頸城野点景
雲の一日
母のケアや、若者、子供の来訪で忙しかったが、雲が楽しい一日だった。
たまたま撮った雲がサッカーの最中で、ゴール前のきわどい場面が写っていた。
鳥がアシストしたボールを馬がヘディング。
ワニのフォローも猛烈だ。
大男の雲キーパーはセーブできたのか?
海水浴日和 頑張る鵜の浜温泉
気温は30度を超えたが、からっと晴れた。今頃のこんな日は海水浴場が賑わう。
近くの鵜の浜海水浴場の駐車場には県外の車がずらりと並んでいた。温泉ホテルにも沢山車が入っていて地元民としては嬉しい。
潮風の浜辺は楽しい叫び声でいっぱいだった。
鵜の浜温泉は1956年の噴出ということ、帝国石油のガス試掘中の出来事だった。中学生だったらしい私は公開されたばかりの湯を見に行った。国道の海側の砂地に蛇口がしつらえられていた。湯がほとばしり出ていてわくわくした。
以来半世紀余、鵜の浜温泉の皆さんは本当に頑張っている。
糸魚川 ジオの静謐は大いなる魅力
昨日に続いて曇り空のまま気温も上がらない一日。涼しいうちに、ということで午後糸魚川へ行った。
目的地はフォッサマグナミュージアムと谷村美術館。フォッサマグナミュージアムは数回見ているが、世界ジオパーク認定後は初めて。谷村美術館も何度も訪ねていたが、数年前に閉鎖された。しかし幸運なことに再開されたと聞いて本当に嬉しかった。
最初に訪ねたのはフォッサマグナミュージアム。隕石からのスタートで、魅力的な化石、宝石、貴石、資源・地質資料、ナウマン博士の事、など興味尽きなかった。
![]() 展示スペースの全景 ![]() キラキラした巨大なアンモナイト ![]() 虹彩を放つ斜長岩(スペクトロライト) ![]() オパールの原石 ![]() ヒスイは涼しい ![]() |
![]() 重い鉄隕石、妻は片手で持てなかった ![]() くっきりした紋様は人気がある ![]() 小生の好きなラピスラズリ- ![]() 糸魚川一帯に分布する珊瑚化石 ![]() 直角化石も糸魚川産
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2009年8月22日、ユネスコが関係する世界ジオパークネットワーク(GGN)の会議で糸魚川は洞爺湖有珠山、島原半島とともに世界認定された。
地質学的な世界遺産ともいうべき認定は貴重だ。恥ずかしながら私も糸魚川・青海一帯が好きで30年来、思いついては訪ねた。清々した石灰岩の山々、おびただしい珊瑚化石の露頭、多様な石ころの浜辺は見て触れて格別だった。
今日訪ねてあらためて印象的な事柄に出会った。
●糸魚川ヒスイの発見に関する不可解な経緯、なかでも相馬御風氏の謎めいた関わり。
●フォッサマグナを提唱したナウマン博士と森鴎外のドイツに於ける日本論争。
●ショップで化石や鉱物標本の販売が中止された。世界認定以後、資源保護の意識表明。
●認定以後、お客さんの数が違う印象(以前は自分一人のことも多かった→今日はかなり賑やか!)。
時間が無くなり谷村美術館は今度にした。それにしても再開は嬉しい。ジオパーク、御風邸、などとともに新潟県の西地域が文化でひき締まる印象を受ける。
糸魚川は他の二カ所のジオパークより格段にスケールが大きいと思う。一帯の自然は可能性に満ちている。こじんまりと音頭や看板から始まるのは仕方ない。今後何十年かかってもいい、着実に世界認定に恥じない質で充実発展することを切に期待したい。
何億年のジオの静謐、大いなる魅力、嬉しいことに博物館は撮影OKだった。
今日の樹下美術館 上越地方の水田の貴重
久しぶりのゴルフに行き、53・53は私にすれば良い出来でした。帰って美術館に寄ると妻が笑顔で話しました、いつもに増してお客様がお見えになったと。
大勢といっても小さな樹下美術館は4百人ではありません。40人を少々越えたほどの方たちなのです。しかし4年目の常設館では破格かもしれません。いくつか嬉しいお声もお聞きしたということでした。
○美術館巡りは好きで色々出かけるが、大抵一回行けばもういいと思う。しかし樹下美術館はまた来たい気持ちになる。
