冬の道と除雪。

2018年2月6日(火曜日)

予報をなぞるように昨夜から静かに雪が降って積もった。
昨年11,12月に樹下美術館は3回降雪し、胸騒ぎが
して急いで除雪機を購入した。
海が近いせいか例年雪は多くて40㎝程度で済んでいた
のが、1月半ばからどんどんそれを越えて降る。
朝夕2回の日もあり、仕事場の駐車場の除雪にすでに機
械は何度も活躍している。

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今朝の様子。

昨夜からの雪で道路事情がさらに悪化した。
公の除雪車は通る度に道路両脇に除けた雪を大量に置いて
行くため、ちょっとした路地などは入れなくなることがし
ばしば生じる。

 

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在宅訪問の一コマ。
本日の訪問と往診で二度引き返しを余儀なくされ、最後は
空いている場所を借りて車を置き歩いて伺った。
このような日、救急車はどう対応しているのだろう、問題
があるに違い無い。

平成になってこんなに降った年があっただろうか。

第二の寒波 無事で居ておてんばトキ276。

2018年2月5日(月曜日)

数日間の穏やかなお天気の後、予報通り本日は降っ
た。
夕刻まで静かに降ったため新たに30㎝は積雪した
と思う。

それまでと足せば、沿岸の当地でも4、50㎝にはな
ろう。
一生懸命行われている除雪だが、県道はともかく宅
地や市道ではまだ一車線が精一杯の所が多い。

1
仕事場の近くの様子。Y字路の左の道はスピードを落
とせばすれ違いができる。右側の市道には入って行く
のも困難な状況。

インフルエンザの疑いで二軒のお年寄り宅を往診した。
そのうちの一軒では一車線の道路に駐車して、掛け足
で行き帰りをした。
寒さとともにインフルエンザは大流行の様相となって
いる。昔の豪雪年における大規模な流行を思い出した。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

本日早く環境省の佐渡自然保護官事務所から丁寧なメ
ールが届いた。
一昨日の目撃を報告したトキは、放鳥N0276の個体
だということ。
このトキは長岡市、長野県、妙高市で確認され昨年10
月に上越市の目撃以後、情報が途絶えていたため、貴重
な連絡だったと、書かれていた。

環境庁のサイトに、NO276番は2015年生まれのメス
で、2016年9月24日の放鳥と載っていた。
お嬢さんはその年10月中旬、早々と海を渡り弥彦、そ
して長岡市へと飛来したというのだから、かなりのお転
婆さんだ。
今日まで1年3ヶ月余、外敵から逃れ、食餌し、佐渡に
比し保護環境の薄い本土で一生懸命頑張っていることに
なる。

現在確認されている本土のトキは富山県のオス一羽のよ
うなので、この度の目撃で二羽目の生存になるのか。
富山のオスと出合えば本土初のカップルとなるはず、実
現すれば大変なことだ。

276お嬢さんに豪雪は初めてと思われる。
上越地域はじめ新潟、富山両県とも大雪で餌は望めない。
こうなれば長野県それも長野市付近まで行って無事生き
抜いて欲しい。

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去る2月3日、餌を探す276のお嬢さん。

 

今の所二月の方が良いお天気 夕刻の風景を顔にしてみた。

2018年2月4日(日曜日)

本日日中は予報よりも良く、風はあったが晴れ間の
多い空だった。
今の所前月よりも今月のほうが良いお天気になって
いるようだ。但し明日から4,5日は寒波が続く模
様。
現在20:30を回った所で、さっそくヒューヒュー
と空が鳴りだした。

 

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東方の米山が穏やかな雲に囲われていた。

 

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西では雲間から白い陽が覗いた。

陽は眼を思わせたので簡単な加工ソフトで顔
にしてみました。

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左下の権現山を唇に使わせてもらいました。
お眼汚しとなり、申し分けありません。大きく
してみると少しだけ優しくなるようです。

何かの恩寵か、眼前にトキ飛来。

2018年2月3日(土曜日)

本日土曜日午後の休診時間にしばらく見ていない
ハクガンを探しに車を走らせた。
数日晴れが続き水田の雪が融け積雪は10~15
㎝に減っていた。
場所の詳細は書けないが、上越市北部のある場
所で淡いピンクの大きな鳥が車の前を横切った。

