花鳥・庭・生き物

蘇った芝生。

2013年8月22日(木曜日)

あちらこちらに灰色のまだらを生じていた芝生がきれいによみがえった。約一週間、朝夕たっぷりと散水した後、昨日はしっかり雨が降った。

日陰や樹木の周囲など貧弱だった所も濃くなった。芝刈り直後で散水のタイミングも良かった。

樹下美術館の周囲およそ450㎡の芝生はお客様への眼ぐすりになれば、と思っている次第です。

007

 

芝生2均等に緑が帰って来た今日の芝生。

昨日の雨のせいでしょうか、本日は幾分涼しく感じられました。

樹下美術館の草花 厳しい残暑の中で。

2013年8月17日(土曜日)

厳しい暑さの中、樹下美術館の花も暦に従って咲いている。愚痴など聞こえないが耐えているのだろう。

 斑入りキキョウ先日来お出している斑入りの桔梗。
これが最後の花になった。名残惜しいが、是非来年も咲いてほしい。
この花から種を採ってみたい。

 

ホオズキ昨年初めて植えたホオズキが青から赤へ色を濃くしている。しかし頂いたお宅を失念していた。

ホオズキの家は数軒あって、たまたま先日伺ったお宅のを見て、ああここだと思い出した。
「いただきましたよね」と話すと、「元気ですか」と奥さん。

 カノコユリ樹下美術館に咲いている紅白のカノコユリから、白花。

拙歌) 涼しやと声するかたを振り向けば樹下のたそがれ鹿の子白百合

樹下美術館が出来る頃、設計された大橋秀三さんにどんな花を植えたらいいですか、とお尋ねした。
「白い花なんかいいんじゃないですか」と仰った。
白い花は目立つし安心も出来る。

樹下美術館では、少しだけ白花を意識している。
いま氏に聞けば「そんなこと言いましたっけ」と仰りそうだが。

カノコユリが咲いている日に「琢也」が運ばれて行った。

2013年8月8日(木曜日)

樹下美術館の庭にカノコユリが盛りを迎えている。点々と咲きはじめ厳しい暑さに涼しい。

カノコユリ赤カノコユリ。 カノコユリ白白のカノコユリ。

早いもので来る9月1日~16日まで東京都美術館をかわ切りに京都、名古屋で開催される第49回主体展が迫ってきた。

来年50周年を迎える同展は、昨年から記念事業として物故となられた〝礎の作家たち〟5人を特別展示している。今年は樹下美術館の倉石隆氏がその一人に選ばれた。
本日午後、作品搬出が行われた。作品は「琢也」。5月に主体美術協会から企画委員さんたちが来館され厳選して頂いた一枚だ。

DM主体展のDM兼招待券。

 

琢也搬出前の「琢也」。

 

搬送保険が掛けられ、専門の業者さんの車に乗って出発した。

ささやかでも美術館を営んでいると色々なことに出会う。この度は、〝やっていて良かった〟と、特別な感慨を覚えた。

常連さんと濱谷朝さんの本 くちなしを摘む。

2013年7月25日(木曜日)

木曜日午後はいつもの休診。紹介状二通、介護保険意見書4通、身障申請書一通を書いた。それでもまだかなり残っている。

気分を変えに美術館へ行くと、カフェに男性の常連さんがお見えだった。濱谷朝(あさ:1910~1985年)さんの「女人日日(おんなのひび)」を読んでおられ、彼女の話をご一緒した。

氏も熱心な朝さんファンだ。お茶人、妻、女性、人、、、、当時すでに彼女ほどこまやかな方は希ではなかったか。上越に凄い人が住んでいたものだ、とお話ししながらあらためてその貴重を思った。

 

クチナシ美術館が閉じた後少々の庭仕事。
変色しつつあるクチナシの花を摘んで枝を詰めた。

こっそり忍び込んでいるセイタカアワダチソウが伸びて目立ってきた。今まだ楚々としているがそのうち固く根を張る。かなり抜き取ったがまだ沢山菊などに紛れている。

松の生命力。

2013年7月22日(月曜日)