○初めての知人・友人を誘うと必ず喜んでもらえる。
何と有り難い言葉でしょう。少しずつ長岡、新潟、新発田、糸魚川の各市の方が増える傾向を感じています。樹下美術館は作品鑑賞の場所だけでなく、“ほっとしてお過ごしいただく所”をイメージしています。どうかこれからも宜しくお願い申し上げます。
さて、三方を山々に囲まれた頸城平野の水田風景は、いま本当に素晴らしい眺めです。
あざとさの無い、広大な生気と手入れの良い風景は、上越地方の貴重な財産にちがいありません。このような清々しさは、都会が地方に求める大切な要素ではないでしょうか。
新井ー柿崎線に添う水田風景は、人々を魅了して止まないポテンシャルを有していると思っています。
四ツ屋浜の夕陽 コンビニ弁当 土底浜の小屋
また夕陽の海でお弁当を食べよう、という話をしていた。午後から雲がそれらしくなったので今日は行ってみることになった。
海の夕食は前回同様買ったお弁当。小生と美術館と三人の老親を抱える日頃、行事は一ときながら100%妻の骨休めだ。
車ですぐの四ツ屋浜の海沿いは高さがあって気持ちがいい。先日の夕暮れも何組かの人達が犬などを連れて三々五々海を眺めていた。
土底浜の小屋。近くに小さな船着き場、もう使われていない風に見えた。
向こうに直江津の火力発電所の灯りが見える。
しかしせっかくの日は、夕方に向かって雲が多くなり空は怪しくなった。それでも用事から帰った妻はしっかりお弁当を買ってきた。母の夕食を見終えて、夕焼けがきれいでなくても構わないということで出かけた。
陽は湿っぽい雲を少しばかり染め、最後に私たちを赤い目でじろりと睨んで沈んだ。開けた窓に潮騒と風が心地いい。私はオールフリーを飲み、妻はビールを一缶飲んだ。
食事を終えると、Uターンのためにかっての漁師さんの小屋まで下って行った。たぶんこの辺りは土底浜。絵みたいと妻、私には映画のように写った。
風景も食事もどことなく浮世離れの夕べ、400円もしないお弁当は900Kcalもあった。
お金も掛けず、しけた線香花火のような夕陽と、なにか絵か映画の様な風景を見て楽しい夕暮れピクニックだった。
草取りの夏
長雨から昨日の曇天、そして本日午後から晴天となった。妙高山はと見たが、今日もはるか雲に遮られて南葉山さえ見えなかった。これも長雨後の高い湿度のせいなのだろうか。
午後に見た大潟区の水田はいっそう青々として、農道のタチアオイとぴったり息があっていた。
田で草取りが行われていた。イネの列の隙間に沿って発動機の道具を押して進む。患者さんから聞いたばかりだが、草は抜き取らずに土にすき込んで行くという。昔は暑さの盛りに中腰となり鉄の熊手のようなもので掻いて、それは大変だったと。
手持ちの道具も今や珍しいかもしれない。大きな農業用の車で進む草取りもよくみる。車で入ってもイネを倒さないのはどうなっているのだろう。
夕刻、仕事が終わると美術館へ飛び、庭の草取りをした。見ぬ間に大挙して草が生えている。攻め込まれているようで、やや興奮しながら一時間少々取った。長袖シャツでヤブ蚊に備えたが、頭のてっぺんと耳たぶと額を刺された。
草取りなくして庭は成り立たない。それなりにやっていてものんびり庭を見ているヒマがない。明日の午前中、今度は私がと妻が言った。
上越市大潟区・中谷内池の杉林 臨時の開館で
昨日まで十分過ぎる雨が続きましたが、今日は降りそうで降りませんでした。しかし灰色の雲が一様に空を覆い、いつもは田んぼからよく見える妙高連山や南葉山、さらに春日山一帯の山々も見えませんでした。
今日の中谷内池(なかやちいけ)、池の向こうに高速道路が見える
ぼんやりとした風景のなかで上越市大潟区にある中谷内池の真っ直ぐな杉林は、くっきりとして印象的でした。若い林は道路端の一角にありまして、池も小さいのですが、普段からここを通るたびに一瞬清々した気持ちになります。
ところで毎週火曜日は樹下美術館の定休日です。今日はある婦人会の方たちが鵜の浜温泉の帰りに寄りたいということで、臨時に開けました。この方たちが出られると、こんどは定休日と知らなかったというお客様たちが入れ違いに見えて忙しい昼だったそうです。
