本日クリスマスの日、樹下美術館は今年を終了致しました。

2014年12月25日(木曜日)

本日、今年の樹下美術館は前月より20人、前年より200人様の増加で終了致しました(イベント含まず)。
お寄り下さった全ての皆様に心より感謝申し上げます。

昨日はイブで今日はクリスマスでした。
思わぬ可愛いプレゼントを頂きました。

1左はあるご夫婦が私を小さなライオンと仰って、届けて下さいました。さっそく往診カバンに付けます。
右は昨日診察の後、先生これ、と仰って頂いた可愛いチョコレートボックスです。

2本日目に入ったカフェの本。
左ラファエロ「大公の聖母」、右ゴヤ「スペイン王子フランシスコ・デ・パウラ・アントニオの肖像」。
いずれも美しい展覧会図録です。

マガンとヒシクイ(オオヒシクイ)の群。

2014年12月24日(水曜日)

雪は降らないが、好天とは言えない数日、絶え間なくお客様に来て頂いて感謝に堪えません。
繰り返してお寄り下さった方もいらっしゃいました。

マガンとヒシクイ本日大潟区潟田のマガンとヒシクイの群。
お食事中ごめんなさい、私が車を止めましたのでみな首を伸ばして警戒しています。

マガンとヒシクイは良く似ていて、曇り日などは遠目に区別が付きにくいのですが、違いがあります。

_MG_9845 - コピー - コピー上掲の写真をトリミングしました。矢印の二羽がマガンで向こうはヒシクイ(たぶんオオヒシクイ)です。
詳細な写真ではありませんが違いがお分かりでしょうか。くちばしの色、胸~腹の模様などに違いがあります。
さらにヒシクイまたオオヒシクイはマガンより大きいのです。
いつか珍しい雁に出会いたいと思っています。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ところで身内の高齢者の容態が良くなく、一時期ブログをお休みさせていただくようになるかもしれません。
樹下美術館は明日が今期の最終日です、皆様には心から感謝いたしています。

甥夫婦のパン屋「HARENOHI」を訪ねた。

2014年12月23日(火曜日)

今日は天皇誕生日の祝日。
日中は降らず雲と青空がめまぐるしく交替した。
甥夫婦が近くの「ナルスおおがた店」にパン屋を出店してふた月が経った。

花を出させてもらい初日に訪ねたが、ごった返して写真も撮れなかった。
もう二ヶ月、本日午前カメラをもって訪ねた。

店の位置が良く、さまざまなパンから睦まじい二人の暖かな心が伝わる。
居た間、お客様が出入りされ無事な様子に安心した。

040本日の冬木立と雲と青空。

 ナルス大潟ナルス大潟SC店。

1379 24810

HARENOHI愛いらしい店「HARENOHI」(ハレノヒ)

S君夫婦2人ともベーカリー「ブルックリン」で十分修行を積んだ。
体に気を付けて長く愛される店をめざして励んでほしい。

キューバと米国 大人の国へ 暖かなルーベン・ゴンザレスのルンバ。

2014年12月22日(月曜日)

雨交じりのみぞれの一日、美術館の周囲で20㎝、診療所では10㎝ほどの積雪で推移している。
しかるに現在夜8時半すぎ、数回昼間のような稲妻がカーテンを染めて大音響が響き渡った。

過日農産物を届けて下さった方の山間地区は一時2メートル近く積もったという。
雪に阻まれ帰宅できなくなった身内のために、家族が除雪機を乗せて救出に向かったとも聞いた。
さほど遠隔でなくても、地勢によって雪の状況は非常に大きな違いがある。

さて寒気の真っ最中、キューバとアメリカ合衆国が国交正常化に向けて動き出した。
反米の社会主義国と米国フロリダ南端とは、わずか150キロ足らずの距離だ。
近くの者同士を敵対させるような悲しい政治では本当に困るのである。

胸傷むニュースばかりの中、このたび両国が恩讐を越えて関係改善に向かうことになった。
これには米国の部分的な寛容さもあろうが、カストロ政権の(フィデル→ラウル)洗練さが、ものをいっているのではないだろうか。
当事者には複雑な要素もあるようだが何とか粘って上手く行ってほしい。