まさかトキではないのか、行方を見ると近くの水田
に降りた。持参していたカメラはコンパクトカメラ
だった。
一枚目のモニターからトキに違い無いと思った。
驚きと感動と強風で手にしたカメラが震える。目一
杯ズームを効かせ、狭いあぜ道でよろけながらシ
ャッターを押し続けると、一定のピントが合ってい
るものが混じった。

1
ちゃんと撮れた最初の1枚、まさかのトキだった。
写真のデータが示す時刻14:26。

2
間もなく水田脇の雪解けしている小さな水路(水
溜まり?)に降りて餌を探し始めた。

3
一旦畦に上がる。赤い色が非常に印象的。

4
再び水路に降りて餌をさがす。17:34。

 

7
水路を離れる。14:37。

9
ぼんやりしているが写真をトリムすると複数の足
環を付けているのが分かる。

10
歩いた先でサギ(ダイサギ)とメスのキジ?に出合う
(矢印)。14:39.

11
サギがくわえていたのはウシガエルか?トキは羨ま
しそうに見えた。(写真をトリミング拡大していま
す)

12
サギの脇を歩いて行く。

その先で飛んだ。
適当にカメラを向けたらぼんやり写った。

13
夢を見ているような時間だった。14:40.
放鳥トキは個体識別のため様々に着色されている。
しかしこの鳥に明確な着色は確認出来なかった。

 

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矢印に見えるトキの足跡。実際は右上に向かって
いる。

トキの放鳥に感動して、かって佐渡から「トキ米」
を取り寄せささやかな支援をした。いつか佐渡で
飛翔するトキを見たい、は長い念願だった。

それが本日突然車を横切り水田に降りるとは。
一昨日の誕生日、欲しくない年を取ったと少々不満
だった。
だが夢に似たプレゼントが待っていようとは、何の
恩寵なのか、本日ばかりは年の愚痴を言うまい、と
思った。

佐渡の保護センターに連絡したところ、長岡に飛来
していた個体ではないか、と当直?の方から聞いた。
長岡市から60キロ、強い逆風のなか当市までやって
来たのか。

感動と勇気をもたらす生き物を保護し、伝えるのも
格調の文化国家として大切な務めにちがいない。
無事餌に恵まれ、この先を生き長らえて欲しいと、祈
った。

カメラはキャノン パワーショット SX720HS。
写真は全てトリミングし拡大しています。

2018齋藤三郎の展示は「染め付け」です。

2018年2月2日(金曜日)

昨日に続いて本日は終日気持ち良く晴れました。
誕生日が私と一日違いの人や、二日違いの患者さん
が見えて親しみを覚えました。

今年の開館は3月15日ですが、昨日の倉石隆に続い
て齋藤三郎(陶齋)のの展示予定「染め付け」につい
て掲載します。

陶齋は染め付けを「染附」と書いていました。酸化コ
バルトを主原料とした絵の具(顔料、うわぐすり)で
地や模様を描き、青く発色させる手法を染め付けとい
います。

爽やかで上品な風合いによって古くから食器や茶道具
で人気があり、格調高く扱われるものもありました。
齋藤三郎は髙田以前の早い時代から染め付け作品を製
作していました。

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本日は焼き物に多くの草花文様(模様)を描いた
陶齋の作品の中から、今年の展示に見られる草花
(植物)を以下に挙げてみました。

 

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   あさがお         あざみ          うめ

 

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    かぼちゃ        こぶし         ささゆり

 

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    ざくろ        すいせん          すぎな

 

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    竹          竹林        チューリップ

 

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つばき          つばき         つばき

 

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     つばき       つゆくさ       ちょうじそう

 

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どくだみ         葉

 

柔軟な手で素早く描いた齋藤三郎。
不断の観察力によて植物の軟らかさと各々の特有
な魅力を描き出しています。
ご来館の際には近くにも寄ってご覧下さい。

 

早速晴れた二月初日は誕生日。

2018年2月1日(木曜日)

時に素晴らしい晴れの日の訪れがある2月となり、
本日さっそくそのような空に恵まれた。

1
柿崎区は江島を飛ぶ白鳥。辺りに多くのマガンも
食餌していた。

今日は誕生日。
遠く中国(旧満州)の奉天(現瀋陽市)で命を授
かり、以来四分の三世紀を生きた。
弱いと言われた割に一度も入院をしたことがない
のが不思議だが、これからが問題。
長く生きている事で傲慢はないか、注意をして暮
らしたい。

