花鳥・庭・生き物

明日の雪知るや知らずや薔薇の花

2011年12月8日(木曜日)

底冷えがして一日時雨れた。明日は雪と何人かの人に聞いた。次第にいつ降ってもいい感じになってきた。

 

こんな時期に真っ赤なバラが咲いている。もう少し早ければもう少し多くの人に見てもらえるのに。

 

それともこのように赤々と咲いて厳しい冬を過ごせと言っているのだろうか。

   赤いバラ

明日の雪知るや知らずや薔薇の花 

                                                                              

母の命日 沢山良いことが

2011年11月10日(木曜日)

去る11月7日のノートに母の夢を見たことを書いた。ハモニカを吹くのは如何にも母らしいと思ったが、正直、叱られての曲目がやや寂しさを残していた。

今日昼、三回目の月命日でご住職に読経していただき、一生懸命祈った。

 

 命日の読経

そのせいか午後から以下のように良いことが7つ起こった。

1.美術館にお客様が次々と見えられた。
2.新潟、長岡、三条、柏崎、と県内遠方の方たちがお見えになった。
3.今月二つ目の団体さんの予約があった。
4.いもけんぴの絵を買いたいと、お客様が仰った。
5.球根類を植え、懸案のもみじの移植が出来た。
6.きれいな月だった。
7.お目に掛かりたかった人にお会い出来た。

 

植えたもみじ
ひと月ほど前に根切りをしていたもみじを移植。

およそ1,6メートルのもみじは、庭の奥の方、日当たりの悪い所から移した。当砂地の庭は夏には猛烈に灼けて花がつらい。少しでも日陰ができるよう最も日の当たる場所に植えた。一躍目立つ場所に出た木、やや心配だが実生なのでうまく育つことを期待したい。

月「私がもみじの鉢を掘るから、あなたは月を撮っていて」と妻が言った。

三日前の母の夢と本日のお経、そして皆様のご理解によって良い日になった。体にも気を付けなければと思った。

秋のバラ  

2011年10月31日(月曜日)

数日続いた良いお天気が終わって雨の一日、一時は雷が鳴った。自宅庭でバラがぽつんぽつんと咲いている。花数は少なく形も小さい。孤独を漂わす花をみていたら一句浮かんだ。

 

旅人の休むに似たり秋のバラ

 

秋のバラ

遠くから来て休んでいる感じ。

 

それから先日のチャリティに出した油絵「いもけんぴ」は売れませんでした。次回新潟→上越と巡回することになろうと思います。人と同じように拙絵も旅をするんだ。

深夜まで庭仕事  ああ鳥や山、そして田

2011年10月28日(金曜日)

昨日は夕食後から夜中一時すぎまで庭仕事をした。

 

ユリやチューリップの球根、新着のアジサイなど、植え込みはまごまごしていると時期がすぎてしまう。次第に暗所となったムクゲやシュウメイギクの移植もミゾレの中ではだめだろう。ことのついでに中低木の枝払い、アプローチの落ち葉掃除まで始めたらキリがなかった。

灯りを点けて深夜の庭をウロウロ、、、。その昔同じような事をしていたらパトカーが来たことがあった。

さて一昨日のこと、昼休みに田んぼへ行った。コハクチョウが居てマガンが飛んで来て素晴らしかった。

白鳥

雁

妙高連山
昨日の妙高連山の夕景

鳥や山、それらとつり合う田のなんと美しいことだろう。世界と進化はもともと彼らのものだ。我が儘な私たちの道連れなどには絶対ならないでください、絶対に。

アオイ科の花 

2011年9月10日(土曜日)

今年7月、トロロアオイが描かれた齋藤三郎さんの皿が樹下美術館の作品仲間になった。トロロアオイは同じアオイ科トロロアオイ属というオクラよりもずっと大きな花で、和紙のつなぎとして栽培されるらしい。
皿の紋様を、どこかで見たことがあると思ったのはオクラを見ていたからだと思った。

6.色絵黄蜀葵文皿
色絵黄蜀葵文(とろろあおいもん)皿は来年展示の予定です。

今日は上越市柿崎区の国道沿いで生き生きとしたオクラ畑を見た。盛夏を過ぎてなお青々とし、キズひとつ無い花と実、よほど暑さに強いにちがいない。

なるほどウィキペディアによると原産地はアフリカで、奴隷と共にアメリカや中南米に渡り、日本には明治になって沖縄などへと伝わったという。

野菜や草花は悲喜こもごも様々な歴史とともに世界中からやってきたんだ、と感心させられる。

オクラ
元気なオクラ畑
白一重のムクゲ
白一重のムクゲ
赤紫のムクゲ
赤いムクゲ、八重というのだろうか
いわゆるムクゲ
白地に紅い底、よく見るムクゲ

樹下美術館で6本ほどのムクゲが盛りで、こちらはフヨウ属だ。強いので刈り込んで垣根にされているのも見る。しかし当館ではそれぞれが離れているので切らずに育つに任せている。