そもそもキューバは偶像やモニュメントなど指導者の美化崇拝を避け、貧しいながら医療に全力投球をしてきた。
そして野球や音楽が大好きなうえ親日国家である。

このたびのことは突然始まったことではなく、おそらく長く忍耐強い外交交渉が生み出した成果ではないのか。
好き嫌いの感情論のあげく、力を頼りに必死に固まるばかりのどこかの国々と違って、大人(おとな)だなあと感じるのである。


キューバのピアニスト、ルーベン・ゴンザレスの「Melodía del rio」。
川のメロディーという意味でしょうか。

 

明日は火曜日、定期休館日ですが、祝日ですので開館いたしてます。

わずかの茜 雪は天からの手紙。

2014年12月21日(日曜日)

くびき野の雲間に茜の色刺せば 明日は晴れかとふと思ふなり
晴れるかと思ふは夕べの気のまぐれ 夜にはあられの窓叩く音

本日「雪は天からの手紙」という雪の研究者・中谷宇吉郎の言葉を聞いた。
今は「天からのメール」かもしれないが、やはり文脈では手紙がいい。

頸城区の水田と雑木林

本日夕刻の樹下美術館暮れかかる樹下美術館、昨日に続いて皆様にお越し頂き感謝しています。
いずれも妻のスマホを借りて写しました。

佐渡島がよく見えた曇天の柿崎海岸 陶片など&ハマヒヨドリ。

2014年12月20日(土曜日)

悪天候は外れてほしい冬の天気予報。
本日、雨/雪の予報だったが、午後10度近くあった暖かな曇天、夕刻は小雨だった。

よくそうするように土曜日午後なので柿崎海岸を歩いた。
水平線に佐渡島がよく見える。

1右側の雪を抱く山は金北山であろうく(ズーム&トリミング)。
柿崎ー金北山は100キロほどあるようです。

 2落ちていた瀬戸物のかけら。桜と思われる意匠が晴れ晴れとしている。

 3これは松の模様。

 4小碗の底に「大明成化年製」の文字(大の字がおかしいのです)。
本物なら明時代だが、当然伊万里のかけら。

5色形がきれいなシーグラス。チョーカーにしてみます。
(およそ実物大です)

010本日目にしたハマヒヨドリ。

本日ご来館のお客様、賑やかにして頂き有り難うございました。

貴重な晴れの日。

2014年12月19日(金曜日)

気持ちの良いお天気の一日、多くの方が忙しかったと仰いました。

毎冬当館裏のデッキにあるベンチとテーブルはシートにくるまって越冬します。
本日スタッフによってしっかりカバーが掛けられ来春の開館を待つことになりました。

ベンチにシート

ところで昨日お電話くださった新潟市の方がご夫婦で来られました。
以前何度か訪ねくださり、どうしても年内にもう一度来たかった、と仰いました。
雪が心配でお電話されたということ、今日はお天気で本当に良かったです、有り難うございました。

今年の樹下美術館は残すところあと6日。
一日一日が名残惜しく感じられます。

ああ除雪して良かった。

2014年12月18日(木曜日)

爆弾低気圧の強風が残ったみぞれ模様の一日でした。

さて樹下美術館は40度くの字に曲がって作られています。
カフェは丁度くの字の真ん中にあり、屋根の雪が集中して落ちることになります。

少なめの降雪でも大きな屋根から落下した雪は窓をふさぎます。

2カフェ正面に積み上がった落雪。そう多くない降雪でもここは大雪です。

1南向きの窓。

例年ならばこんなになるのは休館中の1~2月ですが、今年は除雪が必要になりました。
妻が当番のこの日、午後休診日の私がスノーダンプを使いました。

落下した雪はとても固くて大変です。

3およそ一時間半、正面の窓から向こうが見えるようになりました。

4ここも向こうまで見えます。

5番茶で一服して裏手に出ると、田んぼにマガンの大きな群がいました。

帰り際、名簿の整理をしていた妻に「誰か来てくれないかなあ」と思わず漏らしました。
家に帰ると間もなく、あるメーカーの方達が5人で来てミーティングをしていると電話がありました。
本日はこの5人の方だけ、ああしかし何と有り難いのでしょう。

