花鳥・庭・生き物
木蓮と辛夷 日経新聞支局が講演会の告知。
良いお天気に恵まれた午後、近くの特別養護老人ホームへの出務だった。
終えて美術館に寄ると木蓮と辛夷が開きかけている。
今年は桜も何もかも早い開花となりそうだ。
木蓮。花が立ちみなで北の方角を向いている。
陽を受ける花の南側が伸びて結果として北向きに湾曲するらしい。
基本的に花はこのような傾向を有すると思われるが、
ガクや花弁が肉厚なことがよけいそうさせるのではないだろうか。
辛夷(コブシ)は花の方向がばらける。しかし一旦咲くと変化に勢いが感じられて魅力的。
本日、日本経済新聞の新潟支局の方から電話がありました。
ホームページで堀口すみれ子さんの講演の事を知ったので、紙上で告知をしたいという事。
本当に有り難いことです、喜んでお願い致しました。
春が歩みを進めている。
数日暖かな日が続いたので美術館の庭も花が咲き始めた。
待ちわびたように急いで咲く姿はけなげで心温まる。
味気ない冬の庭を一変させる鮮やかな花は年とともにいっそう貴重に感じる。
目標があればアゲインストは支えになると考えよう。
昨日午後3月15日の開館を前にスタッフが集合してミーティングを行った。
ニケ月のお休みだったのでまだみな少々ぼんやりしている。
これから助走して一気に浮揚することだろう。
今年は展示とカフェで部分的な変化を付けるほか、4月の堀口すみれ子さんの講演会、春秋に陶齋の器で寿司の会が入る。
個人としては、4月にいのちの電話・桜茶会の席主、5月に個展と2冊の図録刊行、新潟市立美術館の講演が待っている。
本業の医療は不断であり、今年は人生後半の大きな山を迎えそうだ。
ミーティングの帰りは海へ出た。強風に向かって次々にカモメが西に飛ぶ。
風速20メートルにもなる中、わずかの羽ばたきで風上へ向かう。
後ろから見るとこんなに薄いのに、飛翔は驚くほど安定している。
波を通過する上昇気流に突っ込み高く舞上がり、再び下降しスピードを得て波上に突っ込む。
若い時代、ヨットに乗ったが、アゲインスト系の風で艇は安定的に走る。
逆に後方から押される風の場合、スピードは出るが不安定となる。
年取ってアゲインストはきつい。しかし安定的な前進を促す要素であると認識してみよう。
三月「寒さの倍返し」 北陸園芸。
このところ寒さが続き、本日、仕事場の上越市大潟区は一時吹雪となった。
雪が少なかった当地は三月に入り、かえって雪交じりの寒い日が続いている。
「寒さ倍返し」とスタッフに言うと、古いという表情で笑われた。
悪天候の午前、当院の駐車場に車両が入って電線工事があった。
二階の窓越しに写真を撮った。大正時代のゆがんだガラスでより厳冬の感じになった。
午後から高田は北陸園芸さんに寄った。ひんやりした空気の中で花が生き生きとしている。
その後ホームセンター・ムサシで展示品説明のキャプションを入れるケースを買った。
先日訪ねた県立近代美術館の展示でヒントを得て試してみることにした。
案外出来ない日曜日 売るほど樹下美術館にフキノトウ イチゲの鉢。
仕事を上手く片付けるには〝予定を時間表にしてみる〟と何かに書いてありました。
そこで昨夜、本日日曜日の予定を以下のように作って休みました。
①10:30~11:00 某フリーペーパーに掲載予定の告知記事の材料を揃える。
②11:00~正午 24個の極小(10×10×3,5㎝)3Dキャンバスに「こぶし」の下絵を描く。
③13:00~15:00「こぶし」」の下絵を完成させて影を描く。
④15:30~16:45 陶齋図録の印刷初稿を修正して手を入れる。
⑤16:45~17:45 4枚のSMキャンバス「ルレクチェ」に加筆する。
⑥18:30~20:00 ホームページ用の今年度催事ファイルを三つ作成する。
⑦20:30~22:00 仕上げに入った34個の極小3Dキャンバス「椿」に手を入れる。
