頸城野点景

いよいよ季節風 TPP:美田は誰のもの

2011年11月15日(火曜日)

昨日静かな秋と書いた。それが今日一転して気温が下がり季節風が唸り、ついに冬将軍が使者をよこした。 

 

初冬の道
往診の帰り道

 

雨風の中、4軒の家を回った。脳卒中後、リハによって少しずつ嚥下が出来るようになった農家の家長が食い入るように国会中継を見ていた。

 

 

上越の美田
上越の美田

 

TPPの実際がどんなものであれ、美田は日本の農家と私たちのために残されなければならない。草が生えるようならこの国をもう日本とは呼べなくなる。

 

まさかそれを仕切るのは、いずれアメリカ人か中国人か、という話ではないだろう。  

初冬のバラ
家に帰ってバラに気がついた。  

昨日いただいたお菓子は小さいながらやはり夜光パン。もしも夜行パンでも情緒があろう。

上越市大潟区・海辺の松林 森林ボランティア

2011年11月5日(土曜日)

曇りの午後大潟海岸の松林を歩いた。

 

天然の自立した閉鎖林はともかく、居住地域の森林は管理なしには維持されない。植えるのは簡単だが手を入れなければまたたく間に荒れ果てる。人を育て和ませる森林も、荒れれば悲しみの景観でしかない。 

 

1見晴台
鵜の浜温泉からすぐの見晴し台
3波音を聞きながら
波音を聞きながら
5落ち葉さらげの跡
松葉さらげの目跡
7坂道
坂道
2海へ
海へ
4粘る松
強風の浜でがんばる松
6Hobbyおおがた
Hobbyおおがた
8若松
祈りが込められている

 

かって当地の信越線沿いには広大で夢のごとき松林があった。春は松風の音を聞き、夏は涼みに、秋は沢山キノコが出た。ゆるやかな起伏の林、春秋鳥のさえずりは絶えず、山桜、ナデシコ、オミナエシが咲き、何時間でも歩けた。

 

それが開発によって見る影もなく荒れ果て人を拒絶している。失ったものは大きい、わずか30年、あっという間だった。

 

いま、上越市大潟区ではボランティア団体が「松葉さらげ(松の落ち葉さらい)」、草刈りなどの作業によって、海沿いの松林を育てている。

 

その甲斐あって、林は蔦に絡まれることもなく幹の足許まできれいに見えて素晴らしい。進んで手入れをされるボランティアの方たちには本当に頭が下がる。

 

何カ所か若松が植えられていた。
周囲は整えられ、育て、と祈りが込められていた。

 

9キジ飛んだ

竹藪に近づくとキジ?が飛び立った。

 

大潟区には森林を育てる以下のようなボランティア団体が活動しています。
Hobbyおおがた
だいばま会
渋柿浜松露の会
大潟森林ボランティア 

 

 大潟の人たちは、あの夢のようだった一帯の松林を忘れられないのです。四季折々美しい景観はまた、子どもたちを伸び伸びと育んだのではないでしょうか。 

 

それにしてもかつて美林だったJRと国道8号線に沿う林。どこが主体なのでしょう、祈りもなく思いついたように松を植え、手入れはあまりされず荒れ止みません。病む緑を見ることは悲しく本当に残念です。

高田、直江津 暮色

2011年10月22日(土曜日)

本日、親鸞聖人七百五十回忌記念茶会があった。宇喜世と浄興寺の二会場で行われたが、時間が迫って後者の会場のみ伺った。

濃茶、薄茶両席の待合で聖人等身影と恵信尼(えしんに)公御文の貴重に浴した。晩秋の茶会は賑わいと共に、随所に名残の風情が漂い心に沁みた。

 

濃茶は妻の知人がお点前をされた。濃茶に相応しい緊張が伝わり心こもった茶が美味しかった。宗泉先生、宗米先生、有り難うございました。

 

高田小町にて

時間まで高田小町を見学

茶会
茶会
新しい道
初めて通った新しい道

白花ホトトギス
あるお寺に満開の白花ホトトギス
船
Harbor Light

シロダモ?

浄興寺の境内、シロダモらしい花。
穏やかな黄色に惹かれた。

 

夕刻から高田世界館で「煙突の見える場所」を見る予定。時間まで車を置いて寺町を歩いた。
山野で減りつつある照葉樹林は社寺林とも言われ寺などでまだ大切にされている。シロダモらしき樹もそうだが、高田寺町界隈では雪国には珍しい常緑広葉樹が見られるようだ。

いくつかの寺院を訪ねてみた。樹木も珍しかったが、ある境内で一面にシロバナホトトギスが咲いていた。自分など一株育てるのに苦労しているのに、こんなに群生するとは。今度はもっと明るい時間に歩いてみたいが、黙って境内に入ってもいいのだろうか。

 

