6月1日 夏は来ぬ 上品な世界。
本日6月1日、よく晴れて夏が始まる。殆どの年にこの日、卯の花の写真を掲げ「夏はきぬ」の動画を掲載してきた。本日また小生の大叔父・小山作之助作曲の「夏は来ぬ」を掲載させていただいた。
下のホトトギスの鳴き声と一緒に
曲をお聴きになってみてください。
後日追加です、爽やかな「夏は来ぬ」がありました。
明治期、斬新な作之助の曲調と対比的な佐々木信綱による大和調の詩もまた素晴らしい。数日前、ホトトギスが遠くでキョキョと鳴くのを聞いた。
果てしない世界で花や鳥、そして人や蛍もまた共に季節を揃えながら移ろって行く。ある面世界は洗練されている。
お菓子が無くても美味しく飲める紅茶。
皆さまには日頃何かとお世話になるばかりか頂き物などをしてかたじけなく思っています。
本日夕食は服を汚しながらカレーうどんを食べました。
食べ終えてからお世話になっているお茶人から頂いた紅茶を飲みました。
布のティーパック。
マリアージュフレールの
「マルコポーロ」という紅茶。
パッケージを空けて良い香りに驚き、
鈴木秀昭さん(右)とババリアのカップ。
ババリアにはマルコと記されていた。
ひとくち口にした妻がアッと声を出し、この紅茶は美味しくてお菓子が要らないと言いました。
皆さまには色々頂き、勉強させてもらい、常に恐縮しております。
若き日、よくラジオなどから流れていた「岬めぐり」。旅情があって良い曲だった。
昔は美しく安定した山河を前にすると、何かと戸迷う不安定な自分がいて、しっくりしない感覚を覚えていた。しかるに50年60年が経ち、いつしかそれが薄まり、漠然とではあるが自然や風景に自分が無理なく取り込まれているような感じなっている。
年は単に取るばかりでなく感覚や反応に知らず大きな変化を生じていることがあるようだ。
鈍感になったとも言えるし、加齢の恩恵かもしれない。
出来不出来は別にして今月はよくブログを更新できた。
眼科受診 北条の方 切り無き草取り。
小生の白内障手術の日程が決まり、既に先日胸部X線や心電図、血液など主要な検査を終えていた。そして本日13:30より手術法や具体的段取りについての説明と詳細検査があった。
70才後半まで入院も手術も未経験であることを密かに自慢していたのが、2021年7月の夕刻心筋梗塞を発症して救急搬送、初めて入院医療を受けた。2回目の入院は一昨年9月、挿入されているステントの状況と心臓の状態チェックのため短期入院だった。
そしてこのたびの白内障。医療機関によって入院せず日帰り手術もあるが、私の場合循環器科でお世話になったためそこの眼科でお願いすることにした。
一泊入院による手術だが主たる臓器の検査、眼科単体の検査と手術方法の説明、術後検査など丁寧な手順を踏む。二回に分け両眼を行うので先ず6回の通入院を行う予定となった。
心臓は突然発症の救急搬送だったのである意味ぶっつけ本番(当然ですが妻に検査、処置の場面場面で説明と理解、承諾が求められていた)。それに比しこのたびのような予定手術には一泊ながら徹底したインフォームドコンセントがなされるむことを、身を以て知らされた。
そんな訳で昨日から緊張しながら早寝した。幸い当日木曜日は休診日ため午前は気晴らしを兼ねて美術館で例の芝生の雑草取りを行い、ゴルフボールを打ち、来館者さんが見えるころ、持参した朝昼兼用の小さなホットドッグとノンカフェインのコーヒーを美術館で摂った。
清々しい午前の庭。カエデの幹が美しい。
設立のころは精一杯の幼木だった。
食事すると本日最初のお客さんがお一人見えた。柏崎市からJRで二つめの北条から犀潟まで電車、駅から歩いてこられたと仰る女性のご老人だった。途中田んぼへ出て妙高山を眺めてから来られたということ、とてもお元気(意欲体力とも私よりずっと)とお見受けした。