⑧22:30~23:30 ホームページ「カフェの図書」ファイルの改訂作業。
という欲張ったものでした。
しかし、残念ながら家から一歩も出なかったのですが、実行出来たのは、
①②③④と⑥の一部だけ、⑤⑦⑧は手も付けられませんでした。
無力を知りましたが、落胆せずに〝楽しみを残した〟ことにして、
貴重な日曜日の終了となりました。
運動不足に対してを280段ほどの階段昇降と自己流ストレッチをしました。
午後、妻が樹下美術館の庭から採ってきたフキノトウです。
売るほどとは、このようなことでしょうか。フキノトウコロッケが出来るかもしれません。
春胎の日 陶齋の器で寿司を食べる会 残雪と花芽 小山研一さんの器。
冷え冷えとしていたものの、春の初日となりました。
春胎(しゅんたい)などという言葉があるかどうかわかりませんが、「春のかすかな兆し」、
「3月初日」、「それでも春」などという感じで掲げてみました。
さて今年6月と10月に「陶齋の器で寿司を食べる会」の予定があります。
本日午後、当日厨房に入られる寿司屋の主が来られ、色々器を見ながら話をしました。
お寿司は中段になりますが、お造り、焼き物、碗物、デザートなど、大まかなコースを考え、
アイディアを出し合いました。
とても楽しみです。
会は6月と10月の第1,2,3,4日曜正午から樹下美術館隣接の拙邸において、
(訂正:6月は都合により第1、2、3,5,週の日曜日
→1日、8日、15日、29日 になります。 3月18日修正いたしました)
毎回5~7名様でテーブルを囲みます。
その都度小生もご一緒させていただきます。
会費は食後お茶室の抹茶のお点前を入れてお一人様7500円(3月2日修正いたしました)の予定です。
お申し込み方法など詳しくは近々ホームページでお知らせ致します。
お申し込みお待ち申し上げます。
カフェの軒下に集まる雪を崩し、庭に落ちている枯れ枝を集めました。
雪が少なかったので大きな枝も無く、わずかでした。
以下は目にしたシャクヤクとクリスマスローズの芽です。昨年よりも早く、もう立ち上がっている蕾もありました。
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ひっそり花をつけていた赤い斑の椿。
器は大潟区出身で滋賀県高島市でご活躍の陶芸家小山研一さんの石肌焼きです。
氏は京都芸大のご卒業、京都精華大学の非常勤講師もなさっています。
ドック健診、まずまずの体重と脂肪 白鳥 椿の蕾。
本日午後、上越医師会検査センターで妻とドック健診を受けてきた。諸検査の結果は後日だが、本日BMIは21,1、体脂肪率17%台で満足な数字だった。一昨年秋以来何とか続けている食事と屋内運動の効果だと思う。
一日食事エネルギー1700Kcal以内、階段昇降350~600段+自己流ストレッチは今のところあまり負担を感じない。
行きに道路から遠く見えた白鳥を健診の帰りに近くで見てきた。
沢山の群を見たのは今年初めてで、新鮮だった。
夕刻になると餌場の田んぼから池に帰る白鳥。
この寒さの中、帰る我が家が冷たい池とは。彼らには当たり前のことなのだろうが、、、。
美術館の庭から切ってきた椿のつぼみが部屋でぐんぐん膨らみ赤くなる。
この椿は八重だがとても上品で、昨年美術館の三月開館から重宝した。
雪中のばら 今年前半は特に忙しい。
積雪は20センチほどですが、終日降ったり止んだりの一日。仕事場で鮮やかなバラが雪を被って咲いていた。
初夏の花が、今なぜ雪を被って咲くのだろう。
薔薇を訓読みすると〝そうび〟で、冬薔薇は〝ふゆそうび〟と言うらしい。冬は特に色濃く咲くという。
雪をかぶっても傷まない。主に四季咲き種が偶々冬に咲くようだ。
。
以下は今年4月13日(日)「第22回 いのちの電話チャリティ茶会」のポスターです。
恥ずかしながら私(宗玄)が小間で薄茶の席持ちとなりました。