さて本日つまらない事を三つ考えた。
●今後、実年に二つ足したものを年令と考える。
(多少若く錯覚しようが、自己暗示が難しい)

●プロの将棋で二人一組のペア戦を導入してみ
る。(内輪もめの懸念もあるが、羽生-藤井ペアな
どは、楽しいやり取りが浮かぶ)

●インフルエンザに対して軽めの抗ウイルス薬、
あるいはワクチンを仕込んだマスク。(耐性が問題
だが注射ワクチンより有効かも?)

斯くみると、長年の幼稚さから全く脱却していない
し、晩成もまた望めそうにない。

 

2
宮城の弟から届いたタラを煮付けた。

3
お茶とお菓子。

明日も晴れるらしく有り難い。

2018倉石隆の展示は「瞑目する人」です。

2018年1月31日(水曜日)

寒さ続きで雪は融けないばかりか、じわじわと積雪
を増やし続けています。
節分、立春がそこまで近づいてるので、春の兆しが
欲しいところですが上手くいきません。

そんな折、3月15日の今年の開館に向けて、絵画・
倉石隆と陶芸・齋藤三郎の展示テーマが決まりまし
た。
当初の絵画は「細長い倉石隆」を考えていましたが、
変更して「瞑目する人」に致しました。いずれも数は
足りていましたが、新たな作品2点を加える事が出来
たためにそう致しました。

  2018年の倉石隆「瞑目する人」

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本日は以下に8点の「瞑目する人」について頭部を
拡大してみました。

 

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倉石氏の人物は何か動作をしているとか、あるいは
複数人や群像などは希でした。
場所や風物などの特別な背景も描かず、ひたすら人
物(個人)に絞って描かれています。

動作がほとんど無い人物で動きが見られるのは唯一
表情でしょう。
しかしこのたびの「瞑目する人」では、それが顕著に
表われる目が閉じられています。

ここでは、作品の右側に頭部を拡大して並べそれぞ
れの顔を見てみました。

共通する静寂の中で、笑む人はいませんでした。
しかし瞑目の表情には沈黙、祈り、愁い、悲嘆、恥じ
らい、後悔、あるいは疲れなどのニュアンスが描き
込められていました。
作者は人物の、もっぱらその人らしさと負的な情感な
どの内面に惹かれて描いているように思われます。
さらにそのような内なる心と、その表出に至った「物
語」にも興味があったのかもしれません。
物語の詳細を知らない私たちは、その人がどんな人
で何があったのか、想像してみたくなります。

いずれにしても飾り気の無い心の現れを「真実として
美しい」と捉え、一生懸命描いていたと考えられます。
デッサンが非常に上手かった倉石氏のことですから、
美人を夢のように美しく描く事はいとも簡単だったにち
がいありません。。
しかし敢えてそれをせず、プロとして人間の「もう一
つの真実」に眼を向け探求した倉石隆氏に、ある種越
後人の美学(ダンディズム)、あるいは骨頂を感じるの
は私だけでしょうか。

齋藤三郎作品につきましては、近々掲載したいと思い
ます。

雪がチラチラ 水田に鳥 今年の樹下美術館。

2018年1月29日(月曜日)

雪と風はちらちらしたり、吹いたり止んだりしている。
この状態が続き、さらに何度か寒波がくると厄介な豪雪に
なる。

間もなく2月、そして節分、立春と続く。
普通なら2月半ばを過ぎると時折素晴らしい晴天が現れる。
冬は半分を超えようとしているが、どんなになるだろう。

 

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午後のいっとき陽が射す時間があった。

 

 

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在宅の回診はお宅まで県道から降りて行く。道で車が待
っている。除雪が広く進み駐車や行き違いがスムースに
なった。

2
田んぼにいたスズメの群。カワラヒワも混じっていた。
服も着ないで頑張る鳥たちには励まされる。

田んぼは雪に埋もれるほどではなく、稲の株が見えてい
るので鳥の餌場になっている。
マガンも本日沢山いたのでハクガンもまた留まっているの
ではないだろうか。

もうすぐ2月、樹下美術館も今年の展示の構想が固まった。
今年は春に故塩崎貞夫氏の特別展示、夏の庭で堀川紀
夫さんの展示を予定していて、ひと味変わった樹下美術館
になることだろう。