午後の在宅回りは7件、定期的な訪問のほかぶり返した暑さによる急な用件が二件入った。

最後に伺った初めてのお宅で珍しい松を見た。何気なく見るとなるほど、と思われ、あらためて見ると不思議そして驚嘆を禁じ得なかった。

 

側面から岩に松。どこかで見た風景。

書面の近接小さい(幼い)が、堂々としている。

正面高さが70~80㎝の庭石に生えています。
小さなくぼみに近くの大きな松から種が落ちて発芽したらしい、とうことでした。

固そうな庭石にどう根を張ったのか外見では分かりません。水を遣るわけでもなく自然にまかせているそうです。
土壌と言えばわずかの砂ぼこり程度のもの、水は雨水、そして石からかすかに浸み出すであろう養分が頼り、、、。

すでに3年ものあいだ、明らかに成長し真っ直ぐ立つ幼い松の踏ん張りは、にわかに信じられない光景でした。

〝行水の花〟の盛り 姫桧扇水仙(ヒメヒオウギズイセン)。

2013年7月20日(土曜日)

芝生の南はしに姫桧扇水仙(ヒメヒオウギズイセン)が咲いています。赤々と群れて咲く様は花少ない夏にあって慰められます。

 

この花のことを〝行水の花〟と言って07年7月23日の当ノートに書きましたが、ずいぶん昔のように思われます。当時の写真を見ると、当然ながら小こじんまりとした群でした。
ともすれば道ばたに咲くほど当たり前の花ですが、今はしっかりまとまり庭の一角を占めるようになりました。夕刻は芝生に映えて特にきれいです。

 

 07年の夏2007年、開館当時の花。

桧扇本日の花。
一種見応えをを持ちましたが、あちこちへ飛びますのでほどよく抜いています。

この花を見ますと、〝子どもの頃行水をするといつもそばに咲いていた〟と言った佐賀県出身の母を思い出します。

本日の樹下美術館の庭 青鬼灯、クレマチス、葦、蟹そして桔梗。

2013年7月13日(土曜日)

暑さが一段落。樹下美術館の庭はテッポウユリが終わりアジサイは片隅に残るだけになりました。

そんな時期、桔梗が始まりました。

夕刻は、暑さにうなだれた福島県からのシラネアオイに寒冷紗を掛け、
水田に面した場所の葦(ヨシ)を整え、
花に侵食を試みる芝や、鋭いトゲをもつ周辺のワルナスビを抜きました。

 

059昨年初めて数株の鬼灯(ほおづき)を植えた。発芽後いつしか伸びてひっそり実を付けていた。
とても嬉しい。

 

053小生がこしらえた拙い竹の棚に一輪ずつクレマチスの名残花が続いている。

 

017水田に面した南側に涼しげな葦。
夏の風情ですが、いずれ一気に群れますので本日少し抜きました。

 

甲羅が2㎝ほどのとても小さな蟹が突然現れました。 037くびき野は稲穂のおほきく育つ日に 我いとちひさき蟹と戯る
正面の顔は怖いのですが、甲羅は愛嬌がありました。

 

039 また明日(あした)夕べの庭の桔梗かな
またあした桔梗が告げる夕べかな

雨に香る百合。

2013年7月3日(水曜日)

7月の声を聞いて梅雨の本番となりました。樹下美術館の庭はアジサイから百合へと変わりつつあります。

夕刻の雨上がり、園内を歩いてみました。

117百合の香を残して雨の上がりたり
→百合の香を残して樹下の雨上がり
(最初があまりに良くないので7月5日に直しました。よみ人同じでは中身も同じ?)

