2013年10月22日

天使の一才児 最後に再び。

2013年10月22日(火曜日)

保育園で、70名ほどの秋の健診がありました。今年は心配が必要な肥満はゼロ。素晴らしかったです。
また5,6人の園児に心臓の軽い雑音がありました。まず無害と考えられますが、一応マークを付けてもらいました。

さて気象にゆさぶられるように老若とも風邪が多くみられます。鼻水、喉の痛みはおよそ必須で、時に38℃前後に発熱します。痰がらみの咳こみは気管支レベルの炎症で、長引く人は肺炎への進行が懸念されますので是非受診してください。

そうこうしている間にインフルエンザワクチンの接種がはじまりました。特別な流行にならないことが願われます。

034

さて本日の健診はゼロ才~五才児まででした。みな可愛かったのですが、なかでも一才児の可愛さは特別でした。このことはその昔我が子にも感じましたし、普段皆様のお子様にも見受けられることと思っています。

柔和な表情、くったくの無さ、優しい笑顔、危なっかしい動作、、、。人ばかりでなく、子猫、子犬、小鳥など、生き物のある短い時期に、天使を感じるのは私だけでしょうか。ひたすら愛情を集めてやまない存在です。

それを過ぎると強い抵抗や攻撃性が等しく混じるようになります。どちらかと言うと悪魔的側面ですね。しかしそれはそれで独立と防衛、そして全能感(KINGの素養)の形成などにかかわる成長過程にちがいありません。強い押さえつけは豊かな人格形成の妨げが危惧され、広めの視野が必要ですね。

悪い子はぎゅっと抱いてやること(あるいはそれを伝える表現)がとても大切だろうと思われます。

一歳児はまことの天使。
もう一つ、人生の終末のある時期、患者さんや老人が天使のようになることも少なくありません。

2013年10月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

▲ このページのTOPへ