白鳥はコブハクチョウだった。

2012年11月22日(木曜日)

木曜日は午後からの休診日。昨日一羽で佇んでいた白鳥が気になっていたので見に行った。昨年2月、病んだオオハクチョウを保護していただいたのもすぐ近くだった。

 

昨日はじっとしていたが、今日は刈り田に入って僅かの穂を食べていた。穂は空なのに一生懸命嘴でしごくようにして食べる。あるいは水際に来て草の根をついばんだ。この程度のもので満たされるのだろうか。

 

白鳥1

 

 白鳥2
近づいいてよく見るとコブハクチョウだった。

 

近寄っても飛び立たず、小さな声でフーと啼いて威嚇した。そばに寄るととても大きく感じる。哀しげにも、悠然としているようにも見える。もしかして病んでいないのかもしれない。

 

毛繕い
毛繕いをする。

 

ちなみにコブハクチョウは公園などの観賞用としてその昔ヨーロッパから移入されたものだという。野生化して地域に定着したり、大きな群を作らず優美で、人に慣れているものが多く、時には餌をねだったり、時に威嚇攻撃することもあるらしい。

 

今年8月に近くの大潟大潟水と森公園で一羽のコブハクチョウを見たが、この個体はそれなのか。

 

潟町の駅
夕暮れの信越線潟町駅。小さな池に面している駅は水に映ってきれいだ。

本日の事 ピクルス 空 白鳥。

2012年11月21日(水曜日)

インフルエンザワクチンの接種が最後の山場にさしかかり、いつもの倍くらい忙しい。スタッフが頑張ってくれて助かる。

 

小学校で移行学級の健診があった。目立った肥満が見られず、健康意識が向上しているように感じた。 

 

ピクルス
妻が作ったピクルス。

 

午後の空
健診が終わる頃、雲が分かれてきて。

 

夕刻の空
夕刻の在宅回りは晴れてきた。

 明日は好天らしい。

 

1羽の白鳥
途中の田に白鳥が1羽、動く気配がなく少々心配だった。

 

本日も柿を頂いた。

小さな青空サービス 三回目の鑑賞会 大垣の柿。

2012年11月20日(火曜日)

今年の秋は雨ばかり、あるいは今年の夏は暑い、または寒い、などおよそお天気の感想は悪い場合が多い。今年の春は何て調度良いのでしょう、というような話はめったに聞かない。

 

青空本日は季節風の強い雨交じりのお天気。時々小さな青空のサービス。

 

皆様と
三回目となった作品鑑賞会。私自身の勉強にもなり楽しかった。

 

柿また柿を頂いた。このたびは岐阜県の柿農家へグループで行かれた方からの見応えある富有だった。一ケを妻と半分こ、芸術品と言っても過言ではない味応えだった。

箱根の人 小学時代にキャディさん。

2012年11月18日(日曜日)

87才のAおばあさんはいつもにこにこしている。お家から当院までは、幾つかゆるい坂のある2キロの道のりだ。先日、どうやって来られましたか、とお尋ねした。

 

「三輪自転車をこいで来ましたよ」
自転車とはお年を考えれば驚くべき脚力だ。実はAさんは私が知っている当地で唯一の箱根出身者である。

 

「山で鍛えた脚なんですね」

「はい、小学校でキャディもやりましたから」

「えっ」

自転車のあとはキャディさん、二度びっくりだった。 

「仙石原、仙石原のゴルフ場ですよ。私は小柄だったのでみんなより一年遅れましたけどね」

 

 ああ、嘗て神戸だったか黎明期のゴルフ場の写真で、着物を着た子どものキャディ姿を見たことがある。Aさんはそれを箱根で経験されたんだ、なんて貴重な人だろう。

子守、奉公、昔の田舎の子どもたちは早くから家を助け、社会と交わった。なるほど箱根にキャディさんか、しかも人気だったらしい。

 

開場まもないころの仙石ゴルフ場Aさんがキャディをした日本で最も古いコースの一つ富士屋ホテル仙石ゴルフコース。大正6年、開場当時の写真。確かにキャディさんは子どもたちだ。
富士屋ホテル、仙石ゴルフコース開場95周年ホームページより©) 

 

写真は研修だろうか、大人に混じる子どもたちは愛らしく、真剣だ。仙石原でキャディを経験し、後に自らゴルフを楽しんだ人達は少なくなかったという。

 

ところでその昔、私は家族と箱根で正月を過ごしたことがある。雪国と違い連日の好天で日差しは眩しいほどだった。

後年越後へ嫁いだAさん、雪と田仕事の辛さは想像以上だったらしい。

 

「一生懸命やりましたよ」 

Aさんがいつもにこにこされるのは、かつて浴びた箱根の日差しのせいですか。

 

