空・海・気象

やっと晴天 修理されたセーター 昨夜の流星。

2012年12月14日(金曜日)

去る12月9日、突然の早い雪で始まった今年の冬。恨めしい空が本日は風もなく一日中晴れた。

 

昼の長峰池昼の上越市は吉川区長峰池にモチを伸ばしたような雲。

 

その晴の日、大事なセーターが修理を終えて帰ってきた。15年前、イタリアへ行った人からたまたま妻が買ってきた品だ。

 

様々な色の糸で織られているのに、落ち着いている。気に入って着ているうち、肘が透けて見えるようになりついにこの秋、穴が空いた。さよならは辛い。

 

肘当てをしたらどう、突然妻が言った。肘当ては、初めからスタイルとしてジャンバーやジャケットなどで見慣れている。しかしもともとは修理として用いられたはず。

 

なるほど、妻は髙田の洋品店からそれ用の革を二枚買ってきた。自分で試みたがうまくいかなかったようで、専門家に依頼した。それが本日まこと見事に出来上がった。

 

肘当てのセーター
肘当てが施されたセーター。

 このようなことは他に代え難く嬉しい。
こんな品は日本に無い、と修理した方が仰ったそうな。

 

さて昨夜午前0時過ぎ、庭に出ると流星が見えた。文字通り氷るように澄んだ夜空に10数分間で4つ。寒さで家に入り暖まって再び出るとまた4つ。
東を中心に様々な高さでスー、と光っては消える。願い事など浮かぶ暇もないが、星たちが小声で「さよなら」と言っている気がした。

 

背後の枯れ木に満天の星。ちょうどオリオンが天頂近く差しかかり冬の大三角が歴然と輝いている。様々な星で枯れ木が静かなクリスマスイルミネーションと化していた。

 

高校生だったかある深夜、我が家の三階から出て大屋根に寝そべり飽かず流星を見た。昨夜雪がなければ毛布を被り、寝そべることもできたのに。

強風の一日。

2012年12月6日(木曜日)

本日朝、激しい風の音で目を覚ました。秋冬の季節風の中でも何回か特別酷い強風に見舞われることがある。

 

当地のニュースサイト上越タウンジャーナルによれば、上越市高田で最大瞬間風速27・6メートルを記録したと伝えている。送電、交通、家屋、などさまざまな被害が出ている。どーどーと音を立てて揺さぶられた我が家が無事で、胸を撫で下ろした。 

 

夕雲
夕刻、ほんのいっとき、空のおよそ南半分が晴れた。
これだけ風が強いのに、何故この雲は綿のような形状を保てるのだろう?

 

本日木曜日午後は休診。つかの間の晴れ間をみて、庭の斜面にレンガなどを並べて土留めを施した。根雪の前に出来ればもう少し試みたい。

もがり笛の季節に。

2012年12月5日(水曜日)

たまに晴れ間が覗いたが当地らしい強風の一日。冬の海岸は厳しいが静謐な感じも受ける。

 

もがリ笛今日の海岸。

 

夜間にある方の看取りをした。他所から戻られて10年振り、お名前だけはすぐに思い出した。帰宅後、時間が経つにつれ昔のお顔を鮮明に思い出した。日焼けした顔をほころばせていたあのおばあさんは、100才近くになっていた。ご家族の純粋な情に胸打たれた。

上越市大潟区の初雪の日  アルビレックスが勝ってリーダー論。

2012年12月1日(土曜日)

ご近所の屋根

 ご近所の屋根の雪。

 

本日午後、上越市大潟区でたぶん初雪であろう降雪があった。一時かなり激しく降りその後止んでいる。冬将軍が名刺を置いて行ったような降り方だった。

 

午後、新潟アルビレックスの最終試合を前半2点を先取したところでテレビを離れた。同じく行われている上位の神戸そしてG大阪の結果でJ1残留の可否が決まる。

 

後で知った結果は新潟が後半2点追加し4-1で大勝していた。神戸とG大阪がともに勝たなかったので紙一重で残留が決まった。
決して恵まれているとは言いがたい新潟アルビレックスが神戸と大阪にまさる。チームの努力と幸運の結果に心からお目出度うと言いたい。

 

それにしても前試合の抗議にペナルティが科せられ、本日ベンチ入り出来なかった柳下監督のコメントが興味深かった。“監督がベンチにいないと、こんないいプレーをするのか”と話したらしい。

 

現場に出るよりも、「人を育てること」、「戦略を立てること」の二つがリーダーのエッセンスなのか。希な出来事だったかもかもしれないが、少々考えさせられた。

優しくも強い性、女性。

2012年11月27日(火曜日)

強い季節風が吹き荒れた一日。どこにいてもどーどーと海鳴りが聞こえていた。

 

そんなに日、意外にも女性の滋賀県知事が新しい政党を作った。震災以後、優しくも強い性を有する女性政治家が望まれるのでは、と思っていた。

 

荒海本日の荒海に青空。

 

カモメスリムなカモメは強風の風上へ、大きな曲線を描きながら向かっていく。

 

女性らしい有能な人であれば、あらがうばかりの男達に代わって平和のために女神の如く存在出来るかもしれない。

白鳥はコブハクチョウだった。

2012年11月22日(木曜日)