他と同じ過疎が進む北条のあれこれをお聞きしているうち、北条を訪ねてみたくなった。当館は何度か来られたと仰り、もしかしたらいつも早い時間と決めておられるのかもしれない。“ここの庭は手入れされる人の気持ちが伝わる。木々のそよぎが良く、癒やされる“と褒めて頂いた。
正午を過ぎ受診の時間が迫ったので一旦家に戻り仕度して病院に向かった。
午後の診察は手術(白内障)を受ける6名の患者に向けた検査と説明の時間。眼圧、詳細な視力、眼球サイズ、眼底、角膜撮影などの検査が続く。待ち時間が長く、本かスマホを持参すれば良かったと後悔した。
最後に受診者全員が集まり、医師と看護師から術前後の段取りと注意事項の説明を受けた。
初めて受ける眼科手術。少しずつ緊張が増すのを覚え、皆さんも同じだろうと実感する。
16時をかなり過ぎて美術館に帰ると急にお腹が空きお茶とケーキを注文して一息ついた。17時閉館と同時に再び「草むしり」に精を出した。もう6回目、どれだけやれば気が済むのかと言われそうだが、せっせとむしりながら「草とり爺さん」でいい、ムチの罰さえなければ「草とり奴隷」でもいい、と思った。
ところでこの冬から風景や写真、絵画などが黄ばんで見えるようになり進行していた。特に写真がそうで、カメラの故障かと本気で疑い、買い換えも考えるほど切迫していた。本日検査を受けながら白内障のせいではと気がつき、医師に尋ねると多分手術すれば戻りますよと言わた。そうであれば本当に有り難い。
本日はドイツのお二人 カフェ丸テーブルの小さなスケッチ帳から。
いっときも止むこと無くシトシトビチャビチャと降り続く雨は明日まで続くらしい。そんな本日長野市のご夫婦がドイツ人のご夫婦をお連れして寄って頂いた。去る土曜日、外国人向けに展示内容を示すカードを作ったばかり。カードはとても喜ばれたと聞いたが、日本の同伴者さんがいて随分助かった次第。
カフェでお茶とホットサンドを食べ、齋藤三郎の図録をお求めになったという。
ところでカフェの丸テーブルに小さなスケッチブックを置いている。コロナの間止めていたのを今年から復活したところ再び皆さまにお描きいただくようになったのでご紹介させてもらいました。
思い思いの気持がこもった絵ばかりでした。皆さまの視線と幸せが伝わりとても楽しく拝見しました。またどうかお描き下さい。
プロのような方がいらしてびっくりしました。
油性の色鉛筆も置きたいと思いました。
昨日は妙高市でゴルフ 草むしり ビーフン。
昨日日曜日、妙高市の松が峰カントリー倶楽部でゴルフをした。久し振りのゴルフは終日爽やかな空のもと妙高山を目にしながら沢山打ち沢山歩き楽しかった。
風はなく良いコンディション。
100を少し切る成績だった。
1万3000歩も歩いている。
外国人旅行者に簡単なカードを 木陰のベンチでランチ。
今年になって数は多くはないが外国人の旅行者さんがちらほらお寄りになって下さるようになった。これまでは外国人でも主に当地に縁のある方たちだったのが、今年は少し異なるように思われる。
今週は二組の方が寄ってくださった。最初の方は欧米の親子さん。銀髪で上品な60代のお母様と息子さんお見受けした。時間が無く何処からとも尋ねず挨拶だけさせてもらった。後でスタッフから聞くと、息子さんが日本語を少し話され、上越は素晴らしいと仰り、齋藤三郎の図録と小生の写真を買っていただいたと聞いた。
もう一組は一昨日、若いカップルさんだった。女性は陶芸室で美味しいと仰りケーキでお茶をされ、男性は庭を歩かれたという。
