花鳥・庭・生き物

あなどるなかれカマキリ

2008年9月8日(月曜日)

 数日前、我が家の階段に大きなカマキリが現れました。それが昨夜は居心地よさそうに温水器にへばりついていました。秋はカマキリの繁殖期だそうです。指を近づけるととても機敏に反応します。こんな所でいつまでも和んでいては繁殖チャンスを逃しかねません。がんばりましょう、と言って庭に放してやりました。
ところでそのカマキリはメスのようでしたので、交尾ではオスを食べるのでしょう。メスは生涯で何度か産卵するそうです。しかしその都度オスを食べるのでは、オスが足りなくなりDNAの繁栄原理に合いません。交尾のあと逃がれて生き延びるオスがいるか、はじめからメスを上回る多くのオスが必要です。もし生まれる雌雄が同数であれば、メスは初めて交尾を経験するようなオス(若いオス)を逃がしてやっている可能性があります。そして食べられるオスは経験済みの、どちらかというと老いた個体が選ばれる?これなら話が合ってきます。食べられるそのとき、オスは甘んじてメスに身を任せると聞きます。DNA(種の繁栄)の摂理に「雌のミッション」、「雄の我慢?」を勝手に感じていました。食されるカマキリのオスの我慢はすでに殉教者ですね。カマキリ、あなどるなかれを思う一夜でした。

 

 

ざくろアラカルト

2008年9月6日(土曜日)

  館長の絵に「ざくろ」を載せました。辺りで目にする今年のざくろは例年より早め、そして多めに実を付けているようです。赤色と種子の美しさ、形状の変化の妙味から、ざくろは好んで描かれる果実の一つではないでしょうか。
陶齋も多くの焼き物にざくろを描きました。その陶齋を愛した父は昭和30年前後に庭など数枚の油絵を描きました。 中に一枚、陶齋の赤絵掻き落しざくろ壺の絵があります。油気もなく下手と、大方に邪魔にされた絵は長年押し入れの肥やしになりました。そして案外あっさり絵を描くのを止めてしまった父が考えたのは、ざくろの壺に何十年も絵筆を立てておくことでした。
このたび埃まみれの絵を取り出して見ますと、良い季節に上機嫌で描いているようで、いいなと思いました。ひどく傷んだ額を近々替えて、昭和57年に亡くなった父への遅い孝行として自室に架けようと考えました。
私に関しては、若い頃に手作りのパイプが流行って、陶齋の壺に習って稚拙なざくろを彫ったことがあります。水彩でざくろも描きましたが、色、形、種子、三拍子きれいに揃うタイミングに出会えないことをいいことに、いまいちのままです。恥ずかしながらこの絵を9月からの館長の絵としていつものようにお手洗いに架けました。

 
陶齋のざくろ壺

 
父が描いたざくろ壺

 
ざくろパイプ

 

ざくろとどくだみ(館長の絵)

2008年9月6日(土曜日)

9月からはざくろです。前回のどくだみとともに掲載しました。いつものようにお手洗いの鏡の脇に架けました。

ざくろ

035
展示日2008年9月1日から
水彩・2000年秋作・16,5×35,5㎝

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どくだみ

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展示日2008年6月1日から8月31日
水彩・2000年夏作・17,0×13,0㎝

少しややこしい夏の恋

2008年8月8日(金曜日)

夏はちょっとした庭の出入りにも忙しそうな昆虫たちを眼にします。
最近恋するシオカラトンボとモンキチョウの二態を見ました。少し見にくい写真ですが、二羽のトンボは色が違っています。青みがかっているのは成熟したばかりのオスのシオカラトンボです。その左下の黄色はシオカラトンボのメスで、普段ムギワラトンボと言われているものです。オスは成熟すると見慣れた白い胴体になります。同種でも名前が異なったり時期や雌雄で色が異なったり何かややこしいですね。この日、若きオス君はがんばりましたが、メスさんのご機嫌はあまり良くありませんでした。
一方、柏葉アジサイの遅い花にとりついた蝶のカップルも色違い。シロチョウとキチョウに見えてあれ?と思いました。調べてみますとキチョウのメスが白味を帯びることはよくあるということでやれやれでした。少々ややこしい同じ昆虫たちの名や形状の異なりはネットで詳しく調べることが出来ますので助かります。それにしましても仲のいい蝶の向きが反対とは、お二人に不満はないのでしょうか。

 
恋するシオカラトンボ


モンキチョウのカップル

春の田

2008年5月12日(月曜日)

 樹下美術館の南側で春の農作業が進んでいます。
植え終えた田は瑞々しい生気があふれ、しろ掻き中の田には、虫を求めて様々な鳥たちが飛来しています。
初めて分かったのですが、ツバメは一定の風向きがある場所では、おもに風上に向かう時に多く捕食していることが観察されました。
つまり風上へはホバリングなど様々な変化をつけて捕食しながら飛び、田の端で反転するとあまり捕食動作をせず一気に風下に向かうことを繰り返していました。
とても賢そうに見えました。

 

風上へ向かうツバメ

 

風上へ向かうツバメ

 

風下へ向かうツバメ

 

一年前のこの時期、樹下美術館はまだ一部工事中でした

クリスマスローズ

2008年4月1日(火曜日)

 解放させて頂いてる隣接の自宅庭でクリスマスローズが賑やかです。4月後半まで持ちそうです。花ごよみとして間もなくヒトリシズカとスミレ類、ミヤコワスレが頑張り4月20日頃にヤマザクラでしょうか。さらにシャクヤク類、そして一周年の6月前後からアジサイ・ウツギ類、ユリ、ヤマボウシ、ナツツバキの予定です。うまく咲くといいのですが。

 

 

 

 

 

 

 

 

やぶつばき

2008年3月1日(土曜日)

Pic01

展示日2008年3月1日~5月
水彩・2001年春作・36,5×51,5㎝

カモメと浜小屋

2008年2月18日(月曜日)

季節風が少し緩んだ雪の日に小屋を訪ねました。海にカモメが飛び、浜はうっすらと白化粧がほどこされ心静まる風景でした。

ほの暗い雪の海にシャープなオオセグロカモメ。
くちばしの僅かな黄色もおしゃれでした。

荒海にカモメが遊ぶ浜辺には ただ小屋のあり雪の降るまま     

風雪に耐える

2008年1月25日(金曜日)

季節風猛る過酷な浜を訪ねました。
一見カモメはクールでしたが、風上への帰路は辛そうで、大きく反転してしまうこともありました。 榎(えのき)の辛抱は見事なばかり、しばし足を止めました。
沿岸に雪はほとんど無く、例の小屋も元気でした。もう一月あまりで美術館は再開です。

 

 

 

秋は更けていく

2007年10月15日(月曜日)

このところ夕刻になると近隣の湖沼から海へと雁が渡ります。声とともに羽音まで聞こえますのでもの悲しいのですが、里ならではの詩情です。

 

 

里の夕 道に草花空に雁 ひと目ひと耳 秋は更けいく

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