おっぱい雲(乳房雲) 台風4号前の奇怪な空。 

2012年6月19日(火曜日)

夕刻まじか(午後3時45分頃から気がついた)からとても変わった雲が出ていた。東南の空低く流れた雲は柔らかな大小の房を連ね、思わずおっぱいと呼んでしまった。

 

1/乳房雲
乳房(にゅうぼう)雲と呼ぶらしい。乱れた大気の底(乱層雲などの)で部分的に冷えた所が沈んでこのようになるという。雨はなかった。

 

2/腸のガスのような雲
同じ空の真上を東に流れる雲。ガスが充満したお腹のレントゲン写真のようだ。

 

3/奇怪な雲
上記の部分がまもなくこのように変化した。脊柱のレントゲン写真か、節足動物の化石を思わせる雲。

 

普段あれほど爽やかだった青空と雲。しかし夕刻にかけて物語的な様相に一変した。いずれも全体は異様な感じで暗く、こんなに変わった雲は初めてだ。巨大な怪奇的芸術を見せてもらった感じだった。(いずれも仕事場の庭からでした)。

 

雨降りコムクドリ
今昼、雨降りの枝で毛繕いするコムクドリのメス。

 

雨のせいかコムクドリの出入りは少なく思われました。しかしオスメスとも寄ったのは昨日のウロBでした。具体的にどのような時期に相当しているのだろうか。

 

上陸した台風の脚が速いのも気になります。どうか甚大な被害をもたらさないで。

 

追加です:見た空があまりにネガ的でしたので三番目の写真をいたずらしてみました。色を白黒反転させ、色相、彩度、明度を少しずつ上げてみますと、普通の青空が現れました。本日の空が如何に見慣れたものとは反対の暗いものだったかが、分かる気がしました。

 

雲の修飾IMG_9880
全体の色を反転させましたので、樹は白くなっています。

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