こうなると少々焦りを感じる。少なくとも何を展示中かくらいは知って頂かないと手抜きであろう。
どんな動機で来館されたかなどは別にして、差し当たり最小限の展示案内をカードにしてお渡しするべくシンプルなものを作ってみた。
上は、-陶芸- 1916-1998の陶芸作家齋藤三郎による「文様展」、下は-絵画- 1916-1998の画家倉石隆による「日々を生きる展」と書いた。
スタッフには「フォトOK」と言いながら渡してと伝え、簡単な英会話集を作ることにした。
ホームページに英語を附記するなど考えないといけないが、旅行者さんたちはSNSで発信される傾向が窺えるので一先ずこれでやってみることにした。
さて本日も風薫る好天。昼下がりのベンチでランチをされる女性達を目にし、楽しそうなので一枚撮らせていただいた。
木陰のベンチでランチをする三人の
女性。
Three female visitors taking lunches on a bench
.in the shade of a tree。
庭の道の修理 前島密顕彰の方々 鵜の浜の夕焼け。
美術館庭の南側に枕木を用いた一応の小道がある。美術館以前に庭を造って以来30年ほど経過し傷みが目立っていた。危険へ備えて近隣の方に頼み造作し直してもらった。未だしゃんとして使えるものに加え石版や敷石を交えて工夫し三日かけて仕上がってきた。
異なる資材の表面をお互い
水平にならしてある。 隙間の目地はコンクリートで埋める。
デザイン性が加わり楽しい小道が期待される。
昼過ぎて上越市が生んだ偉人前島密を顕彰されるグループからお二人が来館された。当家に伝わる前島密の扁額をご覧になることが一つ。扁額と我が家のことについてグループの皆さまが話を聞きたいというのがもう一つの用件だった。
日程をすりあわせ、近々10人ほどで来館されカフェで食事の後小生がお話をすることになった。扁額については拙ブログ記事がきっかけと仰った。お二方の熱意が伝わり当日は皆さまとご一緒して楽しみたいと思った。
本日少々混み合ったうえ、午後10名ほどの婦人グループが来館され、しばらく駐車場が一杯になった。
このところ珍しく毎日掲載が続きました。お読みくだされば励みになります。
異骨相(いごっそう)の草むしり。
よく晴れ蒸し暑さを感じる一日となりました。今夏はどんな空となるのでしょう。まず冷夏などではなく、皆で散々文句を言う暑さになるような気がしますが、如何でしょうか。
そんな日の午後は時間をとり再三の芝の草むしりでした。
ところで当地では手で行う除草のことを「草取り」と言い「草むしり」とは言いません。上に「草むしり」と書いたのは、一昨年亡くなった高知の同級生、Nへの一種供養です。
大学病院時代のある日、何かの拍子にNは、自分の田舎では除草を「草むしり」と言うと話しました。普段Nは囲碁が強く、私など何目置いても鼻歌交じりで応じ、あっという間にひっくり返されます。あるいは研究室の実験が終わると真剣で居合抜きの練習を行うなど土佐の気骨「異骨相(いごっそう)」振りを垣間見せていました。
それが「寅さん」映画をよく観に行き、診療の合間にふとそばへ来て、寅さんのセリフ「見上げたもんだよ屋根屋のふんどし」などと小声で言っては立ち去ります。
そんなNが私達が言うところの草取りを高知では「草むしり」というと話したのですから、土佐の気骨が妙に可愛く感じられ、不思議と耳に残りました。
「取る」より「むしる」ほうが生活感があり、どこか可愛いくありませんか。
この時期、草取りをしていると頭に「草むしり」の声が響いては消えるのです。
前にも書きましたが、亡くなった人のことを思い出すと天国で眠っていた本人は目を醒まし、喜ぶという「青い鳥」の一章を思い出しました。
