シジュウカラが庭の灯りに営巣 カワラヒワとスズメ 蕗を採った妻。

2020年4月30日(木曜日)

温暖だった木曜日、運動不足の解消にと午後、美術館の庭に出た。するとシジュウカラがしきりに警戒音を発している。近くに巣があるのではと思った。

 

ツーピー、ジュジュジュジュッ、ジュジュジュジュッと激しく鳴く。

付近に巣がありそうな場所が二カ所あった。その一つが庭灯だ。以前のブログを見ると2016年4月24日に、庭の西側の灯りに空いた穴で営巣したシジュウカラの記事がある。
今居る場所は家のアプローチで、脇に同じ形の灯りがある。今年はこれを使うのかと想像し、離れて腰を下ろしてカメラを向けた。

するとやってきた。

 

 

灯りの下方に丸い穴が空いている。

 

 

入った。

 

 

再びやって来る。

 

 

今度は赤い虫をくわえている。

 

 

飛び立つ姿は格好良い。

以前の営巣はヘビやネズミがいるかもしれない雑木林の地上近く。当時何故ここにと非常に不思議だった。この度は道路から家に出入りするアプローチのすぐ横で、公道も近い。
人の気配がある分、こちらの方が卵やヒナを襲う動物を避けられそうだ。過日テレビで、思わぬ所に巣を作るシジュウカラのことを放映していた。郵便受けや伏せた植木鉢での子育てに驚いた。

本日餌が運ばれても巣からヒナの鳴き声は聞こえなかった。生まれたばかりか、あるいは抱卵している親鳥に餌を運ぶようなこともあるのか、巣は静かだった。これからはそーっと通り、いずれチーチーと聞こえるであろうヒナの声を楽しみに、沢山の巣立ちを期待したい。

 

シジュウカラを待っている間、カワラヒワが近くの枝にやって来た。

 

表情がやや穏やかなので雌か。
毛づくろいをしてみせた。

 

餌台にスズメが一羽。

 

妻が農道に面した場所から蕗を採ってきた。

今冬は雪が無く暖かったため、早くからモグラが庭で大騒ぎしている。お陰で沢山植えたチューリップの球根が9割がた食べられ、哀れにも枯れてしまった。茎を引っ張ると球根が無く、スポッと抜けるのである。こんなことは初めてであり、とても驚いている。芝生にも入っているらしく、軟らかそうな場所を踏みつけ、全体に撒水した。

いつも学童の自然観察日記風な記事ばかりで、美術館館長らしくないブログだなあ、と思っています。どうかお許し下さい。

2020年4月
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930  

▲ このページのTOPへ