095100数十本の百合が見頃を迎えていました。
主にテッポウユリですが、雨ならではの香りと美しさで皆様をお待ちしています。

忽然と消える不思議の鳥コムクドリの親子。 

2013年6月22日(土曜日)

さて連日のコムクドリです。筆者は何度か彼らのことを〝不思議の鳥〟と呼ばせて頂きました。

詳しく観察していませんが、不思議とは次のようなことです。

①つがい以外のフリーな鳥たちの意味不明な関与。
②あっけない子育ての終了。

①について:巣にはしばしばつがいではない個体がやって来る。ヒナの巣立ちが近くなるとその数を増し何羽も来て巣を覗き、巣に入り、また賑やかに鳴きます。しかしいくら空腹のヒナが叫んでも餌は運びまんせんし、一体何しに来るのでしょう。

③ある日ヒナは身を乗り出して大声で叫び餌をせがむが、親鳥の姿は現れず、翌日にはヒナも消える。

この時期、家の周囲でスズメ、ツバメ、カラス、カワラヒワ、さらにムクドリまで、巣立ったヒナが親に給餌をせがむ姿が見られるようになります。しかしコムクドリは昨年同様、親子してあたりから忽然と消え去りました。〝飛ぶ鳥後を濁さず〟それにしてもその後ヒナはどうやって生きるのでしょうか。

 

0106月19日雨の中、空腹のヒナの前に盛んに現れるフリーの鳥。これはオス、餌は運ばない。
鳥の親はめいっぱい開かれたヒナの黄色のくちばしを見ると餌を与えずにはいられない、と云います。
ヨシキリの巣へのカッコウの託卵は、これを利用して行われています。

こんなにせがんでいるのに親でない鳥は全く餌を運ぶことはしないのです。自然界の遺伝子支配は絶対的であたかもパソコンのプログラムの如くです。

巣から顔を出すヒナ同じ日、ただ来るだけのフリーのメス。この日親鳥の姿を見ることはなかった。
フリーの鳥はもしかしたら巣離れを促しに来るのでしょうか。

 

026巣から実を乗り出すヒナ。巣立ちかもしれないが、飛翔をみる暇がなかった。
昨年と同じく、翌日20日に親子とも姿、気配が消えていました。

コムクドリはツバメと同じく南洋からの渡り鳥と云うことです。飛翔は実に滑らかで自在。様々な声色で鳴き、ヨシキリに劣らず饒舌でよく歌います。私は他で見かけず、ここの合歓木(ねむのき)だけで見るのも不思議だなと思っています。

現在、残ったフリーのオスが木に来て盛んに囀っています。ペアを探しテリトリーを主張しているようにも見えますが、この先どうなるのでしょうか。

 

さて、ゴルフ練習場今夕、食事前に寄ったゴルフ練習場(上越市下門前:ゴルフプラザ ビーボ

明日は同業のゴルフコンペ。四月に50-51で優勝しました。ハンディキャップが34+2もあったのです。今度はで29+2です。
70才を過ぎると2がプラスされ、その上前のティーから打てます。前回はうっかりして皆さんと一緒にレギュラーティーで回りました。明日もそうするつもりです。

今年は出来るだけこの会に参加しようと考えています。良くても悪くても明日の成績はご報告したいと思います。

樹下美術館の庭にも夏は来ぬ 料理人も来られた 地域ケア会議。

2013年6月20日(木曜日)

本日見たもの出会った方たち。

アゲハ新鮮なアゲハが真っ白なダルマバノリウツギに止まっていた。

ヒメタイサンボク短命で香り高いヒメタイサンボクが雨上がりを喜ぶ風だった。

今の庭イトススキやトクサがぐんと伸びて樹下の庭にも夏は来ぬ。

食器選び本日陶齋の食器選び。

本日、今秋予定の「陶齋の器で食事会」で包丁を振るわれる料理人さんがお見えになりました。食器や庭をご覧になり、大変楽しみと仰って頂き安心しました。

ところで食事会は詳しくお知らせする前に、ホームページ案内へのお問い合わせだけで既に満席となってしまいました(10月の毎週日曜正午、一回5~7名様の予定でした)。
今年うまく行きましたら来年の初夏にもと、考えておりますのでどうか宜しくお願い申し上げます。

話変わって今夕、上越市大潟区の地域ケア会議がありました。地域包括支援センター主催、各事業所ケアマネジャー、市担当者、医師らも加わり40名余が参加し、有意義でした。懇親会もあり、ひごろ公私とも如何に沢山の方のお世話になっているか、あらためて知る思いでした。

大潟区の良いところの一つは医師同士、自然で仲が良いことだと密かに思っています。

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