保育園の健診 児の成長と国の成長。
薄曇りでやや肌寒い本日火曜日、午後から区内の保育園で健診があった。春秋二回、昭和50年から携わっているので当初あどけない顔をしていた園児たちはもう50才を過ぎている。
早い遅いは別にして彼らの性格や境遇の変遷は如何ばかりだったのか、と思う。
本日はゼロ才児から5才児までを診た。0才児はみな保育士さんに抱っこされ、せいぜいつかまり立ちがやっとという幼さ、どこか鳥のヒナの面影を宿している。
二、三才児は顔の色つやよく目元くっきりとまことに美しく、一方個性は主に顔の造りだけに留まっている。それが5才児では急に大人びる。目に光りが表情に雰囲気が現れ、いわゆる個性が出てきて、どんな大人になるか何となく伝わるようで興味深い。
ある子に「楽しい?」と聞いてみた。すると「うん!」と答えた。傍らで記録を執っている園長さんが「担任冥利だね」と言い、付き添う保育士さんは「嬉しいです」と喜んだ。
わき水のように澄んで個性豊かな園児たち。大切に育てられるこの子らを、この先一色に染めたうえ戦争などで死なせるような事はあってはならない。
願わくばどの国も子らのように学習し成長し、トカゲの如き旧態から洗練へと変わる努力を続けなければならないのでは。
元気すぎる芝生の雑草 若い来館者さん 水田と美術館。
昨日日曜日、お茶会にお邪魔した後美術館に戻り夕刻から芝生の雑草取りをした。芝生は一見きれいに見えるが、そうは行っていない。今冬は温かく、冬期間あるいは雪の下で雑草が我が世の春とばかり旺盛に増え一種群となって芝に混じっている。畑をしている人達も、今年の雑草は異常だと口々に仰っている。
芝生の雑草は2種類あり、スズメのカタビラとツメクサ。
近くで見た様子。
白い頭は全てツメクサのつぼみ。
地面に貼り付いているので厄介。
先が二股になっている道具を刺し、
一度草を起こしてからむしる。
本日も仕事の後取ってみた。
主にスズメノカタビラを取った。
まだ十分の一も処理できていない。
裏の水田の代掻きが終わり一部では田植えも終わっている。あぜ道にお邪魔して樹下美術館の写真を撮った。
2010年5月の田と樹下美術館。
田の大きさが変わり、
美術館も初々しい。
以前に比べて若い来館者さんが増えていると思う。館内のメモからカフェともども本当に様々な動機でお出で頂いていて張り合いを感じる。
去る18日、「にいがた観光ナビ」の「たびきち」に当館が掲載されました。熱心に取材されたスタッフお二人に厚く御礼申し上げます。
“まことに有り難うございました”
近く40名様の団体さんが作品鑑賞に来られると知らされました。
浄興寺で表千家同門会新潟支部茶会 美味しいお茶をご馳走様でした。
本日空は予報より好くなり温かで過ごしやすい日和だった。上越市髙田は浄興寺で「表千家同門会新潟支部 第34回支部茶会」が催され、午後妻と有沢宗香先生社中のお二人にお相伴してお茶を頂きに上がった。
第一席と二席に座らせてもらった。
以下一席目の田邊和子先生のお席。
本席のお軸「福不可受盡」
“幸福は独り占めせず分かちあう”
貴重な高僧文人、江月宗玩筆
唐物の耳付き花生けに大山蓮華。
一輪で広間に生気を与えている。
頂いたお濃茶は香り良く艶々として滑らか、とても美味しかった。
向こうから左入の黒楽茶碗、珠光緞子(じゅこうどんす)の仕服、覚々斎作茶杓「むかし」、瀬戸の茶入「松の翠」。いずれも大切に伝えられている風格のお道具。
終わってお水屋から出られたご主人にお会いした。茶に染まったエプロン姿でニコニコされ、お二人の睦まじさは心温まるご馳走だった。
続けて2席目のお茶は野村征子先生のお薄。
