後片付けの後の昼食会。
昨日今年度を終わり、本日午前中にスタッフが片付けをした。
すっかり仕舞った後、スタッフ7人と「とくっと」で昼食会をした。
少し遅くなって駆けつけた。みなはステーキ丼を食べている。あわてて私はオムライスを注文した。
マスクを付け外ししながらの食事。コロナで忘年会を止めるのでせめてもの集まりだった。
入り口に立っている大きなボードのメニュー。
“イラストはお店のイメージとコンセプトです”と書かれている。
背の高さよりも大きく、美術作品のような出来映え。
席で見るメニューもアーティスティック。店に上手い人がいるらしい。
慌てていて少し食べてしまいました。
駐車場を共有する「ココビーンズ」のピザも美味しい。近くに野菜フレンチ「サブリーユ」や「都寿司」など美味しい店がある。
スタッフは溌剌としていた。店や組織は常にサービスや設えを磨き、いつも「生き生き」としている印象が必要だ、とつくづく思った。
樹下美術館にも大切なことだと感じた。
今日、今年の樹下美術館が終わりました。
新型コロナを心配しながら樹下美術館の2020年の営業が終了しました。
全ての人に重く等しく迫ったコロナの災禍。
“万事塞翁が馬”
大変でしたが真摯に受け止め、苦労した人ほど心身の抗体を強く獲得した、という風に考えたい、と思っています。
頭の洗濯として荒れた海を見に大潟漁港へ行きました。
閉館近く二組のお客様が見えて、お茶を一緒しました。
今年購入し、ご好評を頂いたイッタラのカップ&ソーサーが最後を飾った。
ある方がプレゼントといって「スージー・クーバー」の楕円皿を下さった。
既に終了したメーカーながら、今でも人気を保っている。
一目見てスージ・ークーパーだと分かり、
初めて手に取り、素晴らしさを実感。果物を盛ってみました。
絶妙なパステル調の色使い。楕円ぶりも麗しい。
オムレツ、果物、、、お茶会でお菓子も載せてみたい。
貴重なお品を有り難うございました。
開館を3ヶ月近く遅らせるなど、コロナで大変な年でした。
至らないことが多かったと振り返っていますが、皆様のお陰をもちまして何とか終了しました。
来年度は3月15日(月曜日)から開館です。
お待たせ致して申し分けありませんが、無事開けられるよう健康に注意して臨みたいと思います。
「本当に有り難うございました」
明日で今年度の終了。
北風が吹き付け、外気温が2度前後だった本日。幸い樹下美術館周囲の積雪は少ないまま推移している。
悪天候でしたが13人様にご来館頂いたそうです。とても感謝いたしてます。
以下周辺で見た鳥です。
スズメの群。
比較的雪が少ない当地に集まっているのだろうか。
この数日アトリやカワラヒワなどの群も見ている。
鳥たちにとって暖かかった昨冬は天国だったが、一転今年は厳しく始まった。餌が不自由する季節をどのように凌ぐのか、一見あっけらかんとしている鳥たちを見ていると心配になる。
メジロの小さな群が垣根に来ていた。
きれいな色に癒やされる。
今年の営業は明日一日を残すことになりました。少しでも天候が回復しますように。
絡まずにメガネからマスクを外す。
メガネを掛けている人はマスクを外す時に往々ヒモが絡んでやっかいな思いをする。
これは通常メガネの上からマスクをするためと、マスクのヒモがメガネのツルの内側(顔との間)に入っているために生じる。
マスクを先にしてからメガネを掛ければ絡みなくマスクは外せるが、まず普段の生活ではそうしていない。
今10月、あれこれやっていると簡単にマスクを外す方法が分かりスムーズになった。すでに行っている方も沢山おられると思いますが、以下に示してみました。
マスクには耳の上と下に二本のヒモが通ります。そのうち下ではなく、上のヒモに指を掛けて引くことが要点です。
●まず下のヒモに指を掛けて外した場合、絡んでくる様子です。
ヒモはメガネのツルの上にあるため、
そのまま下に前に引くと、ヒモがツルの内側にくぐった状態になる。
●上のヒモに指を掛けて外すと以下のように、絡んでいても抜けます。
