きなお月様
小鳥が夢を見るころは 空にはきらきら金の星”
暑さの中の蝶 うなぎをテレビで見ただけの土用丑の日。
一週間は晴れて暑さが続いている。
庭の草花は渇きがちで撒水は欠かせない。
井戸はあるがポンプの力不足を否めず、もう少し大きなもの
を急いで付けなければならない。
ヒメヒオウギズイセンにアゲハチョウが来て、如何にも夏の風
情。紙のように軽く乾いている蝶たちだが、暑さを気にする様
子は見られない。
以前の夏、長峰池の岸辺で湿った土にくるくるした口吻を伸ば
し、吸水をしているアゲハを見たことがある。わずかの湿り気に
もかかわらず蝶にはそれで十分らしかった。
うなぎはニュースで見るだけだった土用の丑の日。最初はそう
でもなかったが、何度も見せられているうち、次第に食べたくな
った。うなぎは不足していて高いらしい。
暑い。
この暑さ、出来れば“日中表へ出たくない“が正直な所
だろう。
そんな本日7件の往診と在宅訪問があった。
訪ねるのは仕事だとして、寝ている人はさらにつらい。
クーラーの無い人は、もう暑いとも言わない。
連休の週末、長男達がやってきた。
余りの暑さに旧盆?と錯覚したほどだった。
いずれ水不足を伝えるダムのニュース映像が出てくる
のか。
まさか越後は干害などという話にはならないと思うが、
連日の天気予報は厳し過ぎる。
炎天下、中国、四国の水害地の様子は胸が痛む。
夕雲の東西
今夕刻、四ツ屋浜でうろこ雲が広がる澄んだ空を見た。
あかね色に染まるかもと思われたが、およそ白色のま
ま暮れていった。
日没直後から5,6分間、東の空に赤味を帯びた帯状
の雲が現れた。
厳密には現れたのではなく、元からあった非常に高い
雲が沈んだばかりの陽に照らされて輝きだしている。
火柱の如く地上から立ち上がっているように見えるが、
実は同じ高さでずっと向こうへ何キロ、何十キロと続い
ているのであろう。
特別なことが無くても水田、山、海、雲、まして虹や電車があればもう。
台風7号が発生し沖縄に近づいている。
当地が影響を受けるのはせいぜい3日夜半かららしいが、本
日夕刻、早くも慌てた雲がざわついているように見えた。
18;27頃の南の空。これが胃腸の内視鏡なら小さくても質
の良くない粘膜ヒダの集中所見に似ているものがあった。今夕
の雲はおよそ灰色のような紫のような赤味をおびるような何と
も言えない怪しげな色をしていた。
18:45頃、東の方角に虹が架かった。日没が近いのでとて
も高い。
虹が架かった場所は煙っているが夕立だったのだろう。居た場
所でもいっときパラパラと降った。虹の間に右の高架橋に電車
が来ると良いのだが。
18:57頃、残念ながら虹は消え、怪しげな雲が手を繋いで
作ったトンネルへと電車が通った。
特別なことがなくても水田、山、海、雲、まして虹や電車があ
ればもう十分という日が時にはある。
さてこのたび世界文化遺産に島原・長崎市が潜伏キリシタン関
連の地として世界文化遺産に登録された。
この春、妻ともにまことに珍しく旅行をし、訪ねた先が同地で、
思い出深く、遠くからこの度の登録を祝福させてもらった。
満員だった懐かしい島原鉄道はさらに賑わうことだろう。
それにしてもまだ19才の女子ゴルフ選手、畑岡奈沙は素晴ら
しい。
16年日本オープンをアマチュアで,17年はプロで2連覇する。
17年から米国を主戦場とし、先日米国でのウォルマートNWアー
カンソー選手権で優勝するや、このたび全米女子プロゴルフ選手
権のメジャーでプレイオフの末2位に入り、世界ランクを12位
にまで上げた。
夏雲の日、最後に現れた巨大な王冠?