不肖正客に当たり、征子先生とのお話に夢中になり写真が撮れなかった。表千家八代啐啄斎(そったくさい)の上品な消息、ふうろう草など愛らしいお花、坂倉新兵衛の爽やかなお茶碗、何より野村先生のお元気を嬉しく思い、美味しい一碗を堪能した。
私どもは裏千家のお世話になっているので表さんなど流派の異なるお席は一種旅情が感じられて楽しい。
表千家の皆さま、本日は誠にお目出度うございました。
終始温かにして頂きとても感謝しております。
荒れ模様の昨日、本日爽やかに晴れる ハクセキレイは求愛していたのか。
昨日は朝から風強く時折雨も吹きつける予報どおりの荒天。そんな日の午後は病院の眼科受診だった。
数年来進行していた視力低下が今年著しくなり運転免許更新もやっとだった。読書やpcを見るのに時に拡大鏡をかざす必要があり、紹介状を自分で書き、お世話になっている病院眼科受診となった次第。近々白内障に対する手術の見込みとなった。
昨日は終日荒れ模様だったが本日は爽やかに陽が射し、風に吹かれた大気は澄んだ。
田植えを終えた田にハクセキレイ。
カメラは自動的にピントが合うので助かる。
強く美しく鳴くハクセキレイはオスであろう。近くに二羽、メスと思われる鳥がいた。オスは懸命な求愛をしていると考えられ、鳴いては時折ひるがえるように鮮やかに飛翔した。間もなく飛び立ったオスの後を二羽のメスが追った。
もしかしたら鳴いていたのは親鳥、追ったのは若鳥で、飛翔トレーニングということも考えられた。またあちらこちらの枝で親に餌をせがむ雀の幼鳥の鳴き声が暗くなるまで絶えない。
仕事場の金柑に蝶 美術館に金柑を植えた。
去る4月28日の当欄に金柑の花のことを書かせて頂いた。青々とした木に咲く白い花の清潔な美しさは格別だった。
花が終わったその木に本日クロアゲハが取りついているのを見た。
以下2枚は本日やってきた蝶。詳しくはないがクロアゲハではと思われた。
こんなに傷んでいるので越冬をした個体ではなかろうかと思った。それでも飛翔は不自由なさそうに思われ、何処かへ行っては戻ってまた木の回りを忙しそうに飛ぶ。産卵している風な場面も見られた。
アゲハに欠かせない柑橘類。だが長く鋭いトゲを無数につけている。木はトゲで蝶への防御としているのだろうが、このイバラをくぐって産卵する蝶も命がけかもしれない。
ところで4月に見た美しい白い花が気に入り、美術館にも欲しくなりネットで苗を求めた。植えたばかりだが仕事場のよりも大きな実が二つついた60センチ少々の大きさ。
葉数も多く頼もしい苗だが、いずれアゲハ蝶がやって来て産卵し幼虫に食害されることだろう。
一年目はある程度卵の処理をし成長を促した方が良いと思うが、悩ましいところだ。
今夕の餃子はご近所のA氏作の皮で、先日に続いて2回目。氏は蕎麦、ラーメンが素晴らしく、近時餃子が始まった。
備中(岡山県)倉敷市玉島は円通寺から届いた良寛椿を植える。
今年正月に京都→髙松、倉敷を巡った。最終日は倉敷市西部の玉島は円通寺だった。新潟県が生んだ聖僧良寛が若き日10数年に亘り修行した曹洞宗円通寺。それは厳しい風雪に見舞われる越後の冬とは別天地の晴れ晴れとした瀬戸内を見下ろす山中の古刹だった。
伽藍のなかに覚樹庵跡あり現在は納骨堂にあらためられているが嘗ては良寛に与えられた小庵だった。その場所に樹齢200年という良寛椿という大きな白玉椿があり長年親しまれていた。それが2005年から花が絶えてしまったという。
その後関係者と樹木医の努力により15年を経て再び開花しはじめた。これを期に発足した「良寛椿の会」が熱心に挿し木により苗を作り、有志をはじめクラウドファンディングでも資金を集め「円通寺境内下の土地に「良寛椿の森」造成を目指して植樹が行われるようになった。
植樹されている「良寛椿の森」
良寛椿の会のホームページから。
正月玉島を訪ねた後、同会の熱心な推進者で新潟県ご出身の早川氏から「良寛椿」の苗が届けられてきた。上手く行かない人も多いようですので頑張って、と添えられた。
その苗を本日前庭に植えた。
岡山県円通寺の覚樹庵にある良寛椿の苗が越後の樹下美術館で無事活着し育ち、開花するのを是非この目で見たい。
燕を撮ってみる 田植えの暖。
曇り空から昼には晴天となった本日、大気は清々しかったが寒さを感じた。美術館裏の田んぼに水が入り、代掻きが始まっている。
見ると燕が田の上を往き来している。彼らの飛翔は非常にスマートで、パタパタした羽ばたきなどはほとんど目に付かず、大変な早さでスイスイと飛ぶ。
かっては燕を撮影たが、このところ何年も撮っていなかった。素早い燕を撮るのは結構大変だったことを思いだし、いままだ写せるだろうかと試みた。
遠くから素早く上下左右ジグザクにやって来る燕をファインダーで見ながら写すのはまず無理。そこで10メートルほど先にピントを合わせておき、ファインダーを覗かずに、やって来る鳥の動きに合わせてカメラを向け連続シャッターを押すという、いい加減な方法で行った。
多くは写っていなかったりピントが合っていないのだが何枚かはまあままという結果だった。
後でpcの鳥ファイルを見ると燕を撮ったのは2020年以来だと分かった。かっての写真はもっと沢山上手く写していて、やはり年だなと落胆したが、気を取り直しこの先また試みたいと思い直した。
ところで田の燕は遠くへ行ってしまうこともあるため待つ時間が生じる。それもあり農道で風に吹かれて立ち続けるのは結構寒い。
切りを付けてカフェに入ると知っている方がおられ、ご一緒した。幼少に山間の農家で過ごされているので田植えのことなどを色々お聞きした。
田にいると冷える、とよく耳にしていたので、伺ってみると、「田植えでは時にワラを焚いて暖を取っていた」と仰った。はじめて聞く話だったが、やはり田は冷えるのだ。特に山の田は水が冷たく余計寒かったのではと思った。
この餃子の皮はご近所の方の手作り。この人は蕎麦、ラーメンなど麺類を大変美味しく作られる。このたびは餃子の皮だった。ちゃんとした厚みとなんとも言えない香りがあり、野菜いっぱいの妻の具も美味しく、今後の楽しみの一つになった。
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- 夏らしくなってきました。
- 36度にも届く暑さ アゲハと庭と薄茶で落ち着く。
- 保育園時代の記憶その1、巡幸列車のお迎え。
- 私の幼少 自他の個性が気になる。
- 糸魚川のゴルフ お孫さんの宿題から始まった花。
- 小津安二郎監督映画「麦秋」を観て。
- 開館の日 世界にまだまだある欠陥。
- 小津安二郎監督映画「晩春」を観て。
- 「名探偵ポアロ」のアール・デコ。
- フカミ美術主催、須坂市のお茶会へ。
- 5月、月末の空と時 独居老人の緊急入院。
- BSNテレビ「なじラテ」さんの取材。
- 路傍の花たちの競争、今年目に付くマンテマ 6月は良い季節。
- 小林古径記念美術館での呈茶 蘇った小山作之助のひ孫、故中島幸子さんのヴァイオリン。
- 明日の呈茶と講話に備えて。
- 田植えに麦秋。
- 付近はニセアカシアの花盛り 写真集「昭和のこども」、「筑豊のこどもたち」
- 頂き物を食べる。
- 山海の幸。
- 旅行の最終日5月6日は酒田市の土門拳記念館、昭和時代の人物写真。
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