巻雲 高い空で氷晶の童(わらべ)が走り回る。

2013年10月18日(金曜日)

雲、月。冬を前に秋の空は澄んで美しい。今日は様々な形の巻雲(けんうん)が見られた。5000~10000メートルの高度で最も高い雲、巻雲。空域の気温はおよそ-25℃で、微小な氷の結晶(氷晶)で出来ているらしい。

高高度のため湿度が低く、かつ気流が早いので厚くならずスジ状になるという。

巻雲本日午後の巻雲。

 

氷晶上掲の雲の真ん中にこんな形があった。「上空を走り回る氷晶の子ども」みたいだ。

冬、彼らは下界へ降りてきて雪になる。いずれこの元気な童も白魔などと言われ、私たちをさいなむのだろうか。

今日の月も素晴らしかった。

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