今日で好きな6月が終わる。
6月の晴れ間に相応しく雲が活発だった一日。昼過ぎ、西風
に乗って様々に変化をしながら移動する積乱雲を水田から眺
めることが出来た。
夕刻まで髙田で二つの用を済ませ、再び水田に戻り電車を
撮ると、その帰路に素晴らしい雲と出会った。
夏雲を背景にほくほく線の電車を撮るべく田んぼへ。南の方角
に積乱雲がずらりと並んでいる。
13:33頃,先ほどの雲が東へ移動して尾神岳の上にやっ
て来る。
雲の中ほどからモクモクと子あるいは核のような雲の塊が次
々と現れる。
13;38頃,子の雲は前に出ていた雲を抜き、高く発達して
いく。
13;39頃、更に右脇から現れた子(雲核といえばいいの
か)の雲が力強く発達してくる。
ここで時間が来たため美術館へと向かった。
すると西の方角に低い扇状の雲が現れている。こちらへ来れば
雨が予想され、美術館へ着くと遠雷が聞こえた。
14;08頃、美術館から見た東方の積乱雲。矢印のように大
気の流れが雲を乗り越えているのが見える。
乗り越えていると言えるが、雲が抑えられていると言えるかも
しれない。
美術館で昼食とお茶をして上越市髙田は上越教育大学前の美術
店・深見美術へ行く。
途中夕立なのか激しい雨が始まり、先ほどの低い黒雲(積乱雲
の底?)に入ったと思われた。
深見さんでは修理をお願いしていた扁額を受け取り、美味しい
冷茶を頂き少々の世間話をし、陶齋の絵皿を見た。絵皿は大変
に良いものだったが、約定されていた。陶齋にはまだまだ出合っ
ていない良い品があることをあらためて知り、明日の希望とした。
お店の後、近くの新潟トヨペットへ。新車の一ヶ月点検を受けた。
14年間世話になったプログレと別れた後、4駆のプレミオに替
えていた。
3ナンバーから5ナンバーに、少し小さくなった車。色々と新し
いシステムが加わて戸惑ったものの一ヶ月を迎えて少しずつ
馴れてきた。
ディーラーさんの担当は良い人で親切、迅速。点検もスムースに
終了した。
16:34頃、ディーラーさんのショールームで。激しい雨が上
がり、陽が射してくる。
雨降りの中、急いでおいとましたため深見美術に忘れ物をして
いた。取りに戻り再びお茶を頂いた。
18:02頃、尾神岳の西に大きな積乱雲。扇状に広がるカナ
トコ雲の形状になっている。
最初のほくほく線の場所へ戻る。
18;40頃の帰路の寄り道。南の方角に真っ白な王冠のよう
な、巨大な高坏か円卓を思わせる、いや形容し難い激しさと
一種神秘的な姿の積乱雲が現れていた。高さは1万メートル
に達していよう。
上掲18:02頃に見た雲の究極の形であろうか。
愛する6月の最後の日に異常なほど迫力ある雲を初めて見て、
一種自然への畏敬と感謝を禁じ得なかった。
色々なことがあるが、出来れば一日でも元気で長生きをすれば、
雲と言わず貴重な人や生物や、その出来事、現象に出会えるこ
とを知された一日だった。
突然の猛暑 本日のトンボとセキレイのヒナ。
昨日は雨上がりの一日で雲が水蒸気をたっぷり含み、空は
賑やかだった。
上空に風が強かったのだろう、西の方角にはレンズ雲が消
長していた。
昨夕、西の方角は妙高連峰の空。賑やかな雲の中で、レンズ
雲が現れては消えた。
そして本日午前は猛烈な熱さ。髙田で35,5℃を記録。患者
さんたちは顔をしかめて参った、参った、と仰った。
昨日から、脱水症、熱中症の方達が見え、点滴がはじまった。
お年寄りや脳疾患の方達は水が足りていないにも拘わらず渇
きを感じない傾向があり、容易に脱水や熱中症になりやすい。
室内にいてもわずかの気温上昇の影響を受ける場合があり
食欲が途絶し、頭痛、倦怠に移行する。
午後在宅訪問の頃から気温が下がり、クーラーを点けっぱなし
で薄着の方では、スイッチを止め、掛け物の調整が必要だった。
しかし降り続いた雨で庭は大助かり。
昨日のトンボたちはめいめい好きな場所で休憩をしていた。
↑昨日親鳥と居たハクセキレイのヒナ(あるいは若鳥)が本日
カエデで一人じっと親を待っていた。
間もなく当地も梅雨開けとなり、晴天が続く模様。
今夕九戸浜に消長した雲。
夕食御の大潟区九戸浜で、綾のように出ていたスジ雲が
赤く染まって消長した。
続いてほとばしるような雲がやって来て日が暮れた。
最初の写真から10数分、ほかに一人の男性と一人の女
性がカメラを向けていた。
明日は浦川原は顕聖寺の火頭窓などを書いてみます。
勇壮な雲 火頭窓。
梅雨入りが報じられているが日中には目立った降水は無か
った。
昼すぎ所用で出かけた道すがら四方におおらかな雲が見ら
れ、夕刻からぽつぽつと始まり、しとしと静かに降り続い
た。
途中で見た曹洞宗の寺院の火頭窓。ぼんやりしているせい
かと思うが、当地で火頭窓を見る機会はそれほど多くない。
春日山林泉寺は正面から良く見える。
先の旅行で京都の広隆寺と高台寺で目にした。何故か昔話
のお寺のイメージがあり、この窓を気に入っている。
これからもっと注意して見てみたい。
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- 齋藤三郎(陶齋)
- 倉石隆
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- 暑かった本日、外来でお天気の話など。
- ゑしんの里茶会が終わった。
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