「冬の旅」と父。

2018年1月26日(金曜日)

寒さと風は続き、何年ぶりかで冬らしい冬になっている。
雪道の面倒を考えて在宅回診を減らしたが、本日はイン
フルエンザと狭心症の急な往診が加わり、四カ所を回っ
た。

 

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本日の道。厳しいがこのような風景は嫌いではない。
車から降りて撮った。

さて先日、停電のことで父が登場した。
冬の父の思い出はとにかく大変、というイメージしか残っ
ていない。
昭和30年代半ばまでの往診は自転車からスクーターに
変わっても雪道は歩くしかなかった。
夜中に電話があると、しばらくして母が重い扉をギーと開
け、父が寝ている二階へと階段を上ってくる。
「あなた、、、、、ムニャムニャ、、」と母の声がする。
「うん」と低く父が答え、時に舌打ちが聞こえた。
父は大抵すぐには起きず、しばらく時間を置いた後、決心
したようにトン、、トン、、とゆっくり階段を降りていく。
不安な気持ちで耳を澄ませている私たちはまた眠った。

翌日母は前日の往診について、5キロ先の農家まで歩き、
途中雪の田んぼに嵌まってしまい、ずぶ濡れになって帰っ
て来たなどと話すことがあった。

苦労が多かった父だが、たまに見せる笑顔はこよなく甘く、
後年、母を悩ませた女性問題があったことを知った時は、
さして驚かなかった。

そんな父がある日突然ピアノに譜面を置き、歌うようにな
った。
鍵盤の中音部に数本の指を置き、悲し気な音を鳴らして歌
った。

それが何の曲なのか分からなかったが、シューベルトの「
の旅」だと後で姉から聞いた。
父が歌ったのは全24曲のうち2曲半くらいか、伸びのあ
る良い声だった。
私の小学校高学年~中学生の頃ではなかったか、すでに
漠然としてしまった。

 


最終曲「Der Leiermann(ライヤーマン、辻音楽師)。
旅の最後に村角で犬に吠えたてられながらオンボロ楽器を
凍える手で奏でている老楽師と出合う。
誰も相手にしない彼に“一緒に旅をさせてほしい、そして貴
方の伴奏で私の歌を歌わせてくれないか”と歌う。
音楽師は死の象徴なのだ。
伴奏のボローン、ボローンと単調に響くピアノと、メロディー
の長い休止が脳裡に残っている。

もう一曲は20番「Der Wegweiserm、道しるべ」だった。
旅人はあえて道しるべに示されていない道を歩き始める。
両曲のテンポは異なるものの曲調はよく似ている。

悲しい調子の歌をつかえ、つかえ弾いて歌っていた父。
ある日、私は父の後ろに座ってずっと聴いたことがある。
ピアノが上手くなっていて、声を響かせ、感情込めて二曲を
歌った。あまりにしばしば聴いたのでメロディなどはすっか
り覚えてしまい、弟と真似して歌った。

何十年も経って、ある人が、お宅へ伺った時、貴方のお父さ
んがピアノを弾いて冬の旅を歌ったのを聴いたことがあると
話してくれた。

父がなぜ冬の旅を歌ったかは謎めいているが、思い当たるふ
しが無いわけではない。

 


冬の旅の最初の曲「Gute Nadht(おやすみ)」。
父は当初これも練習していたようにも思うが、はっきりしない。
主人公は恋人の家を去る時、戸口におやすみと書いて失意
の旅に出て、最後に辻音楽師と出合う。

 

さて私たちの心のどこかにこれらの歌に同一化できる感情があ
るのではないだろうか。
悲しいが、それによって他者に共感し、自らも生きることをを促
されているように思われる。

ヴィルヘルム・ミューラーの詩に感動したシューベルトの作曲だ
が、互いに会うことが無かったという。二人は夭折の点で共通し
ている。
二つの動画ともディートリヒ・フィッシャー=ディースカウの歌。

 

Historia De Un Amor 悲しい遭難。

2018年1月26日(金曜日)

まれに見る寒波と伝えられるが、上越市髙田で50㎝余、
海が近い当初では25㎝ほどの積雪で推移している。

一両日で峠を越えるようだが、先には2月が待っている。
寒さのほか私の誕生月でもありなかなか手強い。

 

