花鳥・庭・生き物
窓辺、窓外の鳥 雀は減っているようだ。
風雨の土曜日、寒くてうっとうしい日であるが、窓辺や窓外に鳥がいると心和む。
例年のように窓辺に浅い板箱を並べ、パン粉を撒いたところ雀が来ている。
薄いカーテン越しだとそっと近づけば逃げない。
この二羽は軒下に定住しているつがいのようだ。
ところで野や畑で見る雀の集団が年々小さくなって行く。今年など見かける群はパラパラと数が少ない。
中学生のころ庭木が真っ黒になるほど沢山来た。
鳥たちにとってこれから春まで最も餌が少なくなる時期であろう。
特に雀には沢山来て食べて貰いたい。
近くの枝にヒヨドリがいる。餌の順番をまっているのか、毛繕いする鳥の仕草はみな可愛い。
明日は日曜日、晴れないかなあ。
大晦日の白鳥とはくたか Anniversaly Song 上越地域医療センター病院の貴重。
いよいよ2014年は最後の一日となった。
やはり感慨を禁じ得ない。
あと二カk月半の走行、くびき駅を出た頸城平野で最後の大晦日を下る本日のほくほく線特急「はくたか」
白鳥がはくたかを見ている。
トム・ジョーンズの「アニヴァーサリー・ソング」
幸い予報されるほどの悪天候を免れほっとさせられる。
本日午後頸城野(くびきの)の白鳥は美しく、最後の大晦日を走る「はくたか」も見ることが出来た。
夕刻は高熱と脱水に苦しむ高田の方を上越地域医療センター病院で引き受けて頂き感謝に堪えない。
当病院は極めて有用性が高いものの、建物の老朽は否めない。
新築に向けて一歩を踏み出すという市長の言及は極めて貴重であろう。
さて世間で大晦日も人は頑張っている。
来る年は、人の努力と平和に水を差したり不安を煽るような政治だけはどうか避けてもらいたい。
マガンとヒシクイ(オオヒシクイ)の群。
雪は降らないが、好天とは言えない数日、絶え間なくお客様に来て頂いて感謝に堪えません。
繰り返してお寄り下さった方もいらっしゃいました。
本日大潟区潟田のマガンとヒシクイの群。
お食事中ごめんなさい、私が車を止めましたのでみな首を伸ばして警戒しています。
マガンとヒシクイは良く似ていて、曇り日などは遠目に区別が付きにくいのですが、違いがあります。
上掲の写真をトリミングしました。矢印の二羽がマガンで向こうはヒシクイ(たぶんオオヒシクイ)です。
詳細な写真ではありませんが違いがお分かりでしょうか。くちばしの色、胸~腹の模様などに違いがあります。
さらにヒシクイまたオオヒシクイはマガンより大きいのです。
いつか珍しい雁に出会いたいと思っています。
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ところで身内の高齢者の容態が良くなく、一時期ブログをお休みさせていただくようになるかもしれません。
樹下美術館は明日が今期の最終日です、皆様には心から感謝いたしています。
佐渡島がよく見えた曇天の柿崎海岸 陶片など&ハマヒヨドリ。
悪天候は外れてほしい冬の天気予報。
本日、雨/雪の予報だったが、午後10度近くあった暖かな曇天、夕刻は小雨だった。
よくそうするように土曜日午後なので柿崎海岸を歩いた。
水平線に佐渡島がよく見える。
右側の雪を抱く山は金北山であろうく(ズーム&トリミング)。
柿崎ー金北山は100キロほどあるようです。
落ちていた瀬戸物のかけら。桜と思われる意匠が晴れ晴れとしている。
小碗の底に「大明成化年製」の文字(大の字がおかしいのです)。
本物なら明時代だが、当然伊万里のかけら。
色形がきれいなシーグラス。チョーカーにしてみます。
(およそ実物大です)
本日ご来館のお客様、賑やかにして頂き有り難うございました。
ああ除雪して良かった。
爆弾低気圧の強風が残ったみぞれ模様の一日でした。
さて樹下美術館は40度くの字に曲がって作られています。
カフェは丁度くの字の真ん中にあり、屋根の雪が集中して落ちることになります。
少なめの降雪でも大きな屋根から落下した雪は窓をふさぎます。
カフェ正面に積み上がった落雪。そう多くない降雪でもここは大雪です。
例年ならばこんなになるのは休館中の1~2月ですが、今年は除雪が必要になりました。
妻が当番のこの日、午後休診日の私がスノーダンプを使いました。
落下した雪はとても固くて大変です。
およそ一時間半、正面の窓から向こうが見えるようになりました。
番茶で一服して裏手に出ると、田んぼにマガンの大きな群がいました。
帰り際、名簿の整理をしていた妻に「誰か来てくれないかなあ」と思わず漏らしました。
家に帰ると間もなく、あるメーカーの方達が5人で来てミーティングをしていると電話がありました。
本日はこの5人の方だけ、ああしかし何と有り難いのでしょう。
そして閉館の頃、
〝館長のブログを見ている、ぜひ明日訪ねたいが雪はどうですか〟と電話があったそうです。
新潟市の女性ということでした。
何と有り難いのでしょうの2回目です。