マスクの掛け方を問わず、ヒモはメガネのツルを後方へ抜けるように移動し、取れます。

耳の上を滑り、絡むことなくとツルから外れる(抜ける)。
左右とも同時に行うと一度に取れる。
少々不思議ですが、上のヒモに指を掛けると耳との関係で後方への動作になり、下に掛けた場合前方へと手が動きます。このことも絡みと関係するようです。
加藤官房長官は時折マイクの前で、メガネにマスクを引っかけては苦労されていました。下のヒモを引っ張っていたためでした。ある時期から上を引くようにされ、いつでもスムーズになりました。
まだ苦労されている方はぜひためしてみてください。
●マスクを掛ける段階で、ヒモを後ろ一杯、上から下へ引かないことも大事になります。
(往々この時にメガネのツルの先端から内側へヒモが絡みます)
●細いヒモの場合余計にツルの内側へ入りやすいと思われます。
●メガネのツルがゆるい場合も、後方の隙間から内側にヒモが入り絡みやすくなります。
私は聴診器まで絡みますので時にひどい目にあっていました。
いずれにしても上のヒモに指をかけて外せば大丈夫です。
すでに分かっていらっしゃる方には余計なことだったかもしれません。
ささやかな慰労会 荒れる上下浜、
まれに見る豪雪となり各地で甚大な雪害を生じるまでになっている。
樹下美術館の一帯は積雪も少なく助かっている。
過日SPレコードをかけて頂いたS氏を囲んで慰労のお茶を飲んだ。合間にシューベルトやブラームスを聴き、ロンドンデリーの歌にビングクロスビーのクリスマスソングなども聴いた。
このような時の最後は、たいていP・カザルスの「鳥の歌」が掛けられる。本日も祈るような気持ちで聴いた。
お茶がお開きになって上下浜へ行った。
強風のなかカモメがやってくる。
この二羽はしばらく演技風の飛び方をした。
雪中の青い建物。
連日の灰色の空。
そんな日に走っていると青い建物が目に止まる。本日午後、施設回診の帰りに回って二三撮ってみた。
色の名は難しく、自信がありません。
こ
濃いラベンダー、プルシャンブルー、群青など。
いずれも納屋か作業小屋のようだが、それぞれ良い色だった。
これら青い建物は雪が降ると急に目立つようになる。灰色の雲の上にはこのような色の空が広がっているんだろうな、と思って見てきた。
今夕のニュースは一気に来た寒波と大雪を報じていた。幸い沿岸の私達の所は、風は強いがなんとか小雪で推移している。
英国の人のふる里は窯業の地 当地の初雪。
昨日のこと英国人のお客様が見えられ、挨拶をしました。ブルー・キャリコのカップでコーヒーを飲まれ、出身はその器が作られている地域だと仰ったことを、後でスタッフから聞きました。
器はバーレイ社の製品で、会社はスタッフォードシャー地方のストーク=オン=トレントにあります。古くから一帯は一大窯業地で知られ、ロイヤルドルトン、スポード、ウェッジウッド、ミントンなどはここで生まれたと言われています。
昨年からお出ししているバーレイ社の「ブルー・キャリコ」。
かって使用していたミントンのシノワズリ
同地域が良質な陶土に恵まれたこと、焼き物に必要な燃料である石炭の産地に近かったこと、運河による交易を盛んにしたことなどが発達に繋がりました。分けても一人の人、ジョサイア・ウェッジウッドの窯業に対する功績は特筆すべきもののようです。
当館ではかってミントンやウエッジウッドも使いましたので、色々とスターフォードシャー地方、ことにストーク=オン=トレントシティにお世話になっていることになります。
ところで本日は予報どおりに雪が降りました。幸い仕事場の大潟区は僅か、美術館の頸城区は10センチほどでした。
こうなるとこの先の天候は予測出来ません。庭に出て切り残したホトトギスの枯れ草を切りそろえ、雪による倒伏に備えてトクサを切り詰めました。
明日、明後日はさらに寒波が強まるようで心細いです。
ちなみに、一昨日悪天のゴルフを一緒したK氏に風邪を心配して電話をしましたところ、大丈夫ということでした。