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本日の日本海。雲が途切れて青空が見える夕暮れ。

 

連日寒々としてお天気の記事が続いてやや情けない。
以下に南国の動画を借りてきた。


Historia De Un Amor(ある恋の物語)。歌手はメキシ
コの人。
学生時代に聞こえていた音楽ばかりが浮かんでくる。
あたかもレコードの如く耳に刻まれているらしい。
1955年にパナマの作曲家によって作られ、トリオ・ロ
ス・パンチョスによって世に出されたた曲。
世界中でカバーされ後々も長く聴かれた。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ところで昨日遭難され、本日真に残念な結末を迎えたA
RAIリゾートの父子は痛ましい。
携帯で救助を求めたが、悪天候で捜索続行されず、本日
宿泊地からわずか1キロの所で遺体で見つかったという。

親子はどんな思いで救助中断の知らせを聞き、夜を過ごし
たのだろうか、とても心が痛む。
悪天候とはいえ、生存と位置情報も確認されていた。
大切な客人だったはず、事態は想定外だったのか、残念だ。

吹雪の日 昔の停電。

2018年1月24日(水曜日)

上空は過去最強の寒気ということ、豪雪が心配されて
いる。
寒波はまだ続くと伝えられているが、記録を塗り替える
ような冬にはなってほしくない。

不要不急の外出は避けて、とニュースがコメントする。
本日の外出は特養の回診と一件の訪問だった。

 

2
本日の樹下美術館。

 

3
在宅訪問のお宅で終わるのを待っている愛車プログレ。
玄関先をきれいに除雪して、駐車を楽にして下さった。
田んぼの中を走ったが、しばしば吹雪のために先が見えな
くなった。
車が示した外気温は-1℃。いつもぼんやりしているせいか
この車でマイナスは記憶に無く、やはり厳しい冬になってい
る。

 

4
診療所の古い廊下に掛かるランプ。
昭和に何度か記録的な豪雪の冬があった。昔の大雪では
しばしば長時間の停電があり、翌日まで続くことがあっ
たように思う。
大抵はろうそくを点けたが、ある時父が上掲のランプを
持ち出してきて使った。明るさに驚いたが、ススも凄か
った。
私の区(旧大潟町、その前は潟町村)では昭和30年代
初めの時期に天然ガスが噴出し、ガスの付設は比較的早
かった。
ある冬、またも父だが、今度は小さなガスランプを買って
きて、天井からぶら下げてガスホースに繋いだ。停電で
点けるとブーッという音を立た。
高さのせいか、さほど明るかった印象が無く、輝かしい電
灯を思い出し恨めしげに見上げた。

停電は冬の年中行事。乏しい灯りのため、勉強より団らん
が先で、どこか楽しかった。しかし月末、保険機関へ請求
書書きをする際の停電に、父はとても困ったいたようだっ
た。

エネルギーとの調和は長いテーマ。

2018年1月23日(火曜日)

4年振りの寒波の初日、大雪を恐れたが強風の一日
となった。
風は容赦なく吹き,そのお陰といえば良いのか雪を免
れ、除雪機の出番は無かった。

明日、明後日が寒波のピークということだが、予報の
雪マークはずらりと向こう一週間を埋めている。

以下は本日の大潟区四ツ屋浜の様子。

 

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北の方角。西(左)からより寒冷な大気(雲)が突っ込ん
できて、右の大気(雲)が悲鳴を上げて跳ね上がってい
るように見えたが、、、実際はどうなのだろう。

 

IMG_3363
西の方角はいつもの中部電力火力発電所。強風のため
海はあたかも沸騰しているようだった。
豪雨豪雪、台風、竜巻、干ばつ。気象のエネルギーは計
り知れない。

さて景勝のリゾート草津白根山が突然の噴火。降り注ぐ噴
石の映像はとても怖い。もうだめ、と覚悟した人達の談話
はリアルで、事実不幸にも訓練中の自衛隊員が犠牲になっ
た。地震とならび噴火は膨大な地殻エネルギーの表出。

エネルギーは私たちの日常を支える根源である。だが紛争、
不調、疾病などは、それが人間の内外で上手くコントロー
ルされない場合に、きしみとして生ずる問題であろう。
拠って立つものとの十全の調和は難しいテーマだが、決して
諦める訳にはいかない。