白地で紅い底のよく見るムクゲは私の背丈の二倍以上になった。一面に咲くのをみると、冬のサザンカの風情に似ているような気がしないでもない。

草取り 草むしり 月を観る

2011年8月9日(火曜日)

今日は一段と気温が上がった。母は昏睡を続けているが幸い肺炎を免れている。夕刻の仕事を終えると庭仕事に樹下美術館へ行った。

 

妻が先に来ていて、水を遣ったり草を取ったりしている。バトンタッチという顔は汗まみれで、髪や泥や葉っぱの切れ端がくっ付いていた。

 

さて、草取りは一本でも余計に取らずには居られない。そう言えば病院時代の高知の同僚は草取りといわずに草むしりと言ってたな、と思い出した。

 

一時間するかしないかで日が落ちかかり月が出ていた。上弦のうちは早い時間が見頃だという。吉田拓郎の旅の宿の二人は明るみの残るうちから飲んでいたのか。またその方が歌の風情も上がりそうだ。

 

月 アマガエルの目線で

草取り終えて手なぐさみにと地面にポケットカメラを置いて自分を撮ってみた。

樹下の花 夏を彩る

2011年8月5日(金曜日)

花数少なくなる夏の庭。いま濃い緑の中でちゃんと目だって咲いているのは、花の心得通りだ。

キキョウ キキョウ
暑さ気にせずいつも賑やか
ムクゲ
ムクゲ
沢山の蕾を付けて秋に向かってスタートした。
カノコユリ
カノコユリ
最も遅く咲く百合の可憐。
カシワバアジサイ
カシワバアジサイ
真っ白に開化して二ヶ月、グラデーションを見せながらまだ粘る。

人の行き交い 明日から8月 夏の思い出

2011年7月31日(日曜日)

夏のデッキ
今日の昼頃、樹下美術館のデッキと夏の雲

夏がくれば思い出す はるかな樹下美術館

緑の中にうかびくる 館つつまし野の小径

桔梗と木槿の花が咲いている

夢見て咲いている木もれ陽の庭

野バラの色にたそがれるはるかな樹下美術館

 (名曲夏の思い出を拙い替え歌にしました。夏の思い出は、わが新潟県高田市・現上越市がお生まれという江間章子さんの作詞です。江間章子さんゴメンナサイ)

明日はもう8月。本日新潟市からお見えのお客様はこれから長野県へ向かうと仰いました。昨日は長野市からと、人の行き交う夏本番。晴れれば雲高く、どこかに秋の気配も感じられます。

スタッフによれば7月のお客様は昨年のちょうど倍だったそうです。皆様には心から感謝致してます。アッシュさん、ジャックランドさんご紹介あり難うございました。

雨がようやく止んで 

2011年7月30日(土曜日)

ひどい水害をもたらして数日来の雨は止んだ。滅多に水につからない上越市大潟区の田畑も水びたしだった。

 

新潟県では中越地方を中心に、上越市でも吉川区や保倉川水系などで甚大な水害となった。今年は特に自然の猛威を知らされる。

 

1午前の田畑 午前、往診帰りの田畑 大潟区里鵜島
2ツバメ
ようやく雨が上がり、鳥たちが活発になった
3川と雲
次第に夏らしい空に

午後から晴れてきて、樹下美術館の裏手の田んぼではツバメが休みなくヒナに餌を運んでいた。豪雨続きで親子ともお腹が空いていたにちがいない。

夕刻近く、長野県から可愛い赤ちゃんをベビーカーに乗せた若いご夫婦がいらしてた。上越市へ海を見に来られたということ。たまたま食事をした店に置かれたジャックランドで当館を知り、寄ってくださったと。

4お客様 可愛いお嬢ちゃまが一緒のナイスファミリー
またいらしてください、ありがとうございました。

 

潟町にチョウトンボ 樹下美術館にはアマガエル 

2011年7月24日(日曜日)

今日の上越市は涼しく、晴れ間の見える昼過ぎでも28度前後だった。その晴れの庭にチョウトンボ。池の周囲に多く見かけるが庭で見るのは珍しい。二羽で来て15分くらい飛ぶとそれぞれ休み、一度はお洒落なカサブランカに止まった。

 

涼しくとも美術館の庭はぐったりしている花がある。予報は降りだったが外れもあろう、と夕刻に撒水を始めた。すると間もなくざーと夕立が来て、間髪を入れずあちこちでアマガエルが鳴き出した。

 

昨日は鉱物今日は小動物、なんでも少しずつだ。

庭のチョウトンボ 
潟町の自宅の庭にチョウトンボ
トクサのアマガエル 
トクサでうっとりしている
 
チョウトンボとカサブランカ 
カサブランカに止まるなんて
デッキのアマガエル
田んぼを見下ろすデッキにも
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