間もなく駅伝が始まりますね。

米山の雪化粧 季節や時代と血糖値。

2012年11月16日(金曜日)

風、雨、雷、この数日の荒天は騒々しいものばかりに見舞われた。それが本日はシンと静まり澄んだ青空が広がった。

 

妙高連峰はすっかり冬の装いとなり、本日の米山は上三分の一に雪化粧が施されていた。

 

夕映えの米山
夕映えの米山の雪化粧。尾神岳はほとんど消えている。

 

ところでこのところ患者さんの血糖値が少々上がる人が多い。そんな方たちで「柿が美味しくて」、と仰る方が少なくない。今年は当たり年らしく、柿の話を多く耳にする。私たちも何度か頂いた。

 

柿美味しそうな富有柿。小ぶりでとんがってカリッとした筆柿もいいですね。
ただし柿は重量当たり梨より20%近く、りんごよりおよそ10%もカロリーが多い。
中くらいのものでご飯一膳と同じなので「ついつい」を用心して。

 

ところで冬はモチとミカンに運動不足、夏はビールとつまみと意外な野菜太り、秋は果物、、、。季節ごとに血糖が上がる要因があり、宴会もまた影響を与える。
ただし運動や農作業が始まり、糖質の食品がやや少なめな春の途中から初夏まで、わずかに下がる傾向があるようだ。

 

戦後の食品教育でビタミンC補給のため、“もっと野菜と果物を”と言われた時期があった。随分改善されたが今度は後年まで、果物の過剰による過血糖を見るようになった。

 

また嘗て肥満気味の栄養士さんや保健師さんの指導では、食事よりも運動がより強調されることがあった(後ろめたさがそうさせた)。運動によってお腹が空き、返って余計に食べてしまい逆効果に警戒が必要だった。

 

バランスがことさら強調された時代もあった。オーバーカロリーの人が野菜果物の不足を指摘され、バランスの名の下に過剰な野菜や果物を追加し、さらに血糖値を上げてしまう現象もあった。 

 

糖尿病とその予備軍は本当に多い。当院で9月末から一ヶ月間を調べてみると、診療回数のおよそ35%がそのような方だった。運動は取り組みやすいが、食事は当人が嫌気をささないよう配慮が必要だ。将来のために自覚を促しながら、体重を目安に親身になって意識を維持して頂くようにしている。

 

適切な総カロリーの概念は50年近く前から言われていた。ようやく近年医師の指導のほか会社の担当さん、保健婦さん、インターネットの学習など、全体で意識が高まりつつあるように見える。

 

あまりお金が掛かる方法は勿体ないので避けた方がよいのではないでしょうか。

設計家大橋秀三さんのこと 初冬の高田公園。

2012年11月15日(木曜日)

この二日間、しばしば雷がごろごろ、しかも非常に大きな音で鳴る。気温が下がり冬に向かって季節の足は速い。

 

午後、建築関係の方たち10名様が、当館の設計士・大橋秀三さんとともに来館された。私の話も聞きたいということで顔を出した。

 

なぜ大橋秀三さんだったのか、という急所の質問を受けた。
答は非常に簡単。ある会合で出遭い、その時「とても格好良かったから」とお答えした。設計、施工管理のお付き合いにおいて確かに色々あった。しかし案の定、氏の造形感覚、個性、根性、そしてヒラメキともに尋常ではなかったこと、無二の出会いを幸運に思っていることをお話した。(褒めすぎ?)

 

白鳥
夕刻油絵の具を買いに髙田の大島画廊さんへ行った。頸城区の田んぼに多くの白鳥。(近づくと首をもたげて警戒される。この4~5倍の数がいました。)

 

公園通り
夕刻の髙田公演の通り。まだ残る桜の紅葉が印象的。

 

髙田公園はスケールが大きく、四季折々に立派な見どころを有している。今後新たなハコモノで邪魔などせず、麗しさの維持管理でまこと十分に思われる。

 

公園+会館(ホール)は旧常識かもしれない。

荒天の日、二回目の鑑賞会。

2012年11月13日(火曜日)

次第に荒天となった午後、鑑賞会に見附市と上越市からお三人ずつお見えになった。

 

悪天候のご来場に張り合いを感じる。皆で自己紹介の後、二人の作家のプロフィールを説明させていただき、場内を回った。

 

倉石さんでは戦後の髙田時代、伝票などおびただしい書類の裏表に描かれた素描。油絵「秋」と芸術雑誌における倉石氏。謎だった西洋の女性を描いた油絵と、バルザックの小説「従姉妹ベット」の挿絵のことなどを聞いて頂いた。

 

記念写真
終えて記念写真。

 

齋藤さんでは師、富本憲吉の如実な影響。年代に見られる作品の特徴。作品入手のエピソード。雪持ち笹の紋様に関する話題などをお話させて頂いた。

 