極地?ゴルフ クリスマスプレゼント モミジの落ち葉。
去る11月29日にゴルフをした。その時今年最後のラウンドだと思ったのもつかの間、お天気次第でもう一度出来ないかと考えた。
1週間前に本日の予約をし、見ていた予報は曇り時々雨だった。
いよいよ迎えた本日その朝、寝床で聞いたのはビュウビュウ唸る風の音にバシャバシャ鳴る雨の音。予報はこんなにひどくはなかったと思いながら、次第に良くなろうと淡く期待した。
さて時間が来て出発、荒れすさぶなか車を走らせた。
ゴルフ場は近くの米山水源ですでにK氏が来ている。あの雲が行ったら上がるんではないかな、と仰る。
ロッカーで仕度をしてスタート室へ向かうと、「ああダメだダメだ、アラレまで降ってきやがった」、と言って二組のプレーヤーがびしょ濡れになって戻ってきた。
確かに風雨は衰えないばかりか盛っている。
それでも私達は出た。
一番ティーは顔を上げられないほどのアゲインスト。どういうわけかティーショットはちゃんと飛んだ。だがコースのバンカーは水が溜まり、グリーンは水浸しである。
水浸しのグリーンはパットが出来ない。それでも良いところを探し、ずぶ濡れになりながらパッティングの練習をした。後にも先にも人影は見えない。
まるで貸し切りですねとK氏は言い、人が見たら狂気の沙汰かもしれない。
中ほど過ぎると自販機とトイレがある。ホットココアを買った。手がかじかんで時間が掛かったと言ってトイレから出て来たK氏。二人でココアを飲んだが、こんな美味しいココアは滅多に無いと思った。
あと2ホールになると、このままなら9ホールで上がろうか、と話した。
コロナを前に風邪で寝込んだらどうしよう、という考えが頭をかすめる。だが不思議なことにショットの調子が良いのである。強風のなかドライバーは飛ぶし、まずフェアウェイを外すことが無かった。
雷も鳴り無事とは言えない9ホールを終えた。スタート室では良く帰って来ましたね、と迎えられた。軽めのレインウエアの私は雨合羽のK氏よりはるかに濡れ、乾燥室に直行した。ロッカーで持参したズボンと靴下を着替え、一応後半の時間を尋ね昼食をすることにした。
広いレストランに客は僅かだった。
K氏のゴルフ歴は52年、私は57年。今の人は雨だ風だと言ってすぐ止めるが、私達はそんなことはしなかった、と昔話をした。
昼食を終えると風が少々収まる様子。残りのラウンドをすることにしてマスター室で貸し靴を借りた。そこで頂いたポケットに入れる発熱剤はかじかむ手に有り難かった。
気温が下がっているものの、ラウンドしてみると不思議なことにまだ好調が続いた。
11番ミドル。写真を大きくするとパー・オンしている私のボールがわずかに見える。
後半も雨は続いたが、グリーンの水は退きパットが出来るようになった。
前半調子が出なかったK氏が良くなり、18ホールを終了した。ひどい条件だったが楽しんだ、と思った。18ホールを回ったのは、私達を入れて二組と聞いた。
朝から5時間半。南極でゴルフをしたみたいでしたね、とK氏。いつもお世話になっている氏に、また来年と厚く挨拶をして別れた。
しっかり着替えて美術館に行くと、妻に、あなたほらほら、と言われ、Oさんのお顔が見えていて、妻とともにクリスマスプレゼントを頂いた。
間もなくこられたSさんは歴々たるお茶人。話は昭和30年代の上越市の四方山に及び、楽しかった。
Sさんを見送って玄関に出ると、あら可愛い、と仰ったモミジの落ち葉。
本日のゴルフもそうだったが、やりましょうと言う人と仕事や遊びをするのはとても楽しいが、止めたがっている人とは非常にやりにくい。
良い思い出になりましたね、とK氏。
そのとおりである。このくらいやらないと思い出にはならない。
あちらこちらで「また来年」の挨拶。仕事と美術館とゴルフが出来るよう頑張りたい。
今年のSPレコードを聴く会が終わった。
昨年の樹下美術館は催事が多く、小規模な私たちにはかなり大変だった。そこで来年は簡単にしよう、と考えていたところ、年が明けるとコロナが始まりことさら静かな年として経過した。
