樹下だより
同窓会から取材
私の高校の母校は新潟県立高田高等学校です。今日午後、年一回発行の同窓会機関誌「高高 校友会報」の取材を受けました。全8ページの最後に「校友を訪ねて」という記事があって次号の対象は小生ということでした。午後、編集を担当される事務局のお二人の先生とお一人の同級生の訪問を受けました。
現在、冬期休館中ですが、お茶を飲みながらお話させていただきました。ああ、こんな聞き上手な先生に習っている生徒たちは幸せだ、と思いました。同級のYさん、お会い出来てとても嬉しかったです。 同窓っていいですね。
明日は追い込み中の植物画を掲載したいと思います(恥ずかしい)。
わずかの晴れ間に
賑わい
15日から始まった新潟市の「私のまちの美術館展」は賑わっているようです。週末の好天にも恵まれました。今日は4日目ですが、会場に置いた300枚近い当館のリーフレットは午前で無くなったということでした。期間はあと10日。至急追加することにしました。来年も、という声がすでに来館者さんから出て、企画は成功しているようです。
嬉しいことですが、隔年くらいがベストかな、と思いました。
植物画・ボタニカルアートのデンドロビュームは、前回の彩色から少し進みました。花が頑張ってくれますので助かります。大切なモデルが枯れないように、一日に数回温水を出して蒸気を当てています。お風呂場という手もありましたが、、、。
気に入っている冬の海は、大荒れが続いたせいで砂浜なのに潮だまりが出来ていました。写真の左手奥には「天地人」の春日山城趾があるはずです。今日の兼続はまた泣いていましたね
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かなり大変です | 邪道かな |
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潮だまり | |
初日
今日から新潟市で「私のまちの美術館展」が始まりました。夕刻、初日を見るために妻と県民会館へ向かいました。県内15施設から出展の会場には一種スリリングな雰囲気が漂っていました。
会場は3F。初めて見る作家や民族芸術に接することが出来、大変良い企画だと思いました。吹雪混じりの荒天。それでもかなり賑わったとスタッフから聞かされました。さすがに県都です。館内ロビーのインフォメーションコーナーも賑やかです。
樹下美術館のブースは晴々として、ある種求心力を発揮しているように見えました。陶齋三郎、倉石隆を展示できる幸せを感じました。当然ひいき目ですが、私たちが一番良かったとは、妻の感想です。
今回、大規模でなくとも個性的な美術館が多く参加されました。同様に小ぶりな当館には大きな励みでした。主催され、色々とお世話になった新潟県文化振興財団ならびに新潟日報社の方々に深く感謝申し上げます。
1月19(月),20日(火)は休館で、2月1日(日曜日)午後5時までです。
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熱心に観ていただいて | 有り難うございます。 |
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充実したインフォメーションコーナー | 会館入り口 |
大人組
昼の晴れ間が夕刻に一転、風雨がひどくなりました。そんな昼過ぎ、大阪から雑誌「大人組 kansai」の記者とカメラマンが取材に来られました。私たちには馴染みがありませんが、40代からの”大人”をターゲットにしたオール上質紙の情報誌ということです。関西を中心に月刊4万5千の部数を誇るとお聞きしていました。
次号(3月号)特集、「大人の一人旅」の取材で、初めて新潟県入りということ。メインは岩の原葡萄園で、当館はその立ち寄り先の設定です。サントリー系列である同葡萄園の名作ワイン「深雪花」のラベルを齋藤三郎が描いています。それで彼の作品を収蔵する当館を訪ねるというストーリーでした。
ところで、先月は新潟の「住まいnet」からカフェの特集で取材を受けました。続いてテレビ新潟の突撃取材。口コミ、たまたまなど、取材が増えているように感じられて喜んでいます。
一人旅、、、。これも美術館らしいイメージですね。このたびは久しぶりの関西弁と関西文化。既刊の写真がいずれも美しく、出来上がりが楽しみです。
大人組 kansaiの表紙
私のまちの美術館展・搬入
新潟県文化振興財団と新潟日報社の主催による「私のまちの美術館展」があさってから新潟県民会館で2月1日まで開催されます。作品の搬入日は今日、明日の二日。しばらく荒れ模様の天候予報です。明日はもっと荒れると困るので、私たちは今日搬入・展示作業をしました。
館内は広く、参加した15の美術館に1施設あたり約10メートルの壁面が与えられています。樹下美術館は早出のスタッフのお陰でスムースに絵画2点、陶芸5点を飾りました。ほとんどのブースはこれから作業のようでした。全館の準備完了で、会館スタッフが照明のセッティングをしてくれるそうです。
上越地域から私たちだけの参加で少し寂しい気がしました。まだ照明がなく平板な感じのブース。午後の診療がありますので、頑張れよと作品に声を掛け、急いで会場を後にしました。
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リーフレットもしっかり置いて | 作業中の他館スタッフ達 |
あけましてお目出度うございます
あけましておめでとうございます
ただ今、樹下美術館は冬期休館中です
今年の開館は3月1日(日曜日)からとなります
時代が厳しければこそ文化・芸術がより身近になる予感が致します
今年も何卒宜しくお願い申し上げます。
休館中ですが、何かにとブログは続けて参ります。
ホームページ[お声欄」に9月~12月分を掲載させて頂きました。
感謝と始まり
本日で無事今年の展示を終了しました。1、2月は冬期の休館に入らせて頂きます。開館から一年半、ご来館者はちょうど5000人を越えたということでした。ゆっくりと樹下美術館は歩んでいます。お越し頂いた皆様には心から御礼申し上げます。
今年最後のお客様を見送ってスタッフと簡単なお茶とミーティングをしました。
来年前半につきましては、