 窓
終わってカフェに降りると外は激しい風雨。
お茶と雑談のあと在宅回りが近づきお先に失礼した。

 

皆様はゆっくりされたとお聞きしています。楽しい時間をご一緒できて嬉しく存じました。

 

作品鑑賞会
来る20日(火)、27日(火)も開催いたします。宜しければどうぞお寄り下さい。

新たな出発。

2012年11月12日(月曜日)

本日、ある人が強大な権力による執拗で不当ないわれからひとまず解放された。上告によってさらに暗黒を重ねるなど無きことを心から願っています。

 

 今日の日本海
今日の日本海、荒海と日差し。

ロイヤルドルトンのカップでトーストの夕食 窓に写る「秋」の少女を見ながら。

2012年11月11日(日曜日)

今夕、時折雨が交じる庭で低い木々の冬支度をした。アジサイ類、ヒメウツギ、ニシキギ、チョウジザクラなどに支柱を立てて縛る。

 

トサミズキほかにまだ沢山あるが雨が強くなったのでお終いにした。

 

妻は所用で出かけ夕食は美術館のカフェでトーストを食べた。夕食にトーストとは非常に変わっているが、たまには良いと思った。

 

トーストセット

レギュラー珈琲は気に入ったいるロイヤルドルトンのデミタスカップに入れてみた。パンの加減がよく、弟から届く「いばり子豚」のハムも美味しい。
セットは二杯分の珈琲付きで800円でした。

 

ガラス窓の「秋」
ふと見ると、窓ガラスに背後の絵画ホールにある「秋」の少女が写っている。
狭い階段通路を通して写るこの絵が見えるのは左から4番目の席で、しかも夕刻にくっきりする。

 

絵は庭の木立の中に浮かぶ趣、一人の夕食を少女を見ながら楽しんだ。

ヘンリー8世からエリザベス1世まで、16、17世紀のイギリス音楽は貴重だった。

2012年11月11日(日曜日)

昨夜、加久間(かくま)朋子さんのチェンバロ、辺保(へんぼ)陽一さんのリコーダー、賛助出演のギター山上洋路さんによる音楽会が樹下美術館であった。

  

会場して

予定を越えて70席のご来場があった。

 

荘重なチェンバロは鮮やかに時代をよみがえらせ、リコーダーは鮮明に歌った。ギターが加わるとサウンドはより深みを増し、晩秋にふさわしい音楽会となった。

 

1庭の木々
庭の木々

リハーサル1
リハーサル

解説の一コマ
解説のひとこま。

2カフェ
誰も居なくなったカフェ

リハーサル2
リハーサル

演奏2
演奏

 サブタイトルは“16,17世紀のイギリスの音楽黄金時代に遊ぶ夕べ”。ジョン・コペラリオ、ジョン・プレイフォード、マシュー・ロック、ニコラ・マティス等々特殊で限られた時代の英国の音楽家を誰も知らない。様々な表情の楽曲は全て初耳。しかしそれだけ貴重かつスリリングであり、多くが舞曲ゆえ自然に楽しめた。

 

演奏家さんたちから、お客様の熱心な反応に感激した、樹下美術館はとても癒される、と感想がありました。ご来場の皆様、演奏者の皆様、本当に有り難うございました。

新しい万年筆とインク。

2012年11月8日(木曜日)

個人的な依頼状や礼状など手紙類のほとんどは万年筆で書いてきた。ずっと外国のカートリッジ式のものだったが、ペンの走りにやや抵抗感がありかつインク切れは早かった。

 

高かったが、思い切ってパイロット万年筆カスタム743の吸引式に替えた。驚くほどスムースな書き味、生涯の文房具となることを約束させてくれた。

 

万年筆とインクインクは沢山ある色彩雫(いろしずく)シリーズからasa-gaoを選んだ。
インクビンは「日本パッケージデザイン大賞2011」で家庭用品・一般雑貨部門の金賞を受賞したという。すっきりしたデザインだ。

 

振り返れば初めて学生服の胸ポケットに万年筆を入れたのは高校時代ではなかったか。昭和31年から数年間の、途切れ途切れの日記は多く万年筆で書かれている。きっと髙田の本町商店街の文房具屋さんで買ったものだろう。

 

キーボードで書くことは多いが、筆記には昔の人々の意気が伝わるようで情緒が感じられる。

 

万年筆はキャップ取り外しなどの「キャッポッ」という音も、ならではの味だ。母の喪で一年休んだ年賀状、今年は新しい万年筆で楽しめれば。

海は荒海 山からなめこ。

2012年11月7日(水曜日)

移りゆく秋、過ぎた季節を思う間もなく雪を心配しながら冬仕度が始まる。

 