7月以後、月1回のささやかな茶会は何とか無事終了できた。後は本日の年末SPレコードを聴く会だけ。
例年レコードをお持ち頂くSさんのお蔭で、それも本日無事に終えた。しかもベートーヴェン生誕250周年にちなんでオールベートーヴェンが試みられ、胸打つ会だった。
入場無料で30席予定の会は25名ほどの参加で始まり、コロナを考えればほっとする状況だった。
ベートーヴェンや曲のエピソードなど、Sさんの興味深い解説で進む。
プログラム。
軽快・重厚、知的・情熱的、、、心打つ巨匠たちの丁寧な演奏。
昭和20年代、父の居間からしばしばベートーヴェンのSPが聞こえた。上掲写真の左二つの壺はそのころに父が求め、ずっと居間にあった。今夕6,70年振りに父がよく聴いていたクロイツェルが掛かると、一瞬壺たちが耳を傾けているように感じた。
雨模様の寒い午後、お越し頂いた皆様、誠に有り難うございました。
またはるばる遠くからこの日のためにいらした方。ここは良い所と仰って頂き有り難うございました。
穏やかだった日 裏のテーブル席 ベートーヴェンのピアノソナタ「悲愴」。
薄曇りの本日日中は暖かく、ほとんど風も吹かず、上越市大潟の最高気温は13,2度だった。
極めて雪が少なかった昨冬の今ごろも好天だったと、書かれている。
いつものように昼は美術館に寄った。
カフェ前のモミジの落ち葉は、一昨日掲載したのと同じように散らばっていた。まだ少し葉が残っているので、風が強く吹かなければ明日もきれいに見えるもしれない。
良い具合に芝生が落ち葉を受けるので、この木はとても恵まれている。
裏の丸テーブルで、女性が一人、一時間ほどお茶されたと聞いた。
私も真似て、本日はここで昼食。
紅茶とサラダを頼み、持参したヨーグルトを食べた。
午後の在宅回りは三件。帰路は無風の中谷内池。
明日午後3時から陶芸ホールでSPレコードを聞く会。今年はベートーヴェン生誕250周年記念に当たっているので全てベートーヴェンを掛ける予定です。
ピアノソナタ「悲愴」の解説。
平野昭氏と仲道郁代さんによる演奏と解説。
自らの運命的な苦難と取り組み、人々のためにあろうとしたベートーヴェン。歴史的なコロナの年がベートーヴェンのメモリアル年だったことは深い意味があるかもしれません。
大変申し分けありませんが、予定の30席は本日満席になりました。今後また楽しい企画をしたいと思いますので、どうか宜しくお願い致します。
家で昼食 モミジの落葉。
日中風強からず、お天気に恵まれた本日水曜日は美術館の休館日。
いつもならヨーグルトを一つ持参して美術館へ行き、サラダと紅茶をもらって昼食としている。本日は休みなので、家で妻の用意したものを食べた。
小さなパン一切れに頂きもののルッコラとハム、チーズが乗り、サラダと珈琲で済ました。
午後から施設を一回りして美術館のモミジの落ち葉にカメラを向けた。
毎年一度、年末のモミジの絵画。今年は弱い北風のせいで芝生全体にきれいに描けた。明日は雨降りらしい。モミジはどのようになるだろう。
机上の白紙メモを取り替えた 小さな幸せと希望 背を伸ばして。
昨年8月半ばから始めた机上の白紙メモ。このたび4枚目を終了し本日新たにタートした。昨年8月から始めて16ヶ月近く経った。およそ4ヶ月で一枚終わったことになる。
後々のために用いるのではなく、その場その時に必要な文字や数字をメモするだけ。物忘れが進むので必要なものになってしまった。
それが昨日以下のように一杯になり
近寄ったところ。一部ボールペン書きの上をマーカーで書いた。
使えそうな英単語はノートに写す。
今夜以下のように5枚目として取り替えました。
たぶん右下から書き始め、
次第に向こうは手が届きにくくなり、途中で上下反対にします。
4ヶ月経ってメモが終わるとすると、3~4月ころに取り替える。そのころコロナは、オリンピックは、アメリカは、アジアは、医療や学校は、経済はどうなっているでしょう。一つだけ、オリンピックは中止と予想していますが、ほかは全く想像できません。