●1月15日(木)~2月1日(日)の新潟県民会館「私のまちの美術館展」へ参加。
●3月1日から開館。3月いっぱい「倉石隆特別展」を継続。
●4月~7月までの陶芸ホールは「陶齋の食器展」。
と決めました。
きっと春まであっという間でしょう。隣接の庭がクリスマスローズの頃にまたお待ち致します。今年はチューリップと百合を沢山植えました。
ところで午後、季節風の海を見に行きました。例の浜小屋も頑張っていました。よく見ると、苛烈な風を避けるように小屋の後ろに二本の松が。老いた小屋もまた若い命を見守る風情でした。ゴウゴウたる海鳴りの浜で、ひっそりと命の物語が始まったようです。
頑張れ小屋と松。松は今まで全く気づきませんでした。3,4年は経っているのでしょうか。実生だと思いますが厳しい場所です。そっと添え木をするか否か、、、。
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遠景 | 日当たりも考えた距離? |
荒天と美術
クリスマスの昨日25日は、午後から激しい雷と猛烈な風雨の荒天となりました。それでも14名のご来館があったということでした。美術は晴天ばかりではなく、厳しい日も観てお茶をする良い日頃、ということでしょうか。突撃して頂いた皆様の思いが伝わって心温まりました。栄養士さんのグループ、M先輩ご夫婦、そふぃーさん、高田のお仲間たち、美術館を暖めて頂き有り難うございました。
ブログでよく樹下美術館を紹介して頂いているそふぃーさんから展覧会「私の愛する一点展」というチラシを頂きました。会場は長野県東御市(とうみ市)の梅野記念絵画館です。一般に所有される絵画を一点ずつ持ち寄って飾るとてもユニークな展覧会で、今回は105点!ということです。1月22日(日)まで開かれています。
ところで長野県には多くの市町村に美術館があります。それぞれ維持の努力は大変だろうなと思います。でもこの時代ならばこそ上越地方にも、もう一つ二つ感じの良い美術館があれば、という気もします。
時代はますます厳しさを深めています。厳しいと言えば物が不足した戦後、芸術はより広く身近なものだったように振り返られます。今後、街なかの楽しげな施設が、自然に人を元気にさせるかもしれません。作ることも観ることにも、万人が有している「創作という力や楽しさ」が働くからではないでしょうか。
※どっと来た介護保険の書類を一生懸命書きましたので、書き込みが日をまたいでしまいました。
テレビ新潟のお二人
昼休みに美術館から、新潟のテレビ局が取材に見えている、と電話が入りました。行きますとテレビ新潟(TeNY)の若いクルーが二人、「ラーメンの旅」ののぼりを手に待っていました。突然、しかもここは美術館なのに、と最初は面食らいました。しかし看板番組の一つ夕方ワイド「新潟一番」のコーナーの突撃取材ということ。県内のラーメン店探しを手がかりに、地域を探訪する内容と聞いて、喜んでお受けしました。放映はこの先、1月21日午後3:55分からの番組内ということでした。
冬の雨の日、道に迷ったように来訪された諸橋アナウンサーとディレクターさん。とても自然で明るく好感がもてました。思いのほか作品や建物を熱心に観ていただいて有り難うございました。最後に私が近隣のラーメン屋さんを紹介して終了。今度は実況で樹下美術館を伝えてみたいと仰って頂きました。荒れ模様の日に楽しいハプニングでした。
若いお二人さんお疲れ様でした。花の時期にまたおいでください。
寒空をテレビクルーが暖める
上越代表で
来る1月15日(木)から新潟市で「私のまちの美術館展」が開かれます。県内各地の美術館から出展を募って開かれる画期的な展覧会です。
●期間 :2009年/1月15日(木)~2月1日(日) am9:30~pm5:00
●会場 :新潟県民会館(電話025-228-4481) 3階ギャラリーA・B
●主催 :新潟県文化振興財団、新潟日報社
昨年、新潟県文化振興財団から知らせがあり、私たちも喜んで応募することにしました。結果、県下で15の美術・博物館が出展に応じました。上越市からは樹下美術館だけでした。
当館の出展作品は齋藤三郎の陶芸「色絵椿紋皿」「辰砂蝋抜き草紋壺」「染め付け辛夷紋壺」「染め付け民家香合」ならびに倉石隆の油彩「更紗」と「黄昏のピエロ」です。
はからずも上越代表になりましたので一生懸命頑張ります。足下の悪い時期ですがご来場いただければ有り難く思います。
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展覧会チラシ・表 | チラシ・裏 |
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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- 仏像、社寺、二十三夜塔、庚申塔
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- 齋藤三郎(陶齋)
- 倉石隆
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- 加齢で不自由になる生活を「老化ゲーム」で。
- 昨日のオーケストラアンサンブル上越公演 ピアノとティンパニーのスリリングな即興演奏。
- 柿のカラス対策、お彼岸のオハギ、今日の食事。
- 遅くなりましたが上越市長の三田発言から「三田青磁」。
- 2025年、樹下美術館秋の催し三題
- 「小3の凄まじい体罰」をお読みいただいて。
- 上越市八千浦中学校の皆さま。
- 小3の凄まじい体罰 その3 終章。
- 小3の凄まじい体罰 その2。
- 小3の凄まじい体罰 その1。
- 小学校に上がるまでジャンケンを知らなかったAちゃん。
- 台風直後の上野駅から大潟町へタクシーに乗る その2。
- 今朝方の雷雨 その昔、台風直後の上野駅から大潟町へタクシーに乗る。
- 厳しい残暑のなか頸城野の稲刈り。
- ほくほく線のポストカードで。
- 気に入って頂いたほくほく線電車の写真。
- 今年初めての赤倉CC 仕事上の最年長になっている。
- 今年前半の「お声」から 刈り入れ前の田んぼの雀。
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