絵葉書が30枚、オリジナルのシーグラスチョーカーが三個売れたそうです。本当に有り難うございました。
6月の庭の花盛り 潟町の夕焼け
上越地方は梅雨を免れていて一日晴れました。
樹下美術館隣接の庭にアスチルベ、キョウガノコ、カシワバアジサイ、キンシバイ、センノウやガンピ、何種類かのガクアジサイ、シモツケソウ、カワラナデシコ、ヤマボウシ、などやや和風の花が今や盛りと咲き誇っています。
花も葉も賑やかで、最近では通路に沿って伸びてきたトクサとイトススキが涼を演出しはじめました。
ヤマボウシが見えるアプローチ |
ところで、長野市の笠原林業造園さんが、話を聞かれたということで5月に当方を訪ねてくださっていました。その方はホームページで当庭のことを“理想の庭”と書いて下さり、大変驚き光栄に思いました。
今後も草取りに精を出したいと思います。
最近、樹下美術館は若い方たちもよくこられるようになりました。
多様な営みがあった大潟区潟町
上越市大潟区の家の前に旧国道が通っている。通りはかっての奥州街道であり、自分の小中時代(昭和30年ころ)までは商いと職人さんの家々が軒を連ねて賑やかだった。
振り返ればその一軒一軒が浮かぶ。通りの200メートルほどを思い出してみた。
魚屋さん、鍛冶屋さん、鉄工場、石屋さん、時計屋さん、お醤油屋さん、塗師さん、お茶屋さん、床屋さん、新聞屋さん、提灯屋さん、棒屋さん、豆腐屋さん、粉屋さん、下駄屋さん、割烹、お菓子屋さん、自転車屋さん、左官さん、大工さん、蚕の集積、畳屋さん、酒屋さん、桶屋さん、蒲団屋さんなどなどだ。
遊ぶだけの子どもの毎日にあって、通りの仕事場を見ることも遊びの一つだった。ちなみに鍛冶屋さんは鍬や鎌などをつくり、棒屋さんはその柄をこしらえた。
鍛冶屋さんのフイゴでおこされる紫の火、提灯屋さんのあざやかな竹ヒゴ作りと修理なども印象に残っている。下駄屋さんは近くの工場(こうば)で成型し、店でカラフルな鼻緒などとともに商われた。
トラック運送の普及前は、牛車が材木などを運んでいた。空の車が来ると後ろから飛び乗って遊んだ。牛車のわだちを作る店も鍛冶屋さんとは別にあった。
カンカン、トントン、トンテンカン、シャッシャッ、ゴロゴロ、カチカチボーン、様々な音も聞こえた。
その昔潟町は、宿場黒井と柿崎の間があまりに離れていたため、新たに中間に設けられた宿場だった。1660年、明暦時代の開駅だったそうで、昨年350年の節目の行事があった。
仕事場を見るのは面白かったが、あまり近づくと大抵うるさがられた。しかし多様な営みがあった町で育ったのは貴重なことだった、と思っている。
往時から50年以上は経ったが、いくつかの店や仕事は続けられている。本当に立派なことだ。
- 仏像、社寺、二十三夜塔、庚申塔
- 樹下だより
- 齋藤三郎(陶齋)
- 倉石隆
- 小山作之助・夏は来ぬ
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- ハクガンが戻った 標識首輪の個体。
- 「つどいの郷」嘱託おさめの日。
- 春近く、鳥たちが反応している。
- 雪大根を頂いて 豪雪と冬鳥の動向 選挙以後昨今の頭痛。
- 本日ロッテアライリゾートで。
- 午後揃って姪が訪ねてきた。
- 今年の陶芸展示は「現代茶碗展」です。
- 県立大潟水と森公園でグレートピレニーズを連れたA氏と出会う 選挙が決着して。
- 雪と車 そして選挙。
- 直江津、無印良品で。
- 2月の好天、期日前投票。
- 新たな倉石隆作品「節句」。
- 本日誕生日だった。
- 最近の妻の料理から、夕食。
- 道路を歩く雌キジ三羽。
- 大雪のなか髙田大手町6「浮遊のいえ」に一泊した。
- 道路に出てくる野鳥。
- 早起きは何文の徳になったのか ザクロとハクガン。
- 長くなりそうな本物の大寒。
- 今年の倉石隆展はやって来た作品「少女」を囲んで。
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