いずれにしても国は一般のために賢くお金を使ってと、切に願うばかりです。
しばらくは小さな希望の積み重ね。
その中で背すじだけは伸ばして行かなければ、と思っているところです。
在宅今昔 手作りリースと冬の野菜。
今日の在宅回りは一件だけ。
その昔、25~30年くらい前までは1日回7,8件の在宅は普通で、週末に深夜なども含め急用の往診が時に10数回もある日があった。
肺炎や看取りの方が同時に3,4人いるとそのようになり、若かったので勇んで出かけていた。
その後施設が沢山出来、病院や地域の夜間休日の態勢が順次整った。本日のように一件と聞くと、有り難いと感じる。
本日90才なかばのお年寄りの家へ寄った。
庭の植物で作ったリースがそっと壁に掛かっていた。
斑入りアオキ、マンリョウ、スギ、カラスウリでこしらえてある。
お宅では、様々に身体の問題を抱えるお年寄りを長年ご自宅でみて来られた。食事はベッドとばかり思っていたが、その都度食堂へ連れて出られると聞き、とても驚いた。
帰りにギンナン、ルッコラ、柚子、瑞々しい季節の野菜を頂いた。
少し早めですが1960年代のアンディ・ウイリアムスの「ホワイト・クリスマス」です。
これくらいの雪なら本当に綺麗ですね。
どうにか穏やかだった本日、明日は雨模様ということ。段々と気ぜわしくなります。
カプセルが回収された 空力加熱と発光。
本日2::30少し前、ハヤブサ2から切り離されたカプセルがオーストラリアの砂漠地帯で無事に回収された。
火球の光は、毎秒12㎞の超高速物体の前面と大気との間に生じる圧力による空力加熱という現象による発光だという。部分的に1万度にもなるが摩擦によって全体が燃えているのではないらしい。
耐熱プラスチックや炭素層の設えによって防護された内部は50℃レベルで守られているという。回収されたカプセルの外観も一見とてもきれいに見えた。
猛烈な物理的ストレスがかかる大気圏突入中の姿勢が、一定に制御されているのにも驚かされる。カプセルはゆっくり回転が加えられているというが、不思議だ。本体からの切り離し角度やタイミングなど、何から何まで綿密な計算通りに遂行されている。
様々な試行錯誤があったはずだが、責任者が1000パーセントの成功と言うのだから凄い。
原初の地球の姿をとどめるといわれる小惑星から持ち帰られた試料。まず地球と生命の生成にどのような情報をもたらすのか、興味深い。
本日12月6日、深夜の火球映像とカプセル帰還。
こんなことがあると夜更かししてテレビを見てしまう。
そして見た。
カプセル無事着陸に拍手が起こる
相模原市のJAXA宇宙科学研究所管制室。
(日テレのネット中継映像から)
6年をかけてミッションを遂行したはやぶさ2は、地球に向けてカプセルを切り離すと、次のミッションに向けて再び宇宙へと旅立っていった。11年後、最終的に1998KY28という微少惑星に到達し探査を行うという。
私は茫としてそのような文言に接するだけだが、実際に運営する現場の人達は超広大な宇宙空間で超微細な操作によって超高速の探査機をコントロールする。まったく、信じられない世界があるものだ。
このたび持ち帰られた貴重な試料や、今後やぶさ2が知らせる事実は、地球の生成はおろか、その先の運命の研究にまで資される。
大偉業を成功させた宇宙科学のリーダーたちは、一見しておじさんたちだった。コロナで暗黒化した世界に何と輝かしい光を灯したことだろう。それがおじさんたちのリードというところに、科学における脈々たる昭和の力を感じたが、おじいさん世代としては嬉しいことだった。
この先平成、令和生まれのもっとすごい力が発揮されることを期待している。相模原の応援ホールで興奮していた子供達がとても印象的だった。
夜が明けて、カプセル回収の映像が見られることを楽しみにベッドに戻りたい。
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