映画は胸を打った。戦後、砂利道の東京下町、正義や権利という言葉が生々しく息をしていた時代の物語だ。美男美女が貧しさの中の真心を引き立たせ、あっという間に時間が過ぎた。
高峰秀子は劇中二回あくびをして、二回とも釣られた。森雅之にはまったく反応しなかった。高峰秀子は迫真だった(夜叉のごとき田中絹代もまた)。

 

映画館は滅多に入らない日頃、今日は高田世界館に来て良かった。

 

夜の直江津港、船舶の灯りは印象的だ。灯りの下でクルーたちはどんな時間を過ごしているのだろう、羨ましくもありいつ見ても楽しい。

午後はもみがら焼きの煙  夕刻は牧田由起さんのコンサート

2011年10月15日(土曜日)

昨日午後は小雨混じりでやや温暖。往診に出向いて田んぼに出ると凄まじい煙が目に入った。火事と見まごうそれは、もみがら焼きか。

もみ焼き?

車は煙の中を逃げるように走り抜けている。もみがらは田にすき込み、焼くのは原則禁止。例外の燻炭は一定の配慮を、とされている。

  

10年以上も前の三ヶ月間、交換留学生のステイを引き受けた。清澄の国ニュージーランドの高校生だった。通学には電車やバスの便が悪く車で送り迎えをした。秋、田に登る煙を見ると、「信じられない」、と彼は涙さえ浮かべて怒った。

 
まさか常態ではなかろう。COPD、ダイオキシン関連、交通などへの悪影響。農を応援している者にとって昨日のあまりの煙は少々残念だった。行政から指導などがあったかも知れない。 

 

牧田由起ヴァイオリンコンサートチケット
午後7時から牧田由起さんのヴァイオリンコンサートがあった。ヴァイオリンとヴィオラを佐々木友子さん、ピアノは金子陽子さんが共演された。大潟音楽協会の主催でまちづくり大潟が支援していた。

 

第一部のプログラムは二曲。「二つのヴァイオリンのためのコンチェルト(ヴィヴァルディ)」と「ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲(モーツアルト)」だった。

 

三人の息はぴったりで、弦楽器は歌いに歌い、ピアノは縦横に奏でられた。モーツアルトは饒舌かつロマンティックで、演奏者と聴衆へのもてなしでいっぱいだった。会場は我が家のすぐ近く、楽しいコンサートだった。

夕暮れの尾神岳 おなかぺこぺこ

2011年10月9日(日曜日)

今日日曜日の夕方、 昨日から来ている東京の若者、子供たちと夕暮れの吉川区の尾神岳へ行った。

 

つづら道を車で登り、パラグライダー離陸場へ出ると一気に視界が広がる。みなオーッと声を上げた。尾神岳の風景の広大さと海までの遠近感はいつ見ても素晴らしい。まるで浮遊している感じになる。

 

尾神岳の夕暮れ 
尾神岳からみる今日の夕暮れ風景

 飛翔
尾神岳はパラグライダーでも全日本級の場所として有名
写真は昨年11月、シーズンオフ直前の頃

 

おなかぺこぺこ おなかぺこぺこでピザにうっとり 

鵜の浜温泉に泊まり、渚であそび直江津の水族館を堪能して子どもたちはおなかぺこぺこ。

尾神岳から帰って夕食のピザとパスタをまことに気持ちよく頬ばった。

飛行機雲とハマゴウ

2011年9月29日(木曜日)

午後休診の夕刻、樹下美術館の庭で続けて飛行機雲を見た。写真に撮って大きくするとそれらしい機体が見えた。初めのは戦闘機で次が旅客機かな。

 

空港が近い都会なら好きなだけ飛行機を見ることが出来る。しかしこちらではやはり珍しい。

 

空にカメラを向けて喜んでいる自分に子供っぽさを禁じ得ない。

飛行機雲1 
飛行機雲2 
飛行機雲1トリミング 
飛行機雲2トリミング 

飛行機雲ハマゴウ
夕暮れのハマゴウ 

帰り道いつもの四ツ屋浜に寄ると印象的な夕焼けが見えた。頭上にゲジゲジのようになった飛行機雲。わずかな時間で随分変わる。

 

間もなく10月という海岸にぽつぽつと「ハマゴウ」が咲いていた。夕暮れの名残花、よく見るとういういしくて可憐だった。

上越市最近の話題から その2厚生産業会館

2011年9月28日(水曜日)

日頃ぼんやりしていても時には気になる上越市の話題があります。最近では仮称・厚生産業会館でしょうか。予算規模は知りませんが“相当な額”にちがいありません。
厳しい社会情勢の中、貴重な地域事業費をある種犠牲として建設される施設が、削られるものを越える福音を有するのでしょうか。僭越ながらいくばくかの疑問、および何時かはと、拙い提案を記させて頂きました。

疑問:予定施設の建設場所について、高田駅を含めた中心市街地あるいは公園などが候補として挙げられているようです。そもそも建物は目的ごとに相応しい場所があるはずですが、公園と駅近くの市街地では随分と環境に違いがあります。これは、今もって施設の目的や内容が曖昧であることを伺わせます。濃度の薄いものを果たして公約と呼べるのでしょうか。「何処かに何かをつくらせて」という流れに見えて悲しくなります。
また仮称にしても厚生産業会館は如何にも時代遅れ、夢なき名前ですね。しかし案外実体を現わしているのかも知れません。