そして閉館の頃、
〝館長のブログを見ている、ぜひ明日訪ねたいが雪はどうですか〟と電話があったそうです。
新潟市の女性ということでした。
何と有り難いのでしょうの2回目です。
120キロの雪道、明日は荒れませんように、呉々も気を付けてお越しください。

ああ除雪して良かった。

6おまけの写真です。夕暮れ時カフェから見る庭に裸婦が浮かびました。
カフェの背後にある照明された絵画展示ホールの絵が、狭いスペースの間からガラスに写るのです。
倉石隆の「夏の午後」ですが位置を変えると「更紗(さらさ)」が写って見えます。
昨年11月、同じように窓に写った「秋」を掲載しました。

上越市沿岸の雪 円安どきに孫の海外土産。

2014年12月17日(水曜日)

昨日に続く強力な低気圧と寒波で東京と静岡県から雪見舞の電話を頂く。
ところが幸いなことに、上越市頸城区の樹下美術館で積雪15㎝、診療所の大潟区はほぼゼロなのです。

丸一日の強風と雨は、沿岸に消雪作用をもたらしました。
しかし今夜、風が止めばシンシンと積もることが考えられます。

駐車場今夕、仕事場の駐車場。屋根も地面も雪は見られません。
小さな駐車場が三カ所ありますので、雪はいつも心配です。

孫のみやげスポーツイベントで出かけた高2の孫のニュージーランド土産。
サクサクとしたクッキーは美味しかったが、$15が目に止まった。
超円安の時節、気遣いが心に沁みる。

冬の爆弾低気圧 寒菊の色。

2014年12月16日(火曜日)

本日の気象予報は爆弾低気圧の発生と発達一色だった。
今夜から明日一日、まず猛烈な風が吹くらしい。

列島に沿って台風が発達して通過していくようなものである。
夕刻から気温が上がっているためドシャドシャと雨が吹き付けている。

今後上空の寒気が引っ張り出されてくると吹雪になるらしい。
雨にまじってアラレが時折たたきつけ、あまつさえ雷が鳴りはじめた。

風と雨で雪は消えつつあったが、明日冬将軍は第二撃目の雪を降らせるのか。
冬はあたかも守るだけの戦のようだ。

ヒュウーヒューゴーゴー、ゴロゴロバリバリ、バタバタザーザーと次第にうるさくなってきた。
暖かなお茶を飲み孫のニュージーランド土産のクッキーを食べ、
専念すべきことに取り組むことにしよう。

菊

拙句)  寒菊の色に心の暖まり

(本日在宅回りで見た花)

やはり今年の海は暖かいのか。

2014年12月15日(月曜日)

本日午後の定期在宅回りは二件の雁子浜。
旧国道から100メートルも入ると海は目の前だ。

帰りに寄るともうもうと水蒸気が立ちのぼっていた。
もっと寒いころに見たことがあるが、これほどではなかった。
言われるように髙い海水温度の現れなのだろう。

海が暖かいのであれば、あとはしばらく上空の強い寒気に引いて貰いたいところだ。

1水蒸気が立ちのぼる温かそうな海。

この日昼過ぎ、ある会社で健診後の面談があった。
すでに受診中の人を除きピックアップされた方達と会った。
100人ほどの事業所だが、一人一人の心身に目が向けられているので張り合いがある。

終えて遅い昼食は美術館でホットサンドを食べた。
居合わせた二人の若いお母さん、ご来館有り難うございました。

投票へ行った人の貴重。

2014年12月14日(日曜日)

昨晩の予報ほどは降らなかったが、雨交じりのみぞれの一日。
衆議院選挙があった。

暮れる美術館本日閉館間際の樹下美術館。

除雪がいまいちの駐車場の雪かきをしてから投票場へ行った。
投票場の広い駐車場は待ちが必要なほど混んでいた。

悪天候の中、これだけ人が来る。
黙々たる分、選ばれる人よりむしろ選ぶ人の方が立派ではないかと感じた。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

25日が今年の最終日、本日ご来館の皆様から名残惜しさが伝わった日曜日でした。

私たちの忘年会。

2014年12月13日(土曜日)