120キロの雪道、明日は荒れませんように、呉々も気を付けてお越しください。
ああ除雪して良かった。
おまけの写真です。夕暮れ時カフェから見る庭に裸婦が浮かびました。
カフェの背後にある照明された絵画展示ホールの絵が、狭いスペースの間からガラスに写るのです。
倉石隆の「夏の午後」ですが位置を変えると「更紗(さらさ)」が写って見えます。
昨年11月、同じように窓に写った「秋」を掲載しました。
消えかかる雪 柿崎海岸の千鳥。
時に陽が射し、時にしぐれた一日。
樹下美術館周辺の雪は少しずつ消え始めました。
晴れ間を見て昼休みに柿崎海岸を少し歩き、千鳥と出会いました。
通常、千鳥格子のように群が多いのですが本日は二羽だけ.。
出会って久し振りに母を思い出しました。
千鳥→浜千鳥の歌→母、という流れが決まっているのです。
千鳥は素早く歩きそして飛びますが、本日は可愛くカメラに収まってくれました。
本日お見えのお客様、大変有り難うござました。
風が残った日。
日中、昨日吹き残した風が止まなかった。
本日は概ね空の半分ほど青空が見えたが、雲は忙しそうだった。
3軒の在宅回りの水田地帯、いつしか沢山の雁類が来ている。
元気な冬鳥を見ていると「寒い」と言うのに気が引ける。
雲間からいたずらんぼのような月が覗いていた。
6日が満月らしい。晴れてくれないかな。
夕刻ようやく風の音が止んだ。
鳥にも好かれる樹下美術館。
先日二日続けて掲載しましたカフェ右側のモミジがほぼ落葉し終わりました。
男性スタッフによる庭木の雪囲いが終わり、残っていたこのモミジは特別に支柱を立て枝を釣るいわゆる雪づりで冬に備えることにしたそうです。
雪づりは格好よく風情もありますのでご欄になってください。
ところでこの樹のすぐ近くのモミジにも巣がありました。
いずれも建物に近く、しかもそう高くない場所で、かなり人通りもありますので驚きました。
私たちが行ったり来たりしていた頭上で鳥が巣を作り、産卵しヒナをかえしていたのですね。
それはどんな鳥だったのでしょう?
樹下美術館では毎年カフェの左上の軒下に雀が、庭の奥の巣箱にシジュウカラが営巣します。
当館が鳥たちにも気に入られていること、とても嬉しく思います。
枯れ芝を染めていくモミジ。
吹かれて散り、晴れても落ちた木の葉。
大方裸木となった庭で、カフェの右手で燃えていたモミジが散り始めた。
毎日掃いてきれいになった枯れ芝を最後のモミジが染めていく。
「しばらくそっとしておいて」と本日スタッフに言いました。
エラ・フィッツジェラルドの「木の葉の子守歌」
本日ご来館の皆様、大変有り難うございました。
本日で長かった旧歴9月が終わる 晩秋の田を被う蜘蛛の糸。
旧歴の話で恐縮ですが、本日11月21日が閏(うるう)九月の末日、長い秋がようやく終わります。
九月がふた月続き、十三夜の名月が二度あった閏9月は1843年以来171年ぶりということでした。
次にこの年が来るのは95年後の2109年だそうで、奇妙な時間感覚に包まれます。
このことで言いますと、以前上京日記で書きました小生の高祖父・玄作(1818-1874年)は25才の時に閏9月を経験したと考えられます。
「ああようやく9月が終わる、長かったなー」などと言ったかもしれません。
その後の閏九月は171年経った今年で、偶々不肖小生が迎えました。
玄作爺さんが〝どんな人間が次の閏9月を迎えるのだろう〟と考えたとしますと、私などで良かったのか心配です。
では私の子孫のどんな子が95年後次の閏九月を迎えるのでしょう。
少なくとも2~3代先までかかるかもしれません。
はたしてそれまで私の子孫と名乗る者が繋がっているかどうか。
その前に日本が無事立国しているかが問題、などということだけは無しにして頂きたいのです。
さて以下は昨日の当館のモミジです(まだ紅葉が目立つ木を残して雪囲いが始まりました)。
今年の当館の紅葉は例年よりもきれいだったようです。
ところで昨日頸城区で白鳥を見た田んぼは、一面細かい蜘蛛の糸のようなもので覆われていました。
このような景観を初めて見たのですが、やはり糸は蜘蛛のものらしいのです。
ある蜘蛛は晩秋の小春日和や春先の良い日に、空中に糸を飛ばす生活史があるそうです。
飛ばした糸が風に乗ると自らもそれと一緒に運ばれ、遠くで新たな生活をするということのようのです。
目にした糸はこのことと関係があるように思われました。
風が弱いためく舞い上がらずに田んぼを被っているのかもしれません。
農家の方や昆虫に詳しい人にもう少し聞いてみたいところです。
本日の田んぼと蜘蛛の糸。
ひこばえがあり、水がひたっている一部の田んぼで見られるようでした。
この糸は弱くて、産卵する赤とんぼが触れも平気でした。
晩秋の風物詩とし、糸がが飛ぶのを「雪迎え」と言う地方がある模様です。
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