9月下旬鵜の夕暮れ
9月下旬の鵜の浜温泉駐車場。まだ暑さの名残があった。

 

本日強風の鵜の浜本日の駐車場。連日吹かれるが、荒海を見にくる車や温泉宿にも来客がある。 

 

本日は上越市牧区(旧牧村:村の方がはるかにイメージが広がる)府殿の縁者から沢山ナメコが届いた。

「まだいっぱい採れるでね」と電話の声。

 

なめこ
麗しい山の幸!間もなく初雪になるのか。

初めての作品鑑賞会。

2012年11月6日(火曜日)

初めての試み「作品鑑賞会」。本日午後一時半から、不詳館長が作品を説明してご案内する一回目の会を行いました。

 

いつもなら休館日の火曜、お一人でもいいと思っていましたところ、8名のご来館でした。最初にカフェで資料とともに作家の概要を述べさせて頂き館内を回りました。

 

古い画帳など
古い画帳など。

 

カフェで1
終わってカフェで研究。

師の器
師達の器。

 

カフェで2
終わってカフェで歓談。

作品の傍らに資料やゆかりの品を置いてご説明しました。小ぶりな場内を皆様とご一緒し質問を受ける。思った以上に楽しい時間でした。

 

新発田市と長岡市からのお客様、齋藤真一画伯の多くの極めて貴重な絵画を上越市に寄贈された池田氏と関係者さん、高校の先輩と友人、皆様有り難うございました。

 

今後13日(火曜日)、20日(火曜日)、27日(火曜日)と行います。まだ余裕がありますのでお申し込みをお待ち致しています。

作品鑑賞会

 

花束スタッフから頂いたお花です、今日は妻の誕生日でした。

 

●●音楽会のお申し込みはいっぱいとなり締め切らせて頂きました、まことに有り難うございました。

お届け頂いた倉石隆の銅版画。

2012年11月3日(土曜日)

東京の篤志家の方から倉石隆のお手持ちの版画6点をお届け頂きました。

 

テレビ局に長年おられ、後に画廊を開かれた方からのお申し出でした。樹下美術館のことをネットでお知りになったということ。ホームページやノート(ブログ)がこのような形でご厚意に繋がることを嬉しく思います。

 

遠くからのご厚情は感謝に堪えません、春のご来訪を心からお待ち致します。

 

作品は銅版画で、大部分が女性の像でした。中の二枚はバルザックの小説「従姉妹ベット」の挿絵原画。ほかに「カラマゾフの兄弟」ではないかと想像される原画もありいずれも興味深いものでした。

 

1画像 002何かで見たことがあり、挿絵の原画ではないかと考えられます。

2画像
「従姉妹ベット」のアドリーヌ

4画像

一本一本の髪がはっきり触れる作品。

3画像 001
「従姉妹ベット」のリスベット

 

5画像 002

大きな瞳がとても印象的。

 

6画像 001
「カラマゾフの兄弟」の挿絵ではないかと考えられました。

倉石隆氏は主に油絵の作家でしたが、銅版画にも熱心に取り組まれました。多彩なテクニック、画面に浮かぶ作者の手の感触、あるいは深いプレートマーク (縁に現れる凹み)など銅版画は独特の魅力があります。

 

 この度の作品もそうですが、おしなべて氏の女性は一般的な美人ではありません。人柄や折々の感情が表現され、物語が秘められています。見飽きることがないのはそのためかと思います。

  

いずれ「従姉妹ベット」に関わるエピソードを書いてみたいと考えています。連日の悪天候ですが、そろそろ晴れてほしいですね。

昨日の雲今日の雲 催事の予約状況。

2012年10月31日(水曜日)

ここへ来てお天気が、雲がめまぐるし変わる。明日から11月、木枯らしが本格化する。樹木を好むのはいいが、宅地では落ち葉の始末が少々悩ましい。

  

昨日の雲昨日、在宅回りの途中、表に出たらいくつもの塔状の雲がどんどん近づいて来た。雲は目玉が飛び出たオバケのようでもあり、間もなく雨を伴った激しい風が吹き木の葉が舞った。気象の不安定さを感じさせる動きのある雲だった。

 

遠くに虹の色本日は昨日よりもお天気は安定した。午後4時前の海で北東(佐渡の北より)に虹色に染まる部分が見られた。荒れる季節でも虹が出れば希望がよぎる。

 

●●初めての試み・作品鑑賞会(館長の説明会)は、いずれの火曜日もお申込みがありました。しかしまだどの日も余裕があります。本日長岡市からのお二人は鑑賞会もお申し込み頂き、嬉しく思っています。

 

●●音楽会はお陰様であと5席ほどとなりました。

 作品鑑賞会

秋の音楽会のお知らせ

 

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