本日のみぞれ模様は夕刻から本降りへと変わりました。
そんな日に11名様も来て頂き感謝に堪えません。

1雪のカフェのお客様。

この日、診療所と樹下美術館一緒の忘年会をしました。
お世話になっている方達もお招きして17名、会場は近くのビストロ・サブリーユでした。
最後まで新鮮、素朴かつ暖かなメニューはとてもリーズナブルです。

初めてのことでしたが、高田からI氏をお呼びして沢山ピアノを弾いて頂きました。

2余興と抽選会。

3ルイス・ボンファの「ジェントル・レイン」も弾いてくださったI氏。
これからも楽しみな方です。

4余興にもならなかった私のテネシーワルツ。

5三時間が経って出てみると本降りの最中。

樹下美術館は25日で名残惜しい今年の終了です。
皆様には心から感謝いたしています。

福祉施設の忘年会に出て。

2014年12月12日(金曜日)

今夕、医療スタッフとして加わっている上越市内の特別養護老人ホーム「しいおさいの里」の忘年会があった。
2000年開設の中堅施設で100数十人の職員がいる。

およそ皆若い。
言い方を変えれば若くなくては働けないのが介護福祉の現場といえる。
若さのメリットとして肉体の強靱さとともに人間の良さが挙げられる。

仕事の基本姿勢は前屈みの肉体労働である。
丸一日、足腰の負担は並大抵でない。

人は年令とともに知識、経験と称して時としてずるさや悪意も身につける。
しかし若者は一旦張り合いを覚えればその使命感は愚直なほどである。

当組織は高齢者とともに若年障害者も世話している。
開設以来研修に次ぐ研修と、内部の各種対策委員会を重ねて心技を研鑽している。

長時間を要する食事介助、手際よいおむつ交換、大量失禁の処置、排泄の誘導と介助、
着替えの世話、なだめと傾聴、投薬管理、褥瘡予防、補助栄養管理、入浴介助、医療連携。
一般からすれば出来ればやりたくないことを365日行う。

本日忘年会で思った。
「人生終わり悪しければ全て悪し、良ければ全て良し」であり、
「自業自得と批判する人にも思わぬ自業自得があり得る」のである。

80才まで良かったが、その後に考えもしなかった事態が待っている。
85才すぎて見本のようだった人に90才で夢にも思わなかっことが起こりうる。

人の最後は往々にして見当が付かないのである。
どれほど社会に尽くそうと、どれほど社会から疎まれようと,
「終わりは良くありたい」
これを保障するのは政治、なかんずく福祉以外にない。

なのに国は現場の評価を軽んじ、あまつさえ公共なのに自助努力などと逃げる。
経済第一の自助努力など一歩間違えば悪徳への誘導に過ぎない。

明後日は衆議院の選挙がある。
福祉の為にもまず景気。
こんなこと何十年も、耳が痛くなるほど聞かされた。

政治、そして福祉を知っていそうな人が居ればいいのだが、よく分からない。

辰砂の花瓶に水仙つぼみだった水仙が館内の辰砂花瓶で咲いた。
辰砂(しんしゃ):銅を主体として赤紫がかった紅色を呈するうわぐすり顔料。

非常に新鮮なE129系電車。

2014年12月10日(水曜日)

本日午後、信越線・土底浜駅の踏切待ちで、見たことが無い電車がさっそうと通過して停車した。
駅駐車場に入り、出発して行く電車を二枚撮った。
JR東・新潟支社で今秋から一部導入が始まった真新しいE129系車両だと後で知った。
目にしたのは直江津までの試験走行車だったのか。

プラチナ系の地に黄色とオレンジのラインが気が利いていた。
ブルーや緑が目立った当地のJR車両が一転して暖かな色使いになった。
そのラインが前後で翼のように跳ねているのも元気だ。

E129系a

E129系電車b通勤用か、2両編成で去って行く車両は実に軽やかで新鮮、かつ愛らしかった。

消費電力は従来の半分、車内照明はLED。
車内はユニバーサルデザインが採用されているという。
幸せな感じがあり乗ってみたい。
直江津の信越本線を中心に走ると考えられるが、いつからだろう。

2025年10月
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031  

▲ このページのTOPへ