木曜日は午後からの休診日。昨日一羽で佇んでいた白鳥が気になっていたので見に行った。昨年2月、病んだオオハクチョウを保護していただいたのもすぐ近くだった。

 

昨日はじっとしていたが、今日は刈り田に入って僅かの穂を食べていた。穂は空なのに一生懸命嘴でしごくようにして食べる。あるいは水際に来て草の根をついばんだ。この程度のもので満たされるのだろうか。

 

白鳥1

 

 白鳥2
近づいいてよく見るとコブハクチョウだった。

 

近寄っても飛び立たず、小さな声でフーと啼いて威嚇した。そばに寄るととても大きく感じる。哀しげにも、悠然としているようにも見える。もしかして病んでいないのかもしれない。

 

毛繕い
毛繕いをする。

 

ちなみにコブハクチョウは公園などの観賞用としてその昔ヨーロッパから移入されたものだという。野生化して地域に定着したり、大きな群を作らず優美で、人に慣れているものが多く、時には餌をねだったり、時に威嚇攻撃することもあるらしい。

 

今年8月に近くの大潟大潟水と森公園で一羽のコブハクチョウを見たが、この個体はそれなのか。

 

潟町の駅
夕暮れの信越線潟町駅。小さな池に面している駅は水に映ってきれいだ。

本日の事 ピクルス 空 白鳥。

2012年11月21日(水曜日)

インフルエンザワクチンの接種が最後の山場にさしかかり、いつもの倍くらい忙しい。スタッフが頑張ってくれて助かる。

 

小学校で移行学級の健診があった。目立った肥満が見られず、健康意識が向上しているように感じた。 

 

ピクルス
妻が作ったピクルス。

 

午後の空
健診が終わる頃、雲が分かれてきて。

 

夕刻の空
夕刻の在宅回りは晴れてきた。

 明日は好天らしい。

 

1羽の白鳥
途中の田に白鳥が1羽、動く気配がなく少々心配だった。

 

本日も柿を頂いた。

昨日の雲今日の雲 催事の予約状況。

2012年10月31日(水曜日)

ここへ来てお天気が、雲がめまぐるし変わる。明日から11月、木枯らしが本格化する。樹木を好むのはいいが、宅地では落ち葉の始末が少々悩ましい。

  

昨日の雲昨日、在宅回りの途中、表に出たらいくつもの塔状の雲がどんどん近づいて来た。雲は目玉が飛び出たオバケのようでもあり、間もなく雨を伴った激しい風が吹き木の葉が舞った。気象の不安定さを感じさせる動きのある雲だった。

 

遠くに虹の色本日は昨日よりもお天気は安定した。午後4時前の海で北東(佐渡の北より)に虹色に染まる部分が見られた。荒れる季節でも虹が出れば希望がよぎる。

 

●●初めての試み・作品鑑賞会(館長の説明会)は、いずれの火曜日もお申込みがありました。しかしまだどの日も余裕があります。本日長岡市からのお二人は鑑賞会もお申し込み頂き、嬉しく思っています。

 

●●音楽会はお陰様であと5席ほどとなりました。

 作品鑑賞会

秋の音楽会のお知らせ

 

私の車。

2012年10月13日(土曜日)

海辺の車今夕、直前まで雲は良かったのに、どういうわけか、さほど芳しい夕空にならなかった。

せっかくだから海辺で車の記念撮影をした。

 

愛車(のつもり)2000ccトヨタ・プログレは平成17年12月に購入。「小さな3ナンバー」の概念を体現する当車は、在宅回りや往診で細かい所へ入って行き、4駆なので冬も強い。

10万キロを越えた現在でも大変静かに走り、代行の運転手さんによく褒められる。

車にさほど執着が無かったので、それまで日本車の5ナンバーばかりだった。ただ一度乗った外車は卒業後、1960年代後半に買ったフォルクスワーゲンだった。

当然中古のポンコツで、何度も故障した。ある時、大通りで「クラッチのバネが切れる」という目に遭った。

信号待ちからの発車でクラッチを踏むとスコンと言ったきり全く動かなくなった。どうしょうもない故障だ。ドアを開けて、ハンドルを操りながらソロリソロリと押した。JAFに初めて入ったのは多分その時。

バタバタ、バタバタと走る空冷車。緊張のデートでよみうりランドへ行った時など、なにより無事な帰還を祝った。

プログレは既に廃盤となっているが、15万キロ以上は何とか乗っていたい。

雨空の茜 横浜からリピートして頂いた。

2012年10月7日(日曜日)

 雨模様の一日。夕刻の雨雲が変化を見せ、最後は水平線上に細い茜を見せて暮れた。

 

暮れゆく空
古いディズニー映画のコーラスが聞こえそうな夕暮れ。

 

水平の茜
雲と空と海、そして直江津の防波堤灯台。グレイと赤はお洒落で、アンドレ・ブラジリエの風景画を思わせる光景だった。明日からしばらく晴れるらしい。

 

さて先日横浜からお見えのご夫婦が、奥様のお姉様を誘って、本日三人で再び来館された。どうしてもここへ連れてきたかったという。素敵な姉妹だったと、スタッフから聞いた。憧れの横浜からのリピート、いつか見た夢のようです。

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