 

建物といえばその昔
サンルームとカフェが付いた植物園:年令に関係なく、戸外は何ものにも代え難く、生きることと両輪のような関係があります。それが上越地域では冬期の何ヶ月も雪に閉ざされ外が遠のきます。
降雪の日、整備された道路から暖かな植物園へ入る。全市民に開かれた園内はランニングもよし車椅子も安心、緑と花に憩いましょう。
夏の冷房は貯雪を利用し冬期の暖房費をカバーする。おそらく維持管理は建設よりも大変でしょう。しかしそれだけの価値がありませんか。この夢を7,8年前の同業誌に載せたことがありました。

プロジェクトなら
トータルな企業誘致:避難を続けられる福島県の方々はまだ多いと聞いています。また離県も真剣な課題だと想像されます。そんな皆さんに「上越へいらっしゃい」と大声で呼び掛けるのはどうでしょう。
用意するのは懇切な職業訓練と住宅、企業に対しては税やインフラ、土地提供など思い切った優遇措置です。もちろん地元にも呼びかけます。
順次火力発電所の完成に合わせ「クリーン都市・上越構想」などを。本気なら試みは国・企業の注目を集め、補助のボーナスや全日本レベルの話題も夢ではないかもしれません。
雑草の管理もして足許もクリーンに。

 

多くの為政者は自らの足跡を記すが如く税を用いて建物を作りました。明晰な現市長はそんな古い方ではありませんので賢明な税配分が期待されます。

 

 上越の水田
手入れの行き届いた上越地域の水田

ある下越の海岸旧中条町の海岸 イメージとして用いました

 

 以上夢見る納税者の不明不遜をお許し下さい。
 上越市最近の話題から その1新幹線に続けて記しました。

 

 司修氏講演会

お客様 燕市 新潟市 関根日出男先生 鵜の浜温泉 

2011年9月24日(土曜日)

どのくらい雨と寒さに苛まれたことだろう、今日は爽やかに晴れ上がった。樹下美術館は新潟市や燕市、そして地元の方たちからお訪ね頂いた。

新潟市のご夫婦は2,3月の新潟市の拙生作品展で知って、燕のお二人はお友達から聞いてと、それぞれお見え下さった。 

 

土曜の仕事は午前だけ。それが連休の中日とあって忙しかった。夕刻の鵜の浜海岸は若い人達が多くて驚いた。

釣り 
写真を撮る 
人魚の像 
浜辺の人魚像
渚 
車 
砂の造形 
砂の城 両端に橋もあった

 

お茶とお菓子

塩野のお菓子とあって、我が家のとっておき魯山人の茶碗を出した。

 

午後、東京から姉夫婦が来て昼食を一緒した。久しぶりに義兄、関根日出男氏にお会いして楽しかった。氏は耳鼻科医でチェコ文化研究家。チェコ文学の翻訳と紹介、音楽ではドヴォルジャークおよびヤナーチェクなどの研究を通して日チェコ友好に貢献されている。

 

夫婦は日帰りだった。見送って海へ行き、夕食を終えると頂戴した赤坂「塩野」のお菓子で抹茶を飲んだ。

 

オタク化する生活、樹下美術館であれ鵜の浜であれお客様はますます有り難い。

 

司修氏講演会 

高田はいい街だ A級がいっぱい

2011年9月17日(土曜日)

油絵の材料を買いに高田へ行った。車を留めて夕刻小雨の高田公演を少し歩いた。とても良かった。

プロムナード2 
いい雰囲気だなあ

プロムナード 
東京に勝っているかも
橋 
高田姫の行列などみてみたい

彫刻 
こんな彫刻があって高田の人は幸せだなあ

 

 本町通りもしっかりしてきれいだし、高田はA級の街だと思う。

夏を惜しんで  鵜の浜温泉の花火

2011年8月27日(土曜日)

夜、花火の音が聞こえた。潟町の自宅二階から見ると近くのお宅越しによく見えた。上がっているところは上越市大潟区の鵜の浜温泉。

 

心ずくしとて8月初旬から6夜にわたって続けられた「色彩花火」が終わる日に当たる。毎回短い時間ながらカラフル、そしてなんとも愛くるしかった。現場では音楽もかかっているそうで楽しかろう。

 

鵜の浜の花火 ご近所のお宅ごしに見えた花火

 

今年の海水浴シーズンも終わる。震災の影響が心配されたが、盛期はお天気に恵まれ賑わいを保ったようだ。
これから澄んだ秋の空と夕陽のシーズンが始まり、魚もいっそう美味しくなる。

 

ホテルと民宿が10数施設、素朴ながら精一杯のもてなしの鵜の浜温泉。いつも応援しています。

2026年2月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728

▲ このページのTOPへ