今年二度目の寒波。

2018年1月22日(月曜日)

雪が消えてしまっていたが、本日から再び降り始めた。
今週一週間は寒気が降りて来て、それに何パターンか
の低気圧が絡んで強い寒波が続くらしい。

 

 

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本日大潟区の降り始め。

寒波は全国に及ぶらしく、既に降り始めた東京の様
子をテレビが詳しく伝えていた。
明日になると東京は収まるようだが、こちらはまだま
だ続くらしい。

予想される気圧配置や雪雲の動きが映像として示され
るので、週間予報も含め予報は随分説得力がある。
明朝の積雪が心配だが、今年購入した除雪機に頑張っ
てもらおう。

冬の食卓

2018年1月21日(日曜日)

タイトルに叶うほどではないが夕食などに、ああ冬だ
な、と感じる献立が時にある。

本日はフキノトウの天ぷらが出た。樹下美術館の南
の土手から採れた。現在雪が全く無くなっているの
で簡単に採れたらしい。
夏が近づくと蕗を採って食べる。

 

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右の碗はけんちん汁、向こうはメギスと豆腐の天ぷら。
汁は少し頂いた後なので減ってしまいました。

先日は魚の煮付だった。冬は煮物が似合うと思う。

 

180118メバル煮付け
アイナメメバルとカブ。赤っぽい色調に青い野菜を見る
と絵を描いてみたくなる。だが色々やることがあって中
々絵筆が執れない。

2018美しかった夕刻のハクガン。

2018年1月20日(土曜日)

2013年2月に初めてハクガンを撮って以来、毎年
出合うのが楽しみだった。
その年は10数羽ではなかったか.、しかし以後数年
お目に掛かれなかった。
それが昨年300数十もやってきてとても驚き、今年
はどれほど増えるのだろう、と期待して待った。

先日、大潟水と森公園の方から150羽くらい来まし
た、と教えてもらったものの、なかなか出会えなかっ
た。

それが昨日昼、遠くから一群を見たが、異常なまで
近づく人たちがいて、結局全て飛ばしてしまった。
飛び去った方角へ車を走せると再会したが、今度は車
が接近して再度飛び立たせた。

本日土曜午後、昨日最後に見た付近を回った。
するとある場所にマガンの群がいて、そこへハクガン
の小さな群が降り立ち、間もなく大きな群もやってきた。

 

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午後4時すぎ、夕陽が射すなか華麗に舞い降りた
ハクガン。

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一心不乱に食べる群にマガンも加わってきた。
ハクガンは多くの場合、白鳥や雁たちと一緒にいる。
あたかもほかの鳥たちから愛されているように見えるし、
多くの人にも愛されている。

本日気がつけば場所は樹下美術館に近い水田だった。
日没してもなお食べ続けた後、ねぐらの朝日池に向か
って帰った。

ところで以下は昨日の誠に残念な場面。群に対してあま
りに近づいたため飛び立たせてしまった現場。
このような場合、群は一部が残ることは無く、全てが一
斉に飛び去る。

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どんどんと近づく人達。まず雁(マガン又ヒシクイ)が
飛び立ち、直後に目の前のハクガンが続いた。
みな首をもたげ、緊張しているのが遠目にも分かる。

 

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場所が変わり、今度は車がゆっくり近づいた。群はこち
らに向かって一斉に飛んだ。パニックがありありと伝わ
り、飛ばした人を含めて見る者はショックを受ける。

ケータイなどで近づいて撮ろうとすれば100%飛ばして
しまうにちがいない。決して運の善し悪しではない。
水田の雁たちの写真で、皆で首を伸ばしてじっとしている
ものがあれば、近すぎるためであり、飛び立つ寸前の緊張
状態であろう。

この時期、全国から集まる撮影者の方は、特大のカメラで
遠くから撮るので、絶対に飛ばさない。

似たような距離でも、さーっと通行する車や作業中の車に
は飛び立たず、撮影などで近づく人や停車した車に敏感に
反応する。
私のカメラは特大ではないので、慎重にならざるを得ない。
来年もちゃんと来てもらうために、ゆっくり食餌をさせてあ
げたい。

ハクガンは北からやってくる冬の宝石。
2018年も何とか出会えて幸せにしてもらった。

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