さて今年、特に前半は忙しくなりそうです。
●3月15日(土);樹下美術館今年の開館
●4月13日(日):第22回いのちの電話チャリティ茶会の席持ち (株)有沢製作所茶室
●4月26日(土):第4回堀口すみれ子さん講演会
「堀口大學の親交 団伊玖磨氏のことなど」 樹下美術館
●5月15日(木)~20日(火):小生個展 [花の肖像画展Ⅱ」 於・本町遊心堂
●5月18日(日):画家・倉石隆について講演 新潟市美術館
●6月第1、2,3,4,日曜日:陶齋の器で寿司を食べる会(茶室でお抹茶付)
樹下美術館
●10月第1,2,3,4,日曜日:陶齋の器で寿司を食べる会(茶室でお抹茶付)
樹下美術館
●11月:SPレコードを聴く会(日程詳細は未定です) 樹下美術館
※5月の個展および新潟市美術館の講演に間に合うよう、当館の作品図録作成を印刷屋さんと作業中です。
本日見たもの味わったもの。
午後から休診日、時々薄日が射し雪も降らなかった。妻の友人がお稽古がてらと、家に来てお茶を点てて下さった。
しばらくすると三人の高田の婦人が鵜の浜温泉の人魚館で泳いで来たといって寄られた。
冬の温水プールの後にお抹茶、ご婦人方は楽しみ上手だ。
ご近所さんが伝書バトを飛ばしていた。数十羽の群はすべて白バトだった。
白いハトは文句なく美しい。飼い主さんは大切されていることだろう。
子や孫のお古を着る ドキドキさせられたタカ。
昨日降った雪が10センチほどの積雪で残っているが、道路は除雪でおおかた消えた。
さて冬期は着るものが増える。お年寄り達が青紫やピンクのセーターを着るなど、思わぬ若い服装で来られる。
「70になれば恥ずかしくもなく娘が着たものを着れますから」と先日の患者さんが仰った。
よくお似合いでした。
本日の方は黄色のスマイルマークをあしらった小さなマフラーを巻いてこられた。
「ひ孫のをもらいました」
低下した腎機能を大切に80才を軽々突破され、一日一日が大切といつも仰る。
去る16日の昼休みに出かけた近隣の田でタカを見た。一帯は半円状に林が囲み、小鳥の群が休むに丁度良い場所に思われた。
現れたタカは素早く飛び、なかなかカメラのセッティングが間に合わない。
甘いピントのせいもありネットで調べたが種類が判然としない。ノスリ、ハイタカ、ツミのどれかではないかとして宿題にした。
- 仏像、社寺、二十三夜塔、庚申塔
- 樹下だより
- 齋藤三郎(陶齋)
- 倉石隆
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- こども
- 館長の作品。
- 今年前半の「お声」から 刈り入れ前の田んぼの雀。
- 週末の上京 小5の築地と叔母の周辺そして「横浜事件」。
- 昭和100年、太平洋戦争80年の声無き声を思って。
- お盆14日は柏崎市の木村茶道美術館へ。
- 来たる10月25日(土)は小島正芳先生の講演会「佐渡島の金山と良寛の母の愛」。
- お盆休みに入って。
- お礼のランチ会。
- 明日夕方は満月。
- スタート時間を遅らせてもらったゴルフ。
- やっと降った雨 江戸千家の皆さまの来館 海上のカナトコ雲。
- 一見世界的アスリートには見えない山下選手 昨夜半の雨。
- 山下美夢有選手の優勝 雨音がしてきた!
- 大潟区の湖沼も水不足 来週には雨が降りそう。
- 庭の渇水対策は新たに井戸を掘らなくても間に合った。
- カフェのノート、スケッチブックの絵、ブログ展その3。
- カフェのノート、スケッチブックの絵、ブログ展その2 ひと事ではない渇水。
- カフェのノート、スケッチブックの絵、ブログ展その1。
- 庭の井戸をもう一本追加 夏の食卓。
- 菓子工房caramelさんと樹下美術館のコラボレーション。
- 南